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金田一くんの冒険2 どくろ桜の呪い



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【この小説が収録されている参考書籍】
金田一くんの冒険 2 どくろ桜の呪い (講談社青い鳥文庫)

金田一くんの冒険2 どくろ桜の呪いの評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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No.1:
(7pt)

金田一くんの冒険2 どくろ桜の呪いの感想

金田一小学生編の第二弾。
小学生読者をターゲットとしたミステリ作品として非常にバランスが良い作品だと感じます。

黒板に大きく描かれた落書き事件から始まり、『どくろ先生』『どくろ桜』と言った学校の七不思議を交えたイタズラ事件の謎を冒険クラブの金田一が挑むという流れ。小学生視点で考えれば、普段の学校内で起きた黒板の落書きだけでも事件ですし、"どくろ"の気味悪さに怖がったり、友達との調査は立派な冒険で、小学生の雰囲気をとても感じます。大人なら単純で気づきそうなネタなのですが小学生だからこそ不思議な怪談となる仕掛けのバランスがとても良かったです。『どくろ先生』のネタはこの点がとても巧いと思います。
一方難を示すと金田一知らずの大人が読んでも物足りない作品です。謎解き好きな小学生向けか、金田一ファンの読者がターゲットですね。
事件の結末や背景も、本作は後味よく綺麗に収束させているのも巧いです。

シリーズファンとしては千家君登場が感慨深い。
千家君は生徒会長とはいえ小学生とは思えない立派な振る舞いでした。ここは小学校から生徒会制度があるのか。とか思いながら読書。
相変わらずの金田一で楽しめました。

▼以下、ネタバレ感想

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