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孤島の殺人鬼 本格推理マガジン



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【この小説が収録されている参考書籍】
孤島の殺人鬼―本格推理マガジン (光文社文庫)

孤島の殺人鬼 本格推理マガジンの評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

「逆密室の夕べ」――『OZの迷宮』所収の短編

◆「逆密室の夕べ」(柄刀一)

  スイミング・スポーツクラブの管理職である、京西一也、
  光二の兄弟が、クラブビルで悲惨な二重の死を遂げる。

  光二が兄を撲殺した後に、シャワールーム
  で足を滑らせ、頭を打って事故死したのだ。

  その時ビルには、彼らと同じ管理職の小口四郎がいたのだが、
  事故死前の光二に捕まり、四日三晩、監禁されていたという……。

  本作では容疑者が最初から一人に限定されている
  ので、ある意味、《倒叙もの》の味わいがあります。

  逆密室を構成する、〈場〉の特性を活かした物理トリックと、死体の首筋に横一
  直線に引かれた血の線という、ダイイング・メッセージの解読が読みどころです。

 

★『OZの迷宮』
孤島の殺人鬼―本格推理マガジン (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:孤島の殺人鬼―本格推理マガジン (光文社文庫)より
4334721656

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