死神の浮力

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死神の浮力の評価:

3.97/5点 レビュー 139件。 B ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全189件 141〜160 8/10ページ
No.49
(5pt)

クールで時々的外れな死神

死神にとって普通の返事でも、人間にとっては的外れな答えになってしまう千葉(死神)の反応が笑える。内容は重いが、洒脱な会話が救いとなっている。ただ、ここまでのワルが人間として存在するとするのだろうか。もし存在するのなら、それこそ悪魔的であるとも思う。死神の精度のショートもいいが、こうした長編もいい。
死神の浮力 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の浮力 (文春文庫)より
4167906473
No.48
(5pt)

クールで時々的外れな死神

死神にとって普通の返事でも、人間にとっては的外れな答えになってしまう千葉(死神)の反応が笑える。内容は重いが、洒脱な会話が救いとなっている。ただ、ここまでのワルが人間として存在するとするのだろうか。もし存在するのなら、それこそ悪魔的であるとも思う。死神の精度のショートもいいが、こうした長編もいい。
死神の浮力 Amazon書評・レビュー: 死神の浮力より
416382300X
No.47
(4pt)

あの死神千葉が帰ってきました。本作は前作の娯楽性を踏襲しつつも、ちょっと考えさせれる作品です。

あの死神千葉が帰ってきました。

千年もの長きに渡って人間を観察し、その生死を判定しきた千葉。彼は人間というものを知り尽くしながらも、決して対象者に感情移入などしない。そんな千葉というフィルターを通すことで、読者は人間というもの(この作品の登場人物)に対して、極めて客観的な視点を得る事ができる。言い換えれば感情移入できない。

本作では死生観に関する多くのエピソードが散りばめられています。一人娘の死によって親である自分が生まれて来たことの是非。死への恐怖とそれを意識しないために今に集中する生き方。親が子供に対して死への恐怖を身を以て和らげるエピソード等など。そんな重いテーマを扱いながらも、伊坂さんの作品は何処か力の抜けた、でも軽薄ではない、独特の感覚をもって読み進めることができます。

勿論、本作も前作と同様、人間と死神のどこかずれた、でもクスッと笑える会話も盛り沢山。

個人的には前作の短編集の方が娯楽作品としては楽しめましたが、本作は楽しみながらも自分の人生や死に関して、ハッと気づかされることもあり、有意義な読書になりました。
死神の浮力 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の浮力 (文春文庫)より
4167906473
No.46
(4pt)

あの死神千葉が帰ってきました。本作は前作の娯楽性を踏襲しつつも、ちょっと考えさせれる

あの死神千葉が帰ってきました。

千年もの長きに渡って人間を観察し、その生死を判定しきた千葉。彼は人間というものを知り尽くしながらも、決して対象者に感情移入などしない。そんな千葉というフィルターを通すことで、読者は人間というもの(この作品の登場人物)に対して、極めて客観的な視点を得る事ができる。言い換えれば感情移入できない。

本作では死生観に関する多くのエピソードが散りばめられています。一人娘の死によって親である自分が生まれて来たことの是非。死への恐怖とそれを意識しないために今に集中する生き方。親が子供に対して死への恐怖を身を以て和らげるエピソード等など。そんな重いテーマを扱いながらも、伊坂さんの作品は何処か力の抜けた、でも軽薄ではない、独特の感覚をもって読み進めることができます。

勿論、本作も前作と同様、人間と死神のどこかずれた、でもクスッと笑える会話も盛り沢山。

個人的には前作の短編集の方が娯楽作品としては楽しめましたが、本作は楽しみながらも自分の人生や死に関して、ハッと気づかされることもあり、有意義な読書になりました。
死神の浮力 Amazon書評・レビュー: 死神の浮力より
416382300X
No.45
(4pt)

安心して楽しめるエンターテイメント

作者の伊坂幸太郎は、時々突拍子もない実験的作品に挑むことがある作家だけれど、『死神の精度』の続編ということで、ハズレはないだろうなぁと、購入。予感は的中で、とても面白く読めた。
 しかし主人公は死神ということでも分かるけれど、「リアリティのあるエンターテイメント」を楽しみたいと思う人には向きません。この作家特有のファンタジックで、ちょっぴり偏屈な世界観が好き!という人はとても楽しめると思います。
 ラストシーン近くで、それにしても、そんなバカな!というシーンが出てくるのですが、そのシーンを読んだとき「高速道路でふと隣を見ると老婆が同じスピードで走っていて度肝を抜かれる」という怪談を思い出したのは私だけではないはず。
 この作品をより楽しむためには、やっぱり前作の『死神の精度』を先に読んでおくことをおすすめします。
死神の浮力 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の浮力 (文春文庫)より
4167906473
No.44
(5pt)

凄そうだと勘違いされることなく

今作の『死神の浮力』は『死神の精度』の続編なわけだが、『グラスホッパー』に対する『マリアビートル』のように、同じシリーズのようでそうでない趣がある。両方とも第1作目は純然たる娯楽作品だが、2作目は重たいテーマを軽いタッチでそれとなく我々に提示しているように感じる。
今回の作中で「救いがない作品のたちが悪いのは、凄そうだと勘違いされることなんですよ。」というセリフがあるが、まさに救いのないテーマを扱いながら、その中に『死神・千葉』にしか出せない笑いを混ぜ込むことにより、「凄そうだと勘違いされることなく」、それでいて世の中にはこんな理不尽で悪意に満ちた嫌なこともあるのだということを見事に提示してくれている。

『ゴールデンスランバー』で頂点を極めた後、試行錯誤が続いていた感が強いが、ここにきて伊坂幸太郎の主張したいことを物凄く伊坂幸太郎らしく表現することが出来るようになったのではないだろうか?文句なく『ゴールデンスランバー』以降の最高傑作と言えると思う。
死神の浮力 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の浮力 (文春文庫)より
4167906473
No.43
(4pt)

安心して楽しめるエンターテイメント

作者の伊坂幸太郎は、時々突拍子もない実験的作品に挑むことがある作家だけれど、『死神の精度』の続編ということで、ハズレはないだろうなぁと、購入。予感は的中で、とても面白く読めた。
 しかし主人公は死神ということでも分かるけれど、「リアリティのあるエンターテイメント」を楽しみたいと思う人には向きません。この作家特有のファンタジックで、ちょっぴり偏屈な世界観が好き!という人はとても楽しめると思います。
 ラストシーン近くで、それにしても、そんなバカな!というシーンが出てくるのですが、そのシーンを読んだとき「高速道路でふと隣を見ると老婆が同じスピードで走っていて度肝を抜かれる」という怪談を思い出したのは私だけではないはず。
 この作品をより楽しむためには、やっぱり前作の『死神の精度』を先に読んでおくことをおすすめします。
死神の浮力 Amazon書評・レビュー: 死神の浮力より
416382300X
No.42
(5pt)

凄そうだと勘違いされることなく

今作の『死神の浮力』は『死神の精度』の続編なわけだが、『グラスホッパー』に対する『マリアビートル』のように、同じシリーズのようでそうでない趣がある。両方とも第1作目は純然たる娯楽作品だが、2作目は重たいテーマを軽いタッチでそれとなく我々に提示しているように感じる。
今回の作中で「救いがない作品のたちが悪いのは、凄そうだと勘違いされることなんですよ。」というセリフがあるが、まさに救いのないテーマを扱いながら、その中に『死神・千葉』にしか出せない笑いを混ぜ込むことにより、「凄そうだと勘違いされることなく」、それでいて世の中にはこんな理不尽で悪意に満ちた嫌なこともあるのだということを見事に提示してくれている。

『ゴールデンスランバー』で頂点を極めた後、試行錯誤が続いていた感が強いが、ここにきて伊坂幸太郎の主張したいことを物凄く伊坂幸太郎らしく表現することが出来るようになったのではないだろうか?文句なく『ゴールデンスランバー』以降の最高傑作と言えると思う。
死神の浮力 Amazon書評・レビュー: 死神の浮力より
416382300X
No.41
(4pt)

こんな暗いテーマの作品で、こんなに笑えるとは・・・

「死神の精度」の続編です。しかも長編!
そのせいかな、なーんか長いような間延びしてるような印象が・・・。
面白いんだけど、なかなか進まねーっていうかね、そんな気がした。

復讐に人生を捧げる決意をした夫婦の話しなんて、これ以上ないほど暗いはずなんだけど、
千葉のすっとぼけたようなキャラ(でも、本人は大まじめ)のおかげで、
クスッとさせてくれるようなユーモアと軽さが生まれている。実に痛快。
しかも、いつもの伊坂作品同様、いたるところに伏線がちりばめられているから気も抜けない!
ママチャリで疾走する場面は緊迫の場面のはずなのに笑えました。
こんなにダークなテーマなのにこんなに笑えるなんて、やっぱすごいです。
死神の浮力 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の浮力 (文春文庫)より
4167906473
No.40
(4pt)

こんな暗いテーマの作品で、こんなに笑えるとは・・・

「死神の精度」の続編です。しかも長編!
そのせいかな、なーんか長いような間延びしてるような印象が・・・。
面白いんだけど、なかなか進まねーっていうかね、そんな気がした。

復讐に人生を捧げる決意をした夫婦の話しなんて、これ以上ないほど暗いはずなんだけど、
千葉のすっとぼけたようなキャラ(でも、本人は大まじめ)のおかげで、
クスッとさせてくれるようなユーモアと軽さが生まれている。実に痛快。
しかも、いつもの伊坂作品同様、いたるところに伏線がちりばめられているから気も抜けない!
ママチャリで疾走する場面は緊迫の場面のはずなのに笑えました。
こんなにダークなテーマなのにこんなに笑えるなんて、やっぱすごいです。
死神の浮力 Amazon書評・レビュー: 死神の浮力より
416382300X
No.39
(4pt)

ハードボイルドおとぎ話

この作家さんの作品に時々出てくる
本当に悪い奴、それもきれいな人間の皮をかぶった悪魔…キャラが登場します。

この悪魔と作家夫婦との対決に
対決自体には興味のないけれど、真面目に仕事する死神が関わり、物語りはすすみます。

実はありえないような設定で
会話や出来事の一つひとつが、何かの比喩だったり暗示だったりする
『ハードボイルドな現代のおとぎ話』といった感じがします。

とても楽しめました。
死神の仕事や習性を知るために『死神の精度』は読んでおいた方が、より楽しめると思います。
死神の浮力 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の浮力 (文春文庫)より
4167906473
No.38
(4pt)

ハードボイルドおとぎ話

この作家さんの作品に時々出てくる
本当に悪い奴、それもきれいな人間の皮をかぶった悪魔…キャラが登場します。

この悪魔と作家夫婦との対決に
対決自体には興味のないけれど、真面目に仕事する死神が関わり、物語りはすすみます。

実はありえないような設定で
会話や出来事の一つひとつが、何かの比喩だったり暗示だったりする
『ハードボイルドな現代のおとぎ話』といった感じがします。

とても楽しめました。
死神の仕事や習性を知るために『死神の精度』は読んでおいた方が、より楽しめると思います。
死神の浮力 Amazon書評・レビュー: 死神の浮力より
416382300X
No.37
(5pt)

私は気にいりました

伊坂幸太郎さん人気作家なのですが、私は合わないようです。
でも、唯一好きなのが「死神の精度」。
なので、期待して読みました。
「死神の精度」のような気のきいた感覚とはちょっと違って、途中冗長に感じる時もありましたが、結末にやられました。
すっごい!
死神の浮力 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の浮力 (文春文庫)より
4167906473
No.36
(5pt)

私は気にいりました

伊坂幸太郎さん人気作家なのですが、私は合わないようです。
でも、唯一好きなのが「死神の精度」。
なので、期待して読みました。
「死神の精度」のような気のきいた感覚とはちょっと違って、途中冗長に感じる時もありましたが、結末にやられました。
すっごい!
死神の浮力 Amazon書評・レビュー: 死神の浮力より
416382300X
No.35
(4pt)

読み応えはあります

伊坂氏の死神シリーズが好きで購入しました。長編なので読み応えはありましたが、短編で後々の話にリンクする方が「千葉」の色々な顔が見えるので面白いかと。続編にも期待します。
死神の浮力 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の浮力 (文春文庫)より
4167906473
No.34
(4pt)

読み応えはあります

伊坂氏の死神シリーズが好きで購入しました。長編なので読み応えはありましたが、短編で後々の話にリンクする方が「千葉」の色々な顔が見えるので面白いかと。続編にも期待します。
死神の浮力 Amazon書評・レビュー: 死神の浮力より
416382300X
No.33
(5pt)

親子でファンです

前作の死神の精度に続きずっとファンでありたいと思わせてくれる作品です。
死神の浮力 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の浮力 (文春文庫)より
4167906473
No.32
(5pt)

親子でファンです

前作の死神の精度に続きずっとファンでありたいと思わせてくれる作品です。
死神の浮力 Amazon書評・レビュー: 死神の浮力より
416382300X
No.31
(4pt)

ママチャリに二人乗りする、クールな死神・千葉

『死神の精度』の死神・千葉の、なんだかゆかいな7日間を描く、
ボケあり、笑いあり、ツッコミなしの長編小説。

今回、千葉が担当することになったのは、
とある事情を抱えた、小説家夫婦。

小説家夫婦は、娘をサイコパスに殺されており、
犯人への復讐に燃えて、ピリピリした空気。

ところが、
千葉がとぼけた会話で、彼らと絡みだすと、

暗い雰囲気は一変、なぜか明るい雰囲気へ。
(天気は、雨だけど)

物語も、なんだかおかしな方向へと進んでいく。

ミュージックに気を取られた千葉のせいで
犯人を目の前でとり逃がしたり、

やはり雨の中、ママチャリに二人乗りして、
犯人の乗るライトバンを追いかけたり。

ラストは、伊坂さんらしい、
和やかなエンディングになっており、
すっきりした読後感を味わえる。
死神の浮力 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 死神の浮力 (文春文庫)より
4167906473
No.30
(4pt)

ママチャリに二人乗りする、クールな死神・千葉

『死神の精度』の死神・千葉の、なんだかゆかいな7日間を描く、
ボケあり、笑いあり、ツッコミなしの長編小説。

今回、千葉が担当することになったのは、
とある事情を抱えた、小説家夫婦。

小説家夫婦は、娘をサイコパスに殺されており、
犯人への復讐に燃えて、ピリピリした空気。

ところが、
千葉がとぼけた会話で、彼らと絡みだすと、

暗い雰囲気は一変、なぜか明るい雰囲気へ。
(天気は、雨だけど)

物語も、なんだかおかしな方向へと進んでいく。

ミュージックに気を取られた千葉のせいで
犯人を目の前でとり逃がしたり、

やはり雨の中、ママチャリに二人乗りして、
犯人の乗るライトバンを追いかけたり。

ラストは、伊坂さんらしい、
和やかなエンディングになっており、
すっきりした読後感を味わえる。
死神の浮力 Amazon書評・レビュー: 死神の浮力より
416382300X