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ちょいな人々
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ちょいな人々の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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バッチリ | ||||
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ユーモアと洒脱が感じられる粒揃いの短編集。 荻原浩さんの巧さを改めて感じさせられた一冊でした。 | ||||
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ユーモア小説集。若い女性の言動にムダな期待をして右往左往する中年男を描いた「ちょいな人々」、阪神ファンの男が、巨人ファンである婚約者の父にあいさつに行く「くたばれ、タイガース」が大いに笑える。 | ||||
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朱川湊人と荻原浩。 朱川さんは直木賞獲ったけど、荻原さんはまだ。 なぜか分からないが、やっぱり何かちょっと足りないんだなあ。 朱川さんの方がほんの少しだけ上なんです。 | ||||
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荻原先生はやはり面白いですが、今作はあまり私好みではありませんでした。 全作コンプリートしたいと思います。 | ||||
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私はこの作者の短編の、ラスト1行(もしくは3行くらい)でガツンと後頭部を殴られる ようなショック(もしくはクスリ・ゾクリ・ホロリ)が大好きなのですが、この作品集はどれも無く ちょっとニヤッととさせられる程度で、少し残念でした。 また、いつもの輝く比喩表現も イマイチだったような気がします。 まだ未読の短編がありそうなのでそちらに期待です。 | ||||
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あるある、いるいる、こういう人たち…て自分か!!という自己完結しそうな人たちの、物語が沢山詰まってる大人の御伽噺です。 個人的にはかなり笑えてちょっと考えさせられるこの短編集は大好き。 | ||||
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なんとなく面白いけど、悲しいような、でも読んでて「分かる分かる!!」と言いたくなるようなそんな本です。 | ||||
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日常の些細な出来事の短編集。 観察眼はとても鋭く、流れも実にスムーズでユーモアもあり。 でも、後味は「明るく・楽しく、ハッピー」というわけではなく、暗く・重い。 これって、ブラックユーモアって言うんでしょうか。 | ||||
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日常の中のちょっとした出来事(事件とまでは言えない様な)を描いたような作品です。しかしユーモアもペーソスもかなり控えめ、全体的に淡々としていて、それほど面白いと思いませんでした。毎週買っている週刊誌に載っていればたまに読んでみるけど、毎週楽しみにするほどではないという感じ。 ときどき若い女性の一人称で書かれている部分がありますが、オジサンの想像する女性像を出ていないというか、読んでいてこそばゆいような妙な気持ちになりました。 | ||||
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著者の相変わらずなじんわり幸せストーリーに安心して読めた。 どのストーリーも人間の生活の悲喜交々のなかに、少しの幸せ を発見して明日につながる内容なので、元気のでる1冊ではある。 著者のほかの小説に比べると少し淡白な内容が多い気もしたが 「いじめ電話相談室」など、被害者が加害者でもあったり、 単純なように見えて複雑なテーマにも著者独自の視点で しっかりとまとめている部分など、改めて著者の凄さを感じた。 著者になれた読者だと、少し物足りなく思える方もいるかも しれませんが、初めて読まれるのであればおすすめします。 身近なところにしわあせを見つけられる、優しい短編小説集です。 | ||||
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7編の短編小説で、登場人物は全員憎めないなあという印象でした。真骨頂のユーモア小説集という印象ですね。いじめ電話相談室がいちばん好きな話ですね。 ○各短編の紹介 ・ちょいな人々:カジュアルフライデーに翻弄される中年の中間管理職の悲喜こもごもの話。おっさんは若い女性にかっこいいといわれるとその気になりますよ。 ・ガーデンウォーズ:隣同士に住む、ハーブ作りにはまった主婦と、妻に先立たれた老人。その二人の間でバトルをすることになる。 ・占い師の悪運:脱サラして占い師になる話。次第に人気占い師になるのだが、それはいつまで続くのだろうか。 ・いじめ電話相談室:単なるお役所仕事の電話相談者である聡子が、相談者の悩みを聞いているうちに放っておけなくなり、いじめ問題を様々な手段で解決しだす話。また、解決していくにつれて、聡子はその職場でいじめに会うのである。この話がいちばんスカッとして好きな話である。 ・犬猫語完全翻訳機:犬や猫が翻訳機を通して言葉をしゃべるという機械「ワンニャンボイス」を使ってみた話。犬や猫が本音でしゃべるとなると耳が痛い話になるんじゃないかな。飼い主の思い上がりだと気づくであろう。 ・正直メール:音声認識型に加えて、感情読み取り補正機能をつけた携帯電話「フィンガレスホン」を使ってみた話。他人の本音なんか知りたくないですよね。 ・くたばれ、タイガース:結婚前のカップルの、彼氏が熱狂的な阪神ファン、彼女の父親は巨人ファン。彼氏が彼女の家を訪問することになり、結局テレビによる野球観戦をすることになる。ありがちな話ではある。 | ||||
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ちょっとずれていて、でも憎めない人々のお話。 萩原さんの作品は暖かい視点で人を描いていてほっとします。 | ||||
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いつもAmazonのレビューの評判を見てから購入しています。 近隣の書店で評判を気にせず主観で買うのもまた楽しみ。 新発見する気分で、萩原浩さんの本を手にしました。 「くたばれタイガース!」だけしか楽しめなかった。 全篇をとおし“ちょい”的な駄作品。電車や移動中に、 “ちょい、ちょいと”暇つぶしに読むといいでしょう。 短編集を読むと、自分に合うか合わないかがだいたい分かります。 これからも、はじめて読む作家は、まず短篇集から読むことにします。 | ||||
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荻原さんの本は、そのユーモアあふれる文体に魅力を感じているのでたいてい読んでいますが、この本はほんとうにちょいな感じで、少々、軽すぎた感じがしますね。気楽にすいすい読めたのはいいのですが、読後に何も印象に残らなかったのは少々残念。一ファンとしては、押入れの千代や明日への記憶というような名作をもっと期待したい。 | ||||
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荻原浩氏の6編からなる短編集。書名にもなっている「ちょいな人々」は、主人公の心理描写がいたずらに長い気がし、結末もこれといった落ちではなかったので、ちょっと期待はずれでした。同様に続く二編も、あまりピンとこない結末で残念でしたが、後編4編は面白くまとまっており、特に「犬猫語完全翻訳機」では、猫や犬の声を見事に代弁しており、思わず声出して笑ってしまいました。「くたばれタイガース」は、実際のところ、東京の巨人ファンはあまり阪神タイガースを意識していないと思うのですがどうでしょう。でもアンチ巨人ファンが思うところの内容は、織り込まれていたのでニヤケながら読んでしまいました。短編の内容にもよりますが個人的な満足度は100点満点中69点といったところでしょうか。 | ||||
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どっかで読んだことのあるような・・というような短編集。 でも、好きです。楽しめました。安心して読める一冊。 ただ、女子高生のメールのやり取り。 いわゆる"ギャル文字"の表現や若者らしい言葉遣いを 表現したかったのだと思いますが…実際はちょっと違う気が(笑) また、ペットと会話出来る玩具と人間の「喋り」だけで操作する携帯電話の 2つのストーリーは無理矢理ウケ狙いをしている感じで逆に冷めてしまいました。 ちょっと度がいきすぎたかな、と思います。 でも、荻原浩さんの本を初めて読み、もっと読みたいという気持ちになりました。 | ||||
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荻原浩と言う作家は、作品毎の出来不出来にかなり差があると個人的には 思っており(例えば「噂」は個人的には認められない)、そういう意味では 読んでみないと分からない作家なのですが、本作のような、軽めのちょっと 風刺の利いた作品を作らせると、本当にピカイチだな〜と感心させられる。 本作で個人的に好きだったのは「いじめ相談室」と「くたばれタイガース」 特にくたばれタイガースは婚約者の彼と父親の距離感が絶妙で、読んでいて とても面白かったです。 みんな頑張って生きてるんだな・・・と言う気にさせてくれる、秀作です! | ||||
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この作者の本来の持っているユーモアがあふれる1冊 『犬猫語完全翻訳機』『正直メール』はとにかく面白かった あーこんな話にもっていくんだと半ば感心 電車の中でおもわずニンマリって顔になってしまう本です 7編集でしたがすべて納得のおもしろさでした | ||||
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神様からひと言から注目している作家の短編集。それなりに面白い。 会社でクールビズが始まり、若い子との何かを(笑)期待して、23万もするジャケット含め30万位で新調した服を買って会社に行ったちょうど私くらいのサラリーマンの悲哀。 一軒家で庭で色々な菜園を育てている旦那が単身赴任の奥さんと、その隣で柿やイチジクや菊を育てている一人暮らしのおじいさんとの戦い。 脱サラして占い師養成学校に行き、開業したはいいが、全然儲からないため、一念発起して今までとは違うアプローチで大成功しかかる小心者の占い師の話 市のいじめ相談室に勤める女性が、あまりに人気が出てしまい、そのいじめ相談室の中でいじめに会う話 犬と猫の本音が人間の言葉で聞こえるようになる機械が開発され、そのモニターとなった人たちのおもしろおかしい動物とのふれあい。 指を使わず声だけでメールが送れる様になった、最新の携帯電話でいろんなトラブルが起こった話(もちろん誤変換のなせる技) 阪神ファンの彼氏を巨人ファンのお父さんに紹介し、結婚の承諾をもらおうとしている一家のドタバタ… すべて「くすっ」と笑いながら読める息抜きには最適の本。どれもありそうな話で臨場感もあった。 | ||||
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