マグマ

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評判

マグマの評価:

4.03/5点 レビュー 69件。 B ランク

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平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全210件 201〜210 11/11ページ
No.10
(5pt)

子どもたちの未来を考えて・・・

なぜ地熱発電が脚光を浴びないのか、よくわかります。この作品の技術に関する記述は、すべてノンフィクション、つまり実在ししかも完成している技術を背景としていることに注目せざるをえません。謝辞にあった研究者の方の所属する研究所のHPを見てよく判りました。

水力、火力、原子力と進められている電源開発が地下に向かう日はくるのでしょうか。枯渇する化石燃料、温暖化する地球、エネルギーをめぐる外交政策、昨今高まる資源ナショナリズムなど考えると、子どもたちの未来を明るいものにすることを最優先に考えることが、私たち大人の重要な責務だと痛感させられます。

今の日本はあまりにも未来を創ることにひ弱になってしまっていないでしょうか。

エネルギーと環境に少しでも興味のある方はぜひご一読をお勧めします。
マグマ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: マグマ (角川文庫)より
4043943091
No.9
(5pt)

力作

このまま行くと数十年後には枯渇してしまうという原油、石油に代わるエネルギーとして最も有望視され、年々比率が高まっていく原子力発電。

しかしそれは諸刃の剣である。

この小説はファンドという世界に生きてきた女性が、地熱発電の会社を任される事から始まる、彼女同様、地熱というものに全く知識がなかった私だが、彼女と共に地熱エネルギーに関する知識を学ぶ事ができた、それと同時に話題にファンドとはどういうものでどういう世界なのかの一端を知ることもできた。

小説の構成もよくできているし、多様な登場人物もよく描けている。これだけ登場人物が多いとどこかでつじつまが合わなくなったり人物の性格や役割の一貫性がなくなってしまう事が多いのだが、そこもきちんとしている。又、ぼかしてしまった謎が尻切れとんぼになっていなくて本当に小説として読み応えがある。そしてこういった小説に蛇足のように着いてくる恋愛譚がなかったのが何より現実的である。

確かに現実とはかなり離れているだとうという設定ではあるしかし、小説として非常に面白く一気に読んでしまった。あらゆる意味で一流のエンターテイメント作品だと思う。
マグマ (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: マグマ (朝日文庫)より
4022615656
No.8
(5pt)

力作

このまま行くと数十年後には枯渇してしまうという原油、石油に代わるエネルギーとして最も有望視され、年々比率が高まっていく原子力発電。

しかしそれは諸刃の剣である。

この小説はファンドという世界に生きてきた女性が、地熱発電の会社を任される事から始まる、彼女同様、地熱というものに全く知識がなかった私だが、彼女と共に地熱エネルギーに関する知識を学ぶ事ができた、それと同時に話題にファンドとはどういうものでどういう世界なのかの一端を知ることもできた。

小説の構成もよくできているし、多様な登場人物もよく描けている。これだけ登場人物が多いとどこかでつじつまが合わなくなったり人物の性格や役割の一貫性がなくなってしまう事が多いのだが、そこもきちんとしている。又、ぼかしてしまった謎が尻切れとんぼになっていなくて本当に小説として読み応えがある。そしてこういった小説に蛇足のように着いてくる恋愛譚がなかったのが何より現実的である。

確かに現実とはかなり離れているだとうという設定ではあるしかし、小説として非常に面白く一気に読んでしまった。あらゆる意味で一流のエンターテイメント作品だと思う。
マグマ Amazon書評・レビュー: マグマより
4022501618
No.7
(5pt)

力作

このまま行くと数十年後には枯渇してしまうという原油、石油に代わるエネルギーとして最も有望視され、年々比率が高まっていく原子力発電。

しかしそれは諸刃の剣である。

この小説はファンドという世界に生きてきた女性が、地熱発電の会社を任される事から始まる、彼女同様、地熱というものに全く知識がなかった私だが、彼女と共に地熱エネルギーに関する知識を学ぶ事ができた、それと同時に話題にファンドとはどういうものでどういう世界なのかの一端を知ることもできた。

小説の構成もよくできているし、多様な登場人物もよく描けている。これだけ登場人物が多いとどこかでつじつまが合わなくなったり人物の性格や役割の一貫性がなくなってしまう事が多いのだが、そこもきちんとしている。又、ぼかしてしまった謎が尻切れとんぼになっていなくて本当に小説として読み応えがある。そしてこういった小説に蛇足のように着いてくる恋愛譚がなかったのが何より現実的である。

確かに現実とはかなり離れているだとうという設定ではあるしかし、小説として非常に面白く一気に読んでしまった。あらゆる意味で一流のエンターテイメント作品だと思う。
マグマ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: マグマ (角川文庫)より
4043943091
No.6
(4pt)

日本のエネルギー政策について考えさせられる良書

地熱発電がずっと不遇な立場に置かれ続けていることについて問題意識を持ち、わが国のエネルギー政策、特に原子力至上主義にメスを入れているフィクション小説である。原子力発電については、相変わらず賛否両論が渦巻いているが、化石燃料発電が先細りになっていくことが明白な中、それに代替する発電方法として、現在もっとも現実的なのは原子力発電である。しかし、資源のないわが国にぴったりのクリーンなエネルギー源と言いながら、安全性の問題、放射性廃棄物の処理の問題などがあり、一朝一夕にこれらの問題が解決されるとも思えない。取りうる選択肢としては、やはり様々なエネルギー源をバランスよく配したエネルギー・ポートフォリオを組むということなのだろうが、そのためには、新エネルギー・再生可能エネルギーのさらなる開発と利用の促進を、わが国のエネルギー供給を実質的に牛耳っている守旧電力会社各社に義務づけていく必要がある。一応RPS法なる法律があるが、寡占企業のインセンティブを上げるためには、原子力振興の予算を減らし、RPS法による規制を強化するのが手っ取り早いのではないか。もっとも利権が渦巻く世界だけに、簡単にはいかないのだろうが。そんなことをつらつらと考えさせられる良書だった。
マグマ (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: マグマ (朝日文庫)より
4022615656
No.5
(4pt)

日本のエネルギー政策について考えさせられる良書

地熱発電がずっと不遇な立場に置かれ続けていることについて問題意識を持ち、わが国のエネルギー政策、特に原子力至上主義にメスを入れているフィクション小説である。原子力発電については、相変わらず賛否両論が渦巻いているが、化石燃料発電が先細りになっていくことが明白な中、それに代替する発電方法として、現在もっとも現実的なのは原子力発電である。しかし、資源のないわが国にぴったりのクリーンなエネルギー源と言いながら、安全性の問題、放射性廃棄物の処理の問題などがあり、一朝一夕にこれらの問題が解決されるとも思えない。取りうる選択肢としては、やはり様々なエネルギー源をバランスよく配したエネルギー・ポートフォリオを組むということなのだろうが、そのためには、新エネルギー・再生可能エネルギーのさらなる開発と利用の促進を、わが国のエネルギー供給を実質的に牛耳っている守旧電力会社各社に義務づけていく必要がある。一応RPS法なる法律があるが、寡占企業のインセンティブを上げるためには、原子力振興の予算を減らし、RPS法による規制を強化するのが手っ取り早いのではないか。もっとも利権が渦巻く世界だけに、簡単にはいかないのだろうが。そんなことをつらつらと考えさせられる良書だった。
マグマ Amazon書評・レビュー: マグマより
4022501618
No.4
(4pt)

日本のエネルギー政策について考えさせられる良書

地熱発電がずっと不遇な立場に置かれ続けていることについて問題意識を持ち、わが国のエネルギー政策、特に原子力至上主義にメスを入れているフィクション小説である。原子力発電については、相変わらず賛否両論が渦巻いているが、化石燃料発電が先細りになっていくことが明白な中、それに代替する発電方法として、現在もっとも現実的なのは原子力発電である。しかし、資源のないわが国にぴったりのクリーンなエネルギー源と言いながら、安全性の問題、放射性廃棄物の処理の問題などがあり、一朝一夕にこれらの問題が解決されるとも思えない。取りうる選択肢としては、やはり様々なエネルギー源をバランスよく配したエネルギー・ポートフォリオを組むということなのだろうが、そのためには、新エネルギー・再生可能エネルギーのさらなる開発と利用の促進を、わが国のエネルギー供給を実質的に牛耳っている守旧電力会社各社に義務づけていく必要がある。一応RPS法なる法律があるが、寡占企業のインセンティブを上げるためには、原子力振興の予算を減らし、RPS法による規制を強化するのが手っ取り早いのではないか。もっとも利権が渦巻く世界だけに、簡単にはいかないのだろうが。そんなことをつらつらと考えさせられる良書だった。
マグマ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: マグマ (角川文庫)より
4043943091
No.3
(4pt)

勉強にもなります

真山氏の作品を読んだのは「ハゲタカ」に次いで2作目でした。

原油の高騰やとりわけアジアで見られる原発新設の動きといった

国際エネルギー問題に、日本国内での外資系投資ファンドによる

事業再生、政治家、電力会社等業界の思惑を絡め、「ハゲタカ」同様、

わが国が現実に直面している問題や今後考えるべき課題を浮き彫り

しています。

ビジネスの現場や人間関係について、より微細な描写があってもと

思われる向きもあるかもしれませんが、ビジネス小説としては

ほどよい加減のように私は思います。

次作も楽しみです。
マグマ (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: マグマ (朝日文庫)より
4022615656
No.2
(4pt)

勉強にもなります

真山氏の作品を読んだのは「ハゲタカ」に次いで2作目でした。

原油の高騰やとりわけアジアで見られる原発新設の動きといった

国際エネルギー問題に、日本国内での外資系投資ファンドによる

事業再生、政治家、電力会社等業界の思惑を絡め、「ハゲタカ」同様、

わが国が現実に直面している問題や今後考えるべき課題を浮き彫り

しています。

ビジネスの現場や人間関係について、より微細な描写があってもと

思われる向きもあるかもしれませんが、ビジネス小説としては

ほどよい加減のように私は思います。

次作も楽しみです。
マグマ Amazon書評・レビュー: マグマより
4022501618
No.1
(4pt)

勉強にもなります

真山氏の作品を読んだのは「ハゲタカ」に次いで2作目でした。

原油の高騰やとりわけアジアで見られる原発新設の動きといった

国際エネルギー問題に、日本国内での外資系投資ファンドによる

事業再生、政治家、電力会社等業界の思惑を絡め、「ハゲタカ」同様、

わが国が現実に直面している問題や今後考えるべき課題を浮き彫り

しています。

ビジネスの現場や人間関係について、より微細な描写があってもと

思われる向きもあるかもしれませんが、ビジネス小説としては

ほどよい加減のように私は思います。

次作も楽しみです。
マグマ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: マグマ (角川文庫)より
4043943091