アンダスタンド・メイビー

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評判

アンダスタンド・メイビーの評価:

3.96/5点 レビュー 25件。 B ランク

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平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

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全24件 21〜24 2/2ページ
No.4
(4pt)

ステンドグラス越しの光り

――私の身体はたぶん、
  ずっと前に荒らされて死んでいた、
  廃墟みたいだった。

父親から送られてきた幼少期の写真によって、決定的な崩壊を歩むことになった主人公が、写真へと救いを見出す物語、だと感じました。

長崎出身なので、下巻で主人公がモデル(と、忘れたころに師匠)と旅する長崎の町の描写や、中でも教会内部の描写が非常に鮮やかに映し出され、彼女がステンドグラスに手を伸ばした写真さえも目に見えるようでした。

ステンドグラスは、光を通して神を見る装置です。
彼女はずっと、神に手を伸ばし続けていたのでしょう。救いを求めて。

一般的な『傷』よりも主人公が受けたものは深く歪なものですが、彼女が全てを師匠に告白し、向き合うために過去の人物に会いに行く場面から、少しずつ光が差して来たように感じました。

百年後とまでは行かなくとも、主人公はきっと師匠の下に帰ると思います。
アンダスタンド・メイビー〈下〉 Amazon書評・レビュー: アンダスタンド・メイビー〈下〉より
4120041689
No.3
(4pt)

何度も引き止めたくなる主人公。

島本さんの書かれたものは、ほとんど読ませて頂きましたが、 これほど何度も 「そっちへ行っちゃだめ」と引き止めたくなった主人公は初めてでした。 なんとなくですが、その時その時で主人公・黒江が関わっていったひととの末路が想像できました。 だから余計に、ほぼその通りでぞっとしました。 『こうなるかも知れないから、こう行動しないでほしいな』 と思うのに、嫌な予感がことごとく当たる当たる。 この主人公は、自分を傷つけるために行動してるんじゃないかと思ったほどでした。 殺伐としていて、救いようがないんじゃないかとも思いましたが、最後はほんのり希望的。 だけどほんとに痛かった。 表紙と帯と「島本さん」というだけで手に取ると、キツイかもしれません。 いろんな意味で、『大きな熊が来る前に、おやすみ。』の、上をいってると思います。
アンダスタンド・メイビー〈下〉 Amazon書評・レビュー: アンダスタンド・メイビー〈下〉より
4120041689
No.2
(4pt)

文体が上手い。

文体と、やさしく現実にありそうな、次の展開が知りたくなるミステリーに、サラサラ読み進められてびっくりした。おちついて活字を読むことが苦手で、普段サクサク読み進められる本にはなかなか出会うことのなかった私には、「本を読む」ことが心地よくなった引き金の本となっちゃいました。 ありがとう!
アンダスタンド・メイビー(上) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: アンダスタンド・メイビー(上) (中公文庫)より
4122058953
No.1
(4pt)

文体が上手い。

文体と、やさしく現実にありそうな、次の展開が知りたくなるミステリーに、サラサラ読み進められてびっくりした。おちついて活字を読むことが苦手で、普段サクサク読み進められる本にはなかなか出会うことのなかった私には、「本を読む」ことが心地よくなった引き金の本となっちゃいました。 ありがとう!
アンダスタンド・メイビー〈上〉 Amazon書評・レビュー: アンダスタンド・メイビー〈上〉より
4120041670