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(短編集)
半七捕物帳 4
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【この小説が収録されている参考書籍】
半七捕物帳 4の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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美本でよかったんですが、配送が……。これは年末なので仕方ないということで。 | ||||
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何度読んでも面白いです。 送られてきた本もきれいでした。 | ||||
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ちょっと取って付けたような結末は評価のわかれるところ。まあ評価って言うほどたいそうなものではないが...。個人的には面白かった。小話の道具立てが変わっていてもっとあくどければ江戸川乱歩のようでもあった。もっともそれは綺堂のカラーではないが...。 | ||||
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駒込富士町はさびしいところ、人通りもない闇の中から「おうい、おうい」 ひときわ寂しく呼びかける声がする「ズウフラ怪談」など、11編収載の第4巻。 今では万世橋になっているあたりには土手があり、柳が植わっていたとか、 飯田橋駅の交差点には堰が築かれ、どんどんと音がするほど水が流れ落ちていた、 とか、本巻でも江戸時代の古い光景が描かれていて、実に興味深い。 | ||||
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半七の失敗談である。 時は幕末1863年。ペリーの蒸気船が浦賀に来たのが1853年で、それをきっかけに世の中は騒がしくなった。浪人たちが商人のところにおしかけ攘夷の軍用金をだせとおどす事件が頻発。半七も頭をかかえていた。 半七の手下の一人に熊蔵というたよりないやつがいて、湯屋を営んでいる。当時は湯屋にはたいてい二階があって、若い女が茶や菓子を売っていた。そこで昼寝もできるし将棋を差したりした。女の笑顔見たさに無駄な銭を遣いにくる道楽者もあった。そこへひと月のあいだふたりの侍が毎日のようにやってきてゴロゴロしている。 半七はこいつらは例のゆすりたかりの浪人どもじゃないかと目をつけて、ふたりの預けた荷物を調べる。ところが驚いたことに荷物から古いミイラのような生首と、もうひとつこれは判然としないが奇怪な動物の頭のようなものが出て来た。突然物語が猟奇的な方向に発展して、どきどきわくわく。どうなることかと思った。あとはお楽しみ。 | ||||
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I'm actually going to go back and read it again! Shoot maybe a couple more times because you learn some much from it. If you're looking for a book to add to your summer reading list, try this one. Be warned however: Clear your schedule before starting and advise the ones you live with that you'll be ignoring them or only answering questions with "mmm hmmm" until you're finished. | ||||
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Trew and trew this book was definitely worth reading, and drew me in, I couldn't put it down no joke read it in a few hours. Thank you for telling a relatable story that needed to be told, in today's world. There are so many good things to say about this book, but the characterizations are truly wonderful. The book will stay with you long after you've read the last page. Don't miss it! | ||||
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Really pulled me in from page 1. I usually don't enjoy story that moves back and forth in time, but this was so well done that the flow was really easy to follow. This book if for all the struggling souls in the internet age. There isn't a single page that I wouldn't re-read. Will now be a future gift to those that I love. | ||||
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Can you tell, I absolutely loved it! Can't wait to see what the author comes up with next! Most influential book I’ve ever read! Essential for anyone dealing with other people. Easy to understand. I loved this book. Completely different than I expected, but in a refreshing way. I hate reading reviews that give everything away, so as a heads up, there are no spoilers here. | ||||
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Overall I give this book 5 stars. I was sad to see the story end. I was left wanting more, such much more. Not because the book was unfinished, but because the story was so beautiful written. I wondered at the start of this book if it was going to be too frivelous for me to read. How wrong I was. I should buy it earlier because this book is so great. Highly recommend | ||||
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Can you tell, I absolutely loved it! Can't wait to see what the author comes up with next! This book is truly captivating, and I read it in one sitting -I couldn't bear to put it down. It is a Must-Read I was hesitant to purchase this book to read on my kindle, but am so glad that I did. Loved this book. So well written | ||||
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岡本綺堂は、幕末の江戸を舞台にした探偵小説である『半七捕物帳』が代表作といってよいほどです。探偵役の半七が明治の世になってから新聞記者に対して、昔自分が岡っ引きとして解決した事件を物語るという形式をとります。一人称と三人称が自由に使われていて、会話体になった時の半七たちの江戸言葉と、江戸の町並みや風俗や時代背景の叙述は、時代劇にも劣らないほど失われた時代を再現しています。 本書は11篇を収録。若い女の幽霊、殺生禁断の紫鯉、化け狐など怪談や噂話を背景にした話が4篇あった。魑魅魍魎が信じられていた時代ですが、半七たちの捜査は合理的といっていいくらい、道筋が明らかです。青蛙房主人・岡本経一は、「江戸時代の市民生活」と題して暦・時刻・通貨と物価について巻末で解説している。 | ||||
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しみじみと楽しい読み物ですね。 いつまでも持っていたい本です。 | ||||
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毎日40分の通勤時間に読んでおります。 ちょうど読み切りで昔の江戸(神田、日本橋、下谷)が展開され毎日楽しく読んでおります。 | ||||
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シリーズすべてを読もうと思っています。無料で読める本なのが良いです。 | ||||
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この種の本は、短距離の乗り物の中で読むのに丁度いい。私は、【Kindle】 に落として読んでいる。 | ||||
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電車の中で、半七捕り物帳が読めてうれしい。推理物であり、簡潔な語り口で飽きが来ない。 | ||||
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ともかく読んでいるとグイグイ引き込まれて行くテンポの良さ そして、カッコよすぎるとしか言い様がない半七 日本の古典推理作品として絶対に、埋れてしまって欲しくない作品です | ||||
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1986年に出たものの新装版。字が大きくなっている。 「仮面」「柳原堤の女」「むらさき鯉」「三つの声」「十五夜御用心」「金の蝋燭」「ズウフラ怪談」「大阪屋花鳥」「正雪の絵馬」「大森の鶏」「妖狐伝」の11編が収められている。 4巻に入って円熟味が増してきた、と言いたいところだが、間違った方向にスレてしまったように感じた。半七の勘が鋭すぎるし、強引な展開、ご都合主義が目につく。読んでいて違和感を覚える箇所が多かった。 怪奇趣味は充分。江戸末期の雰囲気も出ていて、そのあたりの面白さは健在。 ミステリとして良くできているのは、「三つの声」。 「ズウフラ怪談」も異様な話で面白かった。 | ||||
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第4巻で◎を付けた話は、まず、「むらさき鯉」でした。 文久三年(1863年)の五月に起きた事件。小さい草履屋に、夜の四ツ(午後十時)頃、ひとりの女が訪ねてくるところから、半七老人が語る手柄話が始まります。 草履屋の女房は、見ず知らずの女を怪訝に思いながら、むらさき鯉にまつわる不思議な話を聞く。怪しの話を聞いているうちに、女房は俄かにぞっとした気持ちになる。謎の女が立ち去った後、夜釣りに出かけていた夫が帰ってきて、するうちに妙な事件が起こる。怪談めいた謎の女と女房との会話が、その後に起きた事件とどんな関わりがあるのか。 半七が語る事件の真相、ミステリの「解決編」ですね、それを聞いた時、あっ!となりました。怪談仕立ての導入部の謎に、きちんと理屈がつく。怪しい話の雰囲気でまず読み手の心を掴まえておいて、なんだなんだと首をひねるうちに、事件のからくりがすっと明かされる。「なるほどねぇ。そういうことだったのか」と、話の趣向の妙を堪能させられた逸品でした。 「正雪(しょうせつ)の絵馬」、これも面白かった。 半七親分が32歳の時に手がけたこの事件は、安政元年(1854年)の三月、江戸市中にしばしば大きな雷雨が続いた時分に起きたものです。油屋の主人の多左衛門は、絵馬を蒐集するのを道楽にしているのですが、その道楽がちっとばかり過ぎて災厄を招いてしまう。実にどうも、とんでもないことになってしまう。油屋の主人の蒐集熱に関わる人間の思惑と策謀、主人が坂道を転落していく話の成り行き、その辺がスリリングで面白かったですね。 さらにこの話、終幕で大椿事が起こります。はらはらしましたねぇ、このラストには。半七親分と二人の手下が…… | ||||
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