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禁忌装置



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【この小説が収録されている参考書籍】
禁忌装置 (角川ホラー文庫)

禁忌装置の評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

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謎の数字の羅列、そのメールを受け取った人は自殺する。
地元に広がる奇妙な噂。高校生の津田楓は目の前で親友が地面に潰れるのを見る。
傍らに握られた携帯には例の数字。やがて津田楓は死んだはずの親友の声を聴くようになる・・・。

長江俊和さんのデビュー小説「ゴーストシステム」の改題。
数字の羅列が書かれたメールが自殺のトリガーになっているという都市伝説要素。そしてその数字の羅列の意味を探る暗号要素。そして死者の声が蘇り、死後の世界を主張してくるオカルト要素。久々にがっつりホラーでしたね。

りーり
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No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

禁忌装置の感想

長江氏の小説家デビュー作「ゴーストシステム」を加筆・修正のうえ改題。元作品からは大幅に変わっているようです。
氏の「禁止」シリーズの元となった作品らしく、死後の世界、死とは何かを考えさせてくれるある意味奥深い作品。あぁ、この世界観から「禁止」シリーズが生まれて来たのかと、感慨深いものが感じられます。
ホラーとSFが融合したミステリといった内容で、特に後半はSFの要素が濃くなってきます。そういう意味では「禁止」シリーズのようなリアリティはゼロ。恐怖とともに死というものを考えよう、とテーマを与えてくれたような気がします。
可能であれば「ゴーストシステム」との違いも体感してみたいと思いました。

本好き!
ZQI5NTBU

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