ジーン・ワルツ

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評判

ジーン・ワルツの評価:

3.73/5点 レビュー 90件。 B ランク

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平均点3.73pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全108件 1〜20 1/6ページ
No.108
(4pt)

ワルツのような心地よい展開

一気読み、面白い
ジーン・ワルツ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
4101333114
No.107
(4pt)

ワルツのような心地よい展開

一気読み、面白い
ジーン・ワルツ Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツより
4103065710
No.106
(5pt)

吸い込まれるように没頭しました

マドンナ、ヴェルデと是非とも合わせて読んでいただきたいおすすめの本です。
そして
チームバチスタシリーズとのつながりも
意識できました
ジーン・ワルツ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
4101333114
No.105
(5pt)

吸い込まれるように没頭しました

マドンナ、ヴェルデと是非とも合わせて読んでいただきたいおすすめの本です。
そして
チームバチスタシリーズとのつながりも
意識できました
ジーン・ワルツ Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツより
4103065710
No.104
(4pt)

官僚は現場のことを知らず、バカである

海堂尊は じつに アタマがいいね。というか 切れますねぇ。
バサリバサリ と切っていくのが 恐ろしいくらいだ。
医学と医療は違う。その矛盾をついていく。
医学の進歩によって 医療行政が遅れてしまう。
さらに言えば 官僚は 現場のことを知らず、バカであるとはっきり言い切ってしまうのが
すごいですね。
医療過誤問題が 医療に対して 大きな問題があるが、
それよりも おおきなのは 訴訟などによるマスコミのチカラ かもしれない。

曽根崎は マスコミを利用して、乗り切ろうとするが・・・可能だろうか?
マスコミが そんなにも簡単じゃないはずなのであるが。
人工授精 そして 代理母 という 技術の進展によって
物事の焦点は 大きく変わっていくのである。
それに追いつかないのが 官僚たちのくだらない野望。
父親と推定されるだけで、いまは 母親も 定かではない。
妊娠し子供が生まれる という 当たり前のことが
無数の障害を乗り越えて 成り立っているものである。
さて 今回の ジーンワルツ どこまで
問題を明らかにすることが できたのだろう。
ソネザキドクトリン は ミニマムな宣言。でも 本当に変える力になるのだろうか?

清川吾郎 の キャラクターが憎めないね。
青井ユミ が 主人公のような…物語。
風雪に耐えて、しゃんとしたマリア先生が いいね。
ジーン・ワルツ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
4101333114
No.103
(5pt)

海堂シリーズ現代篇の第1作

主人公の産婦人科医師・クール・ウィッチ曽根崎理恵のキャラが濃い。
色んな体制などへの憤りもあるのだろうけど、凍りつくような事をやってしまった!感が。。。
不妊治療や障害を持った子供、代理出産と、マリアクリニックの患者は皆なにかしらを抱えている。
マリアクリニック院長の息子は医療事故の冤罪で逮捕。これは「極北クレイマー」に出てくるお話なので、合わせて読むと理解が深まると思います。
清川は「ひかりの剣」に出てきます。

知らされずに、他人の受精卵で子供を産むというのは、なんとも言えないおもーい気持ちになりました。医師はいいことをしたと思っている所も。。。

チームバチスタとは違った医学もので、今後の海堂ワールドの伏線もあると思うので、本書だけでおなかいっぱいになれるというわけではなかったかな。
「マドンナ・ヴェルデ」は理恵の母・みどりの立場からみた物語。
理恵の夫・曽根崎伸一郎(ステルス・シンイチロウ)は「モルフェウスの領域」「アクアマリンの神殿」に出てきます。
ジーン・ワルツ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
4101333114
No.102
(4pt)

官僚は現場のことを知らず、バカである

海堂尊は じつに アタマがいいね。というか 切れますねぇ。
バサリバサリ と切っていくのが 恐ろしいくらいだ。
医学と医療は違う。その矛盾をついていく。
医学の進歩によって 医療行政が遅れてしまう。
さらに言えば 官僚は 現場のことを知らず、バカであるとはっきり言い切ってしまうのが
すごいですね。
医療過誤問題が 医療に対して 大きな問題があるが、
それよりも おおきなのは 訴訟などによるマスコミのチカラ かもしれない。

曽根崎は マスコミを利用して、乗り切ろうとするが・・・可能だろうか?
マスコミが そんなにも簡単じゃないはずなのであるが。
人工授精 そして 代理母 という 技術の進展によって
物事の焦点は 大きく変わっていくのである。
それに追いつかないのが 官僚たちのくだらない野望。
父親と推定されるだけで、いまは 母親も 定かではない。
妊娠し子供が生まれる という 当たり前のことが
無数の障害を乗り越えて 成り立っているものである。
さて 今回の ジーンワルツ どこまで
問題を明らかにすることが できたのだろう。
ソネザキドクトリン は ミニマムな宣言。でも 本当に変える力になるのだろうか?

清川吾郎 の キャラクターが憎めないね。
青井ユミ が 主人公のような…物語。
風雪に耐えて、しゃんとしたマリア先生が いいね。
ジーン・ワルツ Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツより
4103065710
No.101
(5pt)

海堂シリーズ現代篇の第1作

主人公の産婦人科医師・クール・ウィッチ曽根崎理恵のキャラが濃い。
色んな体制などへの憤りもあるのだろうけど、凍りつくような事をやってしまった!感が。。。
不妊治療や障害を持った子供、代理出産と、マリアクリニックの患者は皆なにかしらを抱えている。
マリアクリニック院長の息子は医療事故の冤罪で逮捕。これは「極北クレイマー」に出てくるお話なので、合わせて読むと理解が深まると思います。
清川は「ひかりの剣」に出てきます。

知らされずに、他人の受精卵で子供を産むというのは、なんとも言えないおもーい気持ちになりました。医師はいいことをしたと思っている所も。。。

チームバチスタとは違った医学もので、今後の海堂ワールドの伏線もあると思うので、本書だけでおなかいっぱいになれるというわけではなかったかな。
「マドンナ・ヴェルデ」は理恵の母・みどりの立場からみた物語。
理恵の夫・曽根崎伸一郎(ステルス・シンイチロウ)は「モルフェウスの領域」「アクアマリンの神殿」に出てきます。
ジーン・ワルツ Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツより
4103065710
No.100
(4pt)

エンターテインメント作品として楽しめた

この著書は、著者の主張をちりばめたのではないか?
と感じた。

医療システムの問題点を提起しており、
その問題点に立ち向かっていく女医を描いている。

エンターテインメント作品としては楽しめた。

信じられないような記述もあるが、
女医が社会と立ち向かうためには、武器がないと太刀打ちできない。

「どうすれば社会と戦うことができるか?」を女医が考え、
その武器として仕込んだ策略が書かれている。

タイトルからは何の本か全く想像できなかったが、
ジーン(gene)とは「遺伝子」。

『生命の基本ビートは3拍子、つまりワルツ』
と書かれている。

なかなか小じゃれたタイトルである。

序章を読んだ時、何を書いているのか理解できなかったが、
最終章と繋がっており、「なるほど」と感心させられた。

「マドンナ・ヴェルデ」も読みたいと思った。
ジーン・ワルツ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
4101333114
No.99
(4pt)

エンターテインメント作品として楽しめた

この著書は、著者の主張をちりばめたのではないか?
と感じた。

医療システムの問題点を提起しており、
その問題点に立ち向かっていく女医を描いている。

エンターテインメント作品としては楽しめた。

信じられないような記述もあるが、
女医が社会と立ち向かうためには、武器がないと太刀打ちできない。

「どうすれば社会と戦うことができるか?」を女医が考え、
その武器として仕込んだ策略が書かれている。

タイトルからは何の本か全く想像できなかったが、
ジーン(gene)とは「遺伝子」。

『生命の基本ビートは3拍子、つまりワルツ』
と書かれている。

なかなか小じゃれたタイトルである。

序章を読んだ時、何を書いているのか理解できなかったが、
最終章と繋がっており、「なるほど」と感心させられた。

「マドンナ・ヴェルデ」も読みたいと思った。
ジーン・ワルツ Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツより
4103065710
No.98
(4pt)

エンターテインメント作品として楽しめた

この著書は、著者の主張をちりばめたのではないか?
と感じた。

医療システムの問題点を提起しており、
その問題点に立ち向かっていく女医を描いている。

エンターテインメント作品としては楽しめた。

信じられないような記述もあるが、
女医が社会と立ち向かうためには、武器がないと太刀打ちできない。

「どうすれば社会と戦うことができるか?」を女医が考え、
その武器として仕込んだ策略が書かれている。

タイトルからは何の本か全く想像できなかったが、
ジーン(gene)とは「遺伝子」。

『生命の基本ビートは3拍子、つまりワルツ』
と書かれている。

なかなか小じゃれたタイトルである。

序章を読んだ時、何を書いているのか理解できなかったが、
最終章と繋がっており、「なるほど」と感心させられた。

「マドンナ・ヴェルデ」も読みたいと思った。
ジーン・ワルツ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
4101333114
No.97
(4pt)

エンターテインメント作品として楽しめた

この著書は、著者の主張をちりばめたのではないか?
と感じた。

医療システムの問題点を提起しており、
その問題点に立ち向かっていく女医を描いている。

エンターテインメント作品としては楽しめた。

信じられないような記述もあるが、
女医が社会と立ち向かうためには、武器がないと太刀打ちできない。

「どうすれば社会と戦うことができるか?」を女医が考え、
その武器として仕込んだ策略が書かれている。

タイトルからは何の本か全く想像できなかったが、
ジーン(gene)とは「遺伝子」。

『生命の基本ビートは3拍子、つまりワルツ』
と書かれている。

なかなか小じゃれたタイトルである。

序章を読んだ時、何を書いているのか理解できなかったが、
最終章と繋がっており、「なるほど」と感心させられた。

「マドンナ・ヴェルデ」も読みたいと思った。
ジーン・ワルツ Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツより
4103065710
No.96
(4pt)

時系で読み返し中

何より驚いたのは「現在の状況」からいうと、「遺伝子解析しなきゃバレない」ってのはもう過去の事になってる事だった。今、理恵の方式で他人の受精卵を子宮に戻したら、将来何が起こるか…。自分の本当の子か?で、実際遺伝子調べるカップルも存在する昨今、たったこれだけの年数で、現実の方が進みすぎ。その事に驚愕してしまった。
ジーン・ワルツ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
4101333114
No.95
(4pt)

時系で読み返し中

何より驚いたのは「現在の状況」からいうと、「遺伝子解析しなきゃバレない」ってのはもう過去の事になってる事だった。今、理恵の方式で他人の受精卵を子宮に戻したら、将来何が起こるか…。自分の本当の子か?で、実際遺伝子調べるカップルも存在する昨今、たったこれだけの年数で、現実の方が進みすぎ。その事に驚愕してしまった。
ジーン・ワルツ Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツより
4103065710
No.94
(5pt)

産婦人科医療の問題を前面に押し出した異色作

厚生労働省の医療政策の欠陥に対する批判をモチーフとして、子供を持ちたいという女性の願いを叶えるために努力する天才女性医師:曾根崎理恵(助教授)の姿を描く書。海堂氏の著作はいろいろ読んでいるが、これほど強いメッセージを発しているのは珍しい。それほどに医療崩壊がもたらす日本の将来に危機意識を持っている表れだろう。

伏線を張り巡らした小説展開は相変わらずで、ストーリーとしても面白い(今回は途中でネタの想像がついてしまったが、それを差し引いてなお、最後まで面白く読むことができた)。また、曾根崎理恵(助教授)とその上司清川吾朗(准教授)の掛け合いは、バチスタに始まるシリーズの白鳥−田口先生を彷彿とさせる。これは、シャーロック・ホームズとワトソン博士と同じ構図だが、それにしても著者の知性が爽やかで心地よい。

全体として、医学の説明がちりばめられておりに造詣のない者にとって、産婦人科医療というのがどういうものなのかを知る上でも、医者である著者が書いているだけに素晴らしい。

本末尾の東えりか氏の解説は、ストーリーを漫然と追うことなく、いろいろなテーマを簡潔に評論しておりよく書けているので、解説を読んで、この本を読むかを決めても良いかもしれない。
ジーン・ワルツ Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツより
4103065710
No.93
(5pt)

産婦人科医療の問題を前面に押し出した異色作

厚生労働省の医療政策の欠陥に対する批判をモチーフとして、子供を持ちたいという女性の願いを叶えるために努力する天才女性医師:曾根崎理恵(助教授)の姿を描く書。海堂氏の著作はいろいろ読んでいるが、これほど強いメッセージを発しているのは珍しい。それほどに医療崩壊がもたらす日本の将来に危機意識を持っている表れだろう。

伏線を張り巡らした小説展開は相変わらずで、ストーリーとしても面白い(今回は途中でネタの想像がついてしまったが、それを差し引いてなお、最後まで面白く読むことができた)。また、曾根崎理恵(助教授)とその上司清川吾朗(准教授)の掛け合いは、バチスタに始まるシリーズの白鳥−田口先生を彷彿とさせる。これは、シャーロック・ホームズとワトソン博士と同じ構図だが、それにしても著者の知性が爽やかで心地よい。

全体として、医学の説明がちりばめられておりに造詣のない者にとって、産婦人科医療というのがどういうものなのかを知る上でも、医者である著者が書いているだけに素晴らしい。

本末尾の東えりか氏の解説は、ストーリーを漫然と追うことなく、いろいろなテーマを簡潔に評論しておりよく書けているので、解説を読んで、この本を読むかを決めても良いかもしれない。
ジーン・ワルツ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
4101333114
No.92
(4pt)

政策提言も多く海堂尊らしい作品

海堂尊さんによる小説。今回は不妊治療と向き合っている作品。

姉妹本と言えるマドンナ・ヴェルデの前に出版されている。
娘の理恵の視点からが本作。
母みどりからの視点がマドンナヴェルデだ。

マドンナの方を先に読んでいたため話しの展開はよくわかっていた。

しかし本作の官僚の失政への憤りや不満。社会への提言を読んでいると
むしろこれこそが海堂尊の作品らしいと思えた。

先日のクローズアップ現代で紹介されて反響を呼んだ女性の卵子は
生涯を通じて500個程であるなどの基本的な知識も得ることが出来る。

妊娠の基本から医療を取り巻く社会問題提起など
ただの小説ではないのが本書の特徴だ。

マドンナヴェルデもあわせて読むとより楽しい。
同じ物語も視点を変えるとこうも違うように見えるのかと驚く。
ジーン・ワルツ Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツより
4103065710
No.91
(4pt)

政策提言も多く海堂尊らしい作品

海堂尊さんによる小説。今回は不妊治療と向き合っている作品。

姉妹本と言えるマドンナ・ヴェルデの前に出版されている。
娘の理恵の視点からが本作。
母みどりからの視点がマドンナヴェルデだ。

マドンナの方を先に読んでいたため話しの展開はよくわかっていた。

しかし本作の官僚の失政への憤りや不満。社会への提言を読んでいると
むしろこれこそが海堂尊の作品らしいと思えた。

先日のクローズアップ現代で紹介されて反響を呼んだ女性の卵子は
生涯を通じて500個程であるなどの基本的な知識も得ることが出来る。

妊娠の基本から医療を取り巻く社会問題提起など
ただの小説ではないのが本書の特徴だ。

マドンナヴェルデもあわせて読むとより楽しい。
同じ物語も視点を変えるとこうも違うように見えるのかと驚く。
ジーン・ワルツ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
4101333114
No.90
(4pt)

楽しいです

体外受精の専門家の女医が、
大学病院と弱小産婦人科病院に所属しながら、
現在の産婦人科医療の現場に己の体験をもってして物申す話。
曽根崎は子供が欲しかったのか、
自分が「奇跡」を起こせるのか試したかったのか。
曽根崎の行動はフィクションだけど、
そこはあまり気にならず読めました。
医療はマイナスを取り戻す行為だということは覚えておかなければなりませんね。
知識を得る面とは別に単に読み物としてもとても楽しかったです。
ジーン・ワルツ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
4101333114
No.89
(4pt)

読み応えのある医療ミステリー

現役の医師でもある著者による読み応えのある医療ミステリーだ。

本書のテーマはいくつかあるが、メインは人工授精である。主人公の曾根崎理恵は大学の講師をする傍らで、「マリアクリニック」という産婦人科医院で週二回勤務している。閉院間近のマリアクリニックには最後の5名の妊婦が通院しており、物語は彼女たちの出産を巡って進む。

但し、本書は単なる医療ミステリーではなく、著者は登場人物の口を借りて、日本の医療、特に産婦人科が医療現場に無知(あるいは無知を装う)な官僚たちと権利ばかり主張する患者により崩壊に至っていることを、怒りをこめて語っている。
「要求ばかり高度になって、感謝が抜け落ちているから、現場を支える人たちがどんどん潰れていくんです」「世の人たちの厳しすぎる視線と、役人の能天気な無理解が、現場を殺すのよね」といった痛烈な言葉が並び、一体この国の医療行政はどうなっているのだろうかと、暗然とした気持ちにさせられる。

そして本書を読んで気づくのが、五体満足で生まれることがいかに大変かということだ。「三十億の塩基対が三万の遺伝子の情報を伝達する。それらがすべてきちんと作動してはじめて、受精卵はヒトの個体に成長できる」「たった一ケ所の遺伝子のコピー間違い、一組の染色体の分離不全が致命的なエラーを引き起こす」といった言葉を聞いて、自分が五体満足で生まれたことを当たり前と思っていた認識を改める必要があると感じた。

ミステリーとしても終盤であっと驚く展開が用意されており、読み応えがあってかつ楽しめる作品であった。
ジーン・ワルツ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
4101333114