蒲生邸事件

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評判

蒲生邸事件の評価:

4.13/5点 レビュー 134件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全307件 181〜200 10/16ページ
No.127
(4pt)

まさに・・「SF歴史人情本格推理娯楽小説」を堪能しました

最後までぐいぐいひっぱり、結局、短時間で読破してしまった、
さすがの、宮部みゆき様の娯楽大作です。
ラストが「あれ?」という感じで、もっと「あ!」というような
ドンデン返しを期待していましたが、まあ、本作品の主眼は、そういう
ところにあるわけではなさそうなので、これはこれで、雄大な時間を
隔てた二人の(ある意味)再会が読者にも感慨深いものになる、という
展開ということで納得ではあります。
現代の平河町の火災事件、そして時間旅行と、二・二六事件という装置は、
あまり前面にはでてきません。これらは、現代人である孝史に、読者が自分を
感情移入させて、過去に実在し、息をし、存在し、歴史の大きな波間で
生活していた人々を、主人公と一緒に追体験するための、仕掛けにしかすぎません。
小説なので、読者によっていろいろ考えはあると思いますが、私がもっとも
感じたのは、「歴史は、積み重ねで成り立っている」というメッセージ
でしょうか。戦争や歴史的大事件でのみ現代が構成されているわけでは
なく、その時、その時代に、まさに、暮らしていた生身の人間たちの生死の
積み重ねが、連綿と今に連なることの、不思議さ、と神にも思いをはせて
しまうような、人間の運命というものへの、挑戦。
これらを、読ませるために、作者は、SF、推理小説、人情話、蒲生邸という
舞台、さまざまな登場人物、時間旅行という、ある種、ガジェットと言える
大物、小物を駆使し、読者の前に物語りとして提示してくれた。
そんな、ある種、ノスタルジーと懐古趣味にも浸れる、一級の娯楽大作を
堪能できました。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.126
(5pt)

最後は、ほろり

 おかしなもので、タイムトラベルなどしたこともないのに、もしそれができるとしたら、きっと歴史は変えられる、と思っていた。いつの時代の出来事にもそれを決定づけた事件や人物というのがいる。日本史の試験などで出てくる事柄だ。だから、それに影響を及ぼすようなことができれば、歴史は変わるんじゃないかと。そうすれば、たくさんの人がなくなってしまうような事件や事故を防ぐことができるんじゃないか、と思っていた。
 しかし、ここに出て来るタイムトラベラー平田は「歴史の細部は変えられても、歴史そのものは変えられない。そんなことをしようとしても、それは所詮”まがいものの神”でしかない」と言う。最初はそれが理解できなかった。日本が戦争に突入しない方法、原爆が投下されない方法、または、これほど大きな犠牲をだす前に戦争をやめる方法・・・なにか手だてがあるんじゃないか、そう思いながら読み進めた。
 しかし、読んでいくうちに彼の言うことがよくわかった。私たちは後世の人間として、なにが起きるか知っているから後からあれこれ批評もできるけれど、その時代に生きている人たち全ての考えでも変えない限り、歴史を変更するというのは無理なのだ。たとえば東條首相を暗殺したとしても、別の東條がでてくる、それだけのことなのだ。
 歴史というのは、人間が積み上げていくものだけれど、個々の出来事に多少の変更があっても、それは歴史全体にはたいした影響のないものらしい。読んでいて、その点は納得ができた。戦前に戻り、自分の祖父や祖母を戦災から守ろうとすることはできるかもしれない。だけど、戦争そのものを防ぐことはできない。
 だからこそ、今この時代に生きている、ということが大事になってくる。これからの歴史を決定づけるのは、今を生きている私たちなんだから。
 私はSF小説があんまり好きではないので、おもしろいんだろうか、とあまり期待せずに読み始めたこの作品、先が気になって、これだけの厚さだというのに一気に読んだ。あまり急いで読んでしまったから、もう一度ゆっくり読みたいな、と思っている。設定がタイムトラベルした先の時代だからジャンルとしてはSFになるんだろうけれど、いやはや、そんなジャンル分けできるような小説じゃない。いろんな要素を詰め込んだエンターテイメントです。
 蒲生邸で働く女中・ふきと、この戦争を生き延びたら浅草で会おうと約束する。昭和20年に蒲生低付近も大規模な空襲にあうことを知っている孝史にしてみれば、会えない確率の方が高い、切ない約束だっただろう。まがいものの神でもいい、せめて関わりを持った人たちだけでも幸せになってほしい、という彼の気持ちが痛いほど伝わってきた。
 推理小説の要素もありながら、最後はほろりとさせてくれる。終戦記念日間近のこの時期だからこそ、いろんな人たちに読んでほしいと思う作品だった。
 
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.125
(5pt)

最後は、ほろり

 おかしなもので、タイムトラベルなどしたこともないのに、もしそれができるとしたら、きっと歴史は変えられる、と思っていた。いつの時代の出来事にもそれを決定づけた事件や人物というのがいる。日本史の試験などで出てくる事柄だ。だから、それに影響を及ぼすようなことができれば、歴史は変わるんじゃないかと。そうすれば、たくさんの人がなくなってしまうような事件や事故を防ぐことができるんじゃないか、と思っていた。
 しかし、ここに出て来るタイムトラベラー平田は「歴史の細部は変えられても、歴史そのものは変えられない。そんなことをしようとしても、それは所詮”まがいものの神”でしかない」と言う。最初はそれが理解できなかった。日本が戦争に突入しない方法、原爆が投下されない方法、または、これほど大きな犠牲をだす前に戦争をやめる方法・・・なにか手だてがあるんじゃないか、そう思いながら読み進めた。
 しかし、読んでいくうちに彼の言うことがよくわかった。私たちは後世の人間として、なにが起きるか知っているから後からあれこれ批評もできるけれど、その時代に生きている人たち全ての考えでも変えない限り、歴史を変更するというのは無理なのだ。たとえば東條首相を暗殺したとしても、別の東條がでてくる、それだけのことなのだ。
 歴史というのは、人間が積み上げていくものだけれど、個々の出来事に多少の変更があっても、それは歴史全体にはたいした影響のないものらしい。読んでいて、その点は納得ができた。戦前に戻り、自分の祖父や祖母を戦災から守ろうとすることはできるかもしれない。だけど、戦争そのものを防ぐことはできない。
 だからこそ、今この時代に生きている、ということが大事になってくる。これからの歴史を決定づけるのは、今を生きている私たちなんだから。
 私はSF小説があんまり好きではないので、おもしろいんだろうか、とあまり期待せずに読み始めたこの作品、先が気になって、これだけの厚さだというのに一気に読んだ。あまり急いで読んでしまったから、もう一度ゆっくり読みたいな、と思っている。設定がタイムトラベルした先の時代だからジャンルとしてはSFになるんだろうけれど、いやはや、そんなジャンル分けできるような小説じゃない。いろんな要素を詰め込んだエンターテイメントです。
 蒲生邸で働く女中・ふきと、この戦争を生き延びたら浅草で会おうと約束する。昭和20年に蒲生低付近も大規模な空襲にあうことを知っている孝史にしてみれば、会えない確率の方が高い、切ない約束だっただろう。まがいものの神でもいい、せめて関わりを持った人たちだけでも幸せになってほしい、という彼の気持ちが痛いほど伝わってきた。
 推理小説の要素もありながら、最後はほろりとさせてくれる。終戦記念日間近のこの時期だからこそ、いろんな人たちに読んでほしいと思う作品だった。
 
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.124
(5pt)

最後は、ほろり

 おかしなもので、タイムトラベルなどしたこともないのに、もしそれができるとしたら、きっと歴史は変えられる、と思っていた。いつの時代の出来事にもそれを決定づけた事件や人物というのがいる。日本史の試験などで出てくる事柄だ。だから、それに影響を及ぼすようなことができれば、歴史は変わるんじゃないかと。そうすれば、たくさんの人がなくなってしまうような事件や事故を防ぐことができるんじゃないか、と思っていた。
 しかし、ここに出て来るタイムトラベラー平田は「歴史の細部は変えられても、歴史そのものは変えられない。そんなことをしようとしても、それは所詮”まがいものの神”でしかない」と言う。最初はそれが理解できなかった。日本が戦争に突入しない方法、原爆が投下されない方法、または、これほど大きな犠牲をだす前に戦争をやめる方法・・・なにか手だてがあるんじゃないか、そう思いながら読み進めた。
 しかし、読んでいくうちに彼の言うことがよくわかった。私たちは後世の人間として、なにが起きるか知っているから後からあれこれ批評もできるけれど、その時代に生きている人たち全ての考えでも変えない限り、歴史を変更するというのは無理なのだ。たとえば東條首相を暗殺したとしても、別の東條がでてくる、それだけのことなのだ。
 歴史というのは、人間が積み上げていくものだけれど、個々の出来事に多少の変更があっても、それは歴史全体にはたいした影響のないものらしい。読んでいて、その点は納得ができた。戦前に戻り、自分の祖父や祖母を戦災から守ろうとすることはできるかもしれない。だけど、戦争そのものを防ぐことはできない。
 だからこそ、今この時代に生きている、ということが大事になってくる。これからの歴史を決定づけるのは、今を生きている私たちなんだから。
 私はSF小説があんまり好きではないので、おもしろいんだろうか、とあまり期待せずに読み始めたこの作品、先が気になって、これだけの厚さだというのに一気に読んだ。あまり急いで読んでしまったから、もう一度ゆっくり読みたいな、と思っている。設定がタイムトラベルした先の時代だからジャンルとしてはSFになるんだろうけれど、いやはや、そんなジャンル分けできるような小説じゃない。いろんな要素を詰め込んだエンターテイメントです。
 蒲生邸で働く女中・ふきと、この戦争を生き延びたら浅草で会おうと約束する。昭和20年に蒲生低付近も大規模な空襲にあうことを知っている孝史にしてみれば、会えない確率の方が高い、切ない約束だっただろう。まがいものの神でもいい、せめて関わりを持った人たちだけでも幸せになってほしい、という彼の気持ちが痛いほど伝わってきた。
 推理小説の要素もありながら、最後はほろりとさせてくれる。終戦記念日間近のこの時期だからこそ、いろんな人たちに読んでほしいと思う作品だった。
 
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.123
(4pt)

あの宮部節が...

 タイムトラベル、自殺か他殺か、密室、複雑な人間関係、淡い恋とひととおり、ミステリーに関係するものは何でも入っている。おまけにそこの舞台は、2.26事件の真っ只中とこれが面白くないわけが無い。
 また、いつものあの宮部みゆきの文体のとおり、非常に分かりやすいものである。長い作品であるがテーマの面白さともあいまって一気に読めてしまう。流石である。
 が、いつもならこのままべた褒めするところであるが、ちょっと今回は、この主人公の男の子の描き方などに力なさというか詰めの甘さが感じられた。例えば、この子は大学を落ちた受験生であり、2.26事件さえろくに知らないのだ。なのになぜか不敬罪を知っているなど、もう少しこの子を作り上げてから書いた方が良かったのではないか。ふきとの淡い恋愛関係にしても、いつもの宮部さんならもっと、わき道をそれたエピソードを書いてでも表現しているはず。また、この子があのご時勢で陸軍関係の要人の蒲生邸内でこれだけ動き回るに当たってもう少しすんなり納得のいく筋立てが欲しかったように思う。
 あの「火車」の宮部みゆきである。あえて、厳しいことを書かせていただいたが、上述のとおり、一気に読めたのは流石と思った。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.122
(4pt)

あの宮部節が...

 タイムトラベル、自殺か他殺か、密室、複雑な人間関係、淡い恋とひととおり、ミステリーに関係するものは何でも入っている。おまけにそこの舞台は、2.26事件の真っ只中とこれが面白くないわけが無い。
 また、いつものあの宮部みゆきの文体のとおり、非常に分かりやすいものである。長い作品であるがテーマの面白さともあいまって一気に読めてしまう。流石である。
 が、いつもならこのままべた褒めするところであるが、ちょっと今回は、この主人公の男の子の描き方などに力なさというか詰めの甘さが感じられた。例えば、この子は大学を落ちた受験生であり、2.26事件さえろくに知らないのだ。なのになぜか不敬罪を知っているなど、もう少しこの子を作り上げてから書いた方が良かったのではないか。ふきとの淡い恋愛関係にしても、いつもの宮部さんならもっと、わき道をそれたエピソードを書いてでも表現しているはず。また、この子があのご時勢で陸軍関係の要人の蒲生邸内でこれだけ動き回るに当たってもう少しすんなり納得のいく筋立てが欲しかったように思う。
 あの「火車」の宮部みゆきである。あえて、厳しいことを書かせていただいたが、上述のとおり、一気に読めたのは流石と思った。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.121
(4pt)

あの宮部節が...

 タイムトラベル、自殺か他殺か、密室、複雑な人間関係、淡い恋とひととおり、ミステリーに関係するものは何でも入っている。おまけにそこの舞台は、2.26事件の真っ只中とこれが面白くないわけが無い。
 また、いつものあの宮部みゆきの文体のとおり、非常に分かりやすいものである。長い作品であるがテーマの面白さともあいまって一気に読めてしまう。流石である。
 が、いつもならこのままべた褒めするところであるが、ちょっと今回は、この主人公の男の子の描き方などに力なさというか詰めの甘さが感じられた。例えば、この子は大学を落ちた受験生であり、2.26事件さえろくに知らないのだ。なのになぜか不敬罪を知っているなど、もう少しこの子を作り上げてから書いた方が良かったのではないか。ふきとの淡い恋愛関係にしても、いつもの宮部さんならもっと、わき道をそれたエピソードを書いてでも表現しているはず。また、この子があのご時勢で陸軍関係の要人の蒲生邸内でこれだけ動き回るに当たってもう少しすんなり納得のいく筋立てが欲しかったように思う。
 あの「火車」の宮部みゆきである。あえて、厳しいことを書かせていただいたが、上述のとおり、一気に読めたのは流石と思った。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.120
(5pt)

今まで読んだ中で1番

主人公と同じ立場(大学すべて落ちて今年予備校生)ということでか、宮部みゆき大ファンの母から勧められて見ました。あまり本は好きではなく(漫画は大好きなんですが)、正直「こんな長いの読んでられるか〜」と思いました。でも読むと、見事にはまりました。眠るのもそっちのけで、ずっと読んでました。まるで自分が主人公になっいるかのように読んでました。ほかの方も書いているように、最後の章では泣いてしまいました。何がどうよかったのかと聞かれるとうまく答えられないのですが、本当に面白かったです!
今問題になっている「命の大切さ」みたいなものも読み終わったあとにわかった気がします。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.119
(5pt)

今まで読んだ中で1番

主人公と同じ立場(大学すべて落ちて今年予備校生)ということでか、宮部みゆき大ファンの母から勧められて見ました。あまり本は好きではなく(漫画は大好きなんですが)、正直「こんな長いの読んでられるか〜」と思いました。でも読むと、見事にはまりました。眠るのもそっちのけで、ずっと読んでました。まるで自分が主人公になっいるかのように読んでました。ほかの方も書いているように、最後の章では泣いてしまいました。何がどうよかったのかと聞かれるとうまく答えられないのですが、本当に面白かったです!
今問題になっている「命の大切さ」みたいなものも読み終わったあとにわかった気がします。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.118
(5pt)

今まで読んだ中で1番

主人公と同じ立場(大学すべて落ちて今年予備校生)ということでか、宮部みゆき大ファンの母から勧められて見ました。あまり本は好きではなく(漫画は大好きなんですが)、正直「こんな長いの読んでられるか〜」と思いました。でも読むと、見事にはまりました。眠るのもそっちのけで、ずっと読んでました。まるで自分が主人公になっいるかのように読んでました。ほかの方も書いているように、最後の章では泣いてしまいました。何がどうよかったのかと聞かれるとうまく答えられないのですが、本当に面白かったです!
今問題になっている「命の大切さ」みたいなものも読み終わったあとにわかった気がします。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.117
(4pt)

まるで「2・26事件」を体験した?

少年がタイムスリップして「2・26事件」の真っ直中へ。
無事に現実に戻れた少年が約束の日に「ふき」の孫娘に会った場面は、切なさで一杯になります。
とっても厚い本だけれど、学生さんが歴史の勉強をしながら気分転換も兼ねて読むにはちょうど良いかも?
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.116
(4pt)

まるで「2・26事件」を体験した?

少年がタイムスリップして「2・26事件」の真っ直中へ。
無事に現実に戻れた少年が約束の日に「ふき」の孫娘に会った場面は、切なさで一杯になります。
とっても厚い本だけれど、学生さんが歴史の勉強をしながら気分転換も兼ねて読むにはちょうど良いかも?
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.115
(4pt)

まるで「2・26事件」を体験した?

少年がタイムスリップして「2・26事件」の真っ直中へ。
無事に現実に戻れた少年が約束の日に「ふき」の孫娘に会った場面は、切なさで一杯になります。
とっても厚い本だけれど、学生さんが歴史の勉強をしながら気分転換も兼ねて読むにはちょうど良いかも?
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.114
(5pt)

久しぶりに感動しました!

宮部さんの作品は初めて読みましたが、最初は文章がちょっと説明的すぎてくどいような気がしていましたが、主人公が、過去へタイムトリップしてからは、次は?次は?という感じで一気に読んでしまい、気がついたら泣いていました。一番感動したのは、ふきと孝史の別れのシーンと、ふきの手紙です。歴史に対する、宮部さんの考えにも共感出来ました。はればれとした寂しさを感じました。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.113
(5pt)

久しぶりに感動しました!

宮部さんの作品は初めて読みましたが、最初は文章がちょっと説明的すぎてくどいような気がしていましたが、主人公が、過去へタイムトリップしてからは、次は?次は?という感じで一気に読んでしまい、気がついたら泣いていました。一番感動したのは、ふきと孝史の別れのシーンと、ふきの手紙です。歴史に対する、宮部さんの考えにも共感出来ました。はればれとした寂しさを感じました。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.112
(5pt)

久しぶりに感動しました!

宮部さんの作品は初めて読みましたが、最初は文章がちょっと説明的すぎてくどいような気がしていましたが、主人公が、過去へタイムトリップしてからは、次は?次は?という感じで一気に読んでしまい、気がついたら泣いていました。一番感動したのは、ふきと孝史の別れのシーンと、ふきの手紙です。歴史に対する、宮部さんの考えにも共感出来ました。はればれとした寂しさを感じました。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.111
(4pt)

単なるミステリーでは無い

 宮部みゆきさんの作品と言う事で、ミステリーなのかと思っていましたが、実際にはミステリー要素を持った娯楽小説だと思います。
 特に興味深かったのは、主人公が自分の国の歴史を知らない事を次第に恥じるようになり、現代に戻ってから歴史を勉強しだす事。自分も思っていましたが、何故日本の歴史教育は大正・昭和初期を軽視するのか?
 いつもの著者の作風とは大分違いメッセージ色が感じられるので、好き嫌いは分かれるかも知れません。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.110
(4pt)

単なるミステリーでは無い

 宮部みゆきさんの作品と言う事で、ミステリーなのかと思っていましたが、実際にはミステリー要素を持った娯楽小説だと思います。
 特に興味深かったのは、主人公が自分の国の歴史を知らない事を次第に恥じるようになり、現代に戻ってから歴史を勉強しだす事。自分も思っていましたが、何故日本の歴史教育は大正・昭和初期を軽視するのか?
 いつもの著者の作風とは大分違いメッセージ色が感じられるので、好き嫌いは分かれるかも知れません。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.109
(4pt)

単なるミステリーでは無い

 宮部みゆきさんの作品と言う事で、ミステリーなのかと思っていましたが、実際にはミステリー要素を持った娯楽小説だと思います。
 特に興味深かったのは、主人公が自分の国の歴史を知らない事を次第に恥じるようになり、現代に戻ってから歴史を勉強しだす事。自分も思っていましたが、何故日本の歴史教育は大正・昭和初期を軽視するのか?
 いつもの著者の作風とは大分違いメッセージ色が感じられるので、好き嫌いは分かれるかも知れません。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.108
(4pt)

未来を知ったとき、人は・・・

 単なるタイムトリップミステリーとは異なる、考えさせられる作品である。
 平成6年から昭和11年の2月26日にタイムトリップしてしまった大学受験に失敗した高校三年生が主人公。入試には出ない現代史になんか少しも興味も関心もなかった。
 平成の世から戦前の日本に遡った少年と、逆に戦争の時代に向かう戦前の日本から、平成の世を垣間見た元陸軍大将。もちろん、蒲生邸に住む人々の人間模様や、元陸軍大将の自決をめぐる事件、少年の女中ふきに向ける淡い恋心などもおもしろいが、最大のテーマは「歴史」「その時代に生きるということ」である。
 もし、未来を知って、元の時代に戻ったら、人は何をしたいか。過去の時代を経験して、また現代に戻ったら、どう生きるか。
 「歴史的な事実は変えられても、歴史そのものは変わらない。」というタイムトラベラー平田のセリフが本作品の神髄である。
 何しろ600ページを超える長編。読みごたえがある。読後感は、極めて爽やかである。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247