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子規と漱石のプレイボール
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子規と漱石のプレイボールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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つまらなかった この作家の小説は合わないのか? 全てつまらないし途中で読む気が失せ捨てている もう今回が最後の購入 兎に角、期待外れ | ||||
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子規と漱石が「坊ちゃん」の登場人物たちと野球チームを組んで米軍チームと対決するというとんでもない内容。荒唐無稽の極みだが、そうであるがゆえに子規のある「思い」が示唆されるという構成になっている。しかも、「子規と漱石のプレイボール」というタイトルが単に二人で野球をするというだけではなく、もう一つ深い意味があることに気づかされる。実に考え抜かれた構成になっており、トンデモ野球試合に笑いつつ、内に秘められたテーマに泣かされる。ぐいぐいと引き込むストーリー展開も巧みで、娯楽小説の見本ともいっていいだろう。 | ||||
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テレビドラマ「坂の上の雲」を毎回胸を熱くして見ていた向きに、絶好のエンターテインメント小説。 ドラマに登場した近代日本の偉人たちが、米軍野球チームと日米親善試合を行う。 しかしそれだけではない。物語の後半にかくされた意外な展開に胸躍る。 特に秋山真之がとんでもない乗り物に乗って登場するシーンは最高。 この種の小説は史実に縛られて窮屈になりがちだが、筆者の創作力、空想力はそれを軽々と超えつつ、 しかも説得力のある世界を構築している。 傑作だと思う。 | ||||
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正岡子規と夏目漱石が「坊っちゃん」のキャラクターたちと野球で米軍と戦い、その後これらキャラクターを元に漱石が坊っちゃんを書くという内容。 野球の描写は少年漫画、それもギャグマンガに近い様相で、当時もそんな大らかなルール運用はしてなかっただろうという突っ込みもよそに好き勝手に球場を蹂躙する。当時のルールでも馬で出塁するのはイカンだろなどと突っ込んでもいけない。 ラノベのような感じで読み進められる。 | ||||
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実在する人、しない人含め一度は耳にしたことがあるであろう名前が 出てくるので入り込み易くはあると思います。 それほど本を読まない私でも聞いたことがある名前が出てきて親近感は出ました。 文学好きだともっと楽しめるのでしょうか? 内容は、ある様な無い様な感じで全体の2/3は少し退屈でした。 ミステリ部分が隠し味程度で物足りないし、野球部分も物足りないし、 どの辺りを楽しめば良いのか探しているうちに2/3を読み終えました。 その前フリ的な部分が終わり盛り上がってきた後半でやっと少し楽しめました。 あと、新感覚の超エンターテインメント小説と謳っていますが、 どの辺りが新感覚なのかは分から無かった・・。 映画にしたら面白いだろうなぁ〜と感じで読んでいました。 | ||||
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まだ半分ほどしか読んでいないのですが… 正岡子規の視点で話が進んで行きます。読みやすいのですが方言を知らない人は 少し戸惑う部分もあるかもしれません。自分は愛媛出身なのですがその意味は違うんじゃないかな?と 思う所もありました。ただこれは自分の方が間違えている可能性もあるのでなんとも言えません。 夏目漱石の「坊っちゃん」で出てくる登場人物が出てきたり「坂の上の雲」でお馴染みの秋山兄弟も 出てきたりでワクワクします。 | ||||
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細かいディテールもたのしいけれど、もう少し序盤からぐいぐい前に進みたい。 ネットで少し前に見かけた 漱石でジョジョのほうがインパクトもあり大笑いできました…。 アイデアという点で 2番以降の感じが。 もちろん、きっちり仕上げられていて、置き換えのネタ話とは違いますが…。 | ||||
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あらすじを読めば分かる通り、 本書は誰もが知っている実在の文豪たちを登場させながらも 事実を完全無視した荒唐無稽なフィクションであり、 その文豪たちに特別な思い入れがある人の中には とても受け入れられないと感じる方も出てくるかと思います。 また、会話が主体の著者の独特な文章に 違和感を感じる方もいらっしゃるかと思います。 しかし、一種のエンターテイメントと割り切り、 その独特のクセさえクリアできれば きっと多くの方が 荒唐無稽であるがゆえに独創性に富んだお話を楽しめるかと思います。 展開も早いですし、まさに娯楽小説としては 余裕の及第点超えの一冊だと思います。 おススメです。 | ||||
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読み始めるが何故か頭に入っていかない。 何度かチャレンジするがやはりダメ 会話主導で話が進んで行き、人物描写もほとんど無い。まるで落語を活字で読んでいる様。 それでも読み進んでいくと、やがて筆者が仕掛けたトリックが明かになり話は俄然面白くなる。 この小説を存分に楽しむならば、まず夏目漱石を読んでからのほうが楽しめるなぁと悔しくなった。 | ||||
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とにかく読みにくかった。 方言を読まされるのは、たまらない。 あれは聴くから良いのであって、読むのは辛い。 内容もぜんぜん面白くないし、たいくつ。 野球のルールもいい加減だし、ヒットなのに3塁走者がそのままなんてなぜ?とか、 とにかく変。こんなもの読ませないでくれ。 | ||||
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正直設定からしてどうなんだろうと思っていたのですが、読み進めるうちに どんどん進んで行きました。思っていたより楽しめました。 | ||||
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子規と漱石とプレイボールがどう繋がるのかなぁと思いながら読み始めました。一気に読破!っていうわけにはいきませんでしたが、毎晩寝る前に少しづつ、楽しく読めました。めちゃくちゃな設定の上でコミカルに描かれるチームのどたばた、友情と家族愛。映画を1本観たかのような読後感がありました。高学年から位なら子どもにも読めそうですが、ちょっとお値段が高すぎるような気がします。 | ||||
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肩がこらない。 明治という時代で漱石と子規をからませて日米対抗の野球を やらせるという発想も面白い。 表紙も素敵です。 種明かしをしたくなるので内容には触れません。 読んでくださいね。 (でも値段が高いよ、なかなかこの金額は出せないなぁ) | ||||
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夏目漱石の「坊ちゃん」を読んでいて、NHKドラマの「坂の上の雲」を見ていれば 登場する人物たちのところでかなりニヤッとできると思います。 物語展開については好みが分かれるかと思いますが 個人的には面白かったです。 肩の力を抜いて楽しむのに良い一冊です。 | ||||
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タイトルの子規と漱石に惹かれ,失礼ながら聞いたことのない著者だったのであまり期待せずに読み始めたのだが,案外しっかりとした文章で綴られており,それなりに楽しめる娯楽小説だった。(後で聞いたところでは,著者は私と同世代の高校教師で,ミステリー賞を取ってデビューしたとのこと。) ミステリの要素はあってもなくてもいいようなもので(さらに言えば,クライマックスの日米対抗試合でどちらが勝つかもさして重要ではない),読ませどころはやはり,日本での野球創始期に実際に野球に情熱を注いだ子規と,野球など歯牙にもかけなかったであろう漱石,さらには真之・好古・虚子・赤シャツ・野だいこ・狸・うらなり君・マドンナなど虚実入り乱れた登場人物がどんな風に描かれるかというところである。直情径行の熱血漢としての子規や,冷静沈着で運動神経抜群の漱石,あるいは人情味溢れる善人としての赤シャツや野だいこなど,フィクションならではの楽しみであろう。ただ,クライマックスからの終結部で浪花節が始まって,それまでの読書の喜びがやや削がれてしまったのは否めない。ハチャメチャのまま大団円を迎えてほしかった。 誤植がいくつかあるのは致し方ないが,英語の誤りは著者の意図的な作為なのだろうか。それにしても,"Poteto head"はないでしょ。 | ||||
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松山の子規記念博物館に行ったのは もう十年も前だろうか。 黎明期の野球のことも含めて あの博物館にあった空気感がこの小説のなかにあった。 読んでいる間、それを堪能することができた。 それで十分だ。 | ||||
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奇想天外、でも純粋に面白い!! どんどん引き込まれていく文体で、読みやすいです。 単純に娯楽として楽しめる、手に取って損はない本だと思います。 | ||||
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文章のリズムが良い。 史実を取り入れながら、ドンドン読み進めさせる求心力のある本です。 最近はお世辞にも面白いと思える小説に出会えてなかったのですが、その中でも確実にひと味違う、人に勧められる作品かなと思います。 主人公の正岡子規を中心にドタバタと話が進む訳ですが、人間味溢れる描写とユーモアに溢れた良作です。是非とも。 | ||||
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明治の文豪たちと「坊ちゃん」の登場人物が 米海軍たちと野球で真っ向勝負! 奇想天外なストーリーに史実を織り交ぜ、愛すべき人物像を描き出す。 秋山兄弟も参戦してミーハーに楽しめました。 終盤のネタバラし?でほろりとしました。 漱石もその名声ほどには幸福な人生じゃなかったような記憶がありますが 優しいノスタルジーが味わえる作品じゃないでしょうか? | ||||
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ざっくり大枠を言えば、『坂の上の雲』と『坊ちゃん』の登場人物が米国人を相手に松山で野球をするという、明るいユーモア小説ということになるでしょうか。 ライトノベル的な荒唐無稽なお話なので、これは子規が病床で見た夢なのかと思っていましたら、もっともっと前向きで、ナイーブな制作事情があるというオチでした。 筆力に自信のある作家さんがやりたがる漱石などの文体物まね芸ではなく、やや稚拙な感じもしますが、わざと軽く気楽に読めるような現代的な文体にしてあるところが、結末との対比でうまく効いています。 なんといっても、子供っぽいわくわくどきどき感があって、野球好きでなくても楽しめます。 登場人物がメジャーすぎ、また有名小説をベースにしているために、思いつきで気楽に作った本かと一瞬思うのですが、読み終えると二人の友情になんとも不思議な感慨を抱くことになるでしょう。 漱石が子規に対して充分なことができなかった理由はおそらく自身の神経症が原因だと思われますが、実際の漱石も、時々こんな風に子規のことを思ったのかもしれないと考えたりもしました。 | ||||
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