片想い

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評判

片想いの評価:

3.97/5点 レビュー 148件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全240件 181〜200 10/12ページ
No.60
(5pt)

他の東野作品の要素をたくさん入れた作品

 とても面白かった。読んでいて他の東野作品の要素がたくさん使われている印象が強かった。
 解説にも書いてあった、「妻と娘」が「男と女」に変わっているという点で「秘密」、途中行方不明になった美月を探していたところは「時生」、「性同一性障害」という社会問題を題材にしている点で「天空の蜂」。最初に犯行を告白している点で「レイクサイド」、壮大な計画が動いていた点では「宿命」「変身」「分身」に似ていた。裏面に書いてある、「十年という歳月はかつての仲間を、そして自分を変えてしまったのだろうか」という点では、作者は違うが、重松清の「トワイライト」を連想させる。そして、少し無理矢理かもしれないが、男と女の心の間で揺れ動く美月を見ていると、恩田陸の「夜のピクニック」を思わせる。
 「性同一障害」について深く考えさせられたので、多くの人に読んでほしい。「3年B組金八先生」第6シリーズを見て、「性同一障害」に関心を持った人なら共感してもらえる作品だと思うので、そういう人にはぜひ読んでもらいたい。
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.59
(5pt)

東野作品で一、二を争う小説

これは私の中では東野作品で一、二を争う小説でした。
面白かったという意味でです。
すごく長編で、これだけのものをよく書けたなというのもあるし、よく調べてあるし、性同一性障害について読者に考えさせる力もあるし、ミステリーとしても最後まで息が抜けない感じで、文句のつけどころがなかったです。
片想い Amazon書評・レビュー: 片想いより
4163198806
No.58
(5pt)

東野作品で一、二を争う小説

これは私の中では東野作品で一、二を争う小説でした。
面白かったという意味でです。
すごく長編で、これだけのものをよく書けたなというのもあるし、よく調べてあるし、性同一性障害について読者に考えさせる力もあるし、ミステリーとしても最後まで息が抜けない感じで、文句のつけどころがなかったです。
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.57
(2pt)

テーマとしては面白かったけれども

 性同一性障害というテーマ自体は面白かったけれども、なんとなく話自体には引き込まれませんでした。いつもより話の展開が単調だったような気がします。ただ、男と女という線引きだけにとどまらず、より大きな目線で書かかれており、東野作品らしさも感じることもできます。
片想い Amazon書評・レビュー: 片想いより
4163198806
No.56
(2pt)

テーマとしては面白かったけれども

 性同一性障害というテーマ自体は面白かったけれども、なんとなく話自体には引き込まれませんでした。いつもより話の展開が単調だったような気がします。ただ、男と女という線引きだけにとどまらず、より大きな目線で書かかれており、東野作品らしさも感じることもできます。
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.55
(5pt)

ベスト・オブ・東野圭吾

素晴らしい本だと思う。
男と女、陽と陰、善と悪。
一見、全く違うものであり対比しているものも、実は表裏一体、
それは「メビウスの輪のごとく」である。
東野圭吾で一番好きなのはこれです。
迷っている方はぜひよんでほしい!!
この本で人生ちょっと変わったな〜
片想い Amazon書評・レビュー: 片想いより
4163198806
No.54
(5pt)

ベスト・オブ・東野圭吾

素晴らしい本だと思う。
男と女、陽と陰、善と悪。
一見、全く違うものであり対比しているものも、実は表裏一体、
それは「メビウスの輪のごとく」である。
東野圭吾で一番好きなのはこれです。
迷っている方はぜひよんでほしい!!
この本で人生ちょっと変わったな〜
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.53
(4pt)

流石です!

前半はアメフト部のエピソードなどが安っぽいし
物語自体もイマイチで東野さんらしくないなあ、
と思っていたのですが、
中盤から一気に引き込まれます。
アメフトのエピソードにしても最終的に上手く絡んできますし、
社会的メッセージも素晴らしいし、流石は東野さんです。
本当に東野さんの作品には無駄な部分がありません。
片想い Amazon書評・レビュー: 片想いより
4163198806
No.52
(4pt)

流石です!

前半はアメフト部のエピソードなどが安っぽいし
物語自体もイマイチで東野さんらしくないなあ、
と思っていたのですが、
中盤から一気に引き込まれます。
アメフトのエピソードにしても最終的に上手く絡んできますし、
社会的メッセージも素晴らしいし、流石は東野さんです。
本当に東野さんの作品には無駄な部分がありません。
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.51
(3pt)

大作だが心には響かない

 大作だし意欲作でもあるが、あまり心に響かない作品。
 性同一性障害については、私には、直接の知人にそういう人もいないし、発言する資格もないと思う。それでも、この本に描かれているのは、たぶん表面的なことでしかないなあ、というのは何となくわかる。
 もちろん、作者がちゃんと調べて、きちんと考えて書いていることは伝わってくるのだが(ミステリーの設定だから、あまり深い掘り下げを求めてもいけないのかな)。
 小説としては、主人公の戸惑いや焦りはうまく描かれていると思うけど、ミステリーの部分は、緻密な展開とは言い難いような気がする。
 細かい点で不自然に思ったことを指摘すると、主人公が10年ぶりに再会した学生時代のラグビー部の女子マネージャー・美月が、実は性同一性障害だった、というのに、この小説の地の文では「彼女」のまま。違和感を覚えつつ、何かの伏線なのかと思って読み進んだが、結局、作者の意図はよくわからない。
 主人公の意識の中で、美月はずっと女だった、というのかもしれないけど、この小説の文体は主人公の一人称ではないし、美月のアイデンティティを尊重するなら、少なくとも地の文では、彼でも彼女でもなく、名前を書き続けるべきだったのではないか。
 もう一つ、事件を追う過程で、主人公がある人物の行方を探す場面がある。その人物は、身体は女、心は男なのだが、主人公はその人物の知人から、もし会えたら渡してほしいと1枚の写真を預かる。その後、主人公は、今は男の姿で暮らしているその人物を探し当てたのに、写真を渡していない(そういう描写がない)。
 これは明らかに作者のミスだろう。
 そういう細部に神経が行き届いていないと、フィクションは決して傑作にならないと思う。
片想い Amazon書評・レビュー: 片想いより
4163198806
No.50
(3pt)

大作だが心には響かない

 大作だし意欲作でもあるが、あまり心に響かない作品。
 性同一性障害については、私には、直接の知人にそういう人もいないし、発言する資格もないと思う。それでも、この本に描かれているのは、たぶん表面的なことでしかないなあ、というのは何となくわかる。
 もちろん、作者がちゃんと調べて、きちんと考えて書いていることは伝わってくるのだが(ミステリーの設定だから、あまり深い掘り下げを求めてもいけないのかな)。
 小説としては、主人公の戸惑いや焦りはうまく描かれていると思うけど、ミステリーの部分は、緻密な展開とは言い難いような気がする。
 細かい点で不自然に思ったことを指摘すると、主人公が10年ぶりに再会した学生時代のラグビー部の女子マネージャー・美月が、実は性同一性障害だった、というのに、この小説の地の文では「彼女」のまま。違和感を覚えつつ、何かの伏線なのかと思って読み進んだが、結局、作者の意図はよくわからない。
 主人公の意識の中で、美月はずっと女だった、というのかもしれないけど、この小説の文体は主人公の一人称ではないし、美月のアイデンティティを尊重するなら、少なくとも地の文では、彼でも彼女でもなく、名前を書き続けるべきだったのではないか。
 もう一つ、事件を追う過程で、主人公がある人物の行方を探す場面がある。その人物は、身体は女、心は男なのだが、主人公はその人物の知人から、もし会えたら渡してほしいと1枚の写真を預かる。その後、主人公は、今は男の姿で暮らしているその人物を探し当てたのに、写真を渡していない(そういう描写がない)。
 これは明らかに作者のミスだろう。
 そういう細部に神経が行き届いていないと、フィクションは決して傑作にならないと思う。
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.49
(4pt)

「男・女」とは?

「血液型4つで性格を分けるのなんておかしい!」と言う人はたくさんいても、
男女の2分類に疑問を投げかける人は多くはない。
男女の違いとは何か?
そもそも「男・女」という概念は正しいのか?
あなたにとって男女とは、
コインの表裏ですか?
北極と南極ですか?
読んで、考えてみてはいかがでしょうか。
片想い Amazon書評・レビュー: 片想いより
4163198806
No.48
(4pt)

「男・女」とは?

「血液型4つで性格を分けるのなんておかしい!」と言う人はたくさんいても、
男女の2分類に疑問を投げかける人は多くはない。
男女の違いとは何か?
そもそも「男・女」という概念は正しいのか?
あなたにとって男女とは、
コインの表裏ですか?
北極と南極ですか?
読んで、考えてみてはいかがでしょうか。
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.47
(4pt)

すごいと思った

東野圭吾の本を、読んでみたかった。
お勧めの作家でよく目にする作家さんだったから。
読み終わって、すごいって感心した。
こんな長編を、きちんと書くってことがすごい。
緻密な構成、絡み合った人間関係。
最初のほうに出てきた伏線が最後で明らかになる。
そこに持ってくまでの展開。
中盤に差し掛かったところで新たな展開。
どれもすごいとおもう。
私的には2時間のサスペンス劇場を見てる気分だったけど。
性同一性障害・・・
すごく難しい話だと思った。
「受け入れられたいという我々の思いは、
 たぶんこれからも伝わらない。
 片想いはこれからも続くでしょう。」
ちょうど、中間あたりで出てくる科白。
きっと、苦しんでいる人はたくさんいるんだろうなと思った。
ハードカバーでもこんなに分厚いんだから文庫本にしたら・・・
それでも、最後まで飽きずにあっという間に読んでしまった。
後半に差し掛かったとこで
主人公が15分か20分の間に人の部屋の中からあるものを探さなきゃいけない場面がある。
部屋の持ち主が帰ってくるまで15〜20分ってこと。
気がついたら、こっちまで焦って急いで読んでた。
そして、何も私まで急いで読むことないって気がついて戻ってまた読み直した。
それくらい、話の中に入ってた。
片想い Amazon書評・レビュー: 片想いより
4163198806
No.46
(3pt)

冗長…

東野圭吾さんの作品で初めて読んだのがこちらの「片想い」でした。
確かに性同一性障害というテーマを真剣に、丁寧に扱っているのは伝わってきました。また、登場人物の感情描写等、共感できる部分もありました。意欲作だとは思います。
ただ、読んでいて話が間延びしている感じがしてなりませんでした。
事件の真相と性同一性障害に関する話を行ったり来たりして、テンポが悪く、必要以上に文字数、ページ数が多いように感じました。
あくまでミステリーとして読んだなら、あまり面白くなかったというのが率直な感想です。
東野圭吾さんの他の作品を読んでいたら、あらかじめ性同一性障害というテーマを取り扱った作品として読んでいたら、もう少し違った感想を持ったかもしれませんが、今回はこの評価です…
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.45
(3pt)

どちらかと言うとヒューマンドラマ系

性同一性障害の友人の周りで事件が起き、元アメフト部のQBがその謎に迫る。
前半がミステリーでテンポ良く進み、後半がヒューマンドラマ的に人間関係(友情、愛情)が見え隠れする。
人間の男女の性について、本書を通じて考えさせられる部分もあり、「メビウスの輪」という表現は、納得の表現である。この辺の微妙なニュアンスについては、本書を読んで味わって欲しい。
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.44
(3pt)

ジェンダーに正面から取り組んだ東野作品

 タイトルからすると、ものすごく甘酸っぱい恋愛ものなんじゃないかと思っていたんですが、全然中身は違いました。ジェンダーの話が絡んでいるよ〜、という事前情報も少しだけは入ってきていました。
 しかし、そのジェンダー絡みの話も、男×男とか女×女とかそういうのが軽くちょっぴりアクセントに入っているんだろうと思っていたら、そんなレベルはとうに越して結構ハードに主題になっていので、それにもびっくりしてしまいました。
 いい意味で、ものすごく裏切られました。
 今まで読んだ東野物が、ちょっとコメディタッチの『秘密』と、丹念にトリックを重ねていく『悪意』だけだったから特にそう思うのかも知れませんが、今回の『片想い』は作中のどこを取ってもハードでタイトで息苦しいくらいにサスペンスです。
 分類としてはガチガチのサスペンスミステリで、十年来続いた大学時代の友達たちの関係を縦糸に、ジェンダーの不可思議さを横糸に、複雑にからみ合った人間関係とそれぞれの秘密が最後まで物語を力強く押し進めます。
 主人公は帝都大学のアメフト部のクォーターバックだった、通称QB。
 彼は十数年かかさず毎年行われているアメフト部の同窓会の帰り、須貝というチームメイトと一緒に、当時のマネージャーの一人、美月と出会います。ひさびさに会った彼女は、驚く二人を前に言葉を発せずしゃべれない、ということをアピールします。驚いたQBと須貝はとりもなおさず、彼女を自宅へと連れて行くのですが、自宅で着替えた彼女の姿に彼等は驚きます。なんと、美月は男になっていたのです。。のみならず、人を殺してしまったと告白するのです。
 果たして、どうして彼女が男の姿になったのか。本当に彼女は人を殺したのか。物語は予期せぬ展開を見せ続けていきます。。。
 ここから先はネタバレになっちゃうんでストーリーには触れられませんが、とにかく重いです。常に雲がかかっているような雰囲気が作品を覆っています。それだけ真剣に東野圭吾がジェンダーというものについて考えたからなのでしょうけれど、もう少し明るいとこがあっても良かったかなぁ、という気もします。
 個人的には、主人公のQBにあまり感情移入できないとこがあったので大絶賛とはいきませんが、いろいろと問題提起になる一作である事は間違いがないでしょう。 
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.43
(4pt)

あなたの性別は?

生まれは変えようがないといいますがその通りですね。今現在いきなりスカートを履きなさいと言われて素直に履ける訳がないですね。それをずっとずっと我慢する気持ち、そして何よりほかの人に相談することが出来る内容ではない、もし言ってしまえばよくて大変だねぇー。と信じてもらえずに聞き流してくれる、悪ければ二度と話してもらえない、そして周りの人間にもドンドン広がっていく、そんな世界で強くまっすぐに生きる。この世の中はやはり平等とはいえないのですね、そう心に強く思いました。
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.42
(5pt)

性別とはなにか?愛するとはなにか?

題名の「片想い」からは想像もできない壮大なミステリーである。
女性,男性とは何だろう?厳密に分けなければならないものだろうか?
女性は男性を,男性は女性をと愛するものを性別で選らばなくても良いのではないか?
自分の思うままに、惹かれるがままに愛すことができ、世間に受け入れられる事はないのか?
精神と肉体が違う性を持つ者、肉体が2つの性を持つ者、同性に引かれる者など
世間一般で言われる普通の人とは違う世界に属するこのような人たちは当然ながら苦悩する。
大多数から外れるこのような人を受け入れるような価値観はまだこの世界にはないのだから。
だから、これらの人は目立たぬように、ばれないように隠し、隠れなくてはならない。
たとえ、どんなに大きな事件、事故が起きたとしても。
人がもって生まれたものを差別してはいけない。もって生まれてこないことを差別しても
いけない。個人を、あるがままの個を尊重しなくてはならないとは思う。
しかし、それが自分にふりかかったとしても受け入れる事はできるだろうか?
自分の我子にふりかかったとして受け入れる事はできるだろうか?
自分の愛する子供が「私の愛する人です」とこのような人を連れてきて、
受け入れることができるだろうか?
あるがままを受け入れ尊重することが愛の一歩だと思う。
もし友人なら人間性での付き合いなのであるがままを受け入れることはできる。
しかし愛する我子だからこそ、我子のそんなつらい現実は受け入れられないのだ。
愛とは何なのだろう。
上手くいってた夫婦もすれ違い生活で破綻することもある。
愛とは何なのだろう。
そんな葛藤をかかえてしまう1冊である。
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091
No.41
(4pt)

男女の境目は・・・

変わった観点で書かれている作品でした。
男女という境目はどこにあるのか、生まれ持った
染色体なのか、体的にも心でも簡単に割り切れない
人がいることに作品を読んで感じました。
いろいろな先入観、あたりまえのことを改めて考え
て直してみる必要があることが、わかります。
片想い (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 片想い (文春文庫)より
4167110091