海の底
評判
海の底の評価:
4.27/5点 レビュー 158件。 A ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全316件 101〜120 6/16ページ
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海の底の評価:
4.27/5点 レビュー 158件。 A ランク
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文庫本ということで、もち運びにもよし。
舞台は横須賀。海上自衛隊の物語です。
さくら祭りの最中、レガリスという大型甲殻類が横須賀を襲撃。
奴らは人間を喰う。
逃げ惑う人々の中、子供たちが逃げ込んだ先が、夏木と冬原のいる艦だった――…。
そしてそして、今回は海自だけじゃないんですね。
明石さんを中心とした、これまた癖のある警察の方々。
でも、何と言っても夏木と冬原の上官である、艦長がとーーってもカッコイイんです。
もうね、何て言うか漢なんですよ。益荒男。
夏木もそれに似て良い男なんですけどね。冬原はこう、優しく見えて突き放しちゃうタイプかな。
ともかく、これに出てくる男たちはみーんな芯があって、すごくカッコイイ。
そして、忘れてはならないのが子供たち。
子どもならではの親からの刷り込み教育によって出来上がったクソガキ……。
でもね、何でか嫌いになれないの。雁字搦めなんだなって思って、同情さえ湧く。
子供と大人の中間である年代のあれやこれやそれ、見覚えがあったりなかったりするけど、
なんだか妙に親近感を覚える。好きです、こういうとこ。
力強く引き込まれ、どんどん浸食されてくかのような読み心地。
文庫本には前夜祭と称した、冒頭で二人が食らった刑罰の元となった一件を収録。
なかなかこれも、ふふふっとなりました。
なんていうか、うん、本当二人らしいな、って。
これの続編、というかスピンオフというか、そんな感じのものは
「クジラの彼」という本に夏木と冬原でそれぞれ描かれています。
こちらは二人の恋を描いていて、
夏木が「有能な彼女」、冬原が「クジラの彼」となっているので、
海の底を読んでから、そちらも見ることをオススメする。
ともかく、一読の価値あり。もっというと、一家に一冊是非どうぞ。