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【帚木蓬生】
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天に星 地に花の評価:
4.59/5点 レビュー 22件。 B ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点4.59pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
「天に星、地に花、人に慈愛」。それは、世の中を美しくする。
筑後平野に生きた人々
故郷には帰らない覚悟で、助けてくれた木林鎮水について医師の道を目指す。
診療に訪れる患者の口を通して、飢饉に苦しむ人びとの様子、大庄屋の責任、
一揆寸前の農民の様子が、生なましく描かれる。
餓死者も出るような厳しさと苛斂誅求を究めるお上への恨み、そして束の間の
平穏な暮らし。
晴が続くと雨乞いをし、雨が降れば降ったで病虫害を憂える。
まったく、農民の暮らしには心配の種だけはいっぱいある。
しかし、それはいつも変わらず続いている人びとの営みに他ならない。
主人公の患者に対する真摯な姿勢を「病を克服する最後の決め手は、
患者に宿っている治る力」、「医は祈り」という言葉で表現する一方で、
「世にあまたいる医師の多くが、おのれのみ満足し、…」と、現代にも
通じる医者の世界にもチクリ。