オーデュボンの祈り

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オーデュボンの祈りの評価:

4.01/5点 レビュー 342件。 C ランク

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Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全504件 241〜260 13/26ページ
No.264
(4pt)

強い余韻を残す、不思議なミステりー

初の伊坂作品。これから先の他の作品を読むためにもデビュー作から…という軽い気持ちでチョイスした。コンビニ強盗未遂事件を起こした主人公の伊藤がたどり着いた場所は外部との交流を持たない孤島の荻島。物語は、伊藤が島を巡りつつ淡々と進む。伊藤は、島にとっては まさに1世紀半ぶりの【来訪者】なのだ。前半の途中までは、中々この世界に馴染めずハズレかな…とも思ったがそれが後半から、あれ?イイ感じ?…と変化して行った。殺人を犯しても、何も言われない「桜」嘘ばかり言う画家「園山」体重が300キロはあるだろう動けない「ウサギさん」地面に耳をつけて音を聞く少女「若葉」足に障害のある「田中」そして、しゃべるカカシ「優午」その優午が殺された(?)ところから、ストーリーはぐんぐんと進み始める。伊藤のいた現実の世界の現状が、所々に挟まっていてこの対比が余計に、荻島の姿を際立たせる。伊藤の幼馴染の警察官の城山の恐ろしさが 荻島とかけ離れたように思えて、怖さが増徴される。前半のゆっくりの進みが、後半への伏線へと繋がり少しずつ解き明かされて行く。全てに意味が有り、キッチリと伏線を回収していく様は巧い。そして島の言い伝えである「この島に足りないもの」とは一体何なのか?しゃべるカカシだなんて。そしてそのカカシが殺される?なんて、一種 荒唐無稽にも思えるがこの優午が、話の軸になって 違和感を感じなくなってくる。こともあろうに、映像までが頭に浮かんでくる始末。読み終えて、最初に思った「ハズレ感」はとうに無く素直に面白かったと言える。独特な余韻を強く残した、不思議なミステリーだ。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.263
(4pt)

強い余韻を残す、不思議なミステりー

初の伊坂作品。これから先の他の作品を読むためにもデビュー作から…という軽い気持ちでチョイスした。コンビニ強盗未遂事件を起こした主人公の伊藤がたどり着いた場所は外部との交流を持たない孤島の荻島。物語は、伊藤が島を巡りつつ淡々と進む。伊藤は、島にとっては まさに1世紀半ぶりの【来訪者】なのだ。前半の途中までは、中々この世界に馴染めずハズレかな…とも思ったがそれが後半から、あれ?イイ感じ?…と変化して行った。殺人を犯しても、何も言われない「桜」嘘ばかり言う画家「園山」体重が300キロはあるだろう動けない「ウサギさん」地面に耳をつけて音を聞く少女「若葉」足に障害のある「田中」そして、しゃべるカカシ「優午」その優午が殺された(?)ところから、ストーリーはぐんぐんと進み始める。伊藤のいた現実の世界の現状が、所々に挟まっていてこの対比が余計に、荻島の姿を際立たせる。伊藤の幼馴染の警察官の城山の恐ろしさが 荻島とかけ離れたように思えて、怖さが増徴される。前半のゆっくりの進みが、後半への伏線へと繋がり少しずつ解き明かされて行く。全てに意味が有り、キッチリと伏線を回収していく様は巧い。そして島の言い伝えである「この島に足りないもの」とは一体何なのか?しゃべるカカシだなんて。そしてそのカカシが殺される?なんて、一種 荒唐無稽にも思えるがこの優午が、話の軸になって 違和感を感じなくなってくる。こともあろうに、映像までが頭に浮かんでくる始末。読み終えて、最初に思った「ハズレ感」はとうに無く素直に面白かったと言える。独特な余韻を強く残した、不思議なミステリーだ。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.262
(4pt)

かかし

伊坂作品は読んでいるけど、デビュー作である本作を読んでいない方は多いようです。小説の質としては、もちろん現在の方が上でしょうから、そこまでのものを期待できないかもしれませんが、伊坂作品の中でちょいちょい登場する「かかし」の話なので、本作を読んでおくと他作品を一層楽しめます。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.261
(4pt)

かかし

伊坂作品は読んでいるけど、デビュー作である本作を読んでいない方は多いようです。小説の質としては、もちろん現在の方が上でしょうから、そこまでのものを期待できないかもしれませんが、伊坂作品の中でちょいちょい登場する「かかし」の話なので、本作を読んでおくと他作品を一層楽しめます。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.260
(5pt)

作中に何度か現れる"頑張る"が印象的

昨日午前、お急ぎ便で届いてから10時間ほどで読み終えた。現代日本を生きる同世代への連帯感が感じられ、読後爽やかだった。会社隷属までに至る就職戦線・偏差値教育・幼少時には始まっているいじめ社会―に"頑張って"適応することで擦り切れ寸前の心を、さらに報道が伝える人心荒廃の底なし感が覆うような現代から主人公はいつも"逃げ出す"という負い目を感じているようだ。一方にはその負の側面(憎悪・悪意)に過剰適応したような抑圧と虐待の象徴・城山を登場させる。不正義・不作為に対する強い怒りがあって、青年向けジュブナイルといった感じ。語り口は現代の言葉で平易にかつてらいなく、構えは神話的物語構成のパロディのようでもあり、慶長遣欧使節団・支倉常長のその後とのつながりがこの話の奥行きを作っている。また、主人公がほとんど記憶喪失のようにして物語が始まり、島内の人々に聞いて回っておのれの役回りがほの見えて来るさまはRPGのようでもある。なかなか手練ですね。多数の登場人物中で一番近い存在の日比野は無神経でうっとうしい性格がシニカルに描写されるが、結局一番多く語られる男であって語る眼差しは何だか温かい。未来が見えるカカシよりもっと不思議な人物"桜"の存在は、クライマックス(恋人・静香の危機)を迎える途中で、読む側にストレスを感じさせないためにはどうしても必要なのだと納得した。そして快哉。後半の、カカシのよみがえりを祈るようにその名を何度も呼び続ける少年のイノセンスに泣かされます。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.259
(5pt)

作中に何度か現れる"頑張る"が印象的

昨日午前、お急ぎ便で届いてから10時間ほどで読み終えた。
現代日本を生きる同世代への連帯感が感じられ、読後爽やか
だった。
会社隷属までに至る就職戦線・偏差値教育・幼少時には始ま
っているいじめ社会―に"頑張って"適応することで擦り切れ
寸前の心を、さらに報道が伝える人心荒廃の底なし感が覆う
ような現代から主人公はいつも"逃げ出す"という負い目を感
じているようだ。一方にはその負の側面(憎悪・悪意)に過
剰適応したような抑圧と虐待の象徴・城山を登場させる。不
正義・不作為に対する強い怒りがあって、青年向けジュブナ
イルといった感じ。
語り口は現代の言葉で平易にかつてらいなく、構えは神話的
物語構成のパロディのようでもあり、慶長遣欧使節団・支倉常
長のその後とのつながりがこの話の奥行きを作っている。ま
た、主人公がほとんど記憶喪失のようにして物語が始まり、
島内の人々に聞いて回っておのれの役回りがほの見えて来る
さまはRPGのようでもある。なかなか手練ですね。
多数の登場人物中で一番近い存在の日比野は無神経でうっと
うしい性格がシニカルに描写されるが、結局一番多く語られる男
であって語る眼差しは何だか温かい。未来が見えるカカシより
もっと不思議な人物"桜"の存在は、クライマックス(恋人・静香の危
機)を迎える途中で、読む側にストレスを感じさせないためにはど
うしても必要なのだと納得した。そして快哉。
後半の、カカシのよみがえりを祈るようにその名を何度も呼び続
ける少年のイノセンスに泣かされます。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.258
(5pt)

村上春樹さんの長編新作を待っているファンです

村上春樹さんの比較的古い長編小説のファンで想像を遥かに超えるような物語が大好きなのですが、最近本屋さんでよく見かける井坂幸太郎さんの作品をはじめて読みました。この作品で賞を受賞なさっていたので大きく外れはしないだろうと選んだのですが、外れないどころかすばらしい想像の世界を飛び回ってきました。最高です。ミステリー倶楽部賞受賞とありますが、ミステリーというカテゴリーに限らず、読書を楽しむあらゆる読者から愛されると思います。今2冊目の重力ピエロを読んでいますが、読書途中でありながら、作者の博識・安定感はその遊び心と混じりあい幅広い世代から支持されると確信します。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.257
(5pt)

村上春樹さんの長編新作を待っているファンです

村上春樹さんの比較的古い長編小説のファンで想像を遥かに超えるような物語が大好きなのですが、最近本屋さんでよく見かける井坂幸太郎さんの作品をはじめて読みました。この作品で賞を受賞なさっていたので大きく外れはしないだろうと選んだのですが、外れないどころかすばらしい想像の世界を飛び回ってきました。最高です。
ミステリー倶楽部賞受賞とありますが、ミステリーというカテゴリーに限らず、読書を楽しむあらゆる読者から愛されると思います。
今2冊目の重力ピエロを読んでいますが、読書途中でありながら、作者の博識・安定感はその遊び心と混じりあい幅広い世代から支持されると確信します。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.256
(5pt)

最後まで分からない・・・

なんで、なんでと思うことばかりで、続きが気になって作品を一気に読みたくなります。伊坂さんの想像力はすごい!大好きな作品です^^
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.255
(5pt)

最後まで分からない・・・

なんで、なんでと思うことばかりで、続きが気になって作品を一気に読みたくなります。
伊坂さんの想像力はすごい!大好きな作品です^^
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.254
(4pt)

スッキリした!

読後感が気持ちいい。深い何かを与えてくれる本じゃないけど。でも、想像した最悪の出来事は起きず、こうかな?って思ったことが素直に起きる。ドキドキするけど、どこか安心感もある。結末ははっきりしない。あの人はその後どうなったんだろう?って余韻が心地よい。まだどこかにいるんじゃないかなと思わせる。最近ちょっと脳みそ疲れてるなー。難しいこと考えたくないー。スッキリしたいー。って時(昨日の私)に読むといいと思います。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.253
(4pt)

スッキリした!

読後感が気持ちいい。
深い何かを与えてくれる本じゃないけど。
でも、想像した最悪の出来事は起きず、
こうかな?って思ったことが素直に起きる。
ドキドキするけど、どこか安心感もある。
結末ははっきりしない。
あの人はその後どうなったんだろう?って余韻が心地よい。
まだどこかにいるんじゃないかなと思わせる。
最近ちょっと脳みそ疲れてるなー。
難しいこと考えたくないー。スッキリしたいー。
って時(昨日の私)に読むといいと思います。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.252
(5pt)

デビュー作にして 最高傑作。

この方の作品は本作を一番最初に読んでしまったので「アヒルと鴨・・・」「ゴールデンスランバー」「重力ピエロ」などが佳作に思えてしまいます。伊坂作品では一番好きです。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.251
(5pt)

デビュー作にして 最高傑作。

この方の作品は本作を一番最初に読んでしまったので
「アヒルと鴨・・・」
「ゴールデンスランバー」
「重力ピエロ」
などが佳作に思えてしまいます。
伊坂作品では一番好きです。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.250
(4pt)

美しい緑の島

本を読まない我が子が唯一読む作家が伊坂幸太郎。
で、5、6冊借りて読んでみた。
1番映像的に美しく記憶に残ったのがこれ。
緑の草原を吹き渡る風も感じられる。
「桜」なんて萩尾望都が描く美青年のよう。
セリフは初めは妙な比喩にヘタな脚本のドラマのようとしらけたが
慣れてくると、これが持ち味と思えてくる。
ところでこれを読んで以来、狭い歩道で人とすれ違う時、車道に突き飛ばされない
よう、気をつけるようになりました。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.249
(5pt)

素敵な世界観

なんともいえないひきこまれる世界観が素晴らしいです。これがデビュー作とは、さすがです。個人的には今まで読んだ小説の中でベスト3に入るくらいの作品でした。案山子が殺された。どんな話かと思えば心温まる素敵なストーリーでした。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.248
(4pt)

はまります!

デビュー作ってことだけど伊坂幸太郎作品で最初に読んだのはこれじゃなかった。どの作品もあちこちでリンクしてくるので読んでて楽しいです。
オーデュボンは長いし他の作品に比べるとちょっと難しいかなって思いますが、その分読んだ後に胸に残る作品でした。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.247
(4pt)

伊坂氏の才能に感服

案山子殺しの謎を解くミステリーなんて、私の知る限り前代未聞だ。
島の個性的な住人と触れ合いながら、徐々に謎が解かれていくさまはまさに爽快。
デビュー作でこれなら現在の伊坂幸太郎人気も頷ける、と思える小説だった。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.246
(4pt)

ジグソーパズルのピース

おもしろかった。登場人物がそれなりに多く、冒頭から前半にかけて、ジグソーパズルのピースがさらっとばらまかれるように描写される。「事件」への関わりかたは人それぞれで、背負っているものが何なのか、なぜこんな行動をとる/とったのか、というのが後半。シュールな世界だけれど、善悪含めた人間味の描かれ方は、現実そのものとも思えた。
場所や時代が変わるたびに、段落の間におもしろいマークが挟まっている。ドラマや映画なら簡単に把握できるけれど、小説で場面の転換を表すなら、この方法はわかりやすいと思った。
後半、園山さんと桜を混同して読み進めてしまったのをちょっと後悔。比喩として使われるカオス理論の説明(37ページ、129ページ)が仕事にもちょっと応用できそうと思った。小さいながらこれも収穫。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.245
(4pt)

ジグソーパズルのピース

おもしろかった。登場人物がそれなりに多く、冒頭から前半にかけて、ジグソーパズルのピースがさらっとばらまかれるように描写される。「事件」への関わりかたは人それぞれで、背負っているものが何なのか、なぜこんな行動をとる/とったのか、というのが後半。シュールな世界だけれど、善悪含めた人間味の描かれ方は、現実そのものとも思えた。
場所や時代が変わるたびに、段落の間におもしろいマークが挟まっている。ドラマや映画なら簡単に把握できるけれど、小説で場面の転換を表すなら、この方法はわかりやすいと思った。
後半、園山さんと桜を混同して読み進めてしまったのをちょっと後悔。比喩として使われるカオス理論の説明(37ページ、129ページ)が仕事にもちょっと応用できそうと思った。小さいながらこれも収穫。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219