空の中

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評判

空の中の評価:

4.19/5点 レビュー 145件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全283件 181〜200 10/15ページ
No.103
(5pt)

泣いたわー

いたー!


有川浩はね、あたしの中で禁断の作家だったの。
高校生のときにはまったラノベの氷室冴子先生。大学生ではまった新井素子先生。
ぜったいだめこれ!だってあたし、泣くもんはまるもん止まんないもん!!!!てね。

図書館戦争のアニメを深夜枠のテレビかなんかで見て、それ以来誓ったの、絶対に読まないと。

これはねぇ、ダメですよ反則よ。
忘れてた、あるいは見ない振りをしてた自分のジョシ的やわっこい部分にぎゅーとくるからね。

もうやっちまった。あーもうダメだあたし。
自分の弱いとこ、情けないとこ、甘いとこ、ぜーんぶ蓋が開いてこぼれちゃった。
やべーこりゃ、ジョシホルモン出まくっちゃいそうだー!
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.102
(5pt)

白鯨が本当に存在しそうな気がする有川マジック

クライマックスで不覚にも涙を浮かべてしまいました。

「塩の街」の次に読み、基本ラインは一緒なのですが、
白鯨という一般素人には想像もつかぬ設定と、オープニングで
チラッと触れる、登場人物たちのバックボーンのキッカケになる
事故の挿入に、先著同様、一気に引き込まれ読みきってしまいました。

著者が上手いなぁ、と感じるのは
メインキャストだけではなく、あくまでさり気なく
サブキャストの背景も掘り下げて体温を与えていること。

だから作品に立体感が生まれ
読者に三次元の想像する余地を贈ってくれる。
そして、それが著書を読んでいるときの”至福のとき”へと繋がっていくのです。

さぁ残すは「海の底」。
早速、読むぞ!!!!!
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.101
(5pt)

白鯨が本当に存在しそうな気がする有川マジック

クライマックスで不覚にも涙を浮かべてしまいました。

「塩の街」の次に読み、基本ラインは一緒なのですが、
白鯨という一般素人には想像もつかぬ設定と、オープニングで
チラッと触れる、登場人物たちのバックボーンのキッカケになる
事故の挿入に、先著同様、一気に引き込まれ読みきってしまいました。

著者が上手いなぁ、と感じるのは
メインキャストだけではなく、あくまでさり気なく
サブキャストの背景も掘り下げて体温を与えていること。

だから作品に立体感が生まれ
読者に三次元の想像する余地を贈ってくれる。
そして、それが著書を読んでいるときの”至福のとき”へと繋がっていくのです。

さぁ残すは「海の底」。
早速、読むぞ!!!!!
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.100
(5pt)

心がスカーッと晴れ渡る作品!

おススメです!すごーくおススメ!
まだ日本には存在しない女性イーグルパイロットをメインキャラクターの1人にしています。
航空ファンの人も、そうでない人も楽しめます!
プロローグから引き込まれる事間違いなし。

F15パイロットの武田光稀(男勝りで芯の強い女性)
事故調査員として派遣された春名高巳(普段はヘラヘラしているけれど、度量の大きな男性)
の2人が謎の生物に遭遇し、問題解決に到るまでに少しずつ恋心を育てていく様子が素敵過ぎます!
(この2人のその後は「くじらの彼」に番外編として収録されています)

謎の生物との会話は少し頭を使いますが(勢いよく読むとこんがらがる)頭休めと言うかのように、ちょこちょこ出てくる高巳と光稀のやりとりにキュン!

謎の生物もやたら可愛いです。
顔があるわけでも、尻尾があるわけでもないのに可愛いと思わせる生物を書ける有川さんって凄い。

特別書き下ろし『仁淀の神様』は電車で読まない方がいいです。
涙と鼻水でえらいことになります(笑)
宮じいという川漁としているじいちゃん(本編でも要になる人)の言葉ひとつひとつが響いて、とても温かい気持ちになりました。

ハラハラして、キュンとして、ホロリ…
大満足間違いなしです!
是非是非読んでみてください!!
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.99
(5pt)

心がスカーッと晴れ渡る作品!

おススメです!すごーくおススメ!
まだ日本には存在しない女性イーグルパイロットをメインキャラクターの1人にしています。
航空ファンの人も、そうでない人も楽しめます!
プロローグから引き込まれる事間違いなし。

F15パイロットの武田光稀(男勝りで芯の強い女性)
事故調査員として派遣された春名高巳(普段はヘラヘラしているけれど、度量の大きな男性)
の2人が謎の生物に遭遇し、問題解決に到るまでに少しずつ恋心を育てていく様子が素敵過ぎます!
(この2人のその後は「くじらの彼」に番外編として収録されています)

謎の生物との会話は少し頭を使いますが(勢いよく読むとこんがらがる)頭休めと言うかのように、ちょこちょこ出てくる高巳と光稀のやりとりにキュン!

謎の生物もやたら可愛いです。
顔があるわけでも、尻尾があるわけでもないのに可愛いと思わせる生物を書ける有川さんって凄い。

特別書き下ろし『仁淀の神様』は電車で読まない方がいいです。
涙と鼻水でえらいことになります(笑)
宮じいという川漁としているじいちゃん(本編でも要になる人)の言葉ひとつひとつが響いて、とても温かい気持ちになりました。

ハラハラして、キュンとして、ホロリ…
大満足間違いなしです!
是非是非読んでみてください!!
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.98
(3pt)

序盤で読むのを諦めた

全て読んでいないため、点数は3に設定。

蛇足が多く、キャラが立っていない。
序盤はライトノベルの悪い手本のような本。
とても中盤まで読み進める気力は無く、途中で読むのを諦めました。

具体的には以下のような点が気になります。
・描写が遠まわし
・アクションの1つ1つに対して主人公からの説明(感想?)が入るため、ストーリーが進まない
・優秀な自衛隊員という設定の人物が、ヒステリックで陰気、馬鹿っぽい発言を連発する

レビューの評価は高いのですが、続きが全く気にならず、最後まで読もうという気をおこさせない本です。
ただ、ライトノベルへの耐性が高いのであれば楽しく読めるのかも。
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.97
(3pt)

序盤で読むのを諦めた

全て読んでいないため、点数は3に設定。

蛇足が多く、キャラが立っていない。
序盤はライトノベルの悪い手本のような本。
とても中盤まで読み進める気力は無く、途中で読むのを諦めました。

具体的には以下のような点が気になります。
・描写が遠まわし
・アクションの1つ1つに対して主人公からの説明(感想?)が入るため、ストーリーが進まない
・優秀な自衛隊員という設定の人物が、ヒステリックで陰気、馬鹿っぽい発言を連発する

レビューの評価は高いのですが、続きが全く気にならず、最後まで読もうという気をおこさせない本です。
ただ、ライトノベルへの耐性が高いのであれば楽しく読めるのかも。
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.96
(4pt)

コミュニケーション論や異文化論、組織論としても興味深い

レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)を興味深く読んで、作者有川浩を知りました。レインツリーでも、かなり意表をつかれたけど、本作品もなかなか奥の深いもので、引き込まれました。

本作品は、SFのかたちを取っています。しかしなかなか重層的で、言語や文化どころか、生命体としての存在様式の全く異なる、しかし明らかに「生命」であると認識される存在とのコミュニケーションの難しさが、とってもリアルに描写されて(ちょっと冗長でもあるんだけど)面白かったです。
当然、全く異なる存在様式の生命体とのコミュニケーション、さらにいろんな意味での接触があるわけだから、文化的な、あるいは生存様式のと言うかの、衝突が起こります。
これがなかなか冷徹と言うか、厳しい(サラッと書いてあるけど)。

さらに、これらの事態に対する、我が国の安全保障上の体制、組織論などに話が及び、軽いSF、あるいは若者の恋愛ものの形式をとりつつも、奥の深い相当錯綜とした要素を含んでいます。
このため、確かに事態はそうかも知れない(だから、リアル)なんだけど、ちょっとタルイ、と言う部分がなきしもあらず。
もうちょっと圧縮できた気はするんですが、ま、そのあたりのちょっとしつこいコミュニケーションの齟齬などの部分は軽く飛ばすなりして、とにかく、終盤まで、ドドーっと読んでいきましょう。

空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.95
(4pt)

コミュニケーション論や異文化論、組織論としても興味深い

レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)を興味深く読んで、作者有川浩を知りました。レインツリーでも、かなり意表をつかれたけど、本作品もなかなか奥の深いもので、引き込まれました。

本作品は、SFのかたちを取っています。しかしなかなか重層的で、言語や文化どころか、生命体としての存在様式の全く異なる、しかし明らかに「生命」であると認識される存在とのコミュニケーションの難しさが、とってもリアルに描写されて(ちょっと冗長でもあるんだけど)面白かったです。
当然、全く異なる存在様式の生命体とのコミュニケーション、さらにいろんな意味での接触があるわけだから、文化的な、あるいは生存様式のと言うかの、衝突が起こります。
これがなかなか冷徹と言うか、厳しい(サラッと書いてあるけど)。

さらに、これらの事態に対する、我が国の安全保障上の体制、組織論などに話が及び、軽いSF、あるいは若者の恋愛ものの形式をとりつつも、奥の深い相当錯綜とした要素を含んでいます。
このため、確かに事態はそうかも知れない(だから、リアル)なんだけど、ちょっとタルイ、と言う部分がなきしもあらず。
もうちょっと圧縮できた気はするんですが、ま、そのあたりのちょっとしつこいコミュニケーションの齟齬などの部分は軽く飛ばすなりして、とにかく、終盤まで、ドドーっと読んでいきましょう。

空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.94
(5pt)

魅力的な登場人物

大人が読んでも満足できるライトノベルでした。中高生向けの軽いSFものかと思って読み始めると見事に裏切られます。突如現れた【白鯨】と呼ばれる巨大な円盤状の不思議な生物を巡ってのストーリーなのですが、話の展開は現実離れしておらず、とてもリアル。
登場人物も魅力的です。社会人なりたての【白鯨】対策本部主要メンバーである高巳は、軽い口調で鋭いことを言い、物語をどんどん前へ進めていきます。読んでいるほうもそれにつられるように話に引き込まれていく筆力は見事でした。高校生男子と女子、20代の男性と女性。W主人公ですので、読む人の年代や性別に合わせて感情移入できると思います。
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.93
(5pt)

魅力的な登場人物

大人が読んでも満足できるライトノベルでした。中高生向けの軽いSFものかと思って読み始めると見事に裏切られます。突如現れた【白鯨】と呼ばれる巨大な円盤状の不思議な生物を巡ってのストーリーなのですが、話の展開は現実離れしておらず、とてもリアル。
登場人物も魅力的です。社会人なりたての【白鯨】対策本部主要メンバーである高巳は、軽い口調で鋭いことを言い、物語をどんどん前へ進めていきます。読んでいるほうもそれにつられるように話に引き込まれていく筆力は見事でした。高校生男子と女子、20代の男性と女性。W主人公ですので、読む人の年代や性別に合わせて感情移入できると思います。
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.92
(5pt)

ライトノベルと侮ってはなりませぬ

生物と無生物。感情と論理。政府と自衛隊員。
宮じいと僕、そして佳江。春名高巳と武田光稀三慰。
単一と分裂、そして統合。淡き恋、ふたつ。
この小説を読むと、如何に我々が非論理的世界に生きているか、如何に他を顧みず自分勝手に生きているかを思い知る。
そして如何に人生がすばらしいかを・・・
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.91
(5pt)

ライトノベルと侮ってはなりませぬ

生物と無生物。感情と論理。政府と自衛隊員。
宮じいと僕、そして佳江。春名高巳と武田光稀三慰。
単一と分裂、そして統合。淡き恋、ふたつ。
この小説を読むと、如何に我々が非論理的世界に生きているか、如何に他を顧みず自分勝手に生きているかを思い知る。
そして如何に人生がすばらしいかを・・・
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.90
(4pt)

空の中にあるのは…

冒頭の飛行機事故から、事件の連続で引き込まれっぱなしで一気読みでした。
展開を予想しながら読んでいても、全然当たらず意表をつかれてばかり。
ファンタジーとかSFに慣れていないせいか、唐突すぎるとか、御都合主義とか感じてしまうこともあるのですが、それを差し引いても、引き込まれる世界観はすごい。

国産輸送機開発プロジェクトにより作られた民間航空機“スワローテイル”の試験飛行中、
そして自衛隊機F15J(イーグル)の演習中と、
四国上空で起きた2度の飛行機事故。

イーグルの事故で命を落とした自衛官の愛息・瞬のところにひょっこり謎の生物があらわれた。
父親を失った喪失感を埋めるかのように、瞬はその生物に愛情をそそぐようになり、
その不可思議な生物も瞬になついていた。

が、その生物が飛行機事故の原因の一端であることに気づき、瞬は自暴自棄になってしまう。
時を同じくして、自衛隊でもその生物群とのコンタクトがおこなわれていた。

そして町に訪れる、壊滅の危機。。。

未知の生物に人間が対抗する術はなく、戦争か、共存か、

自衛隊を中心とした大人たちと、瞬を中心とした子供たち、それぞれの立場で道を模索していきます。


特殊な世界の物語だけど、説明や心理描写が細かくなされていて、入っていきやすかったです。
読後感が爽やかなのも好み☆

空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.89
(4pt)

空の中にあるのは…

冒頭の飛行機事故から、事件の連続で引き込まれっぱなしで一気読みでした。
展開を予想しながら読んでいても、全然当たらず意表をつかれてばかり。
ファンタジーとかSFに慣れていないせいか、唐突すぎるとか、御都合主義とか感じてしまうこともあるのですが、それを差し引いても、引き込まれる世界観はすごい。

国産輸送機開発プロジェクトにより作られた民間航空機“スワローテイル”の試験飛行中、
そして自衛隊機F15J(イーグル)の演習中と、
四国上空で起きた2度の飛行機事故。

イーグルの事故で命を落とした自衛官の愛息・瞬のところにひょっこり謎の生物があらわれた。
父親を失った喪失感を埋めるかのように、瞬はその生物に愛情をそそぐようになり、
その不可思議な生物も瞬になついていた。

が、その生物が飛行機事故の原因の一端であることに気づき、瞬は自暴自棄になってしまう。
時を同じくして、自衛隊でもその生物群とのコンタクトがおこなわれていた。

そして町に訪れる、壊滅の危機。。。

未知の生物に人間が対抗する術はなく、戦争か、共存か、

自衛隊を中心とした大人たちと、瞬を中心とした子供たち、それぞれの立場で道を模索していきます。


特殊な世界の物語だけど、説明や心理描写が細かくなされていて、入っていきやすかったです。
読後感が爽やかなのも好み☆

空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.88
(4pt)

ちょっと長いライトノベル

航空機の謎の爆発事件から端を発した未確認生物のお話。
本作のようなSFは読んでいてわくわくするし、一気に読めるのですが
途中でちょっと中だるみしました。
が、後半のクライマックスは眼が離せないくらい面白いです。
もう少し話を凝縮して短くできたら自分的にはなお良かったのかなと思います。
有川さんらしく、最後はやっぱり甘かった!
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.87
(4pt)

ちょっと長いライトノベル

航空機の謎の爆発事件から端を発した未確認生物のお話。
本作のようなSFは読んでいてわくわくするし、一気に読めるのですが
途中でちょっと中だるみしました。
が、後半のクライマックスは眼が離せないくらい面白いです。
もう少し話を凝縮して短くできたら自分的にはなお良かったのかなと思います。
有川さんらしく、最後はやっぱり甘かった!
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.86
(4pt)

やや読みづらいかな

SF小説。そしてこの作者にしては珍しく恋愛要素が少ない。エンターテイメントに徹した作品。
未確認の知的生物との接触によって、ある人間は人生を狂わされ、人類は対応を迫られる。
その接触を通じて、主人公たちは苦悩する。
生物とはなんだろうか?人間とは何だろうか?
SFよりもむしろ苦悩の方の描写に力を入れている感じがした。
たんなるSF小説ではなく、いろいろ寓意を持たせている物語。

けっこうとんでも設定なのに、すんなり受け入れさせる筆力には圧巻。
SF的な要素は「未確認生物」のみであり、あとの世界観はひたすらにリアルに徹しているからでしょうか。
だからこそ主人公たちの苦悩が生々しく、迫力に満ちている。

ただ、物語全体を通じて、未確認生物とのコミュニケーションがうまくいかない。
うまく行っても、非常に堅苦しいやりとりになってしまう。
このあたりの描写は非常にリアル。もどかしさがかなり鮮明に伝わってくる。
素晴らしいとは思う。
しかしだ。読んでいて明らかにテンポが悪くなる。すらすら読めない。
しかも今回テーマが「生物とは?」といったある種哲学的な問い。
読みづらい上に、テーマが重い。
しっかり腰を据えて、時間を作って読むほうがいいでしょう。

相変わらずの心理描写のうまさ。
序盤の瞬の心理描写はみごとだし、キャラ立ちまくり。

個人的には、もう少し得意の心理描写を前面に出して、読みやすく作って欲しかったかなー。
他の作品に比べると少し勢いに欠ける感じ。まぁこの辺は好みの問題でしょうか。
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010
No.85
(4pt)

やや読みづらいかな

SF小説。そしてこの作者にしては珍しく恋愛要素が少ない。エンターテイメントに徹した作品。
未確認の知的生物との接触によって、ある人間は人生を狂わされ、人類は対応を迫られる。
その接触を通じて、主人公たちは苦悩する。
生物とはなんだろうか?人間とは何だろうか?
SFよりもむしろ苦悩の方の描写に力を入れている感じがした。
たんなるSF小説ではなく、いろいろ寓意を持たせている物語。

けっこうとんでも設定なのに、すんなり受け入れさせる筆力には圧巻。
SF的な要素は「未確認生物」のみであり、あとの世界観はひたすらにリアルに徹しているからでしょうか。
だからこそ主人公たちの苦悩が生々しく、迫力に満ちている。

ただ、物語全体を通じて、未確認生物とのコミュニケーションがうまくいかない。
うまく行っても、非常に堅苦しいやりとりになってしまう。
このあたりの描写は非常にリアル。もどかしさがかなり鮮明に伝わってくる。
素晴らしいとは思う。
しかしだ。読んでいて明らかにテンポが悪くなる。すらすら読めない。
しかも今回テーマが「生物とは?」といったある種哲学的な問い。
読みづらい上に、テーマが重い。
しっかり腰を据えて、時間を作って読むほうがいいでしょう。

相変わらずの心理描写のうまさ。
序盤の瞬の心理描写はみごとだし、キャラ立ちまくり。

個人的には、もう少し得意の心理描写を前面に出して、読みやすく作って欲しかったかなー。
他の作品に比べると少し勢いに欠ける感じ。まぁこの辺は好みの問題でしょうか。
空の中 Amazon書評・レビュー: 空の中より
4840228248
No.84
(5pt)

この本は面白い、ホントに

この本はスゴいです。
UMAが出て来るのですが、
そのときの人々の
パニックがリアルです。
「海の底」や、「塩の街」が
楽しみながら読めた人は
勿論のこと、有川浩さんの本を
知らない人や「海」や「塩」は
あまり面白いとはって人も
「空」は、はまって
読める作品だと思います。
実は、この本は10代の方向けの
ライトノベルなのですが、
老若男女問わず、楽しめると
思いますので、是非とも、
ご一読ください!!
空の中 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 空の中 (角川文庫)より
4043898010