(短編集)

フィッシュストーリー

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評判

フィッシュストーリーの評価:

3.65/5点 レビュー 94件。 C ランク

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平均点3.65pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全92件 21〜40 2/5ページ
No.72
(5pt)

中島敦「弟子」からの引用

正義の味方瀬川さんのセリフの原典は、中島敦「弟子」中で語られた孔子の弟子、子路の言葉です。
"大きな疑問が一つある。、、、邪が栄えて正がしいたげられるという・ありきたりの事実についてである。、、、悪は一時栄えても結局はその報いを受けると人はいう。なるほどそういう例もあるかもしれぬ。しかし、それも人間というものが結局は破滅に終わるという一般的な場合の一例なのではないか。善人が窮極の勝利を得たなどという例は、遠い昔は知らず、今の世ではほとんど聞いたことさえない。何故だ?何故だ?"
 中島敦「弟子」をこのような形でリライトしてくれる、伊坂氏のような作家がいてくれることを大変嬉しく思っております。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.71
(5pt)

中島敦「弟子」からの引用

正義の味方瀬川さんのセリフの原典は、中島敦「弟子」中で語られた孔子の弟子、子路の言葉です。
"大きな疑問が一つある。、、、邪が栄えて正がしいたげられるという・ありきたりの事実についてである。、、、悪は一時栄えても結局はその報いを受けると人はいう。なるほどそういう例もあるかもしれぬ。しかし、それも人間というものが結局は破滅に終わるという一般的な場合の一例なのではないか。善人が窮極の勝利を得たなどという例は、遠い昔は知らず、今の世ではほとんど聞いたことさえない。何故だ?何故だ?"
 中島敦「弟子」をこのような形でリライトしてくれる、伊坂氏のような作家がいてくれることを大変嬉しく思っております。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.70
(4pt)

ありそうでなさそうな4っつ物語

『フィッシュストーリー』は、ありそうでなさそうな4っつ物語が収められた作品集である。

伊坂ワールドお馴染みの黒澤が2作品に顔を出す他、その他の作品とクロスオーバする人物、出来事等が見られるようだ。fish story=ほら話。伊坂ワールドがそもそも、壮大なほら話になんじゃなかろうか。

■動物園のエンジン
深夜になると動物園で眠る中年男 永沢。朝になるとマンション建設反対運動に参加しているようだ。私と知人の河原崎、恩田は、永沢をめぐり「推理ゲーム」を試みる。はたして、ここらさ推測できることは ・・・

主人公たちが繰り広げる思索が、作中の仕掛けと相まって、謎めいた発展をしていく過程が楽しい。オチは、スカっとはいかないが、ほのぼのとした余韻を残してくれる。

■サクリファイス
人捜しを請け負い小暮村へ辿り着いた黒澤。小暮村は生贄を捧げる風習「こもり様」を続けていた。それは、サイコロで選んだ村人を一定期間、洞窟に閉じ込めるというものだった。話を聞いた黒澤はそこに胡散臭さを感じて探りを入れ始める ・・・

村に隠された秘密を暴く黒澤の洞察力が堪能できる作品。犯罪者 黒澤ならではの締めくくり方がいい。黒澤の「人を信じてみるというのは、人生の有意義なイベントの一つだ」は名言である。

■フィッシュストーリー
現在のハイジャック現場から、二十数年前、三十数年前、十年後とひとつの音楽を通じで紡ぎだされる時空を超えたほら話。「無音の間奏」が奏でるロマンチックなドラマ。あらすじを語るのは野暮というものだろう。

■ポテチ
空き巣の今村、そして同棲相手の大西。野球選手 尾崎宅で仕事の最中、今村は、留守番電話に入った尾崎に助けを求める女性のメッセージを聞いてしまう。今村は、その女性を助けようと決意して ・・・

塩味ポテトチップスに重ねた今村の切ない思い。ほろりとさせてくれる本作品集の中でお気に入りの逸品である。ピタゴラスの定理や万有引力の法則を発見した!という天才(?)今村。特に、純粋無垢な彼のキャラクターがすばらしい。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.69
(4pt)

ありそうでなさそうな4っつ物語

『フィッシュストーリー』は、ありそうでなさそうな4っつ物語が収められた作品集である。

伊坂ワールドお馴染みの黒澤が2作品に顔を出す他、その他の作品とクロスオーバする人物、出来事等が見られるようだ。fish story=ほら話。伊坂ワールドがそもそも、壮大なほら話になんじゃなかろうか。

■動物園のエンジン
深夜になると動物園で眠る中年男 永沢。朝になるとマンション建設反対運動に参加しているようだ。私と知人の河原崎、恩田は、永沢をめぐり「推理ゲーム」を試みる。はたして、ここらさ推測できることは ・・・

主人公たちが繰り広げる思索が、作中の仕掛けと相まって、謎めいた発展をしていく過程が楽しい。オチは、スカっとはいかないが、ほのぼのとした余韻を残してくれる。

■サクリファイス
人捜しを請け負い小暮村へ辿り着いた黒澤。小暮村は生贄を捧げる風習「こもり様」を続けていた。それは、サイコロで選んだ村人を一定期間、洞窟に閉じ込めるというものだった。話を聞いた黒澤はそこに胡散臭さを感じて探りを入れ始める ・・・

村に隠された秘密を暴く黒澤の洞察力が堪能できる作品。犯罪者 黒澤ならではの締めくくり方がいい。黒澤の「人を信じてみるというのは、人生の有意義なイベントの一つだ」は名言である。

■フィッシュストーリー
現在のハイジャック現場から、二十数年前、三十数年前、十年後とひとつの音楽を通じで紡ぎだされる時空を超えたほら話。「無音の間奏」が奏でるロマンチックなドラマ。あらすじを語るのは野暮というものだろう。

■ポテチ
空き巣の今村、そして同棲相手の大西。野球選手 尾崎宅で仕事の最中、今村は、留守番電話に入った尾崎に助けを求める女性のメッセージを聞いてしまう。今村は、その女性を助けようと決意して ・・・

塩味ポテトチップスに重ねた今村の切ない思い。ほろりとさせてくれる本作品集の中でお気に入りの逸品である。ピタゴラスの定理や万有引力の法則を発見した!という天才(?)今村。特に、純粋無垢な彼のキャラクターがすばらしい。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.68
(5pt)

オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈りに出てくる伊藤やその他の小説からの

登場人物が参加しています。

伊坂さんの小説を読んでいると、こう言うことが良くあります。

こんなところで繋がっていたんだぁって思え、大きな楽しみの

ひとつになっています。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.67
(5pt)

オーデュボンの祈り

オーデュボンの祈りに出てくる伊藤やその他の小説からの

登場人物が参加しています。

伊坂さんの小説を読んでいると、こう言うことが良くあります。

こんなところで繋がっていたんだぁって思え、大きな楽しみの

ひとつになっています。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.66
(4pt)

映画も見ました。

映画面白かったし
小説も面白かった!!!
伊坂さんの作品が好きなので
何度も見てしまいました!!
お薦め!
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.65
(4pt)

映画も見ました。

映画面白かったし
小説も面白かった!!!
伊坂さんの作品が好きなので
何度も見てしまいました!!
お薦め!
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.64
(5pt)

伊坂さん好きです

伊坂さんのストーリーはとても軽快で、引き込まれます。とても楽しかったです。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.63
(5pt)

伊坂さん好きです

伊坂さんのストーリーはとても軽快で、引き込まれます。とても楽しかったです。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.62
(4pt)

つながり

それぞれの話のつながりがいいですね。
この作家の作品をたくさん読みたいと感じました。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.61
(4pt)

つながり

それぞれの話のつながりがいいですね。
この作家の作品をたくさん読みたいと感じました。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.60
(4pt)

「ポテチ」の映画化には納得です

短編の「ポテチ」では、
主人公の恋人が、自分の頼んだ味とは違うポテチを主人公から渡されても、
どちらの味も好きだから取りかえなくてよいと言います。
主人公はそれを聞いて泣きます。
なぜ主人公が泣いたのかは話を最後まで読めばわかります。
小説の読後に上記の話を思い返して、私も少し涙しました。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.59
(4pt)

「ポテチ」の映画化には納得です

短編の「ポテチ」では、
主人公の恋人が、自分の頼んだ味とは違うポテチを主人公から渡されても、
どちらの味も好きだから取りかえなくてよいと言います。
主人公はそれを聞いて泣きます。
なぜ主人公が泣いたのかは話を最後まで読めばわかります。
小説の読後に上記の話を思い返して、私も少し涙しました。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.58
(4pt)

独特の雰囲気でちょっと哲学的

「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の4編が収められています。
所謂「推理小説」とはちょっと違うのですが、それぞれが独特の雰囲気のある作品になっており、その中に「謎解き」の要素が組み入れられている作品になっています。
雰囲気の特殊性は、その登場人物にも表れており、その典型が「サクリファイス」「ポテチ」で探偵役で登場する黒澤で、空き巣兼探偵と言う訳のわからない職業です。
その不思議な世界の中で、ちょっと意外な言葉が大きな役割を果たしており輝きを示しています。
その例としては、「フィッシュストーリー」の「僕の挫折が魚だとしたら、そのあまりの悲痛さと滑稽さに、川にも海にも棲み処がなくなるだろう」です。
そして「ポテチ」の塩味とコンソメ味の問題の様に、その意味を深く考えてしまいます。
その意味では、ちょっと哲学的とも言えます。
雰囲気のある面白い本でした。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.57
(4pt)

独特の雰囲気でちょっと哲学的

「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の4編が収められています。
所謂「推理小説」とはちょっと違うのですが、それぞれが独特の雰囲気のある作品になっており、その中に「謎解き」の要素が組み入れられている作品になっています。
雰囲気の特殊性は、その登場人物にも表れており、その典型が「サクリファイス」「ポテチ」で探偵役で登場する黒澤で、空き巣兼探偵と言う訳のわからない職業です。
その不思議な世界の中で、ちょっと意外な言葉が大きな役割を果たしており輝きを示しています。
その例としては、「フィッシュストーリー」の「僕の挫折が魚だとしたら、そのあまりの悲痛さと滑稽さに、川にも海にも棲み処がなくなるだろう」です。
そして「ポテチ」の塩味とコンソメ味の問題の様に、その意味を深く考えてしまいます。
その意味では、ちょっと哲学的とも言えます。
雰囲気のある面白い本でした。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.56
(5pt)

2012年の今だから読みたい「ポテチ」

収録作の「ポテチ」映画版を見ました。
本自体はずっと前に読んでいたのですが、
映画がかなり良かったのでせっかくだからレビューします。

これといって取り柄なく不思議な感じのある空き巣・今村、
今村がひょんなことから出会い一緒に暮らす女性・大西、
さらに寡黙で腕の立つ空き巣の兄貴役・黒澤の3人が、
地元のプロ野球チームに所属し、現在は補欠に甘んじるも、
かつて高校野球のスターだった尾崎をめぐる数奇な運命に向き合います。

映画、いいんです。
小説と違って今村と黒澤が2人で話すシーンから始まります。
ここは小説では描写が割愛されているのですが読んだ方には想像できるかと。
キャスティングは濱田さん=今村はピッタリ(←デジャヴはありますけどね 笑)、
大森さん=黒澤は何か微妙、木村さん=大西(若葉)はどハマりでした。
あと「親分」とエンドロール後の場面は賛否あるかなあ……。

で、映画泣けます。
「ゴールデンスランバー」以降映画化を慎んできた伊坂さんがGOを出したのは、
伊坂さんの住む東北を襲った東日本大震災の影響もあったと言われていますが、
僕には少なくとも、生きることを勇気づけられるというか、
「どうしようも無いこともあるけど生きてけばいいことだってある」という、
決して押し付けがましくないエールのようにも感じられました。

泣けるのはラスト、尾崎の打席の場面。映画は小説とちょっとだけ違います。
さらっと書いてかすかな余韻を残す小説もとても好きです。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.55
(5pt)

2012年の今だから読みたい「ポテチ」

収録作の「ポテチ」映画版を見ました。
本自体はずっと前に読んでいたのですが、
映画がかなり良かったのでせっかくだからレビューします。

これといって取り柄なく不思議な感じのある空き巣・今村、
今村がひょんなことから出会い一緒に暮らす女性・大西、
さらに寡黙で腕の立つ空き巣の兄貴役・黒澤の3人が、
地元のプロ野球チームに所属し、現在は補欠に甘んじるも、
かつて高校野球のスターだった尾崎をめぐる数奇な運命に向き合います。

映画、いいんです。
小説と違って今村と黒澤が2人で話すシーンから始まります。
ここは小説では描写が割愛されているのですが読んだ方には想像できるかと。
キャスティングは濱田さん=今村はピッタリ(←デジャヴはありますけどね 笑)、
大森さん=黒澤は何か微妙、木村さん=大西(若葉)はどハマりでした。
あと「親分」とエンドロール後の場面は賛否あるかなあ……。

で、映画泣けます。
「ゴールデンスランバー」以降映画化を慎んできた伊坂さんがGOを出したのは、
伊坂さんの住む東北を襲った東日本大震災の影響もあったと言われていますが、
僕には少なくとも、生きることを勇気づけられるというか、
「どうしようも無いこともあるけど生きてけばいいことだってある」という、
決して押し付けがましくないエールのようにも感じられました。

泣けるのはラスト、尾崎の打席の場面。映画は小説とちょっとだけ違います。
さらっと書いてかすかな余韻を残す小説もとても好きです。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243
No.54
(5pt)

上手い

登場人物のキャラクターの濃さは他の作品と変わらず伊坂ワールド炸裂。
今村と尾崎のエピソードは切ないが読了感は清々しいものだった。
しかし黒澤さんかっこいい。
どんでん返しや超展開があるわけでもないが、
淡々とした感じがイイなぁと思う本。
特に最後の「ポテチ」での親子愛がグッドって感じでした。
フィッシュストーリー Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリーより
4104596027
No.53
(5pt)

上手い

登場人物のキャラクターの濃さは他の作品と変わらず伊坂ワールド炸裂。
今村と尾崎のエピソードは切ないが読了感は清々しいものだった。
しかし黒澤さんかっこいい。
どんでん返しや超展開があるわけでもないが、
淡々とした感じがイイなぁと思う本。
特に最後の「ポテチ」での親子愛がグッドって感じでした。
フィッシュストーリー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: フィッシュストーリー (新潮文庫)より
4101250243