雨に泣いてる

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評判

雨に泣いてるの評価:

3.64/5点 レビュー 22件。 D ランク

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平均点3.64pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(4pt)

あの時の記憶が鮮明に蘇ってくる。

冒頭から東日本大震災当時の記憶が鮮明に蘇ってくる迫真の描写に物語に引き込まれていった。この世の終わりかと思うような激しく長い揺れ、地震発生後にワンセグで見た三陸沿岸を襲う大津波の映像、ラジオから聞こえた宮城県の荒浜に2、3百体の遺体が流れ着いたという信じられないニュース、耳を疑った町が壊滅という言葉、まさかと思った福島第一原発事故、大津波で何も無くなった三陸沿岸の光景…

東日本大震災発生の翌日、阪神・淡路大震災を経験した毎朝新聞社会部記者の大嶽圭介は被災地である宮城県へ現地取材に向かう。そんな大嶽に三陸市で取材中に被災し、行方不明となった新人記者である社主の孫娘捜索の指令が下る。

帯には社会派ミステリと記載があるが、中盤まではミステリの欠片も感じられなかった。しかし、物語は意外な方向に展開していく。新聞記者として事実を伝えることの難しさ、厳しさを描いた秀作。

創作と解っているのだが、大災害を目の前にして何も出来なかったことに対する無念、喪った家族への無念の思いが行間から伝わる。
雨に泣いてる Amazon書評・レビュー: 雨に泣いてるより
4344027035
No.15
(4pt)

震災に隠れたミステリー作品

東日本大震災に隠れた過去の殺人事件。
震災発生直後に現地入りした新聞記者大嶽は、支社の女性行方不明となっていることを聞き捜索に当たった。
女性は新聞社社主の孫で最優先課題だった。
少林寺の住職に津波から救われたが彼女だったが住職は津波に飲まれなくなった。
住職が位牌を持っていた写真が新聞に出たことから戒名に不信に思った大嶽の同僚から新たな事件へと展開する。
住職はなんと13年前の判事夫妻殺害犯人と疑われる状況証拠が出てくる。
しかし確信して書いた記事は社主の手によって没にされる。
さらに判事夫妻の息子が自分が殺害したと自首を決する。
読んでいるうちにこの作品は震災の悲惨さを克明に描き続ける記者の姿を描いたものに終わると思いきやミステリーの領域に入ってきた。
真山氏の冴えわたる展開に魅了された作品だった。
一般文学通算1327作品目の感想。2016/08/29 20:20
雨に泣いてる Amazon書評・レビュー: 雨に泣いてるより
4344027035
No.14
(5pt)

みんな読んで

青の洞門に人の心の切なさのようなものを感じましたが、此の作家も菊池寛のような立派さがありますね。近頃珍しくなった純文学者です。
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4344027035
No.13
(3pt)

真山仁さんの作品の中では…

残念ながら、真山仁さんの作品の中ではあまり好きなものではなかったです。
雨に泣いてる Amazon書評・レビュー: 雨に泣いてるより
4344027035
No.12
(5pt)

続きが読みたい。。。

東日本大震災が部隊の話でしたが、続きが読みたくなる本でした。実際の現実世界でも、今もなお、被災地域や直接ではなくとも被災した方々が過去を背負って生きているので、とても続きというか、その後が知りたくなる本でした。
雨に泣いてる Amazon書評・レビュー: 雨に泣いてるより
4344027035
No.11
(3pt)

真山仁さんの作品の中では…

残念ながら、真山仁さんの作品の中ではあまり好きなものではなかったです。
雨に泣いてる Amazon書評・レビュー: 雨に泣いてるより
4344027035
No.10
(5pt)

続きが読みたい。。。

東日本大震災が部隊の話でしたが、続きが読みたくなる本でした。 実際の現実世界でも、今もなお、被災地域や直接ではなくとも被災した方々が過去を背負って生きているので、とても続きというか、その後が知りたくなる本でした。
雨に泣いてる Amazon書評・レビュー: 雨に泣いてるより
4344027035
No.9
(4pt)

予想外の面白さ

ラジオで、著者を知り、本を購入しました。 日本の作家の本の買ったのは、20年?ぶり。 歯ぎれの良い文体。 1週間くらいで読むつもりが、2日で読みました。
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4344027035
No.8
(3pt)

甘めにみて・・

☆3つとしました。他の方もおっしゃっていましたが、いまいち3.11を事件に絡める必要性がないように感じますね。。事件より3.11の未曾有の大事故のほうが壮大且つリアルで、事件が小さく色褪せて見えてしまうのも残念。ところで3.11の描写はどこまでがノンフィクションなんだか、気になりました。
雨に泣いてる Amazon書評・レビュー: 雨に泣いてるより
4344027035
No.7
(3pt)

おまけで☆3つ

最初は、震災を描いていて、そういう内容の物語かと思いましたが、途中からミステリーの要素が多くなり、興味がわいてきます。
しかし、最後の謎解きというか真相があまりに陳腐で、一気にテンションが下がりました。
唐突に終わった印象もぬぐえず、なんだこんな話か~、という感じでした。
☆三つでも結構おまけです。
雨に泣いてる Amazon書評・レビュー: 雨に泣いてるより
4344027035
No.6
(3pt)

ここで終わり?

臨場感があり前の感じが戻って来たかな。
これからで終わってしまい、少しがっかり
雨に泣いてる Amazon書評・レビュー: 雨に泣いてるより
4344027035
No.5
(5pt)

是非読んで下さい

3.11、殺人、新聞記者のドラマが同時進行します。人間ドラマです。
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4344027035
No.4
(5pt)

『飢餓海峡』『クライマーズ・ハイ』を想起する傑作

3.11大震災の石巻市周辺とおぼしき地を舞台に、新聞記者の活動を描いたミステリである。

 本書は読みながら、先行する名作2編を想起した。
1954年の青函連絡船洞爺丸遭難事故を題材に、9年後の1963年に出た水上勉『飢餓海峡』。
1985年の日航機123便墜落事故を題材に、18年後の2003年に出た横山秀夫『クライマーズ・ハイ』。

 そして2011年東日本大震災を題材に、4年後の2015年に出た本書真山仁『雨に泣いてる』。
 真山仁にしては短い作品である。二転三転する終盤はじっくり書きこんで欲しかったし、役割を果たしそうな市長が途中で消えてしまったり、主人公大嶽圭介の妻の葛藤を描いて欲しかったし、となんだか生煮えの感じがしないではない。

 そういう弱点はあり、書かれたのが震災から近すぎるという批判はあるものの、神戸の大震災にさかのぼったストーリーに奥行きがあり、当方としては『飢餓海峡』『クライマーズ・ハイ』を追う社会派ミステリの傑作だと評したい。
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4344027035
No.3
(3pt)

この震災の場を借りて書く話なのだろうか?

正直、あらすじとか殆ど知らず、「真山仁」の作品と言うだけで買いました。

真山仁に期待している人間からすれば、これ以上の点はつけられないと思います。

本作で著者が描きたかったのは、どんな時でも私情を棚に上げ、事実を事実として
伝えなくてはいけないと言う「新聞記者」と言う職業の性だったのかな、と思います。

ただ、それを描くのに、東日本大震災と言う舞台を使う必要があったのか、と言う事に
ついては物凄く疑問に思うし、気分を悪くする人も多いのではないだろうか?
雨に泣いてる Amazon書評・レビュー: 雨に泣いてるより
4344027035
No.2
(3pt)

津波に押し流されて、消えた真実は?

私は、津波の被害地域に生活している。
確かに、あの日、日常生活以外に、多くの感情、想い、すべてを流し消した。

そんな現実を体験したものにとって、この小説の津波に消えようとした事件の真相は、
あまりにも、チープではないだろうか?

当時の混乱の中、短時間で、あのラストの展開はあり得ない!
なぜなら、警察は、ご遺体の確認等で、全く動けなかったのが、実態です。

東日本大震災の被害地を舞台として、パズルを当てはめるが如く、書かれた
本作品は、秀作とは思えません。
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4344027035
No.1
(5pt)

震災を舞台に,意外な結末を迎える傑作ミステリー

仕事に生きるプロフェッショナルの生きざまをリアルに描く真山仁の最新作。今まで,最初に手にしたとき,長編小説を書いてきた真山の作品にしては,ボリュームの少ない本だな,というのが第一印象ですが,中身が濃く,とても面白い小説でした。
今回は,震災報道に奔走する新聞記者が主人公です。舞町新聞の記者,大獄圭介は,新人記者時代に阪神・淡路大震災の報道に携わり,奇跡の救出劇を記事にした直後,助け出された少女が急死するという経験がトラウマになっていた。それから16年後,中堅記者となっていた大獄は,東日本大震災で被災地の現状を伝えるべく宮城県にいた。その中で,取材中に行方不明となった社主の娘で,仙台支局の新人記者である松本真希子の捜索を依頼される。三陸市で松本を発見した大獄は,松本を救って津波の犠牲となった少林寺の住職,心赦和尚を知ることになる。自殺を思いとどまらせる活動を行っていた心赦和尚は,人徳者として地元の人々の尊敬を集めていた。その心赦和尚が最後まで握りしめていた位牌の裏に書かれていた名前から,和尚が,13年前の放火殺人事件の犯人ではないかという疑惑が浮かんできた。震災の中で思いがけないスクープの片鱗を掴み取った大獄は,感情の赴くままに行動する松本に翻弄されながら真相を追及していくが,その先には衝撃的な事実があった。
前々作の「そして、星の輝く夜がくる」は,被災地に派遣された教師と地元の子供たちを通じて,震災にまつわる様々な課題を浮き彫りにした作品でしたが,今回は,被災地を舞台にしたミステリー仕立てになっています。節目ごとに,主人公が伝える震災の新聞記事を織り込み,意外な結末を迎える物語の中で,災害に打ちのめされ,苦境にあえぐ人々の生の姿を伝えるため,人の不幸に踏みこまなければならない葛藤と戦い,過酷な取材を続ける記者の姿がよく伝わり,半日で一気に読んでしまいました。
雨に泣いてる Amazon書評・レビュー: 雨に泣いてるより
4344027035