百年法

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評判

百年法の評価:

4.07/5点 レビュー 176件。 S ランク

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平均点4.07pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全208件 201〜208 11/11ページ
No.8
(1pt)

うーん…

「小説とは、もっともらしい嘘をつくことだ」とは、だれかの言葉ですが… やはり、最後まで夢中になれなかった。歴史を曲げちゃあいけませんよ。あと、国旗もね。 才能がない訳じゃあないでしょうから、もう少しSFを勉強するべきでしょうね。出てくる小物や病気の名前も安易に過ぎるし、主人公の名前も、平凡な方が、リアルなんじゃないでしょうか?何か、最初から映画化狙ってるような、姑息さを感じました。
百年法 下 Amazon書評・レビュー: 百年法 下より
4041101913
No.7
(5pt)

単なるSFやシミュレーション小説ではない、含意・寓意の重さ

本書は、SFあるいはシミュレーション小説としても十分エンターテイメント性を有しており、約400頁の上巻を読んでも、全く飽きることも疲れることもなく、むしろ、下巻を読みたいという気持ちでいっぱいだ。

しかしながら、本書を単なるSFあるいはシミュレーション小説だけに止めることなく、作品に散りばめられた含意や寓意を読み取ってこそ、本書の真の価値に迫ることが出来るのではないだろうか。

一例を上げるなら、
「原爆を6発落とされて敗北し」「共和国となった日本」という設定からは、戦後の日本人が精神的支柱とした存在が失われていることが読み取れる。当時の日本人の中で永遠の象徴であった存在を失いながら、日本共和国は奇跡の復興を遂げている。そこでは、永遠の象徴に代わり、個々の国民が実質的な不死を手に入れているということを考え合わせると、この設定の重さが分かるのではないか。

「阿那谷童仁」という名前は、読み方を変えることで、アナグラム的な複数の意味が浮かび上がるのではないか。この点は、「秋水」という苗字(注:名前ではない)の登場人物の役割と重ね合わせると、一層深みを増してくるだろう。

気まぐれな大衆のデモ、右顧左眄する政権などは、正に現在の日本を射抜くところだ。しかし、それを単なる時事ネタで終わらせないところが、著者の大きさだろう。含意や寓意は一つではない。一つの暗喩が視点を変えることで、複数のことを指しているのではないかと意識することで、本書は単なる社会だけでなく、個々の人生観にまで訴える力を持っていることに気付くだろう。

本書は、4部構成で、異なる時間を描き、トータルでは百年近い21世紀の日本を描いている。クロニクルという言葉に相応しく、こうした大きな流れを描き出しているところでは、「嫌われ松子の生涯」を彷彿とさせる。
百年法 上 Amazon書評・レビュー: 百年法 上より
4041101484
No.6
(5pt)

命が有限であるがゆえの尊さv.s.永遠の命への抗い難い憧れ

命が有限であるがゆえの尊さv.s.永遠の命への抗い難い憧れ、このテーマに、エンターテイメント性やユーモアをたっぷり詰め込んだ傑作。壮大なスケール、展開の妙。純粋に楽しみながら、生命・信頼・政治・国家・科学技術など多くのことを、リアルワールドと比較し、深く考えさせられた。
百年法 上 Amazon書評・レビュー: 百年法 上より
4041101484
No.5
(3pt)

映画みたい

不老不死と聞いて「トーチウッド」か?と思ったがまったく違うものでした.

不老不死化して100年も経って人口爆発しないとか,遺伝子操作をしているのに正常な子孫を残せるとか科学的におかしな点もありますが,映画みたいで読みやすい本だと思います.その分中身が薄いとも言えますが.
しかし,上下二巻¥3780=映画二回分は高いとおもいます.いずれ映画化されるのでしょう,読むのが面倒な人は2〜3年待つのも良いかもしれません.
百年法 上 Amazon書評・レビュー: 百年法 上より
4041101484
No.4
(2pt)

最初はよかったが・・・

物語の導入部は非常に面白く、次の展開に期待を持たせるものだったのだが。
う〜ん…ページをめくるたびに醒めてしまう。
こんな感覚は、はじめてである。何が原因なのか…。
おそらく、ディテールの甘さから来るの感覚なのか…。日本が6発の核爆弾を浴びた設定や国旗に日の丸が3個あるとか、苦笑してしまいました。
百年法 上 Amazon書評・レビュー: 百年法 上より
4041101484
No.3
(5pt)

ただのシミュレーション小説ではない

佐藤優氏が推薦してたので読みました。

佐藤氏が言うように、また、本書の宣伝コピーが言うように、少子高齢化や格差社会、政治と官僚機構といった現代社会の問題を極限まで持ち込んでみたようなストーリーですが、でも、ただそれだけの「シミュレーション小説」ではなく、期待以上の読み応えがあり、存分に楽しめるエンターテイメント小説でした。
現実の社会になぞらえたくなる場面もいろいろありますが、読ませどころは、たくさんの登場人物が迷いながらもそれぞれに強く生きるさまであり、極限状況での人間のドラマだと思いました。

大長編なのにどんどん読めて、ラストのどんでん返し、というか急激な展開にもびっくり。強くおすすめです。
百年法 上 Amazon書評・レビュー: 百年法 上より
4041101484
No.2
(5pt)

最高です

この作者さんの小説を読むのは初めてでした。
ぶっちゃけ、この分厚さでしかも上下巻かよ〜と思いましたが
半日で一気読みしちゃいました。
ていうか、途中で止まらないです。

読後感も最高です。
すごく面白い作品に出会えて最高でした。
超オススメ作品です。
押忍
百年法 下 Amazon書評・レビュー: 百年法 下より
4041101913
No.1
(5pt)

傑作

まず百年法により死にのぞむ 不死者達の心情描写がなまなましく
恐怖すら覚えた。

SFのジャンルとしては、不死の技術が完成した際に起こりうる
社会シミュレーションであり
個人的には不死の技術に対する日本、米国、韓国、中国の対応の違いも興味深く、
”その後”の世界情勢も気になった。
シミュレーションの変数として
百年法に関わる一般市民、官僚、政治家などの視点から
家族、死生観、労働問題、君主論、衆愚、官僚政治、世代間格差、組織での人間関係 出世競争
、技術と人 テロリズムなど
現実社会での諸問題ともリンクした
多様なトピックスを取り扱うが
はりめぐらされた伏線とその回収が見事で
ストーリー展開、描写に冗長さはなく、高いテンションを保ったまま
最後まで一気に読める。
一級のエンターテイメント作品。

おすすめです
百年法 上 Amazon書評・レビュー: 百年法 上より
4041101484