子子家庭の身代金

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【この小説が収録されている参考書籍】

子子家庭の身代金

子子家庭の身代金 (新潮文庫)

子子家庭の身代金の評価: 3.86/5点レビュー 7件。 Dランク

書評･レビュー点数毎のグラフです

平均点3.86pt

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Amazonサイトに投稿されている書評･レビュー一覧です

※以下のAmazon書評･レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1～7　1/1ページ

おかしい

ちょっと、私の感覚とかけ離れている。最後まで読めなかった。

両親に棄てられた姉弟が事件に巻き込まれつつなんとかやっていくお話。
だが、子供2人残されたという、何もかもを圧し潰してしまうような現実がまるで感じられない。彼らが子供らしい正義感でもって物事に当たるのが、とても不自然に思えた。
違和感がピークに達したのは、口止め料と言わんばかりに突き出された金を受け取らない場面。姉は正しい。正しいけれど、絶対におかしい。
設定とは裏腹に呑気過ぎる世界観、屑ばかりの大人たち。不自然な状況が引き立たせる、不自然に揺るぎない子供の正義感に、辟易してしまった。

Amazon書評･レビュー:子子家庭の身代金 (新潮文庫)より
4101327467

家庭的軽サスペンス?

子供が主人公という事もあり、子供の身の回りでの出来事を微笑ましくも興味深く読む事が出来る一冊でした。
子供が中心とは言え、中身も子供子供している訳ではなく、大人的な視点での展開もある点に好感が持てます。
長編ではなく短編集という事で、ちょっとした合間に一話ずつ読む事もできるので、時間が無い場合に区切って
読む楽しみも生まれそうです。

ただし、氏の作品によく有りがちな誤字が、この作品中にも結構目立ちます。「危ない」とする所を「危い」としてみたり、
「上がる」と「上る」を混同してみたり…。前者の「あぶない」は、正確には「危ない」と表記しますが「危い」という表記は
日本語として存在しませんし、後者のものに至っては送り仮名が違うだけで読み方も意味合いも変わります。編集時に
校正をかけたのか疑問です。なので、誤字が多いという事で少しマイナス評価にしました。

Amazon書評･レビュー:子子家庭の身代金より
4103381361

オススメ！

これは面白い！
子子家庭シリーズ大好き！
赤川ミステリー大好きです！

Amazon書評･レビュー:子子家庭の身代金 (新潮文庫)より
4101327467

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101327467/ref=cm_cr_ryp_prd_ttl_sol_20

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4101327467

姉が家を切り盛りしている。

両親が2人とも行方がわからず、姉と弟の小学生だけの家族。
姉が家を切り盛りしている。

短編集ですが、ひとつづつがどたばた喜劇で軽く読めます。
中には，犯罪に巻き込まれるものもあり、はらはらどきどきします。

物悲しいものもあれば、幸せ終わり(happy end)のものもあります。

Amazon書評･レビュー:子子家庭の身代金 (新潮文庫)より
4101327467

姉と弟の小学生だけの家族

Amazon書評･レビュー:子子家庭の身代金より
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安堵させる何か

小学生二人が残された、普通では考えられない設定の小説です。
その意味では、絵空事とも言えるかもしれませんが、究極まで設定を追い詰めたことで、逆に良く見えてくる部分がある様に思います。
更に、主人公を「小学生」としたことで、純粋な正義感で物事を判断してのストーリー展開が出来、作者の語りたいことが素直に表現できる様に出来ていると思います。

収められているのは、表題作を含めた八編の短編です。
ミステリーと言えるほどではないのですが、「謎」を提示し、それが徐々に解明されて行く形を取っています。
ただ、そこに書かれている内容は、ちょうど江戸時代の人情話です。
それだけに、誰が読んでも癒され、安堵させる何かを感じることが出来るのだと思います。

Amazon書評･レビュー:子子家庭の身代金より
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