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掟上今日子の旅行記
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掟上今日子の旅行記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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作者の妄想の産物である、記憶がリセットされる奇病の忘却探偵。いかにも西尾維新さんらしい、屁理屈をこね回すシリーズだけど、今巻は妄想全開。パスポートの取得すら無理そうな今日子さんを、無理矢理パリに呼び出し、名探偵の彼女にエッフェル塔を盗ませると言う、常人には思いも付かないストーリー。「エッフェル塔を盗む」事自体、無理としか思えないのに、今日子さんを自分が怪盗だと誤認させる、ウルトラCの派手なマインドコントロール。こんな無茶なストーリーを、一応成立させた力業は評価したい。 ただし、このトリックが今日子さんの特異体質に関わるものなので、通常のミステリーとは言い難く、読後感がしっくり来ない。個人的には、「ナーンダ」と肩透かしを食った気分になった。 まあ、作者の奇想を楽しむ作品で、それ以上望むべきではないと思う。良くも悪くも、作者にしか書けない作品である。 | ||||
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怪盗はあくまで探偵vs怪盗だから面白いのであって、探偵が怪盗になってしまうというのは奇を衒い過ぎて滑った感がある。そもそもエッフェル塔なんて盗めるわけないのに必死で今日子さんを止めようとする厄介に不自然さを感じた。また、そのストーリー運びも内容的に面白くなくて、早く読み終わってしまいたい一心で眠気と戦いつつ最後まで読み切った。要するにつまらなかった。 推理小説からおかしな方向にシフトしてしまった本作を読んで、同じくミステリから子供じみたバトルものに変貌してしまった戯言シリーズの二の舞になるんじゃ、と嫌な予感もした。戯言シリーズといえば、本作後半の厄介の同じ言葉をちょっと言い方を変えて連発するくどいモノローグにもいーちゃんの臭いを感じて、そういうのはこのシリーズには求めてないからと西尾氏に言いたくなった。 主人公2人がすることをしたのかどうかということについては、25歳とは思えないくらいうぶい厄介が大好きな今日子さんとそういうことになったら翌日あんなに平然としてられないだろということで未遂だったんじゃないかと個人的には思っているけど、紺藤さんと話すときに何故か洋画の翻訳みたいな気取った喋り方になるなどキャラが微妙に定まってない厄介なら平然としててもおかしくないかもとも思うのでよくわからんけどもし眠ったらその事実を忘れてしまう今日子さんと致したのだとしたら厄介のことちょっと軽蔑するな。今日子さんに対しても、「知り合った」ばかりの男とやっちゃうのか、とその尻軽ぶりに引きますが(まあ現実にはそういう底辺バカ女が普通にいるぶん、名探偵今日子さんにはそういうことしてほしくないってだけですが)、厄介のことは好みなんだろうなというのがこれまで読んできてわかってもいるのでそれもまあいっか。 それにしても、刑事が語り部の短編ものは三人称で書かれてるけど、この作者は三人称が下手なので厄介が出てきて一人称で物語を語ってくれたほうが読みやすいなあと思った。 ちなみに今回一番びっくりしたのは物語の内容でも何でもなく「海底二万マイル」と「15少年漂流記」の作者が一緒だったことです。 | ||||
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物語の部分は他の方に任せるとして、シリーズでは珍しく今日子さんの厄介を誘うような発言と、その結末を一言も触れる事なく話が終わるので、不肖で無粋ではありますが考察してみたいと思います。 問題のシーンはシャワーを浴びて先にベットで待っていた今日子氏の同じくシャワーを浴びて出てきた厄介氏に対する発言と態度です、文脈や状況からして明らかにお誘いのように思えます。 その後にこの状況のアンサーはなく、何事もなかったように話は続きます もし、この時に男女の関係になった場合はどうでしょうか?今日子は平然としていそうですが厄介は浮かれてドギマギしてその後の展開に影響が出そうです。 厄介が逃げ出す事も可能性してはありますが、今日子を護る為にも離れる訳には行かないので部屋からは出ないと思います。 今日子氏が冗談っぽく厄介をからかった?…二人きりのホテルでは良識的には考えにくいです。 厄介が今日子の誘いをはぐらかして一晩中話を逸らし続けた? なら、その様に描写してのでは? 今回は話の本筋よりこちらの方が気になりますね、 あえてはぐらかしたのは詮索も楽しんで欲しいとの意図も有るかもしれません。 私は今回は一線を越えたのと考えています、シリーズを通して今日子さんと1番深く関わってきた隠館氏がヒロイン役としては妥当ではないのか? 他な守や紺藤、他の刑事などは居ますが厄介ほどのインパクトや絡みが無いですし。 そして何故か今回は今日子氏は隠館厄介を『厄介さん』と呼んでいるあたりに意味深な印象を受けましたね、忘却探偵なので、呼び方が、毎回変わると言ってしまえばそれまでですが。 状況からすればクロですが、まぁ物語なので何があっても不思議ではないです、それも含めて楽しめる回でした。 | ||||
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隠館厄介が花の都パリで今日子さんをアシスト!! 1日で記憶が消える今日子さんがどうやってパリで事件を解決するのか! よくこんなお話思いつくなあと思いました。 安定の面白さです。 | ||||
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この作品のシリーズは、全巻持っています。一日、もしくは眠ってしまうと記憶を失う探偵の物語。 | ||||
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置手紙シリーズの8巻目! "怪盗淑女"からのエッフェル塔を盗むという予告状。 それを阻止するために、今日子さんが向かったのは、フランス、仏蘭西。 厄介くんとの再会。 探偵の立場からでは、見えてこないこともあります.... エッフェル塔をどのように、盗むのか気になって、気になります。 今回は、ミステリー成分は少なめで、旅行記、冒険譚のような気がしました。 楽しく読ませていただきました。 | ||||
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厄介が誘拐されてからの展開が、色々知らなかった、勉強になったことも有り一気読みでした。 | ||||
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内容に文句はなく他者レビューさんに任せます、単行本形式で頁16行になったことで余白が大きく読みにくいです。 気になる方は電子版を買うのが良いのでしょう。 | ||||
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タイトルは「旅行記」。今日子さん旅に出ちゃうの!えっえっ。大丈夫なのっ!て思っちゃいますが、そこはそれ、今日子さんのことですから・・・。でも、おなじみの厄介さんの登場でどこかほっとします。場所が変われば役回りも大きく異なり、厄介さん大奮闘!と言っても、冤罪体質が急に敏腕探偵助手に変身してしまうわけではありませんが、体質改善くらいはできたかも。やはり、このシリーズは、「名脇役、厄介さん無くしては」という気持ちはファンなら少なからず持っているのではないでしょうか。その期待に新機軸で応えてくれるものでした。 | ||||
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これで連作短編集ならよかったと思いますが、やや話が間延びしているような感じです。一話だけの中長編です。 ところで二人はついに一線を越えてしまったのでしょうか? | ||||
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掟上今日子は、メインキャラとして、大好きだけど、西尾維新さんストーリーは、単なるクズだね。 | ||||
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良かったです。 備忘録、推薦文、挑戦状が良かっただけに、 それ以外のタイトルが最近イマイチだったので、 久々に掟上今日子を読んで楽しめました。 星五つ。 | ||||
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今日子さん海外へ,随分と冒険したものだと思っていましたが怪盗にもなる. 読み始めてすぐにこういうことかとも思いましたが,それでも不安は拭えない. 挙句に怪盗に変貌. 前作は,忘却探偵という設定がデメリットにならないように頑張っていました. 今回はその辺りが一つのキーにもなっていますのでお楽しみに. 当たり前ですが,終盤につれて徐々に事象としては詰めを迎えます. 推理ものとしては,比較的あっさりして後味かも知れません. 賛否はあろうと思いますが,このエピソード私は気に入っています. シリーズとしてはちょっと変わった切り口だと感じますが,面白い本だと思いました. | ||||
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フランスと言えばパリ、パリと言えばエッフェル塔。その影には怪盗淑女の暗躍する姿ではなく、ファッションとグルメと観光とちょっぴりセンチメンタルジャーニーをクライアントのお金で楽しむ我らが忘却探偵の姿が見え隠れします。それを追い、やがて付き従う巨人は隠舘厄介。華やかさと貧乏性のハーモニーは相変らずですが、今回は大きく進展します。我らが厄介くんはやはり今日子さんの金銭、いや琴線にふれる美徳を有していた。パリの夜明けを二人きりで過ごしいよいよ終幕へと向かいます。 今回はテンポも良く、ちゃんと敵もいますし、なにより今日子さんが蠱惑的で魅力的です。花のパリは開放的な気分にさせる、ということでにやにやできる一冊です。 ところで、ロンドン編はいつ出るんでしょう。魅力的な今日子さんをもっと鑑賞したいものです。 | ||||
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一日目。一日目を読む。 二日目。二日目を読む。 三日目。レビューを書く。 厄介くんが主役? なんやかやでも、楽しかったんじゃ無いかな(笑)。 | ||||
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探偵ものではないのかな?と読み進めていたが、やはり探偵としての今日子さんで締められた。 しかし、厄介の解説じみた文ばかりでつまらなかった。 | ||||
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舞台はフランス。 いつもと違う舞台でいつもと違う展開、厄介さんと今日子さんの関係も進んだのやら進んでないのやらはそれなりに楽しめるのですが・・・1日しか記憶がもたない忘却探偵にやはり海外編は無理があったように思う。 そして結末がなんとも肩透かしな感じで派手な展開を期待しすぎているとがっかりする。 まあ今までの掟上今日子を知っていれば、あるいは常識的な推理をしていけばこの規模の結末になることはある程度予測はできたかもしれない。 | ||||
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