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フランチェスコの暗号
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フランチェスコの暗号の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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学生時代の時間の流れ方がきちんと伝わってくる。~の暗号ってことでそっちをメインに読んでいくとちょっと違うんだろうけど。ゆっくり別にイライラもせず楽しめた、おいおいって感じたのは消息だけ、それはちょっとアレでしょうって感じ^^ だけど、それがまたアレで読後感はいい。 | ||||
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「Hypnerotomachia Poliphili(ポリフィーロの夢)」というルネサンス期の謎の文章を題材としたミステリー。「ポリフィーロの夢」が暗号の満ちた文書であるためもあり、書評などでは、ダビンチコードと比較されることが多いようであるが、ダビンチコードに比べると、展開が遅く、意外性もないので、ミステリーとしてはダビンチコードの方がはるかに上である。暗号の読解としては面白いのかもしれないが、「ポリフィーロの夢」を知らないものとしては、そのすごさは理解出来ない。英語は比較的容易。 | ||||
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賛否両論のようですが、個人的にとても好感のもてる本。『ローマ人の物語』を再度読み直して、謎解きの部分だけでももう一度読み直したい。さらっと読むのがもったいないくらい日本語の読みにくさが面白さを倍増させている。英語の原書もぜひ読みたい。 | ||||
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米国の名門大学を卒業した幼馴染二人の共著によるデビュー作。500年前の書籍を巡る謎解きとサスペンスがテーマということで、どうしてもD.ブラウンの『天使と悪魔』や『ダ・ヴィンチ・コード』と比べてしまいます。 が、残念ながら本作は謎解きのスリルとスピード感で及ぶべくもなく、むしろその代わりにプリンストン大を舞台とする仲良し4人組の「愛と青春の旅立ち」(?)として読むといいかも知れません。邦訳に関する厳しいレビューが寄せられていますが、英語はそれ程難しくありませんし、特に長文でもありません。 | ||||
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読み終わって感想を一言で、と言われれば、こう言います。 「日本語がわかりにくい」 その一言に尽きます。 代名詞が何を指しているのかわかりにくい、主語が長い……言い始めれば きりがありません。英語で読んだ方がいいかも、とまで思わせる読み辛さです。 その反面、何かが始まる予感が常にするので、読み出したら止まりません。 ただ、早くスパっと読みたい方、ただ楽しみたい方にはあんまりオススメで きません。なぜなら、読みづらさのあまりに途中で挫折してしまうから……。 | ||||
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ストーリーや登場人物は魅力的。しかし、翻訳がしっくりこないのが残念。原書で読んでいればもっと評価もよかったはず。 | ||||
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原作が冗長で、どうでも良いことがダラダラ続いています。加えて翻訳が日本語になっていないので、全体として読むに耐えません。上下巻とも買ってあったのですが、上巻の途中で読むのをやめました。 ストーリーの評価は別の方へ譲ります。 | ||||
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原作が冗長で、どうでも良いことがダラダラ続いています。加えて翻訳が日本語になっていないので、全体として読むに耐えません。上下巻とも買ってあったのですが、上巻の途中で読むのをやめました。 ストーリーの評価は別の方へ譲ります。 | ||||
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本の主人公は大学卒業を控えた大学生。 三人の親友と自分との未来に漠然とした不安を感じている。 四人の青春を一つの柱に、親友の中の一人の卒業論文のテーマ 「ヒュプネトロマキア」の謎解きをもう一つの柱に話は展開します。 時系列が飛んで、特に導入がわかりづらく感じるかも知れませんが、 話が進む程に謎が明らかになってくると、実在の奇書「ヒュプネトロマキア」 の魔力が読者を捕らえます。 ルネッサンス期の知識を必要とする謎解きは主人公達に任せて、 四人の心の変遷と冒険に、はらはらしながら読み進む。 二本の柱の支えている結末は・・・青春のほろ苦さ、そして・・・。 喪失と再生の物語り、読者の期待を裏切らないはず!最近流行の歴史サスペンス。お勧めです。 | ||||
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実存する古書「ヒュプネロトマキア・ポリフィリ」に隠された秘密が多くの人の人生を狂わせる。プリンストン大学を舞台にこの魅惑的な謎が五百年の時をこえて解明されるのか? といった感じの見出しがぴったりくる本書は、まずその問題の本「ピュプネロトマキア・ポリフィリ」を知ったことが大きな収穫でした。かつてあの澁澤龍彦氏が「ポリフィルス狂恋夢」として紹介したこともあるこの本は、あまりの難解さゆえに一般には知られず好事家や研究者のみが取り上げるだけの本でもあったそうです。では、どこが難解なのか?タイトルはラテン語で「ポリフィーロの夢の中における愛のための苦闘」という意味なんだそうで、要するに夢見る男を描いた世界最長の書というわけなんです。しかし、そのような体裁をとっているにも関わらず、百科事典、建築学、動物学はては古今東西の哲学、思想あらゆる事象を飲み込んで、まどろっこしく長々とイタリア語、ラテン語、造語を散りばめて書かれているそうで、この本にくらべればあのプルーストの大作でさえかすんでしまうんだそうです。 こんな本あったんですね。まったく知りませんでした。トリビアです。で、本書の要の謎の解明なんですが、これがいい。真相を知った時の衝撃はなかなかのもんでした。イエスが磔刑される時のような、厳かですさまじいオーラが出てて、これは胸に残りましたね。なんか変に感動しちゃったなあ。 かといって、本書をベタ褒めする気もない。というのも、主人公のトムと彼の友人達そして恋人のケイティを中心に物語が進められてゆくわけなんですが、本書の語りは過去を振り返ってるんですよね。その時系列がなんだかしっくりこない感じがしました。それと、登場人物達の言動についていけない部分がありました。倫理的、道徳的とかじゃなくてエリート大学生の頭の回転の速さにぼくがついていけなかったんです。 というわけで、いろいろ好き勝手書いてみましたが、要するにどうなんだといわれれば総合的に良かったですね。なにぶん、謎の真相の衝撃がまだ残ってますもんで、いい夢みさせてもらったなあと思うわけです。ほんと、この真相がほんとなら世界がひっくりかえる発見です。ロマンだな。 | ||||
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上下巻を通じて言えるのは、この本の主題は暗号でも、古文書でもなく学生時代を中心とした「青春小説」であるということです。この主題からして、仕方ないのかもしれませんが、この作品の最大の問題点は主人公に全くと言っていいほど感情移入できない点にあります。例えば主人公は、大切にしているという恋人とのデートを、それが誕生日のような重要な日に限って、なぜか忘れます。それも信じられないような理由で。たとえ気がついても、電話を含め何一つ連絡しません。また、友人たちに対しても、口では大切だと言いながらも、相手をイラつかせるような言動をむやみとします。このイラつかせられるのは読者も同じなので、注意が必要です。それが現代のアメリカ文学なのかもしれませんが・・・。暗号解読部分はそれなりに楽しめるので、かろうじて星2つというところです。 | ||||
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上巻は、1冊の本を中心として、主人公のそれまでの人生と、友人たちや恋人との出会いを中心に描かれています。そして、真の主役である「本」は、まだその全貌をみせることはおろか、その真の謎さえも現してはいません。主人公たちがどうやって、本に挑戦していくのか?下巻における本の解読、そして秘密の解明が楽しみです。 | ||||
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ダ・ビンチ・コード、ダンテ・クラブに代表される、ヨーロッパ文化ねたのサスペンスと思って買ったこの本、それだけじゃありませんでした。もちろんルネッサンス後期に光を当てた上質なサスペンスでもある んですが、それより何より上質な恋愛物語であることにびっくりしました。もちろん男性の側から見た恋愛、という注釈つきですが。それに加えて上質な青春物語でもあり、また父親との葛藤を乗越えて行く物語でもある「フランチェスコの暗号」、本当にお勧めです。 | ||||
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