海の底

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評判

海の底の評価:

4.27/5点 レビュー 158件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.27pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全316件 281〜300 15/16ページ
No.36
(5pt)

有川さん、最高です!

知人に紹介されて読んだのですが、予想以上の大当たりでした。このほかの作品もすべて読んだのですが、この『海の底』が一番好きです。
普通こういうSFものは作品に入り込むのに時間がかかりますが、これには一切必要ありませんでした(舞台が日本だと言うこともあるのでしょうか)。有川さんらしいスピーディーな物語の運びで厚さの割りにあっさりと読めました。
有川さんの作品に出てくるキャラはみんなとても魅力的です。夏木さんなんかは、実際にいたら言いな、と思う人ナンバー1です(ちなみにナンバー2は『図書館〜』の堂上)。
とってもすばらしい作品です!

海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.35
(5pt)

有川さん、最高です!

知人に紹介されて読んだのですが、予想以上の大当たりでした。このほかの作品もすべて読んだのですが、この『海の底』が一番好きです。
普通こういうSFものは作品に入り込むのに時間がかかりますが、これには一切必要ありませんでした(舞台が日本だと言うこともあるのでしょうか)。有川さんらしいスピーディーな物語の運びで厚さの割りにあっさりと読めました。
有川さんの作品に出てくるキャラはみんなとても魅力的です。夏木さんなんかは、実際にいたら言いな、と思う人ナンバー1です(ちなみにナンバー2は『図書館〜』の堂上)。
とってもすばらしい作品です!

海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.34
(5pt)

おもしれー(・∀・)!!

「巨大エビ来襲!」と、トンデモ系のストーリーですが、
それを受け入れられる人にはたまらない面白さ!!
展開が早いし、ムダがなくテンポ良く進むので、
この分量のわりにあっという間に読めてしまいます。

著者の有川浩さんは、お名前からして男性と勘違いしていたのですが、
女性だったんですね(@_@;)
でもそれを知って納得。
女の私がここまでこの本にのめり込めたのは、
ベタだけど女性が好みそうな恋愛の描き方にもあるんです。
そして人物の描き方のうまさ!
中心人物も脇役もいわゆる悪役も生き生きと個性的に描かれていて誰もが魅力的。

SFともパニックものとも言い難い作品。
ありえない設定だけど、読まず嫌いでパスしちゃうにはもったいない傑作です☆
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.33
(5pt)

おもしれー(・∀・)!!

「巨大エビ来襲!」と、トンデモ系のストーリーですが、
それを受け入れられる人にはたまらない面白さ!!
展開が早いし、ムダがなくテンポ良く進むので、
この分量のわりにあっという間に読めてしまいます。

著者の有川浩さんは、お名前からして男性と勘違いしていたのですが、
女性だったんですね(@_@;)
でもそれを知って納得。
女の私がここまでこの本にのめり込めたのは、
ベタだけど女性が好みそうな恋愛の描き方にもあるんです。
そして人物の描き方のうまさ!
中心人物も脇役もいわゆる悪役も生き生きと個性的に描かれていて誰もが魅力的。

SFともパニックものとも言い難い作品。
ありえない設定だけど、読まず嫌いでパスしちゃうにはもったいない傑作です☆
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.32
(5pt)

正義と名のつくもの

有川さんの名前は「図書館戦争」で知りました。
なんでもっと早く気づかなかったのかなー。
どの作品も、ほんと面白いです。

夏木さん、かっこいい。「図書館戦争」の堂上教官に似てるのですが、こちらは主役なので、心理描写も多いし。望じゃないけど、好きです。こういうタイプ。
横須賀を救うために。子供たちを守るために。陸と潜水艦の中は別々に話が進んでいきます。

有川さんの書くキャラは、なんでどの人もこんなに強いのかな。
何でこんなにカッコいいのかな。
悩みながら、苦しみながら、それでも、助けようと。
ありえない設定の中にリアリティも隠れていて、素直に作品の中に溶け込めます。

そして!
なんと言ってもラストの終わり方は最高でした。
「えー、まさかとは思うけど、ここで終わっちゃうの?!」ってやきもきしてたけど、さすがは有川さん。
すてきなラストです。
いろいろ想像できるところがいいですね。
消化不良にならずに終われますよー。

長期間を描いた「図書館戦争シリーズ」に比べ、「海の底」は短い時間を丹念に描いています。
だから、「さっさか展開速いのが好き」って人は、「図書館戦争」のほうがお勧めかな?
いえ、でも、有川さんの本はホント、だれでも楽しめますよ。
おもしろさは抜群です。

ぜひ、ご一読を。
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.31
(5pt)

正義と名のつくもの

有川さんの名前は「図書館戦争」で知りました。
なんでもっと早く気づかなかったのかなー。
どの作品も、ほんと面白いです。

夏木さん、かっこいい。「図書館戦争」の堂上教官に似てるのですが、こちらは主役なので、心理描写も多いし。望じゃないけど、好きです。こういうタイプ。
横須賀を救うために。子供たちを守るために。陸と潜水艦の中は別々に話が進んでいきます。

有川さんの書くキャラは、なんでどの人もこんなに強いのかな。
何でこんなにカッコいいのかな。
悩みながら、苦しみながら、それでも、助けようと。
ありえない設定の中にリアリティも隠れていて、素直に作品の中に溶け込めます。

そして!
なんと言ってもラストの終わり方は最高でした。
「えー、まさかとは思うけど、ここで終わっちゃうの?!」ってやきもきしてたけど、さすがは有川さん。
すてきなラストです。
いろいろ想像できるところがいいですね。
消化不良にならずに終われますよー。

長期間を描いた「図書館戦争シリーズ」に比べ、「海の底」は短い時間を丹念に描いています。
だから、「さっさか展開速いのが好き」って人は、「図書館戦争」のほうがお勧めかな?
いえ、でも、有川さんの本はホント、だれでも楽しめますよ。
おもしろさは抜群です。

ぜひ、ご一読を。
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.30
(5pt)

とても素晴らしい作品です。

本の詳しい内容については、他の方々が書いてあるのを読んでみてください。
私はそこまで丁寧に詳しくかけないので、、、書きたいことは一つ。

内容はザリガニとか自衛隊のことなんですが、その中にある恋物語にやられました。
どうしてこんなにも甘くて、甘くて、甘い恋が書けるのでしょうか(笑
作者の有川さんが女性だということもあり、心理描写がとても素晴らしいです。
こんな恋は現実に絶対有りえないなぁ。。っていう感じもするのですが、それがまた読者を引き込んでしまうのかもしれません。
有川さんもあとがきで書いてあったのですが、ほんとにベタな展開です。
ベタすぎて、私はやられてしまいました。(笑
戦争(?)的な内容と共にこのような恋物語も楽しめる一作ではないでしょうか。

海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.29
(5pt)

とても素晴らしい作品です。

本の詳しい内容については、他の方々が書いてあるのを読んでみてください。
私はそこまで丁寧に詳しくかけないので、、、書きたいことは一つ。

内容はザリガニとか自衛隊のことなんですが、その中にある恋物語にやられました。
どうしてこんなにも甘くて、甘くて、甘い恋が書けるのでしょうか(笑
作者の有川さんが女性だということもあり、心理描写がとても素晴らしいです。
こんな恋は現実に絶対有りえないなぁ。。っていう感じもするのですが、それがまた読者を引き込んでしまうのかもしれません。
有川さんもあとがきで書いてあったのですが、ほんとにベタな展開です。
ベタすぎて、私はやられてしまいました。(笑
戦争(?)的な内容と共にこのような恋物語も楽しめる一作ではないでしょうか。

海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.28
(5pt)

文句なしに面白い

この作者の作品はほぼ全部読んだが、なかでも一番の傑作だと思う。
良いところはすでに他のレビュアーが上げているのでツッコミどころを・・・。

1.烏丸警視正
 設定では30代半ばの警視正と言うことだが・・・。県警本部長の発言を一笑に付す・・・とか県警備部長とため口をきくとかあり得ないんですけど。県警本部長は警視監または警視長の役職で警視正より確実に1〜2階級上の役職。県警備部長でも警視正(警視のこともあるが、神奈川県警、警備部の重要性から言ってまず普通は警視正)。年齢から言って先任なのは間違いない。命令権すら普通は30代の警視正にはないだろう。いくら七光りがあるにせよ、上司の立場もあるからため口はないぞ、ため口は・・・。作者の得意な自衛隊もので言えば、三佐が年上の一佐をあごでこき使うようなものである。せめて40代半ばの警視長にすべきだった。それならとてつもなく出世が早ければあるかも知れない。

2.レガリスの餌とサイズ
 推定数万体の食欲旺盛なレガリスたちは横須賀に上陸するまでどうやって餌を?あのサイズに大きくなるなら上陸までに東京湾近辺に深刻な漁業被害が生まれたと思うんだが・・・。なお、確かに甲殻類は際限なく大きくなるが、タラバガニですらあのサイズになるまでには10年以上かかる。3m以上になるためには・・・。まして世代交代が速い(つまり寿命が短い)種があのサイズになることはあり得ない。

 と言うツッコミどころはあるにせよ、それらを超えて面白いのがこの作品。絶対あり得ない設定をあり得そうに書くのが作者の真骨頂だろう。また、女性ならではの心理描写は見事。
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.27
(5pt)

文句なしに面白い

この作者の作品はほぼ全部読んだが、なかでも一番の傑作だと思う。
良いところはすでに他のレビュアーが上げているのでツッコミどころを・・・。

1.烏丸警視正
 設定では30代半ばの警視正と言うことだが・・・。県警本部長の発言を一笑に付す・・・とか県警備部長とため口をきくとかあり得ないんですけど。県警本部長は警視監または警視長の役職で警視正より確実に1〜2階級上の役職。県警備部長でも警視正(警視のこともあるが、神奈川県警、警備部の重要性から言ってまず普通は警視正)。年齢から言って先任なのは間違いない。命令権すら普通は30代の警視正にはないだろう。いくら七光りがあるにせよ、上司の立場もあるからため口はないぞ、ため口は・・・。作者の得意な自衛隊もので言えば、三佐が年上の一佐をあごでこき使うようなものである。せめて40代半ばの警視長にすべきだった。それならとてつもなく出世が早ければあるかも知れない。

2.レガリスの餌とサイズ
 推定数万体の食欲旺盛なレガリスたちは横須賀に上陸するまでどうやって餌を?あのサイズに大きくなるなら上陸までに東京湾近辺に深刻な漁業被害が生まれたと思うんだが・・・。なお、確かに甲殻類は際限なく大きくなるが、タラバガニですらあのサイズになるまでには10年以上かかる。3m以上になるためには・・・。まして世代交代が速い(つまり寿命が短い)種があのサイズになることはあり得ない。

 と言うツッコミどころはあるにせよ、それらを超えて面白いのがこの作品。絶対あり得ない設定をあり得そうに書くのが作者の真骨頂だろう。また、女性ならではの心理描写は見事。
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.26
(5pt)

そういう国で生きている

物語の舞台となるのは、横須賀、海自の潜水艦内である。
だが、敵との戦闘を強いられるのは、自衛隊ではない。機動隊である。
実際的な戦闘からは切り離された潜水艦の内側では、そこに避難した自衛官二人と子ども達の物語がある。女性ならではの視線で描かれる課題や、地域や教育の問題など、それぞれが自らの問題と向き合い、成長していく。

登場人物も多く、いろんな要素を盛り込みながらも、散漫にならずに、最後までぐいぐいと引っ張る力を持つ。
たった6日間の物語とは思えないほど、いや、だからこその、濃密さ。
設定の奇抜さを忘れるほど、個人の描写、社会の描写が巧みでリアル。政府やメディア、世論への批判的な作者の眼差しも、好感を持つ。また、脇の人物の一人一人まで惚れ込みたくなるほど魅力的なところもよい。
ラストは、重苦しく深い海の底から、ようやく水面に出ることができたかのような、希望と平和な日常にほっとする。

中学生ぐらいから、大人まで、それぞれの目線で楽しみ、考える本だと思う。
じっくりと何度でも読み返したくなる、読み返すに足る小説。読み応えのある、読書の楽しみを再確認する一冊。一推し!
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.25
(5pt)

そういう国で生きている

物語の舞台となるのは、横須賀、海自の潜水艦内である。
だが、敵との戦闘を強いられるのは、自衛隊ではない。機動隊である。
実際的な戦闘からは切り離された潜水艦の内側では、そこに避難した自衛官二人と子ども達の物語がある。女性ならではの視線で描かれる課題や、地域や教育の問題など、それぞれが自らの問題と向き合い、成長していく。

登場人物も多く、いろんな要素を盛り込みながらも、散漫にならずに、最後までぐいぐいと引っ張る力を持つ。
たった6日間の物語とは思えないほど、いや、だからこその、濃密さ。
設定の奇抜さを忘れるほど、個人の描写、社会の描写が巧みでリアル。政府やメディア、世論への批判的な作者の眼差しも、好感を持つ。また、脇の人物の一人一人まで惚れ込みたくなるほど魅力的なところもよい。
ラストは、重苦しく深い海の底から、ようやく水面に出ることができたかのような、希望と平和な日常にほっとする。

中学生ぐらいから、大人まで、それぞれの目線で楽しみ、考える本だと思う。
じっくりと何度でも読み返したくなる、読み返すに足る小説。読み応えのある、読書の楽しみを再確認する一冊。一推し!
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.24
(5pt)

登場人物の心理描写が秀逸です

横須賀に上陸した、人喰いの巨大甲殻類。
その甲殻類に囲まれて、逃げ場を失った潜水艦。その中に取り残された子どもたちと、幹部候補生ではあるものの、二十代前半の若い自衛隊員二人。
命がけで甲殻類の侵攻を食い止める機動隊。
これだけ揃っていて、面白くないわけがない。

横須賀に巨大甲殻類が現れてから6日間の出来事を、警察関係者の側と、潜水艦に取り残された側から見て書いている。
この作品の見所は、そうした危機的状況にいる登場人物たちの心理と、それを描写する有川さんの力。バトルものを期待している人には少々物足りないかもしれないけれど、警察と自衛隊の駆け引き、子どもたちの関係など、とてもリアルです。


海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.23
(5pt)

登場人物の心理描写が秀逸です

横須賀に上陸した、人喰いの巨大甲殻類。
その甲殻類に囲まれて、逃げ場を失った潜水艦。その中に取り残された子どもたちと、幹部候補生ではあるものの、二十代前半の若い自衛隊員二人。
命がけで甲殻類の侵攻を食い止める機動隊。
これだけ揃っていて、面白くないわけがない。

横須賀に巨大甲殻類が現れてから6日間の出来事を、警察関係者の側と、潜水艦に取り残された側から見て書いている。
この作品の見所は、そうした危機的状況にいる登場人物たちの心理と、それを描写する有川さんの力。バトルものを期待している人には少々物足りないかもしれないけれど、警察と自衛隊の駆け引き、子どもたちの関係など、とてもリアルです。


海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.22
(4pt)

ライトながらも考えさせる作品

横須賀の巨大な甲殻類の群れが上陸。混乱する市街で機動隊は甲殻類を押し留めるために奮闘するものの一進一退の状況が続く。状況打破を狙い、警察官僚の烏丸と、現場指揮官の明石は奮闘する。一方、混乱の中で孤立した潜水艦『きりしお』の中には、不良隊員といわれる夏木と冬原、そして子どもたちが取り残される…。
知的生命体と少年の交流と、危機的状況が絡み合った『空の中』とは違って今度の敵は交流を持たない甲殻類の襲来という危機的状況の物語。
「機動隊」では到底推し返せないと判断した明石と烏丸が、煮え切らない官邸を動かすために仕掛ける虚虚実実の駆け引き。潜水艦に取り残された二人の自衛隊員と少年たちのやりとり。少年たちの間には、少年たちなりの序列、派閥ができあがっている。それが自衛隊員の二人とのやりとりで変化が生じて行く。
巨大な甲殻類が襲来してくる、という設定は確かに荒唐無稽。しかしながら、そこで繰り広げられる警察、防衛庁の縄張り争いなんていうものは日本の危機管理であるとかを考えさせられるし、また、潜水艦に取り残された少年たち、そして、夏木、冬原の成長物語、として考えても面白い。
全体を通して考えれば決して派手な場面展開があるわけではないのだけれども、その分、じっくりと心理描写だとかが生きていて存分に楽しめた。設定で躊躇しないで読んでみて頂きたい。
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.21
(4pt)

ライトながらも考えさせる作品

横須賀の巨大な甲殻類の群れが上陸。混乱する市街で機動隊は甲殻類を押し留めるために奮闘するものの一進一退の状況が続く。状況打破を狙い、警察官僚の烏丸と、現場指揮官の明石は奮闘する。一方、混乱の中で孤立した潜水艦『きりしお』の中には、不良隊員といわれる夏木と冬原、そして子どもたちが取り残される…。
知的生命体と少年の交流と、危機的状況が絡み合った『空の中』とは違って今度の敵は交流を持たない甲殻類の襲来という危機的状況の物語。
「機動隊」では到底推し返せないと判断した明石と烏丸が、煮え切らない官邸を動かすために仕掛ける虚虚実実の駆け引き。潜水艦に取り残された二人の自衛隊員と少年たちのやりとり。少年たちの間には、少年たちなりの序列、派閥ができあがっている。それが自衛隊員の二人とのやりとりで変化が生じて行く。
巨大な甲殻類が襲来してくる、という設定は確かに荒唐無稽。しかしながら、そこで繰り広げられる警察、防衛庁の縄張り争いなんていうものは日本の危機管理であるとかを考えさせられるし、また、潜水艦に取り残された少年たち、そして、夏木、冬原の成長物語、として考えても面白い。
全体を通して考えれば決して派手な場面展開があるわけではないのだけれども、その分、じっくりと心理描写だとかが生きていて存分に楽しめた。設定で躊躇しないで読んでみて頂きたい。
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.20
(4pt)

おもしろい

リアルティーがある。
潜水艦や自衛隊の事を本当に良くしらべてあるなぁと思った。
作者の小説に対するこだわりは半端じゃない。これでもかと徹底して作っている。
そんな人が小説を書いたら当然面白い訳で、見た目は分厚かったが、すいすい読めて厚さはあまり感じられなかった。

自分が特におもしろいと思った点はとにかく魅力的な人物が多い事。
カッコイイと思える人が何人も居るし、憎まれ役の少年にまで魅力を感じてしまうとはどういう事だ。
心理描写が巧みすぎる。上手いなぁと読んでいる時に何度も感じていた。
しかし、少しばかり心理描写に割きすぎた、物語に大きい転機が無いというか、盛り上がりが弱かった。充分おもしろいんですけれども。
安心して人に薦められる作品です。
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.19
(4pt)

おもしろい

リアルティーがある。
潜水艦や自衛隊の事を本当に良くしらべてあるなぁと思った。
作者の小説に対するこだわりは半端じゃない。これでもかと徹底して作っている。
そんな人が小説を書いたら当然面白い訳で、見た目は分厚かったが、すいすい読めて厚さはあまり感じられなかった。

自分が特におもしろいと思った点はとにかく魅力的な人物が多い事。
カッコイイと思える人が何人も居るし、憎まれ役の少年にまで魅力を感じてしまうとはどういう事だ。
心理描写が巧みすぎる。上手いなぁと読んでいる時に何度も感じていた。
しかし、少しばかり心理描写に割きすぎた、物語に大きい転機が無いというか、盛り上がりが弱かった。充分おもしろいんですけれども。
安心して人に薦められる作品です。
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.18
(5pt)

いま自分たちにできることを

突然変異した海洋生物が人間を襲う。全く荒唐無稽な設定と思うかもしれないが、海上自衛隊や機動隊の行動に関するディテールと海洋生物の細かい設定が、それを補ってあまりあるリアリティを形成している。
 メインテーマは「十五少年漂流記」みたいなものかもしれないが、子供たちが立てこもっている潜水艦の外で繰り広げられる、自衛官・警官の活躍が見所。法律の枠の中で、不条理とも思える行動を強いられる中、いかに自分達の最善の結果を出すかに奮闘する姿は、尊敬に値すると思う。

 SF的設定を馬鹿馬鹿しいと思わない方ならば、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。きっと、本当に日本にこんなことが起こったら…と不安な気持ちにさせられることでしょう。でも、不快な気持ちにはなりませんよ。
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.17
(5pt)

いま自分たちにできることを

突然変異した海洋生物が人間を襲う。全く荒唐無稽な設定と思うかもしれないが、海上自衛隊や機動隊の行動に関するディテールと海洋生物の細かい設定が、それを補ってあまりあるリアリティを形成している。
 メインテーマは「十五少年漂流記」みたいなものかもしれないが、子供たちが立てこもっている潜水艦の外で繰り広げられる、自衛官・警官の活躍が見所。法律の枠の中で、不条理とも思える行動を強いられる中、いかに自分達の最善の結果を出すかに奮闘する姿は、尊敬に値すると思う。

 SF的設定を馬鹿馬鹿しいと思わない方ならば、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。きっと、本当に日本にこんなことが起こったら…と不安な気持ちにさせられることでしょう。でも、不快な気持ちにはなりませんよ。
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927