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金田一くんの冒険1 からす島の怪事件



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初公開日(参考)2018年01月
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長編小説

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金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)

2018年01月11日 金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)

金田一一(はじめ)は、不動小学校の6年生。ふだんはおバカなことばかりしているけど、名探偵といわれたじいさんゆずりの推理力をもっている。 夏休み、はじめたち『冒険クラブ』の一行は、金銀財宝がねむるという、からす島に行くことに。 島に到着したはじめたちは、大学教授からこの島に伝わる島姥伝説を聞く。言い伝えによれば、島姥はからす島をあらしにきた人間をつかまえて殺し、たべてしまう妖怪だという。 そして調査を開始したはじめたちのまえに、おそろしい姿をした島姥があらわれて--。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

金田一くんの冒険1 からす島の怪事件の総合評価:9.17/10点レビュー 6件。Cランク


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(7pt)

金田一くんの冒険1 からす島の怪事件の感想

金田一少年の事件簿の小学生編が青い鳥文庫の児童書でスタート。
青い鳥文庫は全漢字にルビが振ってあり、ミステリ特有の殺伐とした雰囲気は抑えられていますので、子供が読んでも大丈夫なミステリとなります。

小学6年生の金田一一と七瀬美雪の幼馴染の距離感は相変わらず。というか昔からずっとなのですね。学校内での金田一のふざけている姿、ふとした1コマで見せる推理、テンプレのような展開がいつもの金田一で微笑ましい。児童書でミステリとなると日常の謎か、冒険物か、vs怪盗物かと思う所ですが、本作はストレートに冒険もの。金田一が所属する冒険クラブの担任が古い宝の地図を入手。夏休みに宝探しをしようとクラブ一行が合宿に行く流れ。
合宿先の蝶の形をした烏島(からすじま)にて宝探しのはずが、姥捨て山の伝承に似せた島姥の怪物が現れ島はパニック。児童書ではありますが、歴代金田一作風のおどろおどろしい雰囲気は、島姥の怪物で健在。島で何が起きているのか?を金田一くんが挑みます。

ミステリ好きの大人が読むと、特に真新しい要素や驚きがあるわけでは無いと感じますが、児童書・小学生向けのミステリとしては読み易くて分かり易く、冒険心、ちょっと怖い所、大団円の気持ちよさと扱うテーマのバランスはとても良いです。ターゲット層に合わせた作品作りだと思いました。

金田一好きとして残念なところは「読者への挑戦」がなかった事。
「謎は、すべてとけた。」の名セリフは健在ですが、金田一少年シリーズといえば真相が解けたタイミングで、読者へ謎の要点を問いかけ、事件を再考する幕間がありましたが、今回無かったのが寂しい。謎を列挙して「この島で何が起きたのか君は分かるかな?」ぐらいの出題ページが欲しかったです。

事件の真相より、宝の意味を含む、島姥伝説の解釈が面白かったです。
なにはともあれシリーズ続編楽しみです。

▼以下、ネタバレ感想

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No.5:
(4pt)

児童文学版金田一

金田一が好きでこちらを購入して読破しました。児童文学なのでトリックや事件の面白さは
あまり期待していませんでしたが、意外や意外
予想以上に面白いというか案外ガチの内容で
地図はあるし、地形もお覚えたり、
犯人が当てられず仕舞いです。
とはいえコレは児童文学なので普段の過激なものは無くどちらかといえばコナンくんみたいな
感じでした。
金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)Amazon書評・レビュー:金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)より
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No.4:
(5pt)

面白い

やっぱり面白い
金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)Amazon書評・レビュー:金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)より
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No.3:
(5pt)

楽しめます。

子供向けの作品という事ですが、中身はしっかり金田一しています。謎解きの要素も子供向けということで、複雑すぎず分かり易いし、物語的にもホロッとさせるシーンもあったりして、上手く出来た良い作品だと思います。金田一少年の事件簿の一連の作品にありがちな凄惨なシーンは子供向けということもあり一切出てきませんので、お子様にも安心してお読みいただけると思います。
金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)Amazon書評・レビュー:金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)より
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No.2:
(5pt)

面白い

小学生の設定ということもあり、読みやすくて一気に読みました。
金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)Amazon書評・レビュー:金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)より
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No.1:
(5pt)

美雪ちゃん視点ですすむ児童書版。

美雪ちゃん視点ですすむ児童書版。

そもそも小学校中学年(3、4年)からの本なので、スプラッタ的なものはないという点はご了承くださいですね。

本編や小説版では一ちゃん視点や犯人視点、あるいは第三者の客観的な文でナレーションされることが多いですが、こちらでは美雪ちゃんが語る方式で進みます。
そういえば以前金田一少年の記念本だかで天樹先生が「漫画も最初は美雪のナレにしたけど、漫画だから主人公が語れ」みたいな指摘を受けて一ちゃん語りにしたという話を聞いたことがありますが、児童書という新しい形に際してヒロイン(というよりワトソン的助手)の語りを再び選んでみた感じなのでしょうか?

美雪ちゃんが優等生なのは昔からということもあって、確かに小学生の一ちゃんが語るより解りやすいかも(笑)
また、一ちゃんとゲストヒロインとの関係にやきもきしたり、推理モードの格好良さに惚れ込んだりと、普段あまり描かれない美雪ちゃんの心情が伝わるのも楽しいですね。

ストーリーは製品説明欄にもあるかと思いますが、冒険クラブという活動の一環で、八丈島の先、烏島にお宝探しに向かうというもの。しかしそこには島姥という恐ろしい化け物がいて…?
小学生時代でも、VS怪人なのは相変わらずのようです(笑)
イメージとしては、墓場島と天草財宝の掛け合わせという印象。あくまで場の雰囲気であって、トリックとか動機とかは違いますが。

小学生向け、また犯人たちのこともあって、さほど複雑怪奇というわけではないんですが、シンプルだからこそ光るトリック…かも。
被害者?たちのほうが悪人というのも金田一の伝統ですね。

大人が読んでも楽しめますが、金田一好きとしては以下2点だけ気になりました。
1つ目は容疑者というか登場人物の紹介欄の絵。
小説版だと一応全員出してくれるのですが、青い鳥文庫の場合は金田一サイドの幾人かのみとなっています。
物語中の挿絵としては出てくる人もいるのですが、どの絵がどのキャラなのかっていう意味で、人物紹介にちゃんと出して欲しいなあという感じ。
ところで高瀬教授の絵がどうみても50代には思えないんですが、小学生の美雪ちゃんからするとそのぐらいに見えるということなんでしょうか…?w

2つ目は、美雪ちゃん曰く「一ともっとも仲が良い草太くん」に絡めて。
ぶっちゃけ、草太くん最近は漫画でも過去話に絡んで出てきているので、登場することは良いんです。美雪ちゃんが仲良さそうに見えるのも理解できます。
が。
そこはやっぱり、千家くん出して欲しいなあ。みたいな。
犯人だから過去まで出るなってのは、なんか違うと思うんですよね。一ちゃんにとって真相を暴くのが辛かった犯人の代表格なんですから、良き友人としてのエピソードを増やしてもっと煽ってくださいよ。ぐらいの気持ちがあります。
逆に過去に絡んでこないって、本当に友人なのか疑わしくなり、帰って魔犬の森の辛さが薄れてしまう気がするのが嫌かなーと(平和なところでのみ絡んでる?w)。

とはいえ、星1つ削るほど酷くはないので5つのままで。
今作は冒険1ということで、2以降も楽しみにしたいと思います。
そういえば今作では姥捨て山の逸話に絡めての話でしたが、今後も何かの伝説や逸話に絡めた展開になるのでしょうか?
逸話のオチを知っている人には推理材料になるでしょうし、知らない人にはちょっとしたトリビアになるので、そういう意味でも児童書として良い印象です。
金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)Amazon書評・レビュー:金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)より
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