ノエル: a story of stories
評判
ノエル: a story of storiesの評価:
3.86/5点 レビュー 21件。 B ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1〜4 1/1ページ
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3.86/5点 レビュー 21件。 B ランク
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三編を通じて作者が訴えている点は、人生は気持ちの持ち方次第で道を開き得る事、例え自分自身の人生が他人の役に立っていないと思っていても、何かしらの縁で充分他人の役に立っている(から生きて行く価値がある)事である。ごもっともではあるが、この種の"正論"を言うために、この様な全体構成にする必然性があったか否か相当に疑問である。感動が素直に伝わって来ないという恨みがある。副題の「a story of stories」は卯月圭介を含む孤独な登場人物達が孤独を癒すために次々と生み出した(妄想に近い)<童話>を纏めた物語という意味なのだろう。
例えば、クリスマス(ソング)をモチーフとした冒頭の「光の箱」は、上述の卯月圭介とかつての恋人との子供時代の回想と現在とを対比させた作品だが、<地の文>には面白みがない。一方、<童話>の中で、サンタがトナカイに言う「わし達が毎年配っているのは、名前がないもので、人々はこれを幸せとか、愛とか、喜びとか、思い出と呼ぶ」との言辞が印象的。非常に素直な心温まる言葉で、本作の意匠(作者(あるいは見知らぬ誰か)=幸せを運ぶサンタ)をそのまま表現している。全体構成などに凝らずに、もっと率直に言葉を連ねれば(いっそ、全体を<童話>にしてしまうという手もあったかと思う)、作者の意匠が良く伝わったかと思うと残念である。