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妖談うつろ舟: 耳袋秘帖
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妖談うつろ舟: 耳袋秘帖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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出だしから興味深いニュースから始まりワクワクを織り交ぜた展開はGoodやはり一気に読んでしまいます。 | ||||
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期待通り、風間真知雄さんの代表作面白く読ませていただきました。対応も早かった。 | ||||
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南町奉行根津肥前守の耳袋秘帖・妖談シリーズ第7弾!数々の闇の者を動かして事件を起こした黒幕のさんじゅあんを捕縛へ! 面白い( ̄▽ ̄)=3でもこのシリーズはこれで御仕舞いなのかなあ… | ||||
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ああ、妖談シリーズのね。 根岸奉行とお別れかと吃驚しました。 闇のものを束ねるとされた、さんじゅあん様、気ままに生きて、あっけなく死んでしまったって感じです。 これからも殺人事件は続くんでしょうが、根岸奉行の人情味あふれる名推理が続くことを期待して、 次巻を待つとします。 ちなみに、私が1番好きなのは「王子狐火殺人事件」です。 | ||||
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「耳袋秘帖」シリーズの第23作。文春文庫からの13冊目。「妖談」と「殺人事件」が入り交じり、さらに大和文庫版からの復刊もあってゴチャゴチャしているが、本書は新作である。 シリーズの完結編となっている。たしかに寿安があらわれ、根岸との対決があり、闇の者も一掃されたように見えるのだが……。なんともすっきりしない終わり方だ。 寿安の実像を描写するのに一冊が使われている印象。 | ||||
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「妖談シリーズ」完結、とのことです。 「妖談」は「耳袋秘帖」と題する奉行、根岸肥前守の2シリーズの1つ。(もう1本はダイワ文庫から移籍した「殺人事件」シリーズで、「妖談」は最初から文春文庫にあった、ミステリアスな奇譚を扱うシリーズです。) 今回のメインテーマは前作『へらへら月』『人斬り傘』の事件で裏で糸をひいていたとされる、謎の「救世主」さんじゅあん。 「幽霊から盗んだ男」「白蛇の家」「幽霊を食った男」と、冒頭、軽快な楽しいネタが続くなかに、まぎれこんでくるさんじゅあん。元僧侶、優しくおだやかで、人を惹きつける人物ですが、背後には看過できない闇の勢力も広がっているらしい。 そして後半の「乙姫さま」「消える男」は、さんじゅあんとその信者たち、そして彼に心を寄せる豪商や役人たちの生き方を描いています。「人たらし」と言われるような魅力を持つさんじゅあん。けれど、彼をとりこんだ「闇の者」のことを重く見て、あくまで彼と対決しようとする根岸。 「妖談」シリーズはぜんたいに、謎が解けてオチになる、という体裁はとっていません。いつも、ふわりとした曇りのようなものが残ります(「殺人事件」のほうが人智の及ぶ範囲なので明快です)。 それだけに「奇譚」の余韻をどう漂わせるか、書き手の度量が問われる設定ですが、今作でも、風野真知雄らしく、キリシタンたちの、夢のような楽土を求める気持ちに心を寄りそわせて終わっています。 「幸せ」なんて考えたこともなく、「おまんまが食べられて、あすの無事を祈るだけ」という芸者、小力。 そんな庶民たちに「幸せとは何か考えてみたことはないか」と優しく問いかけるさんじゅあん。「神さまと遊ぼう」と言い、子どもらに慕われる男です。 詐欺師なのか、実は救世主なのか。 彼を慕う女のひとり、まりやを、「うつぼ舟」伝説とからめ、ラストには不思議な余韻が。 椀田のロマンス、ゴミ拾いに精を出す同心の長坂、坂巻の伝説の師匠との再会、しめばあさんの活躍、これまでのさまざまな登場人物がからみあう物語も、ほっこりと読めました。 今後、「殺人事件」に一本化されるのでしょうか。木場深川の風のかよう「耳袋秘帖」シリーズの世界が続いてほしいと思います。 | ||||
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