サラマンダ-殲滅

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評判

サラマンダ-殲滅の評価:

4.52/5点 レビュー 21件。 A ランク

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平均点4.52pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 41〜54 3/3ページ
No.14
(5pt)

圧倒的な説得力

上巻を読んだ読者なら、読まずにはいられないだろう。

復讐に身を捧げた静香に、目的遂行のため、直接的に手を差し伸べる協力者たち。

遠く離れた場所から、彼女の身を案じ、救いを与えようとする、会ったこともない人々。

それぞれの想いを受け止め、最終ミッションが開始される。

灼熱の星で、静香を待つ結末とは…。

是非その目で、確かめてください。

そして、単なる勧善懲悪ではなく、現実の厳しさ、虚無感、無情さを感じさせつつ、

それでもかすかな希望を抱かせるラストシーン。

現実世界でテロの脅威が大々的にクローズアップされる以前に、

このラストシーンを書いていた作者には脱帽です。

SFという範疇にとどまらず、徹夜してでも読み通したくなるエンターテインメントの傑作。

今のところ、この作品が著者の最高傑作といって差し支えないかと思います。
サラマンダー殲滅〈下〉 (ソノラマ文庫ネクスト) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅〈下〉 (ソノラマ文庫ネクスト)より
4257173386
No.13
(5pt)

圧倒的な説得力

上巻を読んだ読者なら、読まずにはいられないだろう。

復讐に身を捧げた静香に、目的遂行のため、直接的に手を差し伸べる協力者たち。

遠く離れた場所から、彼女の身を案じ、救いを与えようとする、会ったこともない人々。

それぞれの想いを受け止め、最終ミッションが開始される。

灼熱の星で、静香を待つ結末とは…。

是非その目で、確かめてください。

そして、単なる勧善懲悪ではなく、現実の厳しさ、虚無感、無情さを感じさせつつ、

それでもかすかな希望を抱かせるラストシーン。

現実世界でテロの脅威が大々的にクローズアップされる以前に、

このラストシーンを書いていた作者には脱帽です。

SFという範疇にとどまらず、徹夜してでも読み通したくなるエンターテインメントの傑作。

今のところ、この作品が著者の最高傑作といって差し支えないかと思います。
サラマンダー殲滅(下) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅(下) (光文社文庫)より
4334741231
No.12
(5pt)

すさまじい傑作

私は現在32歳だが、十年余り前、

ヒロイック・ファンタジー一辺倒だった私の読書体験を決定的に変えた作品である。

ハードSFというほど小難しくはなく、

復讐劇というシンプルなストーリーを、

個性豊かな愛すべきキャラクターたちを散りばめて描く。

時間を忘れてひたすら読み進む、という体験を、

本当の意味で最初に味わわせてくれた作品です。

長らく絶版の憂き目にあっていましたが、

めでたく版元を変えて、容易に購入可能になりました。

「なんだ、SFかよ」と決めつけず、まずは読んでみてください。

作品によってはストーリーテリングに難のあるカジシンですが、

この作品では凄まじい牽引力を発揮しています。

きっと、下巻を読まずにはいられません。
サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫)より
4334741223
No.11
(5pt)

最後は感涙! 絶対の満足保証付き!

私は、著者に対して「おもいでエマノン」をいつまでも求め続ける古い読者だ。だから、「OKAGE」には期待したが、見事に振られた。この著書も、はっきり言って「読みたい本が他になかった」「日本SF大賞受賞作品である」「文庫本で廉価」という理由で手に取った。期待はしていなかった、まったく。上巻を読み出してすぐに「ああー、しまった」と思った。やっぱり買うんじゃなかった。ステレオタイプの人物が、お定まりのストーリーに乗っかり、ハリウッド製大予算SF活劇のはじまりはじまり、という感じで登場。文章もマンガチックで、「おもいでエマノン」の情感にはほど遠い。しかし、ケチな私は「折角買ったんだから」と読み続けた。ここが大事です。ここで投げ出してしまわなかった私は、偉い! 東京駅から読み始め、新大阪についた時には、大慌てで書店に飛び込み、下巻をゲットした。今、買おうかどうしょうかと迷っている貴方、ラストシーンで感涙にむせぶことを、私は声を大にして保証します。
サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト)より
4257173378
No.10
(5pt)

最後は感涙! 絶対の満足保証付き!

私は、著者に対して「おもいでエマノン」をいつまでも求め続ける古い読者だ。だから、「OKAGE」には期待したが、見事に振られた。この著書も、はっきり言って「読みたい本が他になかった」「日本SF大賞受賞作品である」「文庫本で廉価」という理由で手に取った。期待はしていなかった、まったく。上巻を読み出してすぐに「ああー、しまった」と思った。やっぱり買うんじゃなかった。ステレオタイプの人物が、お定まりのストーリーに乗っかり、ハリウッド製大予算SF活劇のはじまりはじまり、という感じで登場。文章もマンガチックで、「おもいでエマノン」の情感にはほど遠い。しかし、ケチな私は「折角買ったんだから」と読み続けた。ここが大事です。ここで投げ出してしまわなかった私は、偉い! 東京駅から読み始め、新大阪についた時には、大慌てで書店に飛び込み、下巻をゲットした。今、買おうかどうしょうかと迷っている貴方、ラストシーンで感涙にむせぶことを、私は声を大にして保証します。
サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマノベルス) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマノベルス)より
4257010363
No.9
(5pt)

最後は感涙! 絶対の満足保証付き!

私は、著者に対して「おもいでエマノン」をいつまでも求め続ける古い読者だ。だから、「OKAGE」には期待したが、見事に振られた。この著書も、はっきり言って「読みたい本が他になかった」「日本SF大賞受賞作品である」「文庫本で廉価」という理由で手に取った。期待はしていなかった、まったく。上巻を読み出してすぐに「ああー、しまった」と思った。やっぱり買うんじゃなかった。ステレオタイプの人物が、お定まりのストーリーに乗っかり、ハリウッド製大予算SF活劇のはじまりはじまり、という感じで登場。文章もマンガチックで、「おもいでエマノン」の情感にはほど遠い。しかし、ケチな私は「折角買ったんだから」と読み続けた。ここが大事です。ここで投げ出してしまわなかった私は、偉い! 東京駅から読み始め、新大阪についた時には、大慌てで書店に飛び込み、下巻をゲットした。今、買おうかどうしょうかと迷っている貴方、ラストシーンで感涙にむせぶことを、私は声を大にして保証します。
サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫)より
4334741223
No.8
(4pt)

細かいことは気にしない

確かに、短編作家が長編に初めて挑んだ危うさのようなものは
あるけど、面白いから一気に読めます。SFのアイディアも
たくさんつまっていて楽しいです。ただ、途中からSFというより
ファンタジーに近くなってしまってるけど。
別の人も書いてるけど、テロについてはまさに今の時代を
予測するような描写があって、この点は凄い。結末については、
まあ、この作者は切ない話が得意だから(せつないと言うより
むなしい結末ですが)。でもヒロインはテロの撲滅ではなく、
あのテロ集団の殲滅を目指してたのだから、目的を達成したとも
言えます。
細かいつっこみどころは満載ですが、それを補って余りある
面白さです。必読!とは言わないけど、読んでみたら?
ってすすめられる本です。
サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫)より
4334741223
No.7
(4pt)

細かいことは気にしない

確かに、短編作家が長編に初めて挑んだ危うさのようなものは
あるけど、面白いから一気に読めます。SFのアイディアも
たくさんつまっていて楽しいです。ただ、途中からSFというより
ファンタジーに近くなってしまってるけど。
別の人も書いてるけど、テロについてはまさに今の時代を
予測するような描写があって、この点は凄い。結末については、
まあ、この作者は切ない話が得意だから(せつないと言うより
むなしい結末ですが)。でもヒロインはテロの撲滅ではなく、
あのテロ集団の殲滅を目指してたのだから、目的を達成したとも
言えます。
細かいつっこみどころは満載ですが、それを補って余りある
面白さです。必読!とは言わないけど、読んでみたら?
ってすすめられる本です。
サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト)より
4257173378
No.6
(4pt)

細かいことは気にしない

確かに、短編作家が長編に初めて挑んだ危うさのようなものは
あるけど、面白いから一気に読めます。SFのアイディアも
たくさんつまっていて楽しいです。ただ、途中からSFというより
ファンタジーに近くなってしまってるけど。
別の人も書いてるけど、テロについてはまさに今の時代を
予測するような描写があって、この点は凄い。結末については、
まあ、この作者は切ない話が得意だから(せつないと言うより
むなしい結末ですが)。でもヒロインはテロの撲滅ではなく、
あのテロ集団の殲滅を目指してたのだから、目的を達成したとも
言えます。
細かいつっこみどころは満載ですが、それを補って余りある
面白さです。必読!とは言わないけど、読んでみたら?
ってすすめられる本です。
サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマノベルス) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマノベルス)より
4257010363
No.5
(4pt)

テロとの戦い

当事の筆者は短編作家なわけで、長編かけよと言われて書いたようなもんだ。
長編書いたらSF大賞やるよ、と。そう言われて、書いた作品。
だから構成は...1本抜いたらバラバラになっちまうジェンカ、
あるいはテトリスが隙間あきまくりでゲームオーバーになりかけ。
そういう、危うい構成。当時は、ね。
長編の経験がないから、短編・中編の積み木細工で組み立てるしかない。
いかにも、そういう稚拙さが目立つ。
だけど私が、この2004年にこの作品を押したいのは
近未来がテロの時代なんだと予告したこと。
たとえばアルカイダみたいな大樹規模なテロ組織が殲滅されたとしよう。
その隙間を衝いて他のテロ組織が、まるで蟲が涌いて出るように
あとから後からあとから後から。わらわらわらわら出現しては攻撃を加える。
このことを明確に指摘しているんだな。
テロが成功を収めた例はない。が、とりあえずテロはツブさなきゃなんない。
この物語では、一つの巨大なテロ組織を殲滅した。ヒロインは放心状態。
それはそれでいいんだが
その空いた隙間で他のテロリスト集団が、ここぞとばかりに盛大に活動。
ヒロインは放心状態。なにもできない。
やりきれない。余りにも救いのない結末。
それじゃ、現実の俺らは何やんなきゃなんないんだ!?
テロはツブさなきゃなんない。
テロが成功を収めた例は、世界史上、ひとつもない。
でも俺らは何やんなきゃなんないのよ???
この、もどかしさを感じ取って頂ければ幸いに存じます...
サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト)より
4257173378
No.4
(4pt)

テロとの戦い

当事の筆者は短編作家なわけで、長編かけよと言われて書いたようなもんだ。
長編書いたらSF大賞やるよ、と。そう言われて、書いた作品。
だから構成は...1本抜いたらバラバラになっちまうジェンカ、
あるいはテトリスが隙間あきまくりでゲームオーバーになりかけ。
そういう、危うい構成。当時は、ね。
長編の経験がないから、短編・中編の積み木細工で組み立てるしかない。
いかにも、そういう稚拙さが目立つ。
だけど私が、この2004年にこの作品を押したいのは
近未来がテロの時代なんだと予告したこと。
たとえばアルカイダみたいな大樹規模なテロ組織が殲滅されたとしよう。
その隙間を衝いて他のテロ組織が、まるで蟲が涌いて出るように
あとから後からあとから後から。わらわらわらわら出現しては攻撃を加える。
このことを明確に指摘しているんだな。
テロが成功を収めた例はない。が、とりあえずテロはツブさなきゃなんない。
この物語では、一つの巨大なテロ組織を殲滅した。ヒロインは放心状態。
それはそれでいいんだが
その空いた隙間で他のテロリスト集団が、ここぞとばかりに盛大に活動。
ヒロインは放心状態。なにもできない。
やりきれない。余りにも救いのない結末。
それじゃ、現実の俺らは何やんなきゃなんないんだ!?
テロはツブさなきゃなんない。
テロが成功を収めた例は、世界史上、ひとつもない。
でも俺らは何やんなきゃなんないのよ???
この、もどかしさを感じ取って頂ければ幸いに存じます...
サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマノベルス) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマノベルス)より
4257010363
No.3
(4pt)

テロとの戦い

当事の筆者は短編作家なわけで、長編かけよと言われて書いたようなもんだ。
長編書いたらSF大賞やるよ、と。そう言われて、書いた作品。
だから構成は...1本抜いたらバラバラになっちまうジェンカ、
あるいはテトリスが隙間あきまくりでゲームオーバーになりかけ。
そういう、危うい構成。当時は、ね。
長編の経験がないから、短編・中編の積み木細工で組み立てるしかない。
いかにも、そういう稚拙さが目立つ。
だけど私が、この2004年にこの作品を押したいのは
近未来がテロの時代なんだと予告したこと。
たとえばアルカイダみたいな大樹規模なテロ組織が殲滅されたとしよう。
その隙間を衝いて他のテロ組織が、まるで蟲が涌いて出るように
あとから後からあとから後から。わらわらわらわら出現しては攻撃を加える。
このことを明確に指摘しているんだな。
テロが成功を収めた例はない。が、とりあえずテロはツブさなきゃなんない。
この物語では、一つの巨大なテロ組織を殲滅した。ヒロインは放心状態。
それはそれでいいんだが
その空いた隙間で他のテロリスト集団が、ここぞとばかりに盛大に活動。
ヒロインは放心状態。なにもできない。
やりきれない。余りにも救いのない結末。
それじゃ、現実の俺らは何やんなきゃなんないんだ!?
テロはツブさなきゃなんない。
テロが成功を収めた例は、世界史上、ひとつもない。
でも俺らは何やんなきゃなんないのよ???
この、もどかしさを感じ取って頂ければ幸いに存じます...
サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅(上) (光文社文庫)より
4334741223
No.2
(5pt)

怒涛の復讐劇

短編に定評のある梶尾真治先生ですが、長編もいけます。
本作品は異星への移民が進んだ時代の話で、主人公はごく普通の主婦。
あるテロ集団の爆弾テロによって、家族を失い、そのショックで植物人間になってしまいます。
彼女は心理治療の力で意識を取り戻します、テロ集団「汎銀河聖解放戦線」への激しい憎悪と共に。
激しい怒り、それだけを頼りに復讐に挑む主人公を描いた、怒涛の復讐劇。
ハリウッドあたりで映画化すれば面白いんじゃないかと思います。
映像に映えるシーンが山盛りですから。
SF大賞受賞作。その名に恥じぬ大作です。
読むときは必ず上下巻そろえてお読みください。
サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト)より
4257173378
No.1
(5pt)

はまります。

初めて梶尾先生の作品とであったのは、中学生のときこの作品のオーディオドラマでした。
すっかり作品に魅了され、原作本を何度も読みました。
そのころ好きだった漫画家さんが梶尾先生とお知り合いと雑誌で知り、
梶尾先生にファンレターを書きたかったが、あて先を知らなかった私は、
その漫画家の先生に梶尾先生に渡してくださいと手紙を送ってしまいました。
その後2通ほどお返事を頂き今でも宝物です。
どうしても感動を伝えたっかた世間知らずの中学生当時の自分でした。
読んでいる間自分はその世界の住人になってしまう。
何度読んでもあたらしい発見のある話です。
かなりの長編ですが、時間のあるときに一気に読みたい本のひとつです。
サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト) Amazon書評・レビュー: サラマンダー殲滅〈上〉 (ソノラマ文庫ネクスト)より
4257173378