幸福な食卓

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評判

幸福な食卓の評価:

3.95/5点 レビュー 168件。 C ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全260件 121〜140 7/13ページ
No.140
(4pt)

瑞々しい佳作

家族ものの小説はテーマが重くなりすぎて、ブラックホールに行ってしまうか、あまりにも平凡で印象に残らないものが少なくない。
 本書は後半のどんでん返しも含め、重いテーマを扱いながらも、登場人物の優しさがさりげなく描かれ、読後感がちょうど良い。このバランス感覚が作者の腕なのだろう。
 佳作と思う。(映画はちょっといただけなかったが)
 特に、主人公・佐和子が食卓で普段言わないようなひどい発言をした後で、兄の直ちゃんのフォローにはちょっとやられました。「かわいそうに。佐和子はそんなことを言うほど傷ついていたんだね」 ヤバイです。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.139
(4pt)

瑞々しい佳作

家族ものの小説はテーマが重くなりすぎて、ブラックホールに行ってしまうか、あまりにも平凡で印象に残らないものが少なくない。
 本書は後半のどんでん返しも含め、重いテーマを扱いながらも、登場人物の優しさがさりげなく描かれ、読後感がちょうど良い。このバランス感覚が作者の腕なのだろう。
 佳作と思う。(映画はちょっといただけなかったが)
 特に、主人公・佐和子が食卓で普段言わないようなひどい発言をした後で、兄の直ちゃんのフォローにはちょっとやられました。「かわいそうに。佐和子はそんなことを言うほど傷ついていたんだね」 ヤバイです。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.138
(4pt)

誰かに守られてるってこと。

どんなにつらいことがあっても
傷は時間が過ぎて癒されていく。
日常があるから。
誰かに守られている当たり前の日常が。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.137
(4pt)

誰かに守られてるってこと。

どんなにつらいことがあっても
傷は時間が過ぎて癒されていく。
日常があるから。
誰かに守られている当たり前の日常が。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.136
(5pt)

泣いてしまいました。

感情移入して泣いてしまいました。

いい大人になってから泣くほどの本に出会ってなかったので驚きました。

本当にいい本だと思います。

瀬尾さんの本には超破天荒なキャラクターが出てくるのですが、

そこがまたいいです。

おススメ本です。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.135
(5pt)

泣いてしまいました。

感情移入して泣いてしまいました。

いい大人になってから泣くほどの本に出会ってなかったので驚きました。

本当にいい本だと思います。

瀬尾さんの本には超破天荒なキャラクターが出てくるのですが、

そこがまたいいです。

おススメ本です。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.134
(5pt)

読後、やさしい気持ちになれるはず。

「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」


という衝撃のひとことから始まるこの小説。
普通なら、なんと無責任なことを!となりかねないこのひと言も、
この本のなかだと実にさらりと受け止められる。
家族でも、恋人でも、友人でも、
距離感というのは大切なものであるなあとつくづく思う。
その距離感を保つために、バランスを保つために、
母親はアパートに一人暮らしをし、父親は父親を辞め、
直ちゃんはマイペースに、佐和子は流れるままに暮らしている。


彼らは脆くて、とても不器用なんだと思う。
でも、不器用な彼らのやさしさはほっこりするぐらい温かい。
「気付かないところで中原っていろいろ守られてるってこと」
っていう坂戸くんのことばを読み返して、
ほんとうにその通りだと思った。


やさしい笑いも、おおきな切なさも、たくさん含んでいるけれど
冬から春になるような小さな希望と、温かさのある小説。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.133
(5pt)

読後、やさしい気持ちになれるはず。

「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」


という衝撃のひとことから始まるこの小説。
普通なら、なんと無責任なことを!となりかねないこのひと言も、
この本のなかだと実にさらりと受け止められる。
家族でも、恋人でも、友人でも、
距離感というのは大切なものであるなあとつくづく思う。
その距離感を保つために、バランスを保つために、
母親はアパートに一人暮らしをし、父親は父親を辞め、
直ちゃんはマイペースに、佐和子は流れるままに暮らしている。


彼らは脆くて、とても不器用なんだと思う。
でも、不器用な彼らのやさしさはほっこりするぐらい温かい。
「気付かないところで中原っていろいろ守られてるってこと」
っていう坂戸くんのことばを読み返して、
ほんとうにその通りだと思った。


やさしい笑いも、おおきな切なさも、たくさん含んでいるけれど
冬から春になるような小さな希望と、温かさのある小説。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.132
(5pt)

幸福な食卓

これが新人による作品なんて信じられない完成度。
ドラマチックな設定や会話にも関わらず、なぜかとてもリアルな家族像。
日常の悲しみや温かさがダイレクトに伝わってくる。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.131
(5pt)

幸福な食卓

これが新人による作品なんて信じられない完成度。
ドラマチックな設定や会話にも関わらず、なぜかとてもリアルな家族像。
日常の悲しみや温かさがダイレクトに伝わってくる。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.130
(4pt)

物語の底に流れる リアルな人の心のものがたり

現実ではありえないような、キャラクターをもつ兄、父、母、現実ばなれした生活展開、そして物語にお決まりのナイスタミングの死。
こんなにも「物語でしかありえない」ベタな具材なのに、妙な共感をもちながらすらすら先を求めて読めてしまうのは、私たちが日常で潜在的に感じている、「役割」に対する「ズレ」の感覚を、やさしく浮上させてくれるから。
「なんだかズレているような気がするけど、なんとなく隠して生活している」感覚だったり、
「なんだかうまくいってないのわかっているんだけど、表面的にはきちんと役割を演じてみたりする」感覚を浮上させてくれるから。
リアルな世界では「役割」の違和感や、「何かが自分の中でズレてきていること」に関する違和感を感じつつも、心の押入れに押し込みながら日常をやりこなしてしまう。
この物語の家族(兄・父・母)は、その違和感を、ちゃんと表に出して、ちゃんと感じて、感じすぎてちゃんと壊れてくれて、
(日常的に私たちが壊れるのは勇気がいるが)、その先の再生の物語を紡いでくれる。

また、主人公が大切な人を失ったときの描写は、私たちの誰もが体験する喪失の悲しみをうまく表現している。
現実には、この物語のような「ありえない的ドラマティックな」死の体験をしていなくとも、私達の心の中には誰でもこういった喪失体験がある。
そしてその喪失の苦しみを「家族への帰還」という水路に繋げたところにこの小説の一番の「仕事」を感じる。

蛇足ではあるが、舞台はおそらく「ケータイ」を持たない中高生の時代を想定していると思われる。大変ノスタルジックな仕上がりとなっている。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.129
(4pt)

物語の底に流れる リアルな人の心のものがたり

現実ではありえないような、キャラクターをもつ兄、父、母、現実ばなれした生活展開、そして物語にお決まりのナイスタミングの死。
こんなにも「物語でしかありえない」ベタな具材なのに、妙な共感をもちながらすらすら先を求めて読めてしまうのは、私たちが日常で潜在的に感じている、「役割」に対する「ズレ」の感覚を、やさしく浮上させてくれるから。
「なんだかズレているような気がするけど、なんとなく隠して生活している」感覚だったり、
「なんだかうまくいってないのわかっているんだけど、表面的にはきちんと役割を演じてみたりする」感覚を浮上させてくれるから。
リアルな世界では「役割」の違和感や、「何かが自分の中でズレてきていること」に関する違和感を感じつつも、心の押入れに押し込みながら日常をやりこなしてしまう。
この物語の家族(兄・父・母)は、その違和感を、ちゃんと表に出して、ちゃんと感じて、感じすぎてちゃんと壊れてくれて、
(日常的に私たちが壊れるのは勇気がいるが)、その先の再生の物語を紡いでくれる。

また、主人公が大切な人を失ったときの描写は、私たちの誰もが体験する喪失の悲しみをうまく表現している。
現実には、この物語のような「ありえない的ドラマティックな」死の体験をしていなくとも、私達の心の中には誰でもこういった喪失体験がある。
そしてその喪失の苦しみを「家族への帰還」という水路に繋げたところにこの小説の一番の「仕事」を感じる。

蛇足ではあるが、舞台はおそらく「ケータイ」を持たない中高生の時代を想定していると思われる。大変ノスタルジックな仕上がりとなっている。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.128
(5pt)

言葉が美しい


この作品は、本当に素晴らしいなぁと思います。

よく、『中身が浅い』だとか『淡々とし過ぎている』というようなレビューがありますが、それはとらえ間違いです。
(※とらえかたは人それぞれですが)

深くなくて、言葉のリズムが凄くいい文章こそが、この作品の最大の武器なんです。

意味のないようなことでも、ふと何気ない味を出しています。

こんな文章は、よほどの読書家か、書き手じゃなければ書けません。

本当に素晴らしいです。

中でも、
「どうして自殺する人って風呂場を選ぶのかなって思ってたら、後かたづけが楽だからだよね」
という台詞は、鳥肌が立ちます。


この家族は、悲劇のあとも淡々としているようで、実は確かに変化があるんですよ。お風呂場を必死で洗う母や、主人公に気を使うようになった父、エリートの道を捨てた兄…

作者があえてぼかしている変化や描写を読めるようになれば、本当に素敵な小説ですよ。


幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.127
(5pt)

言葉が美しい


この作品は、本当に素晴らしいなぁと思います。

よく、『中身が浅い』だとか『淡々とし過ぎている』というようなレビューがありますが、それはとらえ間違いです。
(※とらえかたは人それぞれですが)

深くなくて、言葉のリズムが凄くいい文章こそが、この作品の最大の武器なんです。

意味のないようなことでも、ふと何気ない味を出しています。

こんな文章は、よほどの読書家か、書き手じゃなければ書けません。

本当に素晴らしいです。

中でも、
「どうして自殺する人って風呂場を選ぶのかなって思ってたら、後かたづけが楽だからだよね」
という台詞は、鳥肌が立ちます。


この家族は、悲劇のあとも淡々としているようで、実は確かに変化があるんですよ。お風呂場を必死で洗う母や、主人公に気を使うようになった父、エリートの道を捨てた兄…

作者があえてぼかしている変化や描写を読めるようになれば、本当に素敵な小説ですよ。


幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.126
(4pt)

食べることは話すこと

誰かといっしょにものを食べるということは話すことに似ていると感じた。

この家族はきちんとした食事を一緒にとる決まりだったが、
時々一緒に食事をしなくなったりお菓子で夕食をすませたり
家族としての生活から個人個人の生活になるにつれ食事も変わっていったのが面白い。


淡々と、読みやすい物語だったが、大浦くんの突然の死はなんだか
付け足しのようで必要ないのでは無かったのかと思う。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.125
(4pt)

食べることは話すこと

誰かといっしょにものを食べるということは話すことに似ていると感じた。

この家族はきちんとした食事を一緒にとる決まりだったが、
時々一緒に食事をしなくなったりお菓子で夕食をすませたり
家族としての生活から個人個人の生活になるにつれ食事も変わっていったのが面白い。


淡々と、読みやすい物語だったが、大浦くんの突然の死はなんだか
付け足しのようで必要ないのでは無かったのかと思う。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.124
(4pt)

語り口が中学生の女の子らしいのに丁寧で読みやすい

主人公の佐和子の語り口が中学生の女の子らしいのに、文章は丁寧でとても読みやすかった。大きく4つの物語に分かれているが「救世主」と「プレゼントの効用」が特におもしろかった。「救世主」では、学級委員になった佐和子がまとまりがないクラスを悪戦苦闘しながらもなんとかまとめていく話。佐和子の彼氏の大浦君の助けもあって最後はクラスが1つになるのだが、それまでの過程がなんともリアリティがあっておもしろかった。「プレゼントの効用」は佐和子の彼氏の大浦君が事故で突然亡くなってしまう話。特に感動したのが大浦君が佐和子に残したクリスマスの手紙。話し言葉で書かれた手紙だが、愛がこもっていて、これほど気持ちをストレートに伝えられる手紙は珍しく、手本にしたいと思った。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.123
(4pt)

語り口が中学生の女の子らしいのに丁寧で読みやすい

主人公の佐和子の語り口が中学生の女の子らしいのに、文章は丁寧でとても読みやすかった。大きく4つの物語に分かれているが「救世主」と「プレゼントの効用」が特におもしろかった。「救世主」では、学級委員になった佐和子がまとまりがないクラスを悪戦苦闘しながらもなんとかまとめていく話。佐和子の彼氏の大浦君の助けもあって最後はクラスが1つになるのだが、それまでの過程がなんともリアリティがあっておもしろかった。「プレゼントの効用」は佐和子の彼氏の大浦君が事故で突然亡くなってしまう話。特に感動したのが大浦君が佐和子に残したクリスマスの手紙。話し言葉で書かれた手紙だが、愛がこもっていて、これほど気持ちをストレートに伝えられる手紙は珍しく、手本にしたいと思った。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737
No.122
(5pt)

優しい家族の話が好きな人へ。

私が家族ものに滅法弱いからか、感動しました。
それぞれに強い個性と好ましい性格を持った家族が登場し、
飽きさせないストーリーにしています。

さらっと読めて、サラッと感動できる。
そんな本だと思いました。
幸福な食卓 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓 (講談社文庫)より
4062756501
No.121
(5pt)

優しい家族の話が好きな人へ。

私が家族ものに滅法弱いからか、感動しました。
それぞれに強い個性と好ましい性格を持った家族が登場し、
飽きさせないストーリーにしています。

さらっと読めて、サラッと感動できる。
そんな本だと思いました。
幸福な食卓 Amazon書評・レビュー: 幸福な食卓より
4062126737