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子規と漱石のプレイボール



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【この小説が収録されている参考書籍】
子規と漱石のプレイボール

子規と漱石のプレイボールの評価: 3.87/5点 レビュー 30件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21~30 2/2ページ
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No.10:
(4pt)

読み易く、面白いが、

あえて子規と漱石を出す意味はどこにあるか、その方がより興味深いとは思うが史実と半々のフィクションとで読者を騙している様にも思う。
子規と漱石のプレイボールAmazon書評・レビュー:子規と漱石のプレイボールより
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No.9:
(3pt)

夢と現実のはざま

ときどき薄い字体で文章が表れ、現実と夢のはざまを行ったり来たりする。
生き生きとした姿、腰の痛み、生ぬるい液体・・・。
野球と歴史上の人物、小説上の人物が躍動している様が
現実の狭い世界とのギャップに胸が痛くなった。
子規と漱石のプレイボールAmazon書評・レビュー:子規と漱石のプレイボールより
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No.8:
(5pt)

野球好きオススメ

明治時代という背景に題材が「野球版ぼっちゃん」という感じで実に面白い!
話の展開もスムーズで面白く読みやすかった。本の装丁もコミックぽくて良い!
野球ミステリーと言う若干なじみの無さそうな感じだが斬新なセンスを感じられる
作品だと思う。
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No.7:
(4pt)

奇想天外、想定通りのドタバタ、想定外のカタルシス。

まず、この作品に描かれた時代が、近年の大河ドラマなどで映像化されているためか、帯に書かれたあらすじを一読するだけで、なんと
なく登場人物のビジュアルが浮かぶのが強みかも知れません。もちろんそれは現代の俳優の顔ではありますが、それがこの物語のメチャ
クチャなおかしさをさらに加速させている要因でもあると思います。
 思い切りこの本の物語の仕掛けに乗せられて、ジェットコースターのように楽しむのが良いでしょう。

 スタジオジブリの近藤勝也氏が描いたカバーイラストも絶妙です。中に挿絵が無いのが残念至極なくらいです。
 ジブリではありませんでしたが、昔、東京ムービー社で「ルパン三世」のモンキーパンチ氏によるキャラクター設定にて、「明日のジョー」な
どで有名な出崎統・杉野昭雄コンビの手で夏目漱石の「坊ちゃん」がTVスペシャルでアニメ化されたことがあり、40代前後の方は、そのビ
ジュアルが重なってしまうかも知れません。また、その年代の方々にとっては思わず吹き出してしまうようなパロディも所々に散りばめられ
ていて、サービス精神満点ですね。単純に面白いと思いました。
 もし唯一難点を挙げるとすれば、このような作風なので、時代的な雰囲気を味わいながら、往時の空想奇譚をじっくり読みたいという方に
は満足しかねるかも知れません。
 とはいえ、かなり荒唐無稽かつドタバタした喜劇小説のようですが、所々に見え隠れする家族愛の描写のぶっきらぼうなやさしさや、子規
と漱石の友情に物語が集約されていくことで、読後には一抹のさわやかさを感じられるのではないかと思います。
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No.6:
(4pt)

表紙がジブリの近藤さんです。それだけでおなか一杯です。話も、こういう系統がお好きな方には大変よろしい。

近藤さんの絵は残念ながら表紙だけなのですが、
でも、イメージが膨らみます。
話は、吉岡平文豪の諸作品がお好きな方なら絶対に大丈夫。
個人的には好きなテイストです。

ただ、問題は価格ですかねえ…
星を一つ減らしたのは、コストパフォーマンスの観点からです。
貴方が良いものに惜しげもなく出資出来る方なら、是非お勧めいたします。
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No.5:
(5pt)

楽しい

明治時代にタイムスリップするような雰囲気の中での野球は楽しい。こんなに楽しいストーリーはひさしぶり。単なる空想というのでは無く、当時の正岡子規と夏目漱石を登場させて、こんな試合が見られたら最高と思う。ユーモアにあふれ、奇想天外なところはあっても楽しめる。最後の方で、ちょっと転調するのがまた意外。でも子規とか漱石がこんな人だったのかと想像するのはとても楽しい。子規のお母さんや妹さんもしっかりした女性として描かれて好感がもてる。読後感もさわやかな小説。
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No.4:
(3pt)

正岡子規、夏目漱石たちと野球が好きな人におすすめ

正岡子規と夏目漱石、秋山兄弟が出てくる、野球の話ということで、面白そうだと思い、読んでみました。
文体としては読みやすかったです。
話のテンポとしては、ややだれるところがあったように見受けられましたが、全体的には悪くないと思います。
ただ、「子規」の後半は、やや読みづらかったです。
その上、最後の方では、ページの使い方が独特とも言えるので、この点は評価が分かれるのではないかと思います。
また、野球に興味がある人が読んだ方が、楽しめる本だと思います。
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No.3:
(5pt)

野球、ミステリーだけではなく

子規と漱石が野球チームを結成するというストーリーにひかれて購入。
読むうちに、自分自身が明治時代に行って野球を観戦している錯覚におちいるほど作品に引き込まれ、時間を忘れて読みいってしまった。
野球とミステリーの要素だけではなく、子規と漱石の夢や希望がつまった内容となっており、二人の熱い思いを感じることができた。
読み終えた後にブックカバーをめくると、中表紙には作品中で書かれている絵があり、さらに感動した。
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No.2:
(4pt)

喜劇のふりをしたミステリーと見せかけて…

表紙のイラストに惹かれて立ち読みするうちに、どうしてもつづきが知りたくなってレジへ向かいました。
読み進むうちに、実在の人物をコミカルに描いた荒唐無稽さが鼻について、
「高い買い物をしてしまったか」と不安になりましたが、それこそが著者の企みだったのです。
やられた、と気付いた時には、完全にこの物語の虜になっていました。

ドタバタ喜劇のふりをしたミステリー…のふりをした哀話とでも言うのでしょうか。
泣ける感動話というよりも、若者ふたりの懸命な生きざまにもらい泣きする、
そんな素敵な物語でした。
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No.1:
(5pt)

子規・漱石・野球とをうまく織り混ぜている。

著者、長尾誠夫氏の10年ぶりの作品ということで拝読。
題材的に少々無理があるのではと思っていたが、読み進めていくうちに引き込まれていってしまった。
子規と漱石の関係性を丁寧に描いていて、リアリティがあり非常に面白い。
内容に関してはネタバレになってしまうので割愛するが、一読する価値あり。
また表紙が個人的にとても好きだ。
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