図書館革命

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評判

図書館革命の評価:

4.51/5点 レビュー 78件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.51pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全114件 21〜40 2/6ページ
No.94
(3pt)

安定した面白さの王道ラブコメ?図書館戦争シリーズ

サクサク読めてしっかりと面白かった。 じゃあ何故星5つじゃないかというと、毎巻最初の方に人物紹介のカラーイラストがあるんですが、 4巻だけ完全なネタバレのイラストだったんです。 最後はちゃんとこうなるんだろうな~、と想像はしていましたが 冒頭でのいきなりのネタバレという特大ゲンコツ級の衝撃を受けてしまった・・。 なので4巻だけは星3です。 シリーズを通しての星は5です。
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 Amazon書評・レビュー: 図書館革命 図書館戦争シリーズ4より
4043898088
No.93
(3pt)

安定した面白さの王道ラブコメ?図書館戦争シリーズ

サクサク読めてしっかりと面白かった。 じゃあ何故星5つじゃないかというと、毎巻最初の方に人物紹介のカラーイラストがあるんですが、 4巻だけ完全なネタバレのイラストだったんです。 最後はちゃんとこうなるんだろうな~、と想像はしていましたが 冒頭でのいきなりのネタバレという特大ゲンコツ級の衝撃を受けてしまった・・。 なので4巻だけは星3です。 シリーズを通しての星は5です。
図書館革命 Amazon書評・レビュー: 図書館革命より
4840240221
No.92
(5pt)

郁がまぶしい。

ご存じ、図書館戦争シリーズ本編のラストです。
架空のお話とはいえ、図書館で自由に本を読む権利が、図書隊という軍事組織によって防衛されなければ守れないという設定に、シリーズ一冊目からびっくり。手塚聡も作中で言ってましたが、これって内戦状態ですよね?
最終巻のこの本では「作家狩りが始まるかもしれない」という状況から始まります。憲法に明記された表現の自由までも危うくなりそうな状況、それは大日本帝国憲法下で小林多喜二が「蟹工船」を書いて、最終的に特高による拷問を受け殺されたことを思い出させました。
こんな設定において、笠原郁は、シリーズ一冊目において、勇気しか戦う手段をもたない高校生だったのに、本屋さんで鉢合わせした検閲組織の良化特務機関から本を守ろうとしました。
そして、図書隊に就職した郁が、シリーズ四冊目の「図書館革命」まで本を守るためにきつい仕事を数々経験し、現実や限界を知っても、本質的なところは何一つ変わらず心に熱い思いをもって、走り続けてます。
郁の年齢のずっと先まで経験して、理想と現実は違うしありえないとわかっていても、私にとって郁は本当にまぶしい女性です。
教科書に書かれたような意味でではなく、郁は本当に心も体も精神も健全な人です。間違ったことを間違っていると感じることができる、人としてこうありたいという判断と実行ができる人。もちろん、子供っぽさと紙一重かもしれませんが、最後まで責任もって実行するところがまぶしいのです。作家狩りのスケープゴートにされつつある当間蔵人を、台風を衝いて大阪の領事館まで送り届けたところ、良化隊に撃たれて重傷を負った堂上教官を担いで地下鉄の階段を駆け下る姿こんな体力・気力・判断力・情熱なかなか持てるものではありません。
堂上教官は、女性の目からみて理想の恋人&上司ですよね。こんな人いないよ。でもいたらいいな。
あくまでお話の中のことですが、堂上教官も郁のああいうところがまぶしいんじゃないですか。郁が高校生のとき良化隊特務機関の検閲から本を守ろうとしたのを見て、思わず助けてしまったときから。
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 Amazon書評・レビュー: 図書館革命 図書館戦争シリーズ4より
4043898088
No.91
(5pt)

郁がまぶしい。

ご存じ、図書館戦争シリーズ本編のラストです。
架空のお話とはいえ、図書館で自由に本を読む権利が、図書隊という軍事組織によって防衛されなければ守れないという設定に、シリーズ一冊目からびっくり。手塚聡も作中で言ってましたが、これって内戦状態ですよね?
最終巻のこの本では「作家狩りが始まるかもしれない」という状況から始まります。憲法に明記された表現の自由までも危うくなりそうな状況、それは大日本帝国憲法下で小林多喜二が「蟹工船」を書いて、最終的に特高による拷問を受け殺されたことを思い出させました。
こんな設定において、笠原郁は、シリーズ一冊目において、勇気しか戦う手段をもたない高校生だったのに、本屋さんで鉢合わせした検閲組織の良化特務機関から本を守ろうとしました。
そして、図書隊に就職した郁が、シリーズ四冊目の「図書館革命」まで本を守るためにきつい仕事を数々経験し、現実や限界を知っても、本質的なところは何一つ変わらず心に熱い思いをもって、走り続けてます。
郁の年齢のずっと先まで経験して、理想と現実は違うしありえないとわかっていても、私にとって郁は本当にまぶしい女性です。
教科書に書かれたような意味でではなく、郁は本当に心も体も精神も健全な人です。間違ったことを間違っていると感じることができる、人としてこうありたいという判断と実行ができる人。もちろん、子供っぽさと紙一重かもしれませんが、最後まで責任もって実行するところがまぶしいのです。作家狩りのスケープゴートにされつつある当間蔵人を、台風を衝いて大阪の領事館まで送り届けたところ、良化隊に撃たれて重傷を負った堂上教官を担いで地下鉄の階段を駆け下る姿こんな体力・気力・判断力・情熱なかなか持てるものではありません。
堂上教官は、女性の目からみて理想の恋人&上司ですよね。こんな人いないよ。でもいたらいいな。
あくまでお話の中のことですが、堂上教官も郁のああいうところがまぶしいんじゃないですか。郁が高校生のとき良化隊特務機関の検閲から本を守ろうとしたのを見て、思わず助けてしまったときから。
図書館革命 Amazon書評・レビュー: 図書館革命より
4840240221
No.90
(5pt)

郁ちゃんに惚れました

三匹のおっさんで初めて有川氏の作品に触れて以降、 有川ワールドにはまった40代おっさんです。 有川さんの作品はどれも素晴らしいと思いますが この図書館シリーズは私的には最高傑作です。 郁ちゃん可愛すぎです。 心根が良すぎです。 惚れました。 本気で堂上教官に嫉妬します。 周囲のキャラもいい味出してます。 少女マンガ系が嫌いではない男子の方、必読です。 (それ以外の方も) はまること請け合いです。
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 Amazon書評・レビュー: 図書館革命 図書館戦争シリーズ4より
4043898088
No.89
(2pt)

だまされた

ブックカバーの表紙のデザインが限定版であったので注文したが、 到着したのは標準のデザインカバーだった。
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 Amazon書評・レビュー: 図書館革命 図書館戦争シリーズ4より
4043898088
No.88
(5pt)

郁ちゃんに惚れました

三匹のおっさんで初めて有川氏の作品に触れて以降、 有川ワールドにはまった40代おっさんです。 有川さんの作品はどれも素晴らしいと思いますが この図書館シリーズは私的には最高傑作です。 郁ちゃん可愛すぎです。 心根が良すぎです。 惚れました。 本気で堂上教官に嫉妬します。 周囲のキャラもいい味出してます。 少女マンガ系が嫌いではない男子の方、必読です。 (それ以外の方も) はまること請け合いです。
図書館革命 Amazon書評・レビュー: 図書館革命より
4840240221
No.87
(2pt)

だまされた

ブックカバーの表紙のデザインが限定版であったので注文したが、 到着したのは標準のデザインカバーだった。
図書館革命 Amazon書評・レビュー: 図書館革命より
4840240221
No.86
(5pt)

爆発しそう

前からこのシリーズは読んでいたのですが、もともと、3巻しか出さない予定だったらしいのですが、書いてみたら?と言われて、革命を出したそうで、ほんとうに嬉しいデス。笑いあり。いや、殆ど笑いしか無いかなozr
何度も読み返します。何回見ても最高です。みなさんも爆笑してみたらどうです?
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 Amazon書評・レビュー: 図書館革命 図書館戦争シリーズ4より
4043898088
No.85
(5pt)

爆発しそう

前からこのシリーズは読んでいたのですが、もともと、3巻しか出さない予定だったらしいのですが、書いてみたら?と言われて、革命を出したそうで、ほんとうに嬉しいデス。笑いあり。いや、殆ど笑いしか無いかなozr
何度も読み返します。何回見ても最高です。みなさんも爆笑してみたらどうです?
図書館革命 Amazon書評・レビュー: 図書館革命より
4840240221
No.84
(5pt)

スリリングな展開はすごくおもしろい

作家に対する不当な弾圧に対抗するスリリングな展開は、すごくおもしろかった。

正直、前巻まではやや不自然さも感じたラブコメ部分もうまくはまっています。
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 Amazon書評・レビュー: 図書館革命 図書館戦争シリーズ4より
4043898088
No.83
(5pt)

スリリングな展開はすごくおもしろい

作家に対する不当な弾圧に対抗するスリリングな展開は、すごくおもしろかった。

正直、前巻まではやや不自然さも感じたラブコメ部分もうまくはまっています。
図書館革命 Amazon書評・レビュー: 図書館革命より
4840240221
No.82
(5pt)

「郁は堂上の襟首をつかみ上げた」

図書館シリーズ'@'A'Bの面白さを、最終巻でちゃんと超えられるか?……心配無用でした。成長著しい笠原郁が、堂上が倒れたあと、独りで重責を果たします。アクションあり、大阪のおばちゃんあり。活字で読む少女マンガ、堂々完結。面白かった。
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 Amazon書評・レビュー: 図書館革命 図書館戦争シリーズ4より
4043898088
No.81
(5pt)

「郁は堂上の襟首をつかみ上げた」

図書館シリーズ'@'A'Bの面白さを、最終巻でちゃんと超えられるか?……心配無用でした。成長著しい笠原郁が、堂上が倒れたあと、独りで重責を果たします。アクションあり、大阪のおばちゃんあり。活字で読む少女マンガ、堂々完結。面白かった。
図書館革命 Amazon書評・レビュー: 図書館革命より
4840240221
No.80
(5pt)

図書館シリーズにふさわしい完結

ラストは勿論、こうなるだろうと分かっていながらも、ハラハラ・ドキドキしながら楽しく読ませていただきました。
「図書館戦争」の他の人のレビューから、郁を好きになれない読者も結構いるんだなと気付かされましたが、私は好きです、郁。
行動力があり、感覚派で泣き虫なところが似ているせいかもしれませんが。
郁を応援しながら、一気にスピード読み。
郁、よくやったー!

図書館シリーズが4巻にまたぎ、良化法/良化委員会との闘いもこのようにまとめられ、ふさわしい完結の仕方だったと思います。
ただ、著者あとがきに「良化委員会側を描かなかったのは理由がある」とありましたが、その理由が知りたかったです。
これだけ図書隊側のそれぞれのキャラの想いが熱く描かれているのに、対する良化委員会側の人の想いが全く無いのはアンバランスに感じられました。
図書隊との闘いにおいて、良化委員会側も必死で闘い、負傷者を出しているのだから(特に茨木県展の時など必死さが顕著ですよね)、彼ら側の想いや信ずるところなどをエピソードとして書いて欲しかったなと思います。
はっきりとした白黒、絶対悪などあまり無いと思うので、彼らがあのようにしなければならなくなった背景みたいなものを取り入れて欲しかったです。

最後に、登場人物について。
柴崎の繊細さと、人にはあまり見せない弱い部分にも共感。
あれだけ繊細で鋭いと、人間関係で傷つく事も多いだろうし、恋愛も苦労するでしょうね。
でも、有川作品に登場する男性陣に朴念仁など居なく、人の気持ちを察してくれる・分かってくれる人ばかりなので、羨ましいです。
こんな素敵な男性陣、周りに欲しいですね。
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 Amazon書評・レビュー: 図書館革命 図書館戦争シリーズ4より
4043898088
No.79
(5pt)

図書館シリーズにふさわしい完結

ラストは勿論、こうなるだろうと分かっていながらも、ハラハラ・ドキドキしながら楽しく読ませていただきました。
「図書館戦争」の他の人のレビューから、郁を好きになれない読者も結構いるんだなと気付かされましたが、私は好きです、郁。
行動力があり、感覚派で泣き虫なところが似ているせいかもしれませんが。
郁を応援しながら、一気にスピード読み。
郁、よくやったー!

図書館シリーズが4巻にまたぎ、良化法/良化委員会との闘いもこのようにまとめられ、ふさわしい完結の仕方だったと思います。
ただ、著者あとがきに「良化委員会側を描かなかったのは理由がある」とありましたが、その理由が知りたかったです。
これだけ図書隊側のそれぞれのキャラの想いが熱く描かれているのに、対する良化委員会側の人の想いが全く無いのはアンバランスに感じられました。
図書隊との闘いにおいて、良化委員会側も必死で闘い、負傷者を出しているのだから(特に茨木県展の時など必死さが顕著ですよね)、彼ら側の想いや信ずるところなどをエピソードとして書いて欲しかったなと思います。
はっきりとした白黒、絶対悪などあまり無いと思うので、彼らがあのようにしなければならなくなった背景みたいなものを取り入れて欲しかったです。

最後に、登場人物について。
柴崎の繊細さと、人にはあまり見せない弱い部分にも共感。
あれだけ繊細で鋭いと、人間関係で傷つく事も多いだろうし、恋愛も苦労するでしょうね。
でも、有川作品に登場する男性陣に朴念仁など居なく、人の気持ちを察してくれる・分かってくれる人ばかりなので、羨ましいです。
こんな素敵な男性陣、周りに欲しいですね。
図書館革命 Amazon書評・レビュー: 図書館革命より
4840240221
No.78
(4pt)

猪バカップルと愚弟賢兄と稲嶺謀殺

私は、堂上篤と手塚慧と稲嶺和市が大好きだ。

稲嶺和市は気の毒だ。実写版では殺されてしまった! 彼を演じて欲しいのはイメージ・モデルで交流もあった亡き児玉清だけだと作者が頑固に主張し、それを制作サイドが受け入れてしまったがゆえに稲嶺は殺された。正化11年(1999年)の『日野の悪夢』で生き延びずに彼自身も命を落としたことにし、彼の遺志を継ぐ別の人物を関東図書基地司令に据えて。稲嶺の設定をそのまま移し与えて。稲嶺に相当する実写版オリキャラの司令の名は仁科巌、児玉清と共演した縁で石坂浩二が演じたという。『図書館戦争』の神様である生みの親の作者に抹殺された稲嶺の遺影として児玉清は写真出演だなんて、その神経が信じられない! そのくせ、アニメ化に反対する読者を心無い連中だとか侮辱するのだ。作者だって児玉清以外の稲嶺は嫌だと自身の創造したキャラを殺すくせに、それと同じ心情の読者をロクデナシ扱いするのだから呆れる。

熱くて激情家で郁を助けたことは後悔しない堂上篤だったが、その時に“見計らい権限”を行使したことで原則派を危機に陥れた自身を責め抜いて二度と同じ轍は踏むまいと殊更に冷静であろうとし、強烈な自制心で自身の激情を抑制する鬼教官になった。郁が当時の自身を美化し趣味や食べ物の嗜好等々を妄想120%で創り上げた虚構の“王子様”を後生大事にし、自身だけが正しいという愚考・愚挙の落とし穴に嵌まって暴走していたため、そんな郁を救おうと篤は彼女をしごく。その甲斐あって郁は妄想の世界から徐々に抜け出してゆき、図書隊は決して正義の味方ではないという現実を悟り、堂上の愛の鞭のお蔭で目を覚まし成長した。

卑怯であることを理解した上で卑怯を行使する手塚慧のフェアな卑怯ぶりは清々しい。他人に寄生して卑怯を行使し、それをフェアだと主張する江東元館長とその係累の秦野館長代理。柴崎が手塚兄を高く評価しなくても私の心の天秤は手塚兄を支持している! 手塚弟は兄に対する言動が嫌いだ。それぞれの価値観が異なり衝突するのは仕方ないとしても江東に踊らされた『未来企画』のメンバーに一方的な暴行を加えた手塚弟をもっと早く止めて欲しかったよ、小牧にはね。手塚弟の光は厳罰に処されるべきだし、私が責任者だったら絶対に監獄に放り込んでやる。それとも何かしらの処分を受けたのだろうか? 弟の側からしたら敵対関係で、兄の慧の側からすれば些細なすれ違いの2人だが、ブラコン兄弟で親子の絆も確かに結ばれている。弟の声を聴いて慧のインナースペースにお花畑が広がるのが見え、一転して甘ったれて言い訳をする江東を突き放して除名を宣告する冷徹なリーダーの顔! いいなあ。

アニメ版や実写版を全否定するつもりは毛頭無いが、失敗していることは事実だ。どう考えても変だろうという箇所がこれでもかこれでもかと目立っている。同じ“イメージが壊れる”という動機を抱きながら読者を侮辱する作者、視聴者を裏切るアニメ版+実写版のスタッフ、どっちもどっちだ。原作小説が一番である。
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 Amazon書評・レビュー: 図書館革命 図書館戦争シリーズ4より
4043898088
No.77
(4pt)

猪バカップルと愚弟賢兄と稲嶺謀殺

私は、堂上篤と手塚慧と稲嶺和市が大好きだ。

稲嶺和市は気の毒だ。実写版では殺されてしまった! 彼を演じて欲しいのはイメージ・モデルで交流もあった亡き児玉清だけだと作者が頑固に主張し、それを制作サイドが受け入れてしまったがゆえに稲嶺は殺された。正化11年(1999年)の『日野の悪夢』で生き延びずに彼自身も命を落としたことにし、彼の遺志を継ぐ別の人物を関東図書基地司令に据えて。稲嶺の設定をそのまま移し与えて。稲嶺に相当する実写版オリキャラの司令の名は仁科巌、児玉清と共演した縁で石坂浩二が演じたという。『図書館戦争』の神様である生みの親の作者に抹殺された稲嶺の遺影として児玉清は写真出演だなんて、その神経が信じられない! そのくせ、アニメ化に反対する読者を心無い連中だとか侮辱するのだ。作者だって児玉清以外の稲嶺は嫌だと自身の創造したキャラを殺すくせに、それと同じ心情の読者をロクデナシ扱いするのだから呆れる。

熱くて激情家で郁を助けたことは後悔しない堂上篤だったが、その時に“見計らい権限”を行使したことで原則派を危機に陥れた自身を責め抜いて二度と同じ轍は踏むまいと殊更に冷静であろうとし、強烈な自制心で自身の激情を抑制する鬼教官になった。郁が当時の自身を美化し趣味や食べ物の嗜好等々を妄想120%で創り上げた虚構の“王子様”を後生大事にし、自身だけが正しいという愚考・愚挙の落とし穴に嵌まって暴走していたため、そんな郁を救おうと篤は彼女をしごく。その甲斐あって郁は妄想の世界から徐々に抜け出してゆき、図書隊は決して正義の味方ではないという現実を悟り、堂上の愛の鞭のお蔭で目を覚まし成長した。

卑怯であることを理解した上で卑怯を行使する手塚慧のフェアな卑怯ぶりは清々しい。他人に寄生して卑怯を行使し、それをフェアだと主張する江東元館長とその係累の秦野館長代理。柴崎が手塚兄を高く評価しなくても私の心の天秤は手塚兄を支持している! 手塚弟は兄に対する言動が嫌いだ。それぞれの価値観が異なり衝突するのは仕方ないとしても江東に踊らされた『未来企画』のメンバーに一方的な暴行を加えた手塚弟をもっと早く止めて欲しかったよ、小牧にはね。手塚弟の光は厳罰に処されるべきだし、私が責任者だったら絶対に監獄に放り込んでやる。それとも何かしらの処分を受けたのだろうか? 弟の側からしたら敵対関係で、兄の慧の側からすれば些細なすれ違いの2人だが、ブラコン兄弟で親子の絆も確かに結ばれている。弟の声を聴いて慧のインナースペースにお花畑が広がるのが見え、一転して甘ったれて言い訳をする江東を突き放して除名を宣告する冷徹なリーダーの顔! いいなあ。

アニメ版や実写版を全否定するつもりは毛頭無いが、失敗していることは事実だ。どう考えても変だろうという箇所がこれでもかこれでもかと目立っている。同じ“イメージが壊れる”という動機を抱きながら読者を侮辱する作者、視聴者を裏切るアニメ版+実写版のスタッフ、どっちもどっちだ。原作小説が一番である。
図書館革命 Amazon書評・レビュー: 図書館革命より
4840240221
No.76
(5pt)

終わりと始まり

まだ図書館界の戦争は終わりではないんだろうけど、未来を予感させる最終巻でした。
壮大なストーリーをポップに紡ぎながら、あたたかい眼差しでそれぞれのひとを描いた素晴らしい作品だと思います。
郁と堂上のラストは意外でかなり戸惑いましたが、あの二人も人並みの幸せを手にしたんだなと好意的に受け止められました。
ずっと郁の成長を見守ってきたからか、郁のひとり立ちしていく過程は嬉しくすがすがしい気持ちになりました。
ネタバレすぎるイラストだけはそれはないだろうと思いましたが、爽やかな読後感に持っていかれて最終的には気になりませんでした。
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 Amazon書評・レビュー: 図書館革命 図書館戦争シリーズ4より
4043898088
No.75
(5pt)

終わりと始まり

まだ図書館界の戦争は終わりではないんだろうけど、未来を予感させる最終巻でした。
壮大なストーリーをポップに紡ぎながら、あたたかい眼差しでそれぞれのひとを描いた素晴らしい作品だと思います。
郁と堂上のラストは意外でかなり戸惑いましたが、あの二人も人並みの幸せを手にしたんだなと好意的に受け止められました。
ずっと郁の成長を見守ってきたからか、郁のひとり立ちしていく過程は嬉しくすがすがしい気持ちになりました。
ネタバレすぎるイラストだけはそれはないだろうと思いましたが、爽やかな読後感に持っていかれて最終的には気になりませんでした。
図書館革命 Amazon書評・レビュー: 図書館革命より
4840240221