蒲生邸事件

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評判

蒲生邸事件の評価:

4.13/5点 レビュー 134件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全307件 81〜100 5/16ページ
No.227
(4pt)

タイムパラドックスは基本発生しないという世界観が異色の時間SF

本書の時間SFだが、ユニークなのは、過去に来た人がどんだけ歴史を変えようとしても、大方の歴史の流れは変わらず細部の差異は歴史の大きなうねりの中では殆ど影響を与えないという世界感で進行していくことである。
それ故、従来のちょっと変えてしまった事が後の出来事に大きく左右するというタイムパラドックス的サスペンスは意識的に全面に打ち出しておらず、大きな歴史の中での小市民の様子を描くことに主眼が置かれている。
中盤くらいまでタイムスリップものに定番の展開ではなく、2.26事件時の屋敷でのミステリーっぽい密室殺人がメインで進行する。そして最後で時間SFらしい現代と過去を隔てた浪漫に落ちつく。
非常にウェルメイドな出来でいいのだが、個人的には時間SFでは広瀬正のマイナスゼロの方が好みである。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.226
(5pt)

SFですがリアリティがあります

大学予備校受験のため上京した主人公の孝史が、宿泊したホテルの火災現場から、時間旅行の能力を持つ平田により、2.26事件前夜にタイムトリップしてかろうじて逃れます。物語は、そのトリップ先の蒲生大将邸での出来事と、孝史が現代に戻ってからのエピソードから成ります。
タイムトリップを主題にしたSFなのですが、蒲生憲之陸軍大将が架空なだけで、出て来る軍人の名前や2.26事件の経緯は史実に沿っていますので、リアリティがあります。きっと無いのだろうと思いつつも、”蒲生憲之陸軍大将”のWikipediaを捜してしまったほどです。
そのリアリティは、2.26事件をターニングポイントとして戦争に傾斜していく日本がたどる厳しく悲しくつらい道を知っている現代の読み手のわたしに、失われたとても沢山の命と、それを切り抜けてここまで復活させた人々の健気さに対し、腹にこたえる重い切なさを感じさせるものでした。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.225
(5pt)

SFですがリアリティがあります

大学予備校受験のため上京した主人公の孝史が、宿泊したホテルの火災現場から、時間旅行の能力を持つ平田により、2.26事件前夜にタイムトリップしてかろうじて逃れます。物語は、そのトリップ先の蒲生大将邸での出来事と、孝史が現代に戻ってからのエピソードから成ります。
タイムトリップを主題にしたSFなのですが、蒲生憲之陸軍大将が架空なだけで、出て来る軍人の名前や2.26事件の経緯は史実に沿っていますので、リアリティがあります。きっと無いのだろうと思いつつも、”蒲生憲之陸軍大将”のWikipediaを捜してしまったほどです。
そのリアリティは、2.26事件をターニングポイントとして戦争に傾斜していく日本がたどる厳しく悲しくつらい道を知っている現代の読み手のわたしに、失われたとても沢山の命と、それを切り抜けてここまで復活させた人々の健気さに対し、腹にこたえる重い切なさを感じさせるものでした。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.224
(5pt)

SFですがリアリティがあります

大学予備校受験のため上京した主人公の孝史が、宿泊したホテルの火災現場から、時間旅行の能力を持つ平田により、2.26事件前夜にタイムトリップしてかろうじて逃れます。物語は、そのトリップ先の蒲生大将邸での出来事と、孝史が現代に戻ってからのエピソードから成ります。
タイムトリップを主題にしたSFなのですが、蒲生憲之陸軍大将が架空なだけで、出て来る軍人の名前や2.26事件の経緯は史実に沿っていますので、リアリティがあります。きっと無いのだろうと思いつつも、”蒲生憲之陸軍大将”のWikipediaを捜してしまったほどです。
そのリアリティは、2.26事件をターニングポイントとして戦争に傾斜していく日本がたどる厳しく悲しくつらい道を知っている現代の読み手のわたしに、失われたとても沢山の命と、それを切り抜けてここまで復活させた人々の健気さに対し、腹にこたえる重い切なさを感じさせるものでした。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.223
(5pt)

やはり宮部みゆきはよい

宮部みゆきの作品が非常に好きなため、おそらく課題に評価しています。
ただ、好きな人としては楽しくよめます。
どうして過去を変えないのか、という所の問いの回答は、なるほど、と感じました。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.222
(5pt)

やはり宮部みゆきはよい

宮部みゆきの作品が非常に好きなため、おそらく課題に評価しています。
ただ、好きな人としては楽しくよめます。
どうして過去を変えないのか、という所の問いの回答は、なるほど、と感じました。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.221
(5pt)

やはり宮部みゆきはよい

宮部みゆきの作品が非常に好きなため、おそらく課題に評価しています。
ただ、好きな人としては楽しくよめます。
どうして過去を変えないのか、という所の問いの回答は、なるほど、と感じました。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.220
(5pt)

さすが!

今まで読んだ宮部作品ではなかなか異質な感じを受けた読み始めでしたが、さすが!一気でした。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.219
(5pt)

さすが!

今まで読んだ宮部作品ではなかなか異質な感じを受けた読み始めでしたが、さすが!一気でした。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.218
(5pt)

さすが!

今まで読んだ宮部作品ではなかなか異質な感じを受けた読み始めでしたが、さすが!一気でした。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.217
(5pt)

余韻に浸る

はじめのほうは苦手な歴史のにおいがしたり、
タイムトラベラーの要素があったりで、
はずれかもと思いながら、スローペースに読んでいたのですが、
中盤あたりからぐいっと一気に物語りに引き寄せられて、
読み終わった後はしばらく、余韻に浸っていました。

こんなに読み応えのある話を読んだのは久しぶり。

どっぷりとはまって大満足。
そしてちょっぴり切ない。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.216
(5pt)

余韻に浸る

はじめのほうは苦手な歴史のにおいがしたり、
タイムトラベラーの要素があったりで、
はずれかもと思いながら、スローペースに読んでいたのですが、
中盤あたりからぐいっと一気に物語りに引き寄せられて、
読み終わった後はしばらく、余韻に浸っていました。

こんなに読み応えのある話を読んだのは久しぶり。

どっぷりとはまって大満足。
そしてちょっぴり切ない。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.215
(5pt)

余韻に浸る

はじめのほうは苦手な歴史のにおいがしたり、
タイムトラベラーの要素があったりで、
はずれかもと思いながら、スローペースに読んでいたのですが、
中盤あたりからぐいっと一気に物語りに引き寄せられて、
読み終わった後はしばらく、余韻に浸っていました。

こんなに読み応えのある話を読んだのは久しぶり。

どっぷりとはまって大満足。
そしてちょっぴり切ない。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.214
(4pt)

歴史への真摯な姿勢が感じられます。

2.26事件に素材をとった、SF的な小説。関川夏央氏が解説を書いている。解説の中でこの小説の主人公は「歴史」であると述べている。この小説を読んで宮部みゆきが好きになった思いがする。
「歴史」に対する真摯な思いが伝わってくる。現在の高みから過去の歴史やその時の思想、行動を断罪する一部の左翼的な、イデオロギー過剰の言説とは無縁な視点でこの小説は書かれている。
2.26事件当時に生きた蒲生憲之陸軍大将が、黒井に連れられ戦後の日本を見て、そこから昭和初期の世相を批判する動きは、反射的に戦後の視点で戦前を弾劾、批判する皮相的な人々への風刺になっている。東條は抜け駆けをしなかった。その時代を生で生きていたと著者は語っている。タイムトラベルという手法で書かれているので、歴史、時といった哲学的な問題への思いを誘われる。戦前の家督相続、現代の配偶者への相続との違い等がさりげなく書かれていて興味深い。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.213
(4pt)

歴史への真摯な姿勢が感じられます。

2.26事件に素材をとった、SF的な小説。関川夏央氏が解説を書いている。解説の中でこの小説の主人公は「歴史」であると述べている。この小説を読んで宮部みゆきが好きになった思いがする。
「歴史」に対する真摯な思いが伝わってくる。現在の高みから過去の歴史やその時の思想、行動を断罪する一部の左翼的な、イデオロギー過剰の言説とは無縁な視点でこの小説は書かれている。
2.26事件当時に生きた蒲生憲之陸軍大将が、黒井に連れられ戦後の日本を見て、そこから昭和初期の世相を批判する動きは、反射的に戦後の視点で戦前を弾劾、批判する皮相的な人々への風刺になっている。東條は抜け駆けをしなかった。その時代を生で生きていたと著者は語っている。タイムトラベルという手法で書かれているので、歴史、時といった哲学的な問題への思いを誘われる。戦前の家督相続、現代の配偶者への相続との違い等がさりげなく書かれていて興味深い。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.212
(4pt)

歴史への真摯な姿勢が感じられます。

2.26事件に素材をとった、SF的な小説。関川夏央氏が解説を書いている。解説の中でこの小説の主人公は「歴史」であると述べている。この小説を読んで宮部みゆきが好きになった思いがする。
「歴史」に対する真摯な思いが伝わってくる。現在の高みから過去の歴史やその時の思想、行動を断罪する一部の左翼的な、イデオロギー過剰の言説とは無縁な視点でこの小説は書かれている。
2.26事件当時に生きた蒲生憲之陸軍大将が、黒井に連れられ戦後の日本を見て、そこから昭和初期の世相を批判する動きは、反射的に戦後の視点で戦前を弾劾、批判する皮相的な人々への風刺になっている。東條は抜け駆けをしなかった。その時代を生で生きていたと著者は語っている。タイムトラベルという手法で書かれているので、歴史、時といった哲学的な問題への思いを誘われる。戦前の家督相続、現代の配偶者への相続との違い等がさりげなく書かれていて興味深い。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.211
(5pt)

松本清張「昭和史発掘」高橋正衛「二・二六事件」

松本清張「昭和史発掘」高橋正衛「二・二六事件」を参考に、昭和史を発掘している。時間旅行者(time traveller)と同伴する主人公。最後の約束の待ち合わせが悲しい。会うまで調べなかったという気持ちが宮部流。人が大学や学力で育つのではなく経験で育つということが裏の主題かも。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.210
(5pt)

松本清張「昭和史発掘」高橋正衛「二・二六事件」

松本清張「昭和史発掘」高橋正衛「二・二六事件」を参考に、昭和史を発掘している。時間旅行者(time traveller)と同伴する主人公。最後の約束の待ち合わせが悲しい。会うまで調べなかったという気持ちが宮部流。人が大学や学力で育つのではなく経験で育つということが裏の主題かも。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.209
(5pt)

松本清張「昭和史発掘」高橋正衛「二・二六事件」

松本清張「昭和史発掘」高橋正衛「二・二六事件」を参考に、昭和史を発掘している。時間旅行者(time traveller)と同伴する主人公。最後の約束の待ち合わせが悲しい。会うまで調べなかったという気持ちが宮部流。人が大学や学力で育つのではなく経験で育つということが裏の主題かも。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.208
(5pt)

とても良かった

古本と言う事で、余り気にせずに注文しましたが。。。思っていた以上に状態も良く気持ちよく読む事が出来ました。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511