月と蟹

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評判

月と蟹の評価:

3.41/5点 レビュー 92件。 C ランク

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平均点3.41pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全59件 1〜20 1/3ページ
No.59
(4pt)

微妙な三人の関係

ヤドカリは出てくるが蟹は出てこないなと、題名の意味を考えていたが、小説内の説明では癌を意味する英語のcancerには蟹の意味もあるらしい。しかし、私の家の辞書で調べると、蟹ではなくて星座の蟹座の意味になってしまう。英語で蟹ならば、crabではないか? まあ、細かいことはどうでもいいのだが……。
祖父の昭三が義足生活になったのを因果応報のように語っているシーンは、日本人的な考え方でたぶん欧米人には理解しがたいだろう。ただ、今の若い人には、悪いことをしたら罰が当たると言っても伝わらないのではないだろうか。
慎一と春也と鳴海の微妙な関係は、読んでいて最後までハラハラドキドキした。この三人夫々の心情がよく描けていると思った。結構長い小説なのだが、二日くらいで読めてしまった。ただ冒頭にも書いたが題名には蟹ではなくてヤドカリを入れて欲しかった。なにしろ”ヤドカミ様”と呼んでいるくらいなのだから。
月と蟹 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 月と蟹 (文春文庫)より
4167838664
No.58
(4pt)

微妙な三人の関係

ヤドカリは出てくるが蟹は出てこないなと、題名の意味を考えていたが、小説内の説明では癌を意味する英語のcancerには蟹の意味もあるらしい。しかし、私の家の辞書で調べると、蟹ではなくて星座の蟹座の意味になってしまう。英語で蟹ならば、crabではないか? まあ、細かいことはどうでもいいのだが……。
祖父の昭三が義足生活になったのを因果応報のように語っているシーンは、日本人的な考え方でたぶん欧米人には理解しがたいだろう。ただ、今の若い人には、悪いことをしたら罰が当たると言っても伝わらないのではないだろうか。
慎一と春也と鳴海の微妙な関係は、読んでいて最後までハラハラドキドキした。この三人夫々の心情がよく描けていると思った。結構長い小説なのだが、二日くらいで読めてしまった。ただ冒頭にも書いたが題名には蟹ではなくてヤドカリを入れて欲しかった。なにしろ”ヤドカミ様”と呼んでいるくらいなのだから。
月と蟹 Amazon書評・レビュー: 月と蟹より
4163295607
No.57
(5pt)

綺麗です

息子がハマっているので購入。とても綺麗な状態です
月と蟹 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 月と蟹 (文春文庫)より
4167838664
No.56
(5pt)

綺麗です

息子がハマっているので購入。とても綺麗な状態です
月と蟹 Amazon書評・レビュー: 月と蟹より
4163295607
No.55
(4pt)

後半の描写のスピード感が秀逸

穏やかな前半に散りばめられた出来事や細かな心情の変化が、後半塊になって一気に話を進めていく構成は見事。小学生ではあるが、過去や周囲の影響から、特異な考えや気持ちを醸成した主人公を中心に、大きなうねりを生みながら終末に向かっていく様は、ドキドキハラハラを感じさせるのに十分
月と蟹 Amazon書評・レビュー: 月と蟹より
4163295607
No.54
(4pt)

後半の描写のスピード感が秀逸

穏やかな前半に散りばめられた出来事や細かな心情の変化が、後半塊になって一気に話を進めていく構成は見事。小学生ではあるが、過去や周囲の影響から、特異な考えや気持ちを醸成した主人公を中心に、大きなうねりを生みながら終末に向かっていく様は、ドキドキハラハラを感じさせるのに十分
月と蟹 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 月と蟹 (文春文庫)より
4167838664
No.53
(4pt)

いつもながら素晴らしい文章

直木賞を受賞した本作では、著者の持ち味を存分に活かした臨場感のある文章が全編で綴られている。
成人した大人から見れば、本書で描かれる顛末はどれも大したことがないものばかりである。だが、小学生という多感な、それでいて非常に狭い世界で完結している年頃の子どもたちからしたら、世界を揺るがすような大事件となる。
著者は主人公・慎一やその友人・春也になりきって書いたかのようで、その文章力の高さは本当に関心させられる。
他の方のレビューで退屈だったというものがあったが、普通の感覚であればそうなるだろうと思う。これを退屈な、些細なことだと捉えない視点こそ著者の最大の強みではないだろうか。
「頭上を覆う木々の枝が、夜空に生じた無数の亀裂に見えた。」という一文が特に好印象だった。実際にひっくり返って枝でもかぶらない限り、こんな文章は書けそうもない。
物語そのものよりも、多感な時期のわずかな心の機微を捉えた味わい深い文章を楽しんでほしい。
月と蟹 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 月と蟹 (文春文庫)より
4167838664
No.52
(4pt)

いつもながら素晴らしい文章

直木賞を受賞した本作では、著者の持ち味を存分に活かした臨場感のある文章が全編で綴られている。
成人した大人から見れば、本書で描かれる顛末はどれも大したことがないものばかりである。だが、小学生という多感な、それでいて非常に狭い世界で完結している年頃の子どもたちからしたら、世界を揺るがすような大事件となる。
著者は主人公・慎一やその友人・春也になりきって書いたかのようで、その文章力の高さは本当に関心させられる。
他の方のレビューで退屈だったというものがあったが、普通の感覚であればそうなるだろうと思う。これを退屈な、些細なことだと捉えない視点こそ著者の最大の強みではないだろうか。
「頭上を覆う木々の枝が、夜空に生じた無数の亀裂に見えた。」という一文が特に好印象だった。実際にひっくり返って枝でもかぶらない限り、こんな文章は書けそうもない。
物語そのものよりも、多感な時期のわずかな心の機微を捉えた味わい深い文章を楽しんでほしい。
月と蟹 Amazon書評・レビュー: 月と蟹より
4163295607
No.51
(4pt)

惹き込まれます

独特の惹き込み感あります。この方の作品の登場人物は子供率が高く、リアルには「こんな子供いない」とか途中で感じてはしまうんですが、それでも最後まで惹き込まれ続ける力があります。
月と蟹 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 月と蟹 (文春文庫)より
4167838664
No.50
(4pt)

惹き込まれます

独特の惹き込み感あります。この方の作品の登場人物は子供率が高く、リアルには「こんな子供いない」とか途中で感じてはしまうんですが、それでも最後まで惹き込まれ続ける力があります。
月と蟹 Amazon書評・レビュー: 月と蟹より
4163295607
No.49
(5pt)

直木賞に相応しい。

誰にでもある、少年から青年に差し掛かるときの思い出、母親の恋愛を、重ねて、見事に描ききる。この作家の作品は初めて読んだが、面白いあと何作品か、読もうと思う。
月と蟹 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 月と蟹 (文春文庫)より
4167838664
No.48
(5pt)

直木賞に相応しい。

誰にでもある、少年から青年に差し掛かるときの思い出、母親の恋愛を、重ねて、見事に描ききる。この作家の作品は初めて読んだが、面白いあと何作品か、読もうと思う。
月と蟹 Amazon書評・レビュー: 月と蟹より
4163295607
No.47
(4pt)

母親の恋愛を静観する幼気な少年模様

設定がやや強引過ぎましたが、読む価値はあります。
月と蟹 Amazon書評・レビュー: 月と蟹より
4163295607
No.46
(4pt)

母親の恋愛を静観する幼気な少年模様

設定がやや強引過ぎましたが、読む価値はあります。
月と蟹 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 月と蟹 (文春文庫)より
4167838664
No.45
(5pt)

心に残る一冊

子供時代の思い出したくないような感情描写やヤドカリへの虐待など、苦しくなる場面も多いですが、こういう思いをどこかに抱えて子供時代を過ごした人は多いと思います。終わり方も何かスッキリしないし切ないけれど、だからこそ現実味があって、心に残る一冊になりそうです。
月と蟹 Amazon書評・レビュー: 月と蟹より
4163295607
No.44
(5pt)

心に残る一冊

子供時代の思い出したくないような感情描写やヤドカリへの虐待など、苦しくなる場面も多いですが、こういう思いをどこかに抱えて子供時代を過ごした人は多いと思います。終わり方も何かスッキリしないし切ないけれど、だからこそ現実味があって、心に残る一冊になりそうです。
月と蟹 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 月と蟹 (文春文庫)より
4167838664
No.43
(4pt)

少年の愛憎の日々

少年の愛憎の日々を描いた作品。友情の脆さと儚さ、恋のときめきと嫉妬、大人への不信といった感情が作品いっぱいにつめこまれている。

気持ちがひび割れていく様の描写の細やかさが秀逸。祈りと称しヤドカリを残酷にいたぶるシーンが繰り返されるのだが、子供ってそういうものと思いつつも、小動物が苦手なので気分がよろしくない。

お話しの内容が暗い上に文章の書きっぷりがどんよりで、読み進めながら気が重くなってしまった。それだけに、子供を卒業する日が近づいた少年の成長物語としてリアルではある。【直木賞】
月と蟹 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 月と蟹 (文春文庫)より
4167838664
No.42
(5pt)

期待以上!

この作家の作品とは初めての出会い。
期待していた以上の面白さで、一気に読み終えました!
緻密な描写で、映像が浮かび上がるようでした。
月と蟹 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 月と蟹 (文春文庫)より
4167838664
No.41
(5pt)

期待以上!

この作家の作品とは初めての出会い。
期待していた以上の面白さで、一気に読み終えました!
緻密な描写で、映像が浮かび上がるようでした。
月と蟹 Amazon書評・レビュー: 月と蟹より
4163295607
No.40
(5pt)

人は厄介を背負って生きていく

好きか嫌いかと聞かれると、ハッキリ好きとは言えない小説ですが、子供の無邪気とも言える残虐性がヤドカリとの関わりを通して独特に描かれている作品で、いつの間にか不思議と引き込まれていました。読み手によって味わい方も違うと思います。最後は完結というわけでも、予想外の帰結というわけでもなく、今までに味わったことのない後味がありました。生き物の生態性と子供を通しての人間性が交互に描かれている辺りは上手だと思います。私的には表現力もさることながら、直木賞受賞受賞作品として頷ける作品です。
月と蟹 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 月と蟹 (文春文庫)より
4167838664