きみの友だち

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評判

きみの友だちの評価:

4.46/5点 レビュー 209件。 S ランク

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平均点4.46pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全358件 261〜280 14/18ページ
No.98
(5pt)

想うこと。

10代とは、小学生から専門学校生や大学生、あるいは社会人となるまさに成長と激動の10年間。その年代に誰もが感じるであろう、孤独や葛藤を丁寧に描き、切なさが胸に迫ってくる力作。

描かれている世界は、いつの時代にもどこにでもある日常かもしれないが、本書の登場人物達である10代からおとなまで、夢中にさせる魅力に溢れている。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.97
(5pt)

成長の過程で

思春期の子供たちの複雑で、時に残酷な心情を、40代の重松氏がここまで書き込めることに、脱帽の1冊でした。
交通事故で足が不自由になったことがきっかけで、友人関係がギクシャクしだした恵美が、やがて親友を得て、その後回りの友人に少しづつだが影響を与えていく。いろんな子供たちが登場し、その中にきっと自分と似たキャラクターを発見できるはず。
ラストはちょっとできすぎ!と思いましたが、心に沁みる書です。
人間関係に悩む全ての人に!
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.96
(5pt)

堂々と友達っていいなと言いたい

今時、堂々と「友達」をテーマに、ここまで描ける重松さんは、改めてすごいと感じました。

幾人かの男女のショートストーリーを、それぞれの短編の主人公に据えて「僕」という人物が語るスタイルになっていて、ラストで見事に結実します。

子供に読ませたいとの意見もありましたが、私はむしろ友達と口にするのが恥ずかしくなった大人に読んでもらいたい一冊だと思います。

読後に爽やかな気持ちで泣ける小説に久々に出会いました。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.95
(5pt)

すごく良かった。

この作品で描かれたいくつもの友情はとても綺麗ですごくうらやましかった。

いつまでも友達でいることって難しいと思う、みんな環境が変われば性格が変わるし、いつまでもあの頃のみんなは存在しない。

でも遠く離れても、たとえ死んでしまっても自分のことを友だちって呼んでくれる人がいたら嬉しいと思う。

友達の大切さを再確認できた作品だった。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.94
(5pt)

「みんな」の意味を考えさせられる本

小さい時は正直な分、残酷だ。いじわるで、素直じゃなくて、意固地で、ヒトのせいにするのがうまくて、でもやさしい。

はじくヤツもいて、はじかれるヤツもいる。

「みんな」という言葉がわずらわしかったり、ライバルと敵の意味がゴチャゴチャだったり。

でも、そんな想い出も笑えるような日がきっと来る!

泣かせていただきました。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.93
(5pt)

私は、私。

人間関係で悩んでいた頃、「私は私なんだ」と思うことができてから

楽に生きられるようになった。そんな、昔の自分みたいな人に読んでほしい。

「みんな」の中にいた主人公恵美が、事故をきっかけに「ひとり」になった。

病気がちの由香はずっと「ひとり」だった。

「ひとり」と「ひとり」はあることから「友だち」になり、話が展開していく。

恵美は言った。「私は、そばにいなくてもいいのが友だちだと思う」と。

この言葉の意味を、たくさんの人に感じてもらいたい。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.92
(5pt)

子供の頃を懐かしめる

「友だち」って何だろう。僕らはどんなふうにして友だちを選んできただろう。馬が合ったからなのか、あんまり利害関係ではないと思う。そんな疑問を主題にして、この作品の中心的人物「恵美」とそのまわりに存在した幾人かの男女のエピソードを、それぞれの短編の主人公に据えて、「僕」という人物が語るスタイルになっている。登場人物の小中学校時代に出会った「友だち」。深かったり、浅かったりさまざまである。皆さんのまわりにもきっといただろう、威張る子、暗い子、弱い子。そんな子たちめいめいの考えていることを「僕」が見守るような優しい語り口で綴ってゆく。そして、楽しかったり、悲しかったり、それぞれの思い出を抱えた主人公たちが、最終話で再会し大団円を迎える。『その日のまえに』の手法である。重松氏の世界が遺憾なく展開されている。この作風が好きな方には是非とおすすめできる。今作品は読者を泣かせるより、幼き日のノスタルジックな世界へ誘ってくれる。心洗われる読後感だった。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.91
(5pt)

目新しくないのにここまで鮮烈!

してやられました。傑作です。実は読み始めは、また重松さん得意の小中学生友情物かい〜とあまりノリ気になれなかったのです。だが、この物語の登場人物たちは生きている。ぐいぐい生きて、目を離せない。

 恵美が得た精神の自由は、足の自由を失ったことと無縁ではないだろう。「みんな」という得体の知れないモノへの、決然とした絶縁宣言が見事だ。ひとりひとりが大切なはず。私達は、「トモダチ百人できるかな」っていう童謡に無意識に縛られてしまっていた自分自身を、反省する時期にきているのかもしれない。

 由香の、透明な生き様も美しかった。

 イヤな先輩までを含めて、もっと人間を信じようと思った。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.90
(5pt)

小中学生に読んで欲しいと大人が切実に思う1冊

今の時代は大変なんだよって、何時の時代も子供は思う。

責任はまだない分、自由もなくて不自由だから。

でもその時間が過ぎて過去になった時、いかに大切な時間だったかを振りかえり、大きく感じた悩みにも笑みをこぼせるようになる。

この本は読後、その時間を過ぎた大人が子供に読ませたいって切実に思わせる

でもルビも付いてないので小学生には独りで読むのはまだ無理かもしれないし

内容への影響もまだ感じとるのは難しいかもしれない。

この本に登場する友達が模索して無我夢中のように

現役の小中学生には自分の今で手一杯かもしれない。

ただ、この友達を導いていく語り手が、それぞれの子ども達を応援してる気持ちは伝わるのではないか?

「みんな」に翻弄される子ども達、きみが今一生懸命生きている時間は

成功も挫折も苦しいのも嬉しいのも、みんないかに大切な時間で素晴らしいか

この本はほのかな灯りのように語りかけてきます。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.89
(5pt)

友達とは・・・

普段友人関係に悩みがちな私が、たった一人親友といえる友人からお勧めされて読んだ本が、これでした。

題名の通り、本当に色んな立場の友達の話があります。

最後には全てが繋がっている、という本が好きな私ですが、この本も、最後に誰がこの物語をかたりかけていたのかわかります。

いじめっこ、いじめられっこ、優等生、落ちこぼれ・・・。

「あの友達も、ああ見えてこんなふうに考えていたのかなぁ・・・。」と思いながら読んでしまいました。

友人について、今まで悩んでいたことが馬鹿らしく感じるほど、感動してしまいました。

大人でも十分『考えさせられる』お話なので、騙されたと思って読んでみてください・・・★

読んだ後、心が安らいでいると思います。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.88
(4pt)

優しい眼差しの正体は・・・?

重松清さんの世界はまるで“道徳の教科書”みたいで

つい反発してみたくなる素直じゃない自分もいる。

だけど、語り手が主人公の“きみ”に語りかける言葉と

眼差しがあまりにも優しくて、こちらも素直にならざるを得ない。

そんな優しさのある作品。

この語り手が誰なのかわかったとき、

そのあたたかさに胸がいっぱいになりました。

「友達ってなんだろう」 これがこの作品のテーマ。

いつも一緒にいて話をしている人が、

果たして“本当の友達”なのだろうか?

学生生活の真っ只中では疑問にすら思わなかったことを

今になって自問自答してしまいました。

そういえば私にも、

いつも一緒にいるわけではなかったけど、

とても気の合う子がいたっけ・・・。

他の子とは話さないような事柄を話せたり、

自分にとって重要なポイントにはなぜかいつも手を差し伸べてくれたあの子。

彼女は今、どうしているのだろう。

彼女の存在が私にとっての“きみの友だち”だったのかな?
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.87
(5pt)

ついに「きよしこ」を越える傑作が登場!

重松清の本を18冊読んだ私の中でのマイベストは「きよしこ」(新潮文庫)でした。「きよしこ」では少年ひとりの視点で描かれているのですが、今回は主人公を取り巻く登場人物たちにもそれぞれ主役としてのスポットが当てられることにより、重層的な深みが増しました。それぞれがそれぞれに悩みやわだかまりを抱えて葛藤しています。「友だち」に代表される人間関係に焦点が当てられており、私自身思い出したくもないような過去を抉り出されている気にさせられました。その思いは実はみんなが持っているものなのかも知れません。物語はそんな苦さに真正面から対峙し、答えはないけれど、「友だちとは何か」「友だちの素晴らしさ」についての自問自答へ導いてくれます。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.86
(4pt)

広く共感される

子供の頃、教室で一緒に過ごし、放課後に遊び、家の近くで遊んだ、あの友達が、あの時どんな思いでいたのだろうか、今、どうしているのだろうか、さまざまな思いが押し寄せてくる。あの頃の友にもう一度会いたいと思った読者は多かったのではないだろうか。「その日の前に」ほど衝撃はないが、その分、広く読者に共感される構成になっている。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.85
(5pt)

反則技ですが・・・

オムニバス形式の思春期の友情と成長をテーマにしたお話です。
一つ一つのお話の主人公「きみ」は変わっていきますが,その「きみ」は一人の女の子,女性と必ず関わりを持っている,少年,少女です。
後半は何となく分かっていながらも,そして反則だとは思いながらも,
物語に感情移入し,感動せずにはいられないお話です。いくつになっても友については考えるのかなぁと思いながらも,
あの頃の好きな自分,嫌いな自分と向き合っているようで,とても懐かしく感じました。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.84
(5pt)

大切だから友だち

ほんの、本当にちょっとした友だちとのトラブルで、恵美は松葉杖なしでは生きられなくなってしまった。そして恵美はその友だちを罵ってしまった。恨みごとを言ってしまった、何度も何度も。そして恵美ははじかれてしまい一人になってしまった。
 その1年後、「生涯」の友だちになる由香ちゃんと出会う。でも恵美には由香ちゃん以外の友達はもう出来なくて、ずっと二人で過ごしていた。しかしだからこそ恵美は、友だちの事を真剣に、誰よりも深く考えられたのだと思う。
 恵美とその周りの人々の、友だちに纏わる物語10編です。 友だちってなんだろう。基本的に他人だから深くは立ち入れない。でも時と場合によっては、身内以上に親身になってくれる時もある。でもそれがうっとおしくて、邪険に扱ってしまった事もある。そして自分を守るために防御壁に使ったこともあれば、先生や両親にその友だちをよく見せる為の、踏み台にされてしまった事もある。そんな事をしてもされても、次の日からは変わらず友だちだった。
 そして不思議なのは、あんなに仲がよかったのに卒業なんかで距離が遠くなると、あっという間に疎遠になってしまう事が何度もあった。でもだからといって、決しておまけのような存在じゃなくて大切だった。
 こうして考えてみると、決して結論なんかでないと思う。でもこの物語を読んでちょっとだけ分かった気がする。友達が大切なんじゃなくて、大切だから友だちなんだ。そう考えると、巨大なジグソーパズルの1ピースがはまったような気がしました。 この本を読みながら、「あいつ今頃何してるんだろう?」とふと考えてしまいました。
きみの友だち Amazon書評・レビュー: きみの友だちより
410407506X
No.83
(5pt)

一気に読んだ

子供が買ったものですが借りて読みました。
涙なくしては読めなかったよ。
素晴らしい重松の世界なり。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.82
(5pt)

重松清で一番好き!

足の不自由な恵美ちゃん、病気がちな由香ちゃんがある事件をきっかけに「ともだち」になる、その周りには人気者や八方美人のクラスメイト、弟のブンちゃんやその転校生のモトくん、先輩、後輩、それぞれの物語が繰りなす「友だち」「みんな」の意味を探す為の連作長編。

自分は元来、小説を読む習慣はなかったし、「小説で泣く」という意味もよく分からなかったけれど、本書でそれが簡単に分かることになった。

小・中学生には独特の「友だち」観があり、それは女の子の作る“仲良し”グループであったり、男の子でも誰かを呼び捨てで呼ぶグループ、苗字で呼ぶグループといった何らかの相関関係が形成されている。
その関係の中で、微妙で、繊細で、紙一重に揺れる心情描写が、動もすれば自分が登場人物全員に置き換わる可能性を感じ、時にドキリとする。

いつも一緒にいる、何でも話し合える、「友だち」の意味なんて人それぞれだと思うけれど、結局最後まで重松清は意味を読み手に提示しない。
『日曜日の夕刊』で感じたけれど、重松清は“視点”を描くのが巧く、傍からでは分からない心情部分も、そこを改めて照らし出して感動を作り出す。(ある意味で、『魔法少女まどかマギカ』も同じことが言える)

心をチクチクを刺すような描写の後には、温かい涙が流れるような気持ちにさせてくれる作品です。高校生くらいに特にお勧めかもしれない。

───「あのね、うつむいてから顔を上げるでしょ、その瞬間って、けっこう笑顔になってるの。なにも考えずにパッと顔をあげたとき、ほんとに、笑顔が浮かんでるわけ」(p.342, 恵美)
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.81
(5pt)

子供に読ませたい

子供に読んでほしいけど読んでくれない。こういう内容ってなかなかないかも…
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.80
(5pt)

忘れられない一冊

生まれて初めてレビューします
だれかに薦めずにはいられなくて…
娘が大きくなったら読ませてあげたい
私では教えたくても教えられない大切なことが
ここにありました
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.79
(4pt)

本当の友だち

中学校の課題図書で読んだこの一冊。面白いのは、主人公の視点が変わっていくところだ。゛友達″って一体何なんだろう。
このような疑問を抱えている中学生は多いのではないだろうか。中学生に限らず、幅広い世代に絶大な人気を誇る本だと思う。
「友だち」について考える機会があったら、この本を強くお勧めする。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223