鹿の王
評判
鹿の王の評価:
4.01/5点 レビュー 347件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 1〜20 1/3ページ
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鹿の王の評価:
4.01/5点 レビュー 347件。 C ランク
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ただ一文笑顔のシーンを入れてくれればいいものを。なぜ。
漫画の描き方で誰ぞかが「最後は笑顔で〆るべし」というのがあったけれど、そのエンターテイメント性と読者サービス精神のありがたさがよく分かった。
小説の作者はにおわせエンドが多くていやだわ。
作品の世界観、作りこまれた別世界に呑み込むパワーみたいなのは健在でそれは楽しかったのですけれど、ストーリーは普通にただの理科の勉強の復習が多くてしんどかったです。
私は理科が好きだったので、いまさらこんなこと読まされてもなと…。100点取れるようになったテスト範囲の教科書読まされてるような感じが、せっかくの面白さから私の心を萎えさせていく。
説明も繰り返しが多く、この作者さんこんなに悠長だったっけ?と疑問に感じたほど。
また守り人シリーズでもそうだったけれど、作者さんは運命というものがなんか嫌いなんだなっていうのは伝わりました。
私は逆らえない運命よりも「自分がどう決断するかで人生は大きく変わる」方をひしひしと感じる経験が多いので、あらがえない運命がむかつくっていうのには疑問がわきます。
作者さんはまじめだから、正しい方を選ぶしかないって思ってるのでしょうか。成功者だからこそ、運命の流れを普通に感じてそれに乗って生きておられるのでしょうか。それゆえの抵抗感でしょうか。
私は間違った選択をした人の被害にあったり、己の知識不足で正しい方を選べなかった経験をしてきたので、悪い方を選んだ場合も運命と呼べるし未来は続くし、運命は定まったものではないと思いますね。
それを選ぶしかないと思う生き方をしてきた人が、それを選ぶべき場面に立ち会うというのは、運命ではなく希望ではないでしょうか。
その人が過去のどこかで死んでいたら、その希望は存在しなった。失敗の運命しかなかった。それだけのことです。
コロナを日本は2020年になってすぐ、中国人入国禁止処置ができればだいぶ防げたけれど、そうはならなかった。それは、それができる人がこの国の中枢にいなかったという、希望がなかったパターンだったというだけだと思います。
日本の中枢にもし台湾のごとくコロナ対策ができる政治家がいたとして、その人がそれをするのは運命ではなく希望であり、その人の気高い選択、生き方だと思います。