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メリー・ウィドウ・ワルツ



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メリー・ウィドウ・ワルツの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

やや恐ろしい話

遺産相続をめぐる事件に,
主人公の警察時代の事件と,
先輩警察官の事件の3つがぐるぐる回る。

先輩警察官が,なぜ犯罪に手を染めたかが明確でない。
主人公の警察時代の事件も,弁護士側が悪いのに,なぜ逆恨みされるのか。

恨みは狂気だといえばそれまでなのだろうが。

赤川次郎らしい登場人物は,遺産を相続した綾子と,
主人公の娘,のぞみの2人だろうか。
メリー・ウィドウ・ワルツ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:メリー・ウィドウ・ワルツ (講談社ノベルス)より
4061824732
No.1:
(2pt)

人生の「寄り道」

いかにも赤川次郎らしい作品で、ほんのちょっとした時間で、気楽に読ませてくれる。そんな作品である。

主人公は元刑事で求職中である。娘が修学旅行へ行きたいというのに感じて、余り気の向かない仕事を受けることにする。内容は、ある未亡人が夫を殺したのかどうかを調査することである。その仕事の裏にある黒い意図と、複雑な人間関係が織りなすドラマである。

テンポのいい展開で一気に読ませてくれるが、終盤はやや強引である。それでも、人生における「寄り道」の効果や、知らずに他人を傷つけていることがあるのを、ちらりと語りかけ、それが人生だといっているようである。余りに軽すぎる作品であるが、後に残らないことを考えれば、時間つぶしには最高の作品だろう。
メリー・ウィドウ・ワルツ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:メリー・ウィドウ・ワルツ (講談社ノベルス)より
4061824732

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