キネマの神様

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キネマの神様の評価:

4.35/5点 レビュー 162件。 S ランク

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平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全261件 1〜20 1/14ページ
No.261
(5pt)

映画館の匂いまで蘇ってくる、そんな一冊。

文章のリズムのやわらかさに引き込まれました。
原田マハさんの筆致は決して派手ではないのに、気づけばページをスクロールする指が止まらなくなっているんですよね。

特に胸を打たれたのは、「好きなもの」に対してまっすぐでいられる人の姿です。
世間的にはうだつが上がらないと言われる人物でも、その人なりの矜持や情熱を持っている。
そういう不器用な人間讃歌のような温かさが、この物語全体に流れているように感じました。

親子という関係の描き方も、とても丁寧。
近すぎるからこそこじれてしまう感情や、素直になれないもどかしさ。
そうした機微が、大げさな言葉を使わずに静かに描かれていて、こちらまで胸がきゅっとなる瞬間が何度もありました。

映画好きの方であれば、作中に散りばめられた作品への愛情にニヤリとさせられる。
逆に、そこまで映画に詳しくなくても大丈夫。
物語を彩る小道具として自然に溶け込んでいるので、置いていかれる感じは一切ありませんでした。

この作品「劇的などんでん返し」を楽しむタイプの小説ではないということです。
むしろ、日常の中に潜む小さな奇跡や、人と人との繋がりの温度をじっくり味わう物語。
そのつもりで手に取ると、より深く心に染み込んできます。

読み終えた後にふっと残るのは、派手な感動というより、じんわりとした余韻でした。
誰かのために何かを頑張ったこと、誰かに支えられていたこと。
そういう当たり前だけど大切なものを、そっと思い出させてくれる一冊です。

肩の力を抜いて読める作品でありながら、読んだ後ちゃんと心が動く。
そんなバランスの良さも、この作品の魅力でしょう。
キネマの神様 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: キネマの神様 (文春文庫)より
4167801337
No.260
(5pt)

最後は涙が止まらなかった

ギャンブルと映画にかまける借金まみれのダメダメな父。そんな父を厚生させようとするところから話は始まる。往年の,素敵な映画のタイトルが次々とストーリーの中に出てきて,あぁあれはよかった,とか,あれ?そういえばこれはみてないなとか,自分も追憶しつつ,読み進めた。そして,キネマの神様が映画好き達に出会いを導く。最後はもう,そういう話になるだろうとわかっていても,涙が止まらなくなった。今日が雨の日でよかった。ちょっと塩分の効いた雨が頬を伝って,最高の読後感を得ることができた。マハ先生ありがとうございます。
キネマの神様 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: キネマの神様 (文春文庫)より
4167801337
No.259
(5pt)

原田マハさんの小説は素晴らしい

今年は原田マハさんの小説を6冊も読んでいます。
今日は3時に目が覚めてずっとキネマの神様を読んでしまいました。

人と人の不思議な交流が素晴らしいんです。
原田マハさんの文章が素晴らしいんです
キネマの神様 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: キネマの神様 (文春文庫)より
4167801337
No.258
(5pt)

前向きな気持ちになる、スッキリ

展開が楽しくてすらすら読めちゃいます
同じ作者の「本日は、お日柄もよく」のようなポジティブストーリーです
お父さんが適当なんだけど憎めないなんとも言えない人柄が好きです
若干力技が見える箇所も無きにしも非ずでしたが全体的に前向きになれる良いお話でした!!
キネマの神様 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: キネマの神様 (文春文庫)より
4167801337
No.257
(5pt)

生きる勇気がでます!

人は自分が好きな事をやる事それは年齢とか関係なく、情熱さえあれば周りを感動させれるし、生きる目的が出来るという感動的な話しです!年齢に関係なくおすすめです。
特に映画好きに!
キネマの神様 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: キネマの神様 (文春文庫)より
4167801337
No.256
(5pt)

キネマの神様の魔法

浜田マハさんの小説は、どれも、感銘を受ける作品ばかりですが、涙するような温かい気持ちになったので、感動冷めやらぬうちに、レビューを書きたいと思いました。
かと言って、この感動を伝えられるような文才はないですが、映画という一本の柱を芯にして、個性ある人達が、好きなものを大切に思う中で、絡み合い、笑って、泣きながら、温かく成長していくお話という感じでしょうか。映画好きな人達には、キネマの神様が、ステキな魔法をかけてくれるんでしょうね、と青くさいことを言いたくなるお話でした。
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4167801337
No.255
(5pt)

金生活のダメな父にとって「涙なくしては読めない感動の名作」。

私は特に映画好きというわけじゃないし、語られてる映画に興味を持ったわけでもない。それにこの話、作りが素人っぽくて、何て強引なハッピーエンドなんや、と思った。なのに、泣きながら読み終える事になった。

 1番の理由は、自分が退職者であり、家族に迷惑ばかり掛けてるダメな父に、メチャクチャ共感してしまったから。年金生活のダメな父にとって「涙なくしては読めない感動の名作」だね、これは。
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4167801337
No.254
(5pt)

全米も泣いた(笑)

なかなか面白い。一気読みしました。映画館に行きたくなるような良い作品。
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4167801337
No.253
(5pt)

久しぶりに映画館で映画を見たくなった

映画館で映画を観る。タイパ、コスパのこの時代にその行為は段々と薄れていくんだろうとこの小説を読むまでは思っていた。この小説を読みながら私自身も家族や友人、好きだった女の子と行った映画館を思い出していた。
もちろん映画を見に行く映画館であるが、それ以外の何かもキネマの神様がもたらしてくれる場所なんだろう
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4167801337
No.252
(5pt)

久しぶりに映画館で映画を見たくなった

映画館で映画を観る。タイパ、コスパのこの時代にその行為は段々と薄れていくんだろうとこの小説を読むまでは思っていた。この小説を読みながら私自身も家族や友人、好きだった女の子と行った映画館を思い出していた。
もちろん映画を見に行く映画館であるが、それ以外の何かもキネマの神様がもたらしてくれる場所なんだろう
キネマの神様 Amazon書評・レビュー: キネマの神様より
4163277307
No.251
(4pt)

温かい話です

人の心を打つほどに自分に「好き」なものがあれば、
人生は何歳でも楽しめるし、
困ったときでも自然と仲間が助けてくれるし、
自分でも乗り越えようとできる、
加えて、お金よりも大切なものも見つけられる。

ということを、
ギャンブルを取り上げられた依存症の老人、
閉館危機に追いやられた映画館経営者、リストラされたアラフォー女子、
斜陽な雑誌編集者、
引きこもり、
権威はあるが友達のいない男に教えてくれました。
懐かしい映画のタイトルたちも、良かったです。
キネマの神様 Amazon書評・レビュー: キネマの神様より
4163277307
No.250
(5pt)

「映画って素晴らしいよなあ。乾杯!」 思わず目頭が熱くなる一冊でした。

胸が熱くなる一冊でした。

映画がつなぐ人々の交流の温かさ。大好きな映画を通して、父と娘が、そして家族が再生する素晴らしさ。

ラストのほうはもう、涙が止まらなくなって頁をめくってました。素敵な映画を観終えた後、エンドロールの画面が目の前を流れているかのように、読み終えて、心のなかで拍手してました。

先日は、金城一紀の『映画篇』(角川文庫)に涙し、今日は、原田マハの『キネマの神様』に涙し‥‥。
映画への愛がいっぱいにつまった小説の二本立てが、とても心地よかったです。

それにしても作中、歩(あゆみ)の父親こと〈キネマの神様〉の文章は良かったなあ。
映画への愛にあふれた、まっすぐでひた向きなその文章を読みながら、昔観て感動した映画のあれやこれや、走馬灯のように脳裏によみがえってきました。
キネマの神様 Amazon書評・レビュー: キネマの神様より
4163277307
No.249
(5pt)

ぜひ読んでください

読みながら涙が止まらなかった。温かい気持ちになれてよかった。
キネマの神様 Amazon書評・レビュー: キネマの神様より
4163277307
No.248
(5pt)

映画よりも、こちらがお勧めです

おかえりキネマの神様を、読んだ後で、映画の原作を読んで見たくて、読みました。映画より、ずっと感動しました。
原田マハさんの小説は、いつも一気に読んでしまいます。
キネマの神様 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: キネマの神様 (文春文庫)より
4167801337
No.247
(5pt)

映画よりも、こちらがお勧めです

おかえりキネマの神様を、読んだ後で、映画の原作を読んで見たくて、読みました。映画より、ずっと感動しました。
原田マハさんの小説は、いつも一気に読んでしまいます。
キネマの神様 Amazon書評・レビュー: キネマの神様より
4163277307
No.246
(5pt)

最近ラジオのアナウンサーが

「ジョーズはスマホで見た。これが今の映画の見方」と言っていた。少しショックだった。青春時代は金もなく楽しい思い出は少ないが、池袋の文芸座でオールナイトを見て、地下鉄二駅分を歩いて帰るのは、数少ない娯楽だった。同じような経験をしていた人は結構いたと思う。時代の変遷は加速度を増し、文中で重要な役割を果たす「ブログ」はおろか、今やYouTubeですらオワコンと化しつつある。ところが一方でレコード盤が若者に買われているという。一周回って名画座復活の時代は・・・来ないんだろうなあ。
 とてもいい作品でした。
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4167801337
No.245
(5pt)

最近ラジオのアナウンサーが

「ジョーズはスマホで見た。これが今の映画の見方」と言っていた。少しショックだった。青春時代は金もなく楽しい思い出は少ないが、池袋の文芸座でオールナイトを見て、地下鉄二駅分を歩いて帰るのは、数少ない娯楽だった。同じような経験をしていた人は結構いたと思う。時代の変遷は加速度を増し、文中で重要な役割を果たす「ブログ」はおろか、今やYouTubeですらオワコンと化しつつある。ところが一方でレコード盤が若者に買われているという。一周回って名画座復活の時代は・・・来ないんだろうなあ。
 とてもいい作品でした。
キネマの神様 Amazon書評・レビュー: キネマの神様より
4163277307
No.244
(5pt)

原作と映画と、グリコでした!

別物と貶す向きもありましょーが、面白かったんだから仕方がない!
キネマの神様 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: キネマの神様 (文春文庫)より
4167801337
No.243
(5pt)

原作と映画と、グリコでした!

別物と貶す向きもありましょーが、面白かったんだから仕方がない!
キネマの神様 Amazon書評・レビュー: キネマの神様より
4163277307
No.242
(5pt)

サブタイトルの意味とシチュエーションに拍手を送りたい

原田マハさんは読者を外へ誘うのが本当に上手い。旅へ、美術館へ、そして映画館へ。この本を読んだら誰でも「たまには名画座(安い料金で往年の名画を見せてくれる小さな映画館)へ行ってみようか‥」という気持ちにさせられるだろう。
本書はまるでアメリカン・ドリームを映画にしたような作品だ。映画館で観る映画が大好きなおじさんが、好きが講じてとてつもない幸福な奇跡を起こす。その展開と結末が実に心地良い。これが映画なら「全米が泣いた」とキャッチコピーが入るだろう。泣かないまでも、込み上げてくるものがある。
「キネマの神様」のサブタイトル「The Name above The Title」(題名より先に来る名前)‥小説の中でラストを飾るこのタイトルのシチュエーションに拍手を送りたい。

解説の片桐はいりさんのエピソードも実にいい。キネマの神様は本当にいるのだ。それを温かく伝えている。
キネマの神様 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: キネマの神様 (文春文庫)より
4167801337