コラプティオ

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コラプティオの評価:

4.13/5点 レビュー 61件。 B ランク

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平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全96件 61〜80 4/5ページ
No.36
(4pt)

カリスマ的リーダーシップは政治に必要か?

日本の政治にはリーダーシップが足りないという点は、日本の欠点としてよく指摘されるところだ。では国民が熱狂するようなカリスマ的な総理大臣が登場したら日本に何が起こるか?という思考実験を本書ではしている。カリスマ総理の姿を、政策秘書から内閣官房専門調査官に抜擢された若き政治学者という権力中枢からの視点と、新聞記者のメディアからの視点が用意されている。公平を期すためか二つの視点は、同級生で、何れも一癖あるベテランの後ろ盾ありとシンメトリーに配置されている。

権力が集中した個人は、自らの正義を確信して行動する(迷った時点でカリスマではない)。その目的は国益であり、倫理や公平性ではないと私は考える。本書でも「国益を守るためには時に倫理に悖る行為が必要な時もある」と言わしめている。権力者は自分のいう正義の正当性を客観的に説明するものの、根幹にある動機は個人の家庭、教育、精神史、同僚、部下、ブレーンから影響を受けた主観的なものだと考える。その主観的な正義に論理を後付しているのが政治の論理なのだ。民主主義とは基本的に個人が独断専行することを抑止するようにルール作りがされている。政治家の主観に国民の大多数が支持をして事が運ぶのは効率的ではあるが民主主義的には不健全な状態だ。カリスマ権力者は国家運営においては強力なエンジンのようなものだ。強力なエンジンでレースをすれば優位に戦える可能性が大きい。今の権力者は極力ブレーキを取り外すことに腐心しているが、レースのタイム自体は振るわないだろう。メディアはブレーキになりうるかもしれないが今のマスメディアは性能が悪すぎる。ともすれば、権力行使の潤滑油だ。

国益レースは直線ではなく、蛇行したコースといえる。最終的にレースに勝つためには強力なエンジンのほかにそれを制御する優秀なブレーキを必要するものなのだと思う。現状でマスメディアも官僚も、国民自身でさえもブレーキとしてポンコツだと言わざるを得ない。
コラプティオ Amazon書評・レビュー: コラプティオより
4163806903
No.35
(4pt)

カリスマ的リーダーシップは政治に必要か?

日本の政治にはリーダーシップが足りないという点は、日本の欠点としてよく指摘されるところだ。では国民が熱狂するようなカリスマ的な総理大臣が登場したら日本に何が起こるか?という思考実験を本書ではしている。カリスマ総理の姿を、政策秘書から内閣官房専門調査官に抜擢された若き政治学者という権力中枢からの視点と、新聞記者のメディアからの視点が用意されている。公平を期すためか二つの視点は、同級生で、何れも一癖あるベテランの後ろ盾ありとシンメトリーに配置されている。

権力が集中した個人は、自らの正義を確信して行動する(迷った時点でカリスマではない)。その目的は国益であり、倫理や公平性ではないと私は考える。本書でも「国益を守るためには時に倫理に悖る行為が必要な時もある」と言わしめている。権力者は自分のいう正義の正当性を客観的に説明するものの、根幹にある動機は個人の家庭、教育、精神史、同僚、部下、ブレーンから影響を受けた主観的なものだと考える。その主観的な正義に論理を後付しているのが政治の論理なのだ。民主主義とは基本的に個人が独断専行することを抑止するようにルール作りがされている。政治家の主観に国民の大多数が支持をして事が運ぶのは効率的ではあるが民主主義的には不健全な状態だ。カリスマ権力者は国家運営においては強力なエンジンのようなものだ。強力なエンジンでレースをすれば優位に戦える可能性が大きい。今の権力者は極力ブレーキを取り外すことに腐心しているが、レースのタイム自体は振るわないだろう。メディアはブレーキになりうるかもしれないが今のマスメディアは性能が悪すぎる。ともすれば、権力行使の潤滑油だ。

国益レースは直線ではなく、蛇行したコースといえる。最終的にレースに勝つためには強力なエンジンのほかにそれを制御する優秀なブレーキを必要するものなのだと思う。現状でマスメディアも官僚も、国民自身でさえもブレーキとしてポンコツだと言わざるを得ない。
コラプティオ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: コラプティオ (文春文庫)より
4167900025
No.34
(5pt)

ポリティズムは非常に怖い

真山さんの著作の中では、ハゲタカシリーズは置いておいて、最高の一作ではないかと思う。

本当に、本書を読むと、いかに簡単に独裁者が形成されるのかが良く分かるし、現代の日本
ですら、独裁者が生まれる土壌が十分にあると言う事が理解できる。

そういう意味で考えさせられるところの多い一作でした。
コラプティオ Amazon書評・レビュー: コラプティオより
4163806903
No.33
(5pt)

ポリティズムは非常に怖い

真山さんの著作の中では、ハゲタカシリーズは置いておいて、最高の一作ではないかと思う。

本当に、本書を読むと、いかに簡単に独裁者が形成されるのかが良く分かるし、現代の日本
ですら、独裁者が生まれる土壌が十分にあると言う事が理解できる。

そういう意味で考えさせられるところの多い一作でした。
コラプティオ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: コラプティオ (文春文庫)より
4167900025
No.32
(5pt)

政冶サスペンス

国民の幸せのためにがんばり、悩みながら、奮闘する、総理と秘書官のドラマにジャーナリストがからまって、先が読めない話しが続く、中盤少しだらけたが、なかなか面白い作品にあがっている。
コラプティオ Amazon書評・レビュー: コラプティオより
4163806903
No.31
(5pt)

政冶サスペンス

国民の幸せのためにがんばり、悩みながら、奮闘する、総理と秘書官のドラマにジャーナリストがからまって、先が読めない話しが続く、中盤少しだらけたが、なかなか面白い作品にあがっている。
コラプティオ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: コラプティオ (文春文庫)より
4167900025
No.30
(5pt)

興味津々、面白い。

彼の本はほとんど買って読んでいますが、時代を先取りした設定が何とも言えません。
コラプティオ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: コラプティオ (文春文庫)より
4167900025
No.29
(5pt)

興味津々、面白い。

彼の本はほとんど買って読んでいますが、時代を先取りした設定が何とも言えません。
コラプティオ Amazon書評・レビュー: コラプティオより
4163806903
No.28
(4pt)

「権力」という魔力に飲み込まれる一国の首相の狂気。

直木賞候補にこのような「社会派(時事ネタ)」作品が選ばれたことがまず非常にうれしいことです。
某選考員は何かと”文学論”をうたいますが(かく言う某選考員もただの老人が書くエロ本作家
にしか私には映らないので全く持って説得力がないのですが・・)、もはや直木賞に”文学”を
求めている人は少ないのではないでしょうか。

さて、中身に関してはネタばれになるので細かくは書きませんが、東日本大震災のその後を舞台にしたような作品です。

筆者は当時東日本大震災前にこの作品を書いていて、最終原稿のみが震災後に書かれたとのことでした。
その後、改筆はされたようですが、それにしても読んでいて戦慄を覚えました。

この地震を機に、日本という国、政治、日本人がある意味変革の時期に差し掛かっているのを的確に示唆されています。

最後には「権力」という魔力に飲み込まれていく一人の首相を、主人公や側近たちがどのような策略で攻略するのか。
最後まで見逃すことのできない作品でした。

残念ながら、直木賞は逃してしまいましたが、「ハゲタカ」シリーズや、「マグマ」「ベイジン」など発電関係の作品
を今後も沢山書いて、私たちを楽しませていただければと思います。
コラプティオ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: コラプティオ (文春文庫)より
4167900025
No.27
(4pt)

「権力」という魔力に飲み込まれる一国の首相の狂気。

直木賞候補にこのような「社会派(時事ネタ)」作品が選ばれたことがまず非常にうれしいことです。
某選考員は何かと”文学論”をうたいますが(かく言う某選考員もただの老人が書くエロ本作家
にしか私には映らないので全く持って説得力がないのですが・・)、もはや直木賞に”文学”を
求めている人は少ないのではないでしょうか。

さて、中身に関してはネタばれになるので細かくは書きませんが、東日本大震災のその後を舞台にしたような作品です。

筆者は当時東日本大震災前にこの作品を書いていて、最終原稿のみが震災後に書かれたとのことでした。
その後、改筆はされたようですが、それにしても読んでいて戦慄を覚えました。

この地震を機に、日本という国、政治、日本人がある意味変革の時期に差し掛かっているのを的確に示唆されています。

最後には「権力」という魔力に飲み込まれていく一人の首相を、主人公や側近たちがどのような策略で攻略するのか。
最後まで見逃すことのできない作品でした。

残念ながら、直木賞は逃してしまいましたが、「ハゲタカ」シリーズや、「マグマ」「ベイジン」など発電関係の作品
を今後も沢山書いて、私たちを楽しませていただければと思います。
コラプティオ Amazon書評・レビュー: コラプティオより
4163806903
No.26
(4pt)

政策秘書など政府官邸内の仕事が垣間見えた

政府官邸の仕事・・て裏の方で 色々 人が動き、記者などが情報収集している・・と思っていました。
今回 その仕事の背景を少し覗けたような気がして 面白かったです。

ただ 後半から何か 話が短絡的になってきたのが 少し残念ですが・・全体感には面白く一気に読んでしまいました。
コラプティオ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: コラプティオ (文春文庫)より
4167900025
No.25
(4pt)

政策秘書など政府官邸内の仕事が垣間見えた

政府官邸の仕事・・て裏の方で 色々 人が動き、記者などが情報収集している・・と思っていました。
今回 その仕事の背景を少し覗けたような気がして 面白かったです。

ただ 後半から何か 話が短絡的になってきたのが 少し残念ですが・・全体感には面白く一気に読んでしまいました。
コラプティオ Amazon書評・レビュー: コラプティオより
4163806903
No.24
(5pt)

権力の監視者国民。

こういう政治ものを読むといつも思う。
政治を堕落させるのは、政治家でもなく、マスコミでもなく、国民なのだと。
本書は小説というよりもむしろ現代への警告であり、私たち国民に権力への監視者としての立場をしっかり認識し、政治にしっかり絡んで行けと言っているような気がする。
確かに、本書の主要登場人物や主要な展開に国民としての立ち位置を持ったものはほとんど出てこないが、そこに国民の無知蒙昧さは十二分に存在しており、私は大きな印象を受けた。
政治の問題だけでなく就活の問題もそうであるが、マスコミなどの報道や様々な評論ではその当事者への批判というものが少ないように感じる。
政治の問題では国民がその当事者であり、就活の問題では学生が当事者であり、逆に当事者こそその問題を積極的に解決すべき存在であり、解決する可能性を大きく持った存在であるはずである。
そういった部分に一切切り込まず表面的な対象を扱っているからこそ、日本という国は変わらないのではないかと漠然と感じてしまう。
コラプティオ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: コラプティオ (文春文庫)より
4167900025
No.23
(5pt)

権力の監視者国民。

こういう政治ものを読むといつも思う。
政治を堕落させるのは、政治家でもなく、マスコミでもなく、国民なのだと。
本書は小説というよりもむしろ現代への警告であり、私たち国民に権力への監視者としての立場をしっかり認識し、政治にしっかり絡んで行けと言っているような気がする。
確かに、本書の主要登場人物や主要な展開に国民としての立ち位置を持ったものはほとんど出てこないが、そこに国民の無知蒙昧さは十二分に存在しており、私は大きな印象を受けた。
政治の問題だけでなく就活の問題もそうであるが、マスコミなどの報道や様々な評論ではその当事者への批判というものが少ないように感じる。
政治の問題では国民がその当事者であり、就活の問題では学生が当事者であり、逆に当事者こそその問題を積極的に解決すべき存在であり、解決する可能性を大きく持った存在であるはずである。
そういった部分に一切切り込まず表面的な対象を扱っているからこそ、日本という国は変わらないのではないかと漠然と感じてしまう。
コラプティオ Amazon書評・レビュー: コラプティオより
4163806903
No.22
(5pt)

是非 読んで政治に関心を持とう!

カリスマがある指導力の強い架空の総理大臣が、震災後、原子力推進政策をあえて進める中で、愚衆政治・煽動政治の危うさ、落ちた偶像とは何かを本質的にとらえようとした意欲作であった。
その力強い文章に、引き込まれていく。アフリカの惨状も合わせて記述されいることもあり、自分の中でもかなりインパクトの強い作品となった。
コラプティオ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: コラプティオ (文春文庫)より
4167900025
No.21
(5pt)

是非 読んで政治に関心を持とう!

カリスマがある指導力の強い架空の総理大臣が、震災後、原子力推進政策をあえて進める中で、愚衆政治・煽動政治の危うさ、落ちた偶像とは何かを本質的にとらえようとした意欲作であった。
その力強い文章に、引き込まれていく。アフリカの惨状も合わせて記述されいることもあり、自分の中でもかなりインパクトの強い作品となった。
コラプティオ Amazon書評・レビュー: コラプティオより
4163806903
No.20
(4pt)

震災後の日本政治を描いた作品

震災後の日本に宮藤というカリスマ首相が現れた。
宮藤は、日本を救うのか?それとも、独裁者となるのか?

途中は少し中だるみを感じた。
加えて、前半は少しわかりにくい内容であった。
しかし、後半の盛り上がりは良かった。

また、原発の是非について、再び考えさせられた。
日本経済を浮上させるために、原発は必要なのか考えていかなくてはいけない。
コラプティオ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: コラプティオ (文春文庫)より
4167900025
No.19
(4pt)

震災後の日本政治を描いた作品

震災後の日本に宮藤というカリスマ首相が現れた。
宮藤は、日本を救うのか?それとも、独裁者となるのか?

途中は少し中だるみを感じた。
加えて、前半は少しわかりにくい内容であった。
しかし、後半の盛り上がりは良かった。

また、原発の是非について、再び考えさせられた。
日本経済を浮上させるために、原発は必要なのか考えていかなくてはいけない。
コラプティオ Amazon書評・レビュー: コラプティオより
4163806903
No.18
(4pt)

なかなかの問題作!

東日本大震災の三年後、バブルより、深刻な不況に喘ぐ日本に、カリスマ的総理、宮藤が現れる。

原発の怖さの話しかと思ったら全然違って政治と国際社会、新聞の話し。私的にはこんな有言実行の政府がほしい!新聞社は何でもすっぱ抜けばいいというもんじゃないんじゃないかな、といろいろ感じました。

なかなかの問題作!そのうち映画化されそうな大作です。面白かったので星4つ(^◇^)
コラプティオ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: コラプティオ (文春文庫)より
4167900025
No.17
(4pt)

なかなかの問題作!

東日本大震災の三年後、バブルより、深刻な不況に喘ぐ日本に、カリスマ的総理、宮藤が現れる。

原発の怖さの話しかと思ったら全然違って政治と国際社会、新聞の話し。私的にはこんな有言実行の政府がほしい!新聞社は何でもすっぱ抜けばいいというもんじゃないんじゃないかな、といろいろ感じました。

なかなかの問題作!そのうち映画化されそうな大作です。面白かったので星4つ(^◇^)
コラプティオ Amazon書評・レビュー: コラプティオより
4163806903