空の中

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評判

空の中の評価:

4.19/5点 レビュー 145件。 B ランク

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平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全283件 241〜260 13/15ページ
No.43
(4pt)

「白鯨」は神さま なんてっ ^^

「空の中」なんてちょっと変な名前の本が気になって
つい、買ってしまった。
「空の中」には何があるんだろう・・・・
「空の中」には「白鯨」がいたのだ。
遠い昔、地球が生まれ、人類が発生するずっーと昔から
人間の目の届かないところに、
「全き一つ」の生命体として・・・

確かに、地球上に人類がはびこっている。
しかし、そんな人間の目の届かないところは
まだまだたくさんあるし、
そんなところに人間の想像だにしない生物がいても
不思議はない。
そんなことを考えながら楽しく読ませてもらいました。
登場人物も、キャラが際立っているし
読後感もさわやかでした。
みなさんも、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

もうひとつ、おもしろかったのは「白鯨」の性格。
平和を望み、他との競争を望まない。
静かに暮らす・・・・
それは、人類がずっーと夢に描いていても
実際には、その性質の故に手に届かない夢。
25000mの高みは、手に届かない、エデンの園の極み。
そんな生物にも、他を信じることができない人間は
自己の性格の故に自分と同じものとして、そんな生物を判断してしまう。
そんな人間の弱さと、「白鯨」を
神のような生物に描かれているのが興味をそそりました。
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.42
(5pt)

懐かしい風

一気に読み終えてしまった。最近、SF小説ではこんなことは無かったので、自分でも意外だった。

 爽やかな読後感とでも言おうか、似たような話を読んだことがあるわけでもないのに懐かしい。
 
 解説を読んで、何となく理解できた。
 夢中でSF小説を読んでいた中学生、高校生の頃。新井素子、筒井康隆、眉村卓etc、小説のみならず、日本のSFが最も活気に溢れていた時代に読んだ作品群と、同じ風を感じたからだと思う。

 まだガイナックスがゼネラルプロダクツだった時代、朝日ソノラマやコバルト文庫、SFジュブナイルに夢中になった人たちには、特にお勧めしたい。
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.41
(5pt)

懐かしい風

一気に読み終えてしまった。最近、SF小説ではこんなことは無かったので、自分でも意外だった。

 爽やかな読後感とでも言おうか、似たような話を読んだことがあるわけでもないのに懐かしい。
 
 解説を読んで、何となく理解できた。
 夢中でSF小説を読んでいた中学生、高校生の頃。新井素子、筒井康隆、眉村卓etc、小説のみならず、日本のSFが最も活気に溢れていた時代に読んだ作品群と、同じ風を感じたからだと思う。

 まだガイナックスがゼネラルプロダクツだった時代、朝日ソノラマやコバルト文庫、SFジュブナイルに夢中になった人たちには、特にお勧めしたい。
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.40
(4pt)

文庫本に続編

UMA(未確認生物)とのファーストコンタクトを扱ったSFではありますが、人
間の美しさを描いた本でもあります。

弱く愚かな人間が、自らの愚かさも弱さも受容し、自然に対して謙虚に、優
しく生きる人間の生き方の美しさに、感動し、涙無しでは読めません。

SFとしても優れものです。UMAの設定は衝撃的にユニークです。ユニークです
が、設定が緻密なのでとてもリアルな内容です。明日、この本の内容が現実
になっても不思議な気がしません。
このUMAの登場(人類との出会い)、人類との交流・衝突、そして結末を描い
たSFとしても一読の価値があります。

角川文庫から文庫版が出ていて、文庫版には「仁淀の神様」という掌編が追
加されています。「仁淀の神様」は、「空の中」の後日談ですので、「空の
中」に最終章が1つ追加された感じになっています。上質の最終章ですので、
文庫本もお勧めです。

空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.39
(5pt)

「空の中」+「仁淀の神様」 本当にいい話

UMA(未確認生物)とのファーストコンタクトを扱ったSFではありますが、人
間の美しさを描いた本でもあります。

弱く愚かな人間が、自らの愚かさも弱さも受容し、自然に対して謙虚に、優
しく生きる人間の生き方の美しさに、感動し、涙無しでは読めません。

SFとしても優れものです。UMAの設定は衝撃的にユニークです。ユニークです
が、設定が緻密なのでとてもリアルな内容です。明日、この本の内容が現実
になっても不思議な気がしません。
このUMAの登場(人類との出会い)、人類との交流・衝突、そして結末を描い
たSFとしても一読の価値があります。

本書はライトノベル的な読みやすさを保ちつつ、楽しくて萌えるだけではな
いイイ話を見事に書ききった、いい本です。
作者は、ライトノベルとして執筆しました。しかし、原稿を見た編集者が
「この本は、ハードカバーで出したい!」と情熱をもやし電撃文庫から14年
ぶりのハードカバーとして出版されることになりました。そして、文庫本化
される時は、電撃ではなく角川文庫から出版されました。この経緯が本書の
内容を物語っています。

文庫化される際に、ハードカバーの「空の中」に「仁淀の神様」という掌編
が追加されています。「仁淀の神様」は、「空の中」の後日談ですので、
「空の中」に最終章が1つ追加された感じになっています。
この最終章「仁淀の神様」が、暖かい涙がいっぱい出てしまう内容です。
白鯨とちがい、短い命しか持ち得ない人間も、こうやって無限につながって
いくんだったら悪くないなって思えました。
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.38
(4pt)

文庫本に続編

UMA(未確認生物)とのファーストコンタクトを扱ったSFではありますが、人
間の美しさを描いた本でもあります。

弱く愚かな人間が、自らの愚かさも弱さも受容し、自然に対して謙虚に、優
しく生きる人間の生き方の美しさに、感動し、涙無しでは読めません。

SFとしても優れものです。UMAの設定は衝撃的にユニークです。ユニークです
が、設定が緻密なのでとてもリアルな内容です。明日、この本の内容が現実
になっても不思議な気がしません。
このUMAの登場(人類との出会い)、人類との交流・衝突、そして結末を描い
たSFとしても一読の価値があります。

角川文庫から文庫版が出ていて、文庫版には「仁淀の神様」という掌編が追
加されています。「仁淀の神様」は、「空の中」の後日談ですので、「空の
中」に最終章が1つ追加された感じになっています。上質の最終章ですので、
文庫本もお勧めです。

空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.37
(5pt)

「空の中」+「仁淀の神様」 本当にいい話

UMA(未確認生物)とのファーストコンタクトを扱ったSFではありますが、人
間の美しさを描いた本でもあります。

弱く愚かな人間が、自らの愚かさも弱さも受容し、自然に対して謙虚に、優
しく生きる人間の生き方の美しさに、感動し、涙無しでは読めません。

SFとしても優れものです。UMAの設定は衝撃的にユニークです。ユニークです
が、設定が緻密なのでとてもリアルな内容です。明日、この本の内容が現実
になっても不思議な気がしません。
このUMAの登場(人類との出会い)、人類との交流・衝突、そして結末を描い
たSFとしても一読の価値があります。

本書はライトノベル的な読みやすさを保ちつつ、楽しくて萌えるだけではな
いイイ話を見事に書ききった、いい本です。
作者は、ライトノベルとして執筆しました。しかし、原稿を見た編集者が
「この本は、ハードカバーで出したい!」と情熱をもやし電撃文庫から14年
ぶりのハードカバーとして出版されることになりました。そして、文庫本化
される時は、電撃ではなく角川文庫から出版されました。この経緯が本書の
内容を物語っています。

文庫化される際に、ハードカバーの「空の中」に「仁淀の神様」という掌編
が追加されています。「仁淀の神様」は、「空の中」の後日談ですので、
「空の中」に最終章が1つ追加された感じになっています。
この最終章「仁淀の神様」が、暖かい涙がいっぱい出てしまう内容です。
白鯨とちがい、短い命しか持ち得ない人間も、こうやって無限につながって
いくんだったら悪くないなって思えました。
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.36
(5pt)

書き下ろし必読です。

既にハードカバーのものを読まれた方もそうでない方も
書き下ろしの『仁淀の神様』は是非とも読んで下さい。
これを読まずして『空の中』を読んだとは言えません。
この書下ろしを読んで、一層この作品が愛おしくなりました。


空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.35
(5pt)

書き下ろし必読です。

既にハードカバーのものを読まれた方もそうでない方も
書き下ろしの『仁淀の神様』は是非とも読んで下さい。
これを読まずして『空の中』を読んだとは言えません。
この書下ろしを読んで、一層この作品が愛おしくなりました。


空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.34
(5pt)

唖然、呆然

この人の本は文庫版塩の街と阪急電車しか読んだ事がないけど、航空ミリタリー物かと思って読んだら、いやぁ、良い意味で期待を裏切られた。
UFO物(カテゴリー的にこうなのかな?)だったのですな。
W主人公で進んでいきますが、自分は歳が近いせいで自衛隊組の方が良かった。


書き下ろしは、こっちよりもあっちの方が良かった気がするな。と言う自分は自衛隊組。
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.33
(5pt)

唖然、呆然

この人の本は文庫版塩の街と阪急電車しか読んだ事がないけど、航空ミリタリー物かと思って読んだら、いやぁ、良い意味で期待を裏切られた。
UFO物(カテゴリー的にこうなのかな?)だったのですな。
W主人公で進んでいきますが、自分は歳が近いせいで自衛隊組の方が良かった。


書き下ろしは、こっちよりもあっちの方が良かった気がするな。と言う自分は自衛隊組。
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.32
(4pt)

待望の文庫化☆

有川浩さんは図書館戦争のシリーズで知り、引き込まれる文章にはまり全作品全て集めました!!

今回あとがきにもあったように「大人ライトノベル」を目指した文庫化としての記念すべき1冊目だと思います。

内容はSF+青春+家族愛+ラブコメといった感じ。けれど、これだけの要素をひとつのお話にまとめられる文章力には圧倒されます!!こういった所に有川浩さんの文章の魅力を感じます。これがデビューから2作品目とは・・・恐るべし!!!!

☆4つの理由としてはやや長め?というか何回は途中で読むのに疲れた何かを感じたからです。

ハードカバーには無かった書下ろしのお話は正直2.5くらいです。
こちらsideに焦点を当てたのか・・・残念でした。
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.31
(4pt)

待望の文庫化☆

有川浩さんは図書館戦争のシリーズで知り、引き込まれる文章にはまり全作品全て集めました!!

今回あとがきにもあったように「大人ライトノベル」を目指した文庫化としての記念すべき1冊目だと思います。

内容はSF+青春+家族愛+ラブコメといった感じ。けれど、これだけの要素をひとつのお話にまとめられる文章力には圧倒されます!!こういった所に有川浩さんの文章の魅力を感じます。これがデビューから2作品目とは・・・恐るべし!!!!

☆4つの理由としてはやや長め?というか何回は途中で読むのに疲れた何かを感じたからです。

ハードカバーには無かった書下ろしのお話は正直2.5くらいです。
こちらsideに焦点を当てたのか・・・残念でした。
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.30
(3pt)

惜しいなぁ

良い。すんごく面白い。
ジュブナイル小説として、純粋に楽しめた。
セカイ系の匂いもしつつ、登場人物の内面的な成長をきれいに描いている。
但し残念なのが文章力。
話の内容はとてもよかったんだけれど、文章があまり上手ではないので、二度と読み返す気にならず、友人に譲ってしまいました。
最近ティーンズ向けの文庫を書いている作家さんには文章力が稚拙な方が多いですが、この人もそうかと。まだマシな方ですけどね。
ただ、やはり内容はとてもよかったので星は三つにさせていただきました。
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.29
(3pt)

惜しいなぁ

良い。すんごく面白い。
ジュブナイル小説として、純粋に楽しめた。
セカイ系の匂いもしつつ、登場人物の内面的な成長をきれいに描いている。
但し残念なのが文章力。
話の内容はとてもよかったんだけれど、文章があまり上手ではないので、二度と読み返す気にならず、友人に譲ってしまいました。
最近ティーンズ向けの文庫を書いている作家さんには文章力が稚拙な方が多いですが、この人もそうかと。まだマシな方ですけどね。
ただ、やはり内容はとてもよかったので星は三つにさせていただきました。
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.28
(4pt)

素直に暖かい

謎の航空機事故で父を亡くした少年と現れた異生物。
謎の航空機事故で尊敬する上司を亡くした女性自衛官と事故を調査する男性の前に姿を現した異生物。

ウチが高校時代に読んだ「星虫」(岩本隆雄著)という作品があります。異生物、いわゆる地球外生物と高校生との接触という経験をモチーフに、まっすぐに物事を見ること、夢を持つことを描いた作品なのですが、この「空の中」も異生物との接触という異常な状況から少年の成長を背伸びすることなく描いています。
ちょっと、ラブコメの要素が多めにふりかけられていますが、嫌味になりません。素直に暖かな空気の流れる物語の中に身をゆだねて見てください。きっと、感じるものがあると思います。
……高校時代にこの作品読みたかったなぁ。
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.27
(4pt)

素直に暖かい

謎の航空機事故で父を亡くした少年と現れた異生物。
謎の航空機事故で尊敬する上司を亡くした女性自衛官と事故を調査する男性の前に姿を現した異生物。

ウチが高校時代に読んだ「星虫」(岩本隆雄著)という作品があります。異生物、いわゆる地球外生物と高校生との接触という経験をモチーフに、まっすぐに物事を見ること、夢を持つことを描いた作品なのですが、この「空の中」も異生物との接触という異常な状況から少年の成長を背伸びすることなく描いています。
ちょっと、ラブコメの要素が多めにふりかけられていますが、嫌味になりません。素直に暖かな空気の流れる物語の中に身をゆだねて見てください。きっと、感じるものがあると思います。
……高校時代にこの作品読みたかったなぁ。
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.26
(5pt)

海に落ちていたクラゲの子

もしも高校生ぐらいの時にお父さんが死んでしまったら。心から心配してくれる人が近くに「居る場合」と「居ない場合」・・・それが過激派美少女「真帆」と強がり少年「瞬」。そしてなすすべも無かったツンデレお姉さんと夢を方向転換した温厚青年・・・ミキと高巳。盲導犬のように真面目で従順な海に落ちていたクラゲ、フェイク。瞬が「手」と言ったら「許可」と言って手をつないでくれる女の子、佳江。そしてひつじ雲みたいに群れる「白鯨」たち。その中でもひときわ大きいのがディック・・・
ファンタジーなのですが舞台が現実的で違和感無く、ぐいぐい物語に引き込まれます。

読んでいてちょっと三浦綾子さんの氷点を思い出しました。「許せるかどうか」「憎しみからは何も生まれてこない」・・・
害意のもっとも強いもの。滅ぼすと言うこと。それは取り返しのつかない概念であって、それを撤回する概念はもはや取得できない、という事{←以上ディック談}人はどこまで憎めるんだろう。本当は止めて欲しいと思っている人をどうやったら止めてあげられるんだろう。私の身の回りの人がそうなった時、私は佳江ちゃんのように行動を起こすことができるだろうか?できると良いな。そう思いました{登場人物では佳江ちゃんがダントツに好き!でした}

あと、うちの子供達が昔幼稚園で繰り返し習ってきたことで、私もうちで何度も言い聞かせてきた言葉が・・・「人から何かしてもらったらありがとう、よ」「人に何か迷惑をかけたらごめんなさい、よ」「自分がされたら嫌な事は人にもしたらダメなのよ」なのですが、この本を読んでいる間中なんかいもこの言葉が思い浮かんできて切なくなりました。とても基本的なことなのに時には難しいこと。でもあきらめたらダメな事。

心があたたかくなる物語、空を見上げたくなる物語ですよ。
では最後はクラゲちゃん風な言葉で・・・{笑}
「私・は・あなた・が・この本・を・読む・を・する・を・望む・ている・ます」
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.25
(5pt)

海に落ちていたクラゲの子

もしも高校生ぐらいの時にお父さんが死んでしまったら。心から心配してくれる人が近くに「居る場合」と「居ない場合」・・・それが過激派美少女「真帆」と強がり少年「瞬」。そしてなすすべも無かったツンデレお姉さんと夢を方向転換した温厚青年・・・ミキと高巳。盲導犬のように真面目で従順な海に落ちていたクラゲ、フェイク。瞬が「手」と言ったら「許可」と言って手をつないでくれる女の子、佳江。そしてひつじ雲みたいに群れる「白鯨」たち。その中でもひときわ大きいのがディック・・・
ファンタジーなのですが舞台が現実的で違和感無く、ぐいぐい物語に引き込まれます。

読んでいてちょっと三浦綾子さんの氷点を思い出しました。「許せるかどうか」「憎しみからは何も生まれてこない」・・・
害意のもっとも強いもの。滅ぼすと言うこと。それは取り返しのつかない概念であって、それを撤回する概念はもはや取得できない、という事{←以上ディック談}人はどこまで憎めるんだろう。本当は止めて欲しいと思っている人をどうやったら止めてあげられるんだろう。私の身の回りの人がそうなった時、私は佳江ちゃんのように行動を起こすことができるだろうか?できると良いな。そう思いました{登場人物では佳江ちゃんがダントツに好き!でした}

あと、うちの子供達が昔幼稚園で繰り返し習ってきたことで、私もうちで何度も言い聞かせてきた言葉が・・・「人から何かしてもらったらありがとう、よ」「人に何か迷惑をかけたらごめんなさい、よ」「自分がされたら嫌な事は人にもしたらダメなのよ」なのですが、この本を読んでいる間中なんかいもこの言葉が思い浮かんできて切なくなりました。とても基本的なことなのに時には難しいこと。でもあきらめたらダメな事。

心があたたかくなる物語、空を見上げたくなる物語ですよ。
では最後はクラゲちゃん風な言葉で・・・{笑}
「私・は・あなた・が・この本・を・読む・を・する・を・望む・ている・ます」
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.24
(5pt)

航空機事故と不思議な生物

正体不明の生物を拾った瞬は、そのクラゲのような生物を家に持ち帰った直後、自衛隊のパイロットである父が、事故で死んだことを知ります。
幼い頃に母を亡くし、去年一緒に暮らしていた祖父も亡くなっていた瞬にとって、たった一人の肉親だった父。
葬送式の後、一人きりになった瞬は、真夜中ベッドの上で父の携帯番号にかけてみます。
かかるはずのない通話が突然つながり、そこから聞こえてきた声。
「……冷たイ……ソ、ト」

父を亡くした瞬の心の空白を埋める不思議な生物との交流。
事故を目撃した自衛官の葛藤。
父と喧嘩をした直後に、その父を事故で失った少女の願望。
たくさんの思いが錯綜しながら、物語は終結に向かいます。
いい物語でした。

空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010