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(短編集)

ラヴクラフト全集7



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【この小説が収録されている参考書籍】
ラヴクラフト全集7 (創元推理文庫)

ラヴクラフト全集7の評価: 3.46/5点 レビュー 13件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(4pt)

興味本位で購入。でも良かった!

ここ最近ずっとハマっている、とある中国の対戦ゲームがこのクトゥルフ神話をモチーフにされているとの事だったので、読みたい話が入っているこれだけまず購入しました。
気になっていた『ファン・ロメロの変容』は特にとても良かったです。ロメロは可愛いし、主人公もロメロも何だか推しに似ていてちょっとニヤニヤしてしまいました。所々難しい表現がありますが、その他のお話も中々面白かったので、気になる方は是非オススメします。
ラヴクラフト全集7 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ラヴクラフト全集7 (創元推理文庫)より
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No.12:
(5pt)

何十年振りかの七巻ゲト

何十年か前に勝手に全六巻だと思い込み「ラブクラフト全集 全六巻 コンプリート」だなどと勝手に完結した気になってました。
七巻あったんかっ⁈衝撃と共に購入。内容はこんな感じだとは思ってましたから落胆も無し(ラブクラフトの傑作と云っていい作品はほぼ三巻までに収録されていると思います)
ただわりと珍しい小編も何作か収録されてる第七巻 ラブクラフト好きなら読んでも損は無いと思います。
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No.11:
(5pt)

不思議なファンタジーっぽい物語も。

ラヴクラフトは紙の本でだいたい読んだのですが、内容がうろ覚えの物が多く、最近また読んでみたくなりました。kindleで読めるのが有難いです。この巻の話は一風変わった、ファンタジーっぽい不思議世界です。クトゥルフの異界の生物もおもしろいのですが、こちらの雰囲気も好きです。
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No.10:
(4pt)

完結です。

病みつきになり、7巻まで購入しました。
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No.9:
(5pt)

良いでしょう!

さすがに、普遍の暗黒神話の小説で、面白いです。文章がぎっちりつまっているので、日本のラノベとかに比べると、1冊の読む時間は2〜3倍ある。再販版なので、新品は背表紙は白いです。
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No.8:
(3pt)

夢見人ラヴクラフト

本巻をもってラヴクラフト全集は一応の完結をみるとのことですが(別巻除く)
すでに使い古された(というより代表作の下敷きになった作品)ネタも多く、
作品集としてはいまひとつです。

しかし「夢書簡」集などを読むと、やはりラヴクラフトという人は常人とは違った
世界を幻視あるいは体現できた人ではなかったかという思いがいっそう強くなり
ました。
単におどろおどろしい怪異を描こうとしたわけではなく自らが直感していた
この世の「理解しがたい恐怖」という側面をなんとかして文字に焼き付けようと
奮闘した様がうかがえます。
それゆえに世代を超えて恐怖の本質を突いた世界観が支持されるのだろうと。

本巻では「忌み嫌われる家」が最も読みごたえがあり、怪異と対決する老若の男
たちの死闘がSF仕立ての要素も含めながら楽しめました。
また、「ファラオとともに幽閉されて」は古代エジプトを題材にした珍しい
短編で、冒険小説風な語り口でピラミッドを舞台にした怪奇幻想で、これも
面白かったです。

短編集というより断片集といった感じで新味はないものの、あらためてラヴクラフト
という小宇宙を眺める感がありました。

巻末には訳者の諸事情が語られ、翻訳がいかに大変な作業か――とりわけラヴクラ
フトのような作家なら――ということを初めて知りました。これはもう一種のギャンブルですね。
それと、原書を贈ってくれた様々な人々へのリスペクトでもあり、ひとりの作家の
全集というのは、このような見えない努力の集成なのかと知った次第です。
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No.7:
(3pt)

若いときはむさぼるように読んだのですが

全集1~6は学生の時にそろえて読んでいて、7巻はなかなか出版されなかったと記憶。 その7巻を見つけ読んでみたけどなぜか移入できない。 文体が古いせいなのか? 自分の想像力が衰えたのか? ラブクラフト死後、フォロワーによって拡張されていったクトゥルフ神話の原点を 再認識するために、じっくり腰をすえてもう一回読んでみるか。
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No.6:
(3pt)

翻訳は悪くないと思います。

『ラヴクラフト全集5』のカスタマーレビューにも書きましたが、
僕は1読者として、この人の翻訳が悪いとはどうしても思えません。
悪い翻訳とは、物語の雰囲気を殺して、
それを無味乾燥なものにしてしまっているもののことを言うのだと思っているのですが、
そういう意味では大滝啓裕氏の翻訳は十分不気味で、
物語のおどろおどろしさ、うねくるようなリズムを表現しえていると思います。
しかしとは言っても、僕は原文を読んだことのない身です。
ただ全集1で訳者の大西氏が書かれている「原文のとっつきにくさ」
から判断して、おそらく原文もこれくらいはややこしいものなのだろうな、
と漠然と思うまでです。実際30年代のアメリカの小説というのはシンクレア・ルイスしかり、
こういうわかりにくいような晦渋なような、そういう文体が主流だったのではと思うのですが。

また、巻末の"コレクション自慢"がいやらしい、
というレビューにも反対の意見を述べさせていただきます。
というのも、コレクション自慢などどこにもなく、あるのはただ、
全集に収録されている小説がもともとどんな雑誌に掲載されていたか、
という写真資料に他ならないからです。読者にも有益なこの情報が、
どうして「自慢」などという歪んだ捉え方をされてしまうのか理解に苦しみます。

と、ここまで滔々とあまりにも意見が偏りすぎていると思われるレビューについての
個人的な反論を書かせていただきましたが、それでも僕の星の数はこのくらいです。
というのも単純に、収録されている作品がたいしておもしろくないからです。

事情はおそらく解説で大滝氏が書かれている、
「もともと選集だったはずが3巻を自分が翻訳した時点から『全集』という名前になった。」
ということがどうもその一因らしく、
最もおもしろい作品が1、2巻のほうに凝縮させられてしまって、
あとの巻はその残りをうまく配分していくしかなく、
さらにそうしてこの巻まで来てしまっては、もうおもしろい中身のある小説もネタ切れで、
一種の資料集めいたB面集的な存在になってしまったのだと思います。
しかしどんな作家の全集にもこの手の、「誰も読まないような巻」はつきものだと思うので、
まぁ、仕方ないかなぁとも思っています。
ともかくこれでラブクラフトの全小説が訳されたということで、素直にそれを喜びたいです。

でもほんとに、内容はあくまでこれまでの巻の『おまけ』程度に考えてください!
ラヴクラフト全集7 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ラヴクラフト全集7 (創元推理文庫)より
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No.5:
(3pt)

読みづらいですが・・・

確かに読みづらいです. 他の巻と比べても. ただ「アーカム計画」を読むに当たり,元ネタを網羅したい人は読んでおいて損は無いと思います. 自分もそれが狙いで読んでます.
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No.4:
(3pt)

一般人にはつらい

16年ぶりに出た第7巻。
 13の短篇と、初期作品が5篇。さらに友人知己に書き送った夢・妄想的想像が「夢書簡」と題してまとめられている。ハリー・フーディニ名義で代作した「ファラオとともに幽閉されて」など、貴重な作品が収められている。
 私にとってもラヴクラフトを読むのは16年ぶりだった。初期作品や断片、書簡なども含まれているということで、あまり期待せずに読んだが、まあ、悪くはないだろう。クトゥルー神話も入っていないし、良作と呼べるものも見当たらない。しかし、ラヴクラフトの雰囲気は感じ取れる。出版には感謝する。
 それにしても翻訳がひどい。原文に忠実な態度はわかるが、日本語としてどうか。
 一般人にはつらい一冊だろう。
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No.3:
(1pt)

原作者激怒確定な翻訳ぶり

15年以上の歳月を経て、ようやく最終巻刊行。その内容は、初期作品に夢書簡。しかもよそでは見られないようなものばかり。その前評判につられて購入したわけだが、最高につまらなかった。特に訳のしょぼさが目立つ。関係文を2つ以上重ねたと思しきオリジナル文を、何も手を加えずに直訳したり、アラビア語の固有名詞を変に英語のリエゾンなんかつけて訳していたりと、読んでいてかなりストレスを感じた。
そしてきわめつけに、あとがきでこちらが聞きたくもない訳者の弁解じみた制作秘話を拝まされるんだから、たまったもんじゃない。この15年で、訳者の英語力と日本語力は確実に低下していっているようだ。仮に、ラヴクラフトが存命であれば、オリジナルの良さを完全に台無しにしてしまった翻訳者に、鬼の形相で「ティンダロスの猟犬」を差し向けている事だろう。
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No.2:
(1pt)

余計なあとがき

訳者あとがきに延々と、不景気やらなんやらで翻訳が遅れたと言い訳が書いてあり、ひどく幻滅。 こういう個人的な(それも作品と無関係で気持ちの良くない)あとがきを読まされても、読者としては困るばかりで本の印象は悪くなるだけだと思うのだが。
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No.1:
(5pt)

やっと完結したが・・・

ラヴクラフト全集の刊行は1989年の6巻で中断していたが、やっと 最終巻が出た。 特に「夢書簡」や初期作品などファンが読みたくなる ものがそろっている。 これでラヴクラフト全集は30年過ぎて完結 したが、惜しむらくは「文学における超自然の恐怖」というラヴクラ フトによる恐怖文学論が全集に含まれていない。 こういう悔いを残し ながらまた新しいラヴクラフトの選集が編まれるのだろう。 本書にはダンセイニ風の作品も含まれているが、ダンセイニを読んで 本書を読めば、ラヴクラフトの独自の地平の広さを知ることになると 思う。 ラヴクラフトはクトルー神話を遺すためにこの世に生まれでた人だ。
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