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口は災い



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【この小説が収録されている参考書籍】
口は災い (講談社文庫)

口は災いの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

アイルランドからニューヨークへの冒険

同じ作家の"貧乏お嬢様シリーズ"が気に入っていたので、
こちらのシリーズも読んでみて、面白いと思いました。
雰囲気もちょっぴり似ています。

表紙は、シリアスでオドロオドロしいイメージですが、
中身は23歳のヒロイン、モリーがアイルランドから単身逃げて
ニューヨークに到着し、無事に生活を始めるまでの冒険物語でした。
20世紀初頭のアイルランド移民の様子や暮らしぶりもわかります。

モリーは小作人の娘なので、お金もなく有力な知り合いもなく、
何度も訪れるピンチを運と機転、知り合った人の助けで切り抜けていきます。
好奇心旺盛で、それが災いとなったり幸いとなったり。
だから生活のめども立たないのに、身近に起きた殺人事件に鼻をつっこみます。
危険な目にも遭いますが、恋人になりそうな人とも出会い、
やっと事件が落ち着いたところで、今後のニューヨークでの生活が楽しみです。

このモリー・マーフィシリーズは、本国では14作目まで出ていますが、
日本では本書と次の『押しかけ探偵』の2冊のみ。
続きが出る予定はないのでしょうか。
それに、こんな表紙ではなく、コージーミステリーのような
もうちょっと可愛いイラストでも描いて、溌剌とした若い女性のイメージを
出すとよいのに、と思ってしまいます。
口は災い (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:口は災い (講談社文庫)より
4062757729
No.1:
(2pt)

甘い作品ですね、いろいろ。

ミステリとして評価すれば、並以下です。
とにかく、この作品で事態が動く原動力はほとんど全て「偶然」です。
事件解決にあたって、主人公は役に立っていたのかなあ。

推理部分は重要じゃないというか、あくまで「すてきなヒロイン」を
味わうための本、という印象です。
個人的には、そのヒロインにもさほど魅力を感じませんでした。
ほかの登場人物もご都合主義的です。
時間つぶし程度にはなりましたけど…。
口は災い (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:口は災い (講談社文庫)より
4062757729

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