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殺人調香師



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【この小説が収録されている参考書籍】
殺人調香師 (角川ホラー文庫)

殺人調香師の評価: 3.50/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

期待したのに拍子抜けでした

連続殺人鬼の犯行……これほど科学捜査が進展した現代日本で、10人も殺しながらどうやって逃げおおせたのか?
死姦の描写……日本の文学史上においてとても挑戦的なテーマだと思う。

上記の2点を期待して購入したのだが、
連続殺人の方はご都合主義的な展開の連続で、サスペンスとしては全然だった。
死姦の方も「死体を犯した」「何度も凌辱した」と簡単に書くのみでまったく期待外れだった。
生きてる人間どうしのSEXの場面はアダルトビデオみたいに事細かに記しているのに。
語彙が貧弱だし、登場する女性の造形もワンパターン。
毎回毎回、似たような人物、同じ語句、同じような場面と描写の繰り返しで次第に飽きた。

調香師の仕事と香水については、作者はよく勉強したようで、興味深く読めた。
「匂い」と「人と人の結びつき」。作者はこれを書きたかったのだろう。
しかし連続殺人と死姦についても同じように下調べをし、書き上げていれば、本作は記念碑的作品になっていたかもしれないのに…と、残念に思う。
殺人調香師 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:殺人調香師 (角川ホラー文庫)より
4043572239

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