海と月の迷路

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評判

海と月の迷路の評価:

4.40/5点 レビュー 40件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.40pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全67件 61〜67 4/4ページ
No.7
(5pt)

最初から最後まで、興味を引き付けられた

さすが大沢在昌、抜群に面白かった。 舞台は軍艦島。 九州出身者にとっては小さい時から耳にした名称だし、一度は行ってみたいところ。 それが創作の世界とはいえ、軍艦島で住む人々の様子がアリアリと浮かび上がりそれだけでも大変興味深い。 もちろん、警察ミステリーとしても読ませるものを持っている。 軍艦島に関する本をいくつか読んでみたくなった。
海と月の迷路 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 海と月の迷路 (講談社ノベルス)より
4062990571
No.6
(5pt)

まだ読んでいる最中です。

大沢先生の本はほぼ全部読んでいます。 これも出だしがなんとなく危なっかしくてスリリングです。 時間がないのでなかなか読み進めませんが、気長に読んでいくつもりです。 本は大変きれいな状態で嬉しかったです。
海と月の迷路 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 海と月の迷路 (講談社ノベルス)より
4062990571
No.5
(3pt)

最近パターン化されているのに気が付きました。

500ページ以上もある長編です。

 昨日長男の眼科に付き合って東京まで行き、夜行バスの待機ラウンジがかなり早くからつかえたので、一気に読み込みました。

 出足から、悪くなく、大沢氏の好きなパターンへと入っていきます。

 警官が一匹である事件を調べていくというパターンです。

 手に汗握る展開といっても良いでしょう。

 しかしながら、残り100ページを切っても犯人の姿が見えない。これも大沢氏のパターン。

 なんであそこを突っ込まなかったかな?と思う部分がありましたが、やはりそこがラストでキーとなって、残りのページに詰め込むように犯人が浮かび上がりました。

 そして終幕。悪くはない!しかし何度となく大沢ワールドに浸かっていると、少しパターンが読めるようになってきました。

 初めて大沢氏の著作に触れる方には面白いと思います。

 私はキー探しを楽しむために読んでいます。
海と月の迷路 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 海と月の迷路 (講談社ノベルス)より
4062990571
No.4
(4pt)

じっくり読んでください。

舞台設定から ”パンドラアイランド”や ”罪深き海辺”といった大掛かりな謎解きアクションストーリーをイメージして読みましたが、いい意味で裏切られました。(本作はどちらかというと佐久間公シリーズに近い、重さと静けさを持った雰囲気で物語が進んでいきます。)

戦後の色がまだ濃い軍艦島という特殊で非常に限られた空間と、明らかに身分差別の残る濃密な人間関係の中で、それでも主人公は真実を追い求めていきます。
逃れようのない閉塞感と戦いながらも己にとっての正義を貫いていくさまは、作者の求めるハードボイルドなのでしょう。

脇役のそれぞれにも個々の人間が描かれており、それぞれの持つ男気といったもので主人公が助けられていく展開にもぐっとくる場面があります。
最近なにかと話題になる軍艦島(某ロックユニットのPVや某作家のSF小説の舞台などで)の描写を含め、秋の夜長にじっくりと読める大人の物語だと思います。
海と月の迷路 Amazon書評・レビュー: 海と月の迷路より
4620107964
No.3
(5pt)

最盛期の軍艦島に思いをはせる・・・

物語の舞台は、昭和34年の軍艦島。5千人の住民がひしめく炭坑の島の最盛期です。
M菱の社員、鉱員、組夫らとその家族たちが、島全体家族のように暮らしていました。
事件など起こりようがないような島の派出所に若い警官が着任します。
満月の夜に海で若い女性が亡くなったことをきっかけに、
警官の活躍が始まり、やがて8年前の事件、そして戦中の事件までをあぶりだします。
物語は一人称で、この警官の退職時の思い出話として展開していきます。

職住が一体となった島の人々の生き生きと躍動する姿が目に浮かぶようです。
反面、隠そうと思っても隠しきれないほど密接した人間関係の息苦しさ、
まだ戦争の経験を引きずっている傷跡も垣間見えます。
その中で、キャリアの未熟さと戦いながら事件の真相に
たどり着こうとする警官の思いが清々しいです。

とにかく、夢中にさせられました。
海と月の迷路 Amazon書評・レビュー: 海と月の迷路より
4620107964
No.2
(4pt)

じっくり読んでください。

舞台設定から ”パンドラアイランド”や ”罪深き海辺”といった大掛かりな謎解きアクションストーリーをイメージして読みましたが、いい意味で裏切られました。(本作はどちらかというと佐久間公シリーズに近い、重さと静けさを持った雰囲気で物語が進んでいきます。)

戦後の色がまだ濃い軍艦島という特殊で非常に限られた空間と、明らかに身分差別の残る濃密な人間関係の中で、それでも主人公は真実を追い求めていきます。
逃れようのない閉塞感と戦いながらも己にとっての正義を貫いていくさまは、作者の求めるハードボイルドなのでしょう。

脇役のそれぞれにも個々の人間が描かれており、それぞれの持つ男気といったもので主人公が助けられていく展開にもぐっとくる場面があります。
最近なにかと話題になる軍艦島(某ロックユニットのPVや某作家のSF小説の舞台などで)の描写を含め、秋の夜長にじっくりと読める大人の物語だと思います。
海と月の迷路 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 海と月の迷路 (講談社ノベルス)より
4062990571
No.1
(5pt)

最盛期の軍艦島に思いをはせる・・・

物語の舞台は、昭和34年の軍艦島。5千人の住民がひしめく炭坑の島の最盛期です。
M菱の社員、鉱員、組夫らとその家族たちが、島全体家族のように暮らしていました。
事件など起こりようがないような島の派出所に若い警官が着任します。
満月の夜に海で若い女性が亡くなったことをきっかけに、
警官の活躍が始まり、やがて8年前の事件、そして戦中の事件までをあぶりだします。
物語は一人称で、この警官の退職時の思い出話として展開していきます。

職住が一体となった島の人々の生き生きと躍動する姿が目に浮かぶようです。
反面、隠そうと思っても隠しきれないほど密接した人間関係の息苦しさ、
まだ戦争の経験を引きずっている傷跡も垣間見えます。
その中で、キャリアの未熟さと戦いながら事件の真相に
たどり着こうとする警官の思いが清々しいです。

とにかく、夢中にさせられました。
海と月の迷路 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 海と月の迷路 (講談社ノベルス)より
4062990571