(短編集)

泣き童子 三島屋変調百物語参之続

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

泣き童子 三島屋変調百物語参之続の評価:

4.49/5点 レビュー 82件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.49pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全159件 81〜100 5/8ページ
No.79
(4pt)

トラウマを癒す

なんで、そんなにいけずをするんや。
なんで、わてだけまた仲間外れにするんや。
長次郎は両手を挙げて顔を覆った。呻くような声が、指の隙間から漏れて出た。
お陸には語れなかったこと。
長次郎が胸に想いを秘めてきたこと。
それが今、溢れ出てくる。
「わてかて、わかっているんや。わて1人だけ残ってしもうて、生き延びてしもうて、どんなにかみんなに済まんと思ってきたんや」
みんなに恨まれても、仕方ないと思ってきたんや。
「謝るから、なんぼでも謝るから、もういけずはやめて連れていっておくれよと」
泣いても叫んでも、応える声は聞こえない。ただもう一度、そっと背中に触れる小さくて柔らかい掌の感覚を覚えたと思ったら、長次郎は息を吹き返し、お陸や倅や嫁たちに取り囲まれて横たわっていたという。(98p第二話「くりから御殿」より)

第二話は2011年7月号の雑誌に掲載された。一日中震災の報道がされていた頃に着想を得たのだと想像される。あの頃は、津波で流された家族への想いを「淡々と」語る人々が、何度も何度も報道された。宮部みゆきは、当然「遠野物語」を読んでいるはずだ。そこには、津波被害に遭った妻の話や、あの世から引き戻された男の話が載っているだろう。そんなこんなが混じあわさって、山津波で1人生き残った少年の話が生まれてもおかしくはない。いや、むしろ宮部みゆきの「変調百物語」の役割でさえあっただろう。国民的体験である大震災のトラウマを、少しでも和らげる役割を、怪談話は持ち合わせている。

その他の怪談話もなかなか快調でした。また、語り手も第二話のように関西訛りもあれば、かなり高度な東北訛りもあり。当時世界有数の人口密集地であった江戸の町の特徴も良く出ていた。

2016年7月16日読了
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続より
4163822402
No.78
(5pt)

ピカピカの新品です

厚い本はふやさないようにしていますが  このシリーズものは単行本でありとびつきました
ありがとうございました
帯までしっかりピカピカです  いやらしいけど嬉しくてニンマリしています!ありがとうございました
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)より
4041039916
No.77
(3pt)

三年前に買った単行本の文庫版だった

自分の不注意ではあるが、最初から新作と
思い込んで文庫本を買った。ところが実は、
三年前に単行本で出たおりに買っていた…。
発行日を見て勝手に勘違いしたに過ぎない。
記憶にある場面が続く中でやっと気づく。 
 
 小説は、目の不自由な家族への朗読用で、
自分自身は読む気がない。然し、聞いている
当人も、同じ場面を何処かで聞いたね…とは
言うものの、完全に同じものを聞いた…とは
気づいていない。だからこのまま続ける。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)より
4041039916
No.76
(5pt)

ピカピカの新品です

厚い本はふやさないようにしていますが  このシリーズものは単行本でありとびつきました
ありがとうございました
帯までしっかりピカピカです  いやらしいけど嬉しくてニンマリしています!ありがとうございました
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続より
4163822402
No.75
(3pt)

三年前に買った単行本の文庫版だった

自分の不注意ではあるが、最初から新作と
思い込んで文庫本を買った。ところが実は、
三年前に単行本で出たおりに買っていた…。
発行日を見て勝手に勘違いしたに過ぎない。
記憶にある場面が続く中でやっと気づく。 
 
 小説は、目の不自由な家族への朗読用で、
自分自身は読む気がない。然し、聞いている
当人も、同じ場面を何処かで聞いたね…とは
言うものの、完全に同じものを聞いた…とは
気づいていない。だからこのまま続ける。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続より
4163822402
No.74
(5pt)

宮部みゆき = だから読む

もうこのシリーズは宮部みゆきの代表的存在です。是非99話になるまで読み続けたいと思います。面白いか面白くないかの領域を超えて全て素晴らしい作品に仕上がっております。
最近、ファンタジー物にアマゾンレビューの評価が低いのですがそれはそれで読み応えがあり、十分楽しめます。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)より
4041039916
No.73
(5pt)

宮部みゆきの時代物に外れなし!

文庫化をどれほど心待ちにしていたか!待った甲斐がありました。さすが宮部みゆき、すばらしい。心の煤払いできました。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)より
4041039916
No.72
(5pt)

宮部みゆき = だから読む

もうこのシリーズは宮部みゆきの代表的存在です。是非99話になるまで読み続けたいと思います。面白いか面白くないかの領域を超えて全て素晴らしい作品に仕上がっております。
最近、ファンタジー物にアマゾンレビューの評価が低いのですがそれはそれで読み応えがあり、十分楽しめます。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続より
4163822402
No.71
(5pt)

宮部みゆきの時代物に外れなし!

文庫化をどれほど心待ちにしていたか!待った甲斐がありました。さすが宮部みゆき、すばらしい。心の煤払いできました。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続より
4163822402
No.70
(4pt)

続きが楽しみです

明日配達予定でしたが、先程配達していただきました。おそろし、あんじゅうと読み続きが楽しみです。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)より
4041039916
No.69
(4pt)

続きが楽しみです

明日配達予定でしたが、先程配達していただきました。おそろし、あんじゅうと読み続きが楽しみです。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続より
4163822402
No.68
(5pt)

宮部みゆきの文章力が魅力

最近は、やや出来不出来が混在するようになった感じで気になっていたが、珍しく、読み漏らしていたものを見つけて読んだが、
久し振りに楽しめました。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)より
4041039916
No.67
(5pt)

宮部みゆきの文章力が魅力

最近は、やや出来不出来が混在するようになった感じで気になっていたが、珍しく、読み漏らしていたものを見つけて読んだが、
久し振りに楽しめました。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続より
4163822402
No.66
(5pt)

宮部みゆきの文章力が魅力

最近は、やや出来不出来が混在するようになった感じで気になっていたが、珍しく、読み漏らしていたものを見つけて読んだが、 久し振りに楽しめました。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続より
4163822402
No.65
(5pt)

面白かったあ!

購入しても全く損はしないでしょうが、何しろ大家の作品です。
どこの図書館でも確実に数冊いれてるでしょうから、我慢して待てる人ならタダで読めてしまうのが申し訳ない。
この作者の時代劇怪談は全部読んでますが、何故かマンネリにならないのが凄いです。
タイトルの『泣き童子』は重くてキツかった!
大罪人はそう生まれついたサイコパスばかりではない。いくらか弱くともまともな部類の人が、弱さゆえに道を誤り、一つの罪がまた罪を呼んで、その末に大罪人になってしまう怖さ哀しさが痛々しかったですね。
引き返せない罪人と、生来の生粋の弾劾者。もう絶対に共存できない、いきつくところまでいくしかない、その追い詰められた状況を、キッチリとラストまで書ききったところが心憎いです。
もうひとつ秀逸だったのは、『くりから御殿』でしょうか。人間は意外に、成人後に相当インパクトの強いことがあっても、幼少時の記憶が根強く残る。年をとればとるほど、壮年期より幼年期のことを思い出す、というのは真実だと思います。
ああでも、『まぐる笛』も捨てがたい。えてして、こういうタイプのあやかしは神様的な存在にしがちですが、絶対に神聖なものではありえない「退治すべき獣」として描ききった筆力がまた見事でした。
この作者の時代劇作品は本当に好きです。次巻を待ってます。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)より
4041039916
No.64
(5pt)

期待通り!

表題の泣き童子怖かったです。
というかぞっとする系ですね。

第1話目がほんわか終わったので
気を緩め、お酒を飲みながら2話目に突入したら
大変な事になりました(涙的な意味で)。

3作目にして飽きさせない作品に感動。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)より
4041039916
No.63
(5pt)

面白かったあ!

購入しても全く損はしないでしょうが、何しろ大家の作品です。
どこの図書館でも確実に数冊いれてるでしょうから、我慢して待てる人ならタダで読めてしまうのが申し訳ない。
この作者の時代劇怪談は全部読んでますが、何故かマンネリにならないのが凄いです。
タイトルの『泣き童子』は重くてキツかった!
大罪人はそう生まれついたサイコパスばかりではない。いくらか弱くともまともな部類の人が、弱さゆえに道を誤り、一つの罪がまた罪を呼んで、その末に大罪人になってしまう怖さ哀しさが痛々しかったですね。
引き返せない罪人と、生来の生粋の弾劾者。もう絶対に共存できない、いきつくところまでいくしかない、その追い詰められた状況を、キッチリとラストまで書ききったところが心憎いです。
もうひとつ秀逸だったのは、『くりから御殿』でしょうか。人間は意外に、成人後に相当インパクトの強いことがあっても、幼少時の記憶が根強く残る。年をとればとるほど、壮年期より幼年期のことを思い出す、というのは真実だと思います。
ああでも、『まぐる笛』も捨てがたい。えてして、こういうタイプのあやかしは神様的な存在にしがちですが、絶対に神聖なものではありえない「退治すべき獣」として描ききった筆力がまた見事でした。
この作者の時代劇作品は本当に好きです。次巻を待ってます。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続より
4163822402
No.62
(5pt)

期待通り!

表題の泣き童子怖かったです。 というかぞっとする系ですね。 第1話目がほんわか終わったので 気を緩め、お酒を飲みながら2話目に突入したら 大変な事になりました(涙的な意味で)。 3作目にして飽きさせない作品に感動。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続より
4163822402
No.61
(3pt)

読み応え薄く、標準的作品

各物語(特に前半)に対する聞き手/主人公(おちか)の関わりが前作までより極めて希薄に描かれており、三島屋を基点・機軸としたストーリー展開が無く、シリーズ化した作品の一貫性が無い。言い換えれば、単純な”怪談物”の紹介になっている。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫)より
4041039916
No.60
(3pt)

読み応え薄く、標準的作品

各物語(特に前半)に対する聞き手/主人公(おちか)の関わりが前作までより極めて希薄に描かれており、三島屋を基点・機軸としたストーリー展開が無く、シリーズ化した作品の一貫性が無い。言い換えれば、単純な”怪談物”の紹介になっている。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 Amazon書評・レビュー: 泣き童子 三島屋変調百物語参之続より
4163822402