オーデュボンの祈り

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評判

オーデュボンの祈りの評価:

4.01/5点 レビュー 342件。 C ランク

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平均点4.01pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全105件 101〜105 6/6ページ
No.5
(3pt)

独自の世界があるのは確かだけど

若くして「重力ピエロ」が直木賞候補となった今注目の作家の処女作ということで、文庫落ちを機に読んでみた。荻島という特異な世界にリアリティや親しみを感じるかどうか。これが、この作品だけでなく、この作家の作品全般を面白いと感じるかどうかを決めてしまうんじゃないかと思う。残念ながら私にはあまりそうしたものは感じられなかった。何せ、ところどころに挿入される本土での城山の行動の方が印象に残ってしまったほどだから。島の雰囲気・歴史的経緯・奇妙な人々(含カカシ)のどれをとっても、どうにも中途半端。これがこの作家の持ち味なのだろうけど。単に私の空想力が乏しいだけかなあ。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.4
(3pt)

完成されていないが

 一人の男を除いて、外界との接点を持たない島に、一人の男が連れてこられて・・・・一応ミステリーです。 島の言い伝え、喋る案山子、殺人許可を受けている男、嘘しか言わない男。 微妙に非現実的な設定と役の配置がおもしろいので、退屈しません。非現実的な設定が幼稚に映らないのは、作中の登場人物たちがきちんと描かれているから。 伏線の張り方やその収束のしかた、話の流れは少し強引ですが、一生懸命サービスしてくれるな、とポジティブに受け止める気になれるのは、文章の雰囲気とリズムがいいからでしょう。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.3
(3pt)

完成されていないが

 一人の男を除いて、外界との接点を持たない島に、一人の男が連れてこられて・・・・一応ミステリーです。 島の言い伝え、喋る案山子、殺人許可を受けている男、嘘しか言わない男。 微妙に非現実的な設定と役の配置がおもしろいので、退屈しません。非現実的な設定が幼稚に映らないのは、作中の登場人物たちがきちんと描かれているから。 伏線の張り方やその収束のしかた、話の流れは少し強引ですが、一生懸命サービスしてくれるな、とポジティブに受け止める気になれるのは、文章の雰囲気とリズムがいいからでしょう。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.2
(3pt)

不思議な島に包み込まれる…

 パトカーから逃げ出した伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。この島、荻島は150年間も外界と隔絶した島なのだという。島民たちは、未来を知る×××、自分の鼓動を憑かれたように聞く少女、犬のように愛に飢えた正直者、嘘しか言わない男、自ら動けぬほど太った美女、マーダー・ライセンスを持つ美青年とどこか奇妙なのだった。そんな島で、殺×××事件が起こり…。 純文学の雰囲気ただよう…たぶん、ミステリ。話はというと、主人公がいきなり奇妙な状況にとりまかれる。いきなりヘンテコな島に迎えられた主人公・伊藤も混乱しているだろうが、彼はまだ自分のことはわかっているのだからマシだ。伊藤のこともロクにわからぬ読者は分が悪い。徐々に主人公の生い立ちや、彼が警察に追われる理由が明かされていくが、どうにも彼の心情を理解することは出来なかった。本土から伊藤を追ってくる警察官、悪意と悪趣味を純粋培養した存在・城山は胸が悪くなるほど卑劣。 そしてこの物語、ミステリ部分があっさりとしている。ホイホイと主人公が謎を解いてしまうのである。その哀しい真相に、カタルシスはない。理屈としてはわかっても、×××の気持ちが納得いかないのだった。ファンタジーのような世界と思いきや、島にも強姦も殺人も、およそ人の行うあらゆる悪徳が存在している。ここはパラダイスではありえないのだ。それでも、我々の現実よりは素朴で真っ直ぐな人々が未来を知る者・優午と島のルール・桜を中心に生きている。そんな荻島は、なかなか素敵なところなのではないかと思う。私だったら、ここから出たくなくなるかもしれない。 「桜」のキャラクターがたいへん魅力的なため(ちょっと優午ともかぶるのだが)、物語の展開★★にプラス1で★★★とした。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.1
(3pt)

不思議な島に包み込まれる…

 パトカーから逃げ出した伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。この島、荻島は150年間も外界と隔絶した島なのだという。島民たちは、未来を知る×××、自分の鼓動を憑かれたように聞く少女、犬のように愛に飢えた正直者、嘘しか言わない男、自ら動けぬほど太った美女、マーダー・ライセンスを持つ美青年とどこか奇妙なのだった。そんな島で、殺×××事件が起こり…。 純文学の雰囲気ただよう…たぶん、ミステリ。話はというと、主人公がいきなり奇妙な状況にとりまかれる。いきなりヘンテコな島に迎えられた主人公・伊藤も混乱しているだろうが、彼はまだ自分のことはわかっているのだからマシだ。伊藤のこともロクにわからぬ読者は分が悪い。徐々に主人公の生い立ちや、彼が警察に追われる理由が明かされていくが、どうにも彼の心情を理解することは出来なかった。本土から伊藤を追ってくる警察官、悪意と悪趣味を純粋培養した存在・城山は胸が悪くなるほど卑劣。 そしてこの物語、ミステリ部分があっさりとしている。ホイホイと主人公が謎を解いてしまうのである。その哀しい真相に、カタルシスはない。理屈としてはわかっても、×××の気持ちが納得いかないのだった。ファンタジーのような世界と思いきや、島にも強姦も殺人も、およそ人の行うあらゆる悪徳が存在している。ここはパラダイスではありえないのだ。それでも、我々の現実よりは素朴で真っ直ぐな人々が未来を知る者・優午と島のルール・桜を中心に生きている。そんな荻島は、なかなか素敵なところなのではないかと思う。私だったら、ここから出たくなくなるかもしれない。 「桜」のキャラクターがたいへん魅力的なため(ちょっと優午ともかぶるのだが)、物語の展開★★にプラス1で★★★とした。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219