東京會舘とわたし
評判
東京會舘とわたしの評価:
4.13/5点 レビュー 47件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1〜6 1/1ページ
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東京會舘とわたしの評価:
4.13/5点 レビュー 47件。 B ランク
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とても面白い試みだと思うのですが、ストーリーが弱いと思いました。
大正時代に西洋の音楽家の演奏を見て感動した話しだとか、
太平洋戦争のときに結婚式を挙げた話しだとか、そういう短編集なのですが、
どの話しも内容が浅くてインパクトに欠けた話しばかりです。
話しの内容は大半が時代背景や登場人物の生い立ちの説明ばかりで、
肝心なストーリー的な部分が少ないです。
最初の章では日本初の民間人の社交場として建てられた経緯とか、
中盤では戦後にGHQに接収されてアメリカンクラブオブトウキョーに名前を変更した経緯とかの説明が長く続きます。
本の最初に数ページだけあるのではなく、各章ごとに時代が変わるので、その度に時代背景の説明が長々と書いてあります。
僕はこの作品に限らず他の作者の小説でもそういう説明の部分が苦手なので、
その苦手な部分がずーっと続いてる作品です。
東野圭吾さんの作品で湯川さんが科学の話しを長々としてるあの感覚に似てます。
内海さんが「もういい、もういいです」って話しを遮るやつです。
時代背景の部分はノンフィクションなので東京會舘に興味のある人には歴史を知る勉強になると思いますが、
肝心なストーリーの部分は不思議な事件が起こった創作話でもないしドキュメンタリーでもなく、
無難で中途半端になっていると思います。
僕は田舎者で東京會舘という建物の存在すら知らない人間で何も思い入れが無いので興味が沸きませんでした。
僕は他の辻村深月さんの作品を読んでファンになったのですが、
この作品は上下2巻の大作なのに残念ながら・・・という感想です。