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金田一くんの冒険2 どくろ桜の呪い



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初公開日(参考)2018年06月
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長編小説

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金田一くんの冒険 2 どくろ桜の呪い (講談社青い鳥文庫)

2018年06月07日 金田一くんの冒険 2 どくろ桜の呪い (講談社青い鳥文庫)

大人気マンガ「金田一少年の事件簿」のオリジナルストーリー、第2弾! ある日、はじめたちが登校すると、6年生の各クラスの黒板に謎の文字が記されていた。はじめが暗号を読み解くと、どうやら『どくろ桜』に関するものらしい。 花が咲くと、どくろの顔に見えて、生徒たちから気味悪がられている『どくろ桜』。その木の下には、どくろ先生に食べられた生徒の骨が、たくさんうまっているという--。 『どくろ桜』にまつわるうわさを調査し始めた冒険クラブに、次々と恐ろしいできごとが起こる!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

金田一くんの冒険2 どくろ桜の呪いの総合評価:9.00/10点レビュー 3件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

金田一くんの冒険2 どくろ桜の呪いの感想

金田一小学生編の第二弾。
小学生読者をターゲットとしたミステリ作品として非常にバランスが良い作品だと感じます。

黒板に大きく描かれた落書き事件から始まり、『どくろ先生』『どくろ桜』と言った学校の七不思議を交えたイタズラ事件の謎を冒険クラブの金田一が挑むという流れ。小学生視点で考えれば、普段の学校内で起きた黒板の落書きだけでも事件ですし、"どくろ"の気味悪さに怖がったり、友達との調査は立派な冒険で、小学生の雰囲気をとても感じます。大人なら単純で気づきそうなネタなのですが小学生だからこそ不思議な怪談となる仕掛けのバランスがとても良かったです。『どくろ先生』のネタはこの点がとても巧いと思います。
一方難を示すと金田一知らずの大人が読んでも物足りない作品です。謎解き好きな小学生向けか、金田一ファンの読者がターゲットですね。
事件の結末や背景も、本作は後味よく綺麗に収束させているのも巧いです。

シリーズファンとしては千家君登場が感慨深い。
千家君は生徒会長とはいえ小学生とは思えない立派な振る舞いでした。ここは小学校から生徒会制度があるのか。とか思いながら読書。
相変わらずの金田一で楽しめました。

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egut
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No.2:
(5pt)

良く出来た作品です。

子供向けとのことですが、バランス良くまとまった良い作品です。登場人物の中には、本家金田一少年の事件簿ファンにはお馴染みの名前がチラホラと・・。この辺りも実にうまい演出です。また、今作品においても、お約束のトリックや事件にまつわる過去の因縁、ラストには思わず目頭が熱くなるストーリー展開など、しっかりと金田一しています。ただ、子供向けという事で、トリックの謎解きは割と簡単だったかもしれません。それと今回の舞台が学校内だったのですが、教室や校舎の配置についての描写が文章だけだったので、いまいち解りずらいと感じました。校舎の配置図などの挿絵を加えても良かったのではないでしょうか?気になった点はその程度です。結構楽しめました。
金田一くんの冒険 2 どくろ桜の呪い (講談社青い鳥文庫)Amazon書評・レビュー:金田一くんの冒険 2 どくろ桜の呪い (講談社青い鳥文庫)より
4065117496
No.1:
(5pt)

千家くん登場!!本当にありがとうございます。

そんな第2作です。
事件の真相については秘密ですが、千家くんが出ている以外の情報は欲しくない!という方は念のため回避を。

んー、強いて原作派の方へ気になる点を挙げるとすれば
・レギュラーではない
・金田一のライバル?
・美雪に片思い?
ですかね。

まずレギュラーの件は、登場人物紹介に名がない&今回の事件に関しても描写があまりない(そもそも冒険クラブに入っていない)などのことからもわかります。個人的には 今後の登場にも期待したいですがどうかな。
続いて金田一のライバル?ですが、今回の事件について、一ちゃんとは別に調べようとします。ただ、あくまで一ちゃん側の解決のみで、出番が少ないのと被りますが、千家くん側の進捗というとあんまり感じないかも。
そして最後。こちらはあくまで千家くんの行動から美雪ちゃんが受ける印象とか周囲の冷やかしなので、実際に口にしたわけではありません。
まあ確かに、利緒さんと出会うのが高校になってからなので、それまでは評判の高い美雪ちゃんにというのはアリですよね。

しかしとはいえ。
生徒会長とかさすがか!っていう(笑)
親が弁護士でしたっけ彼?んで、後継ぐ予定だったので渋々首吊り学園に通っていたという話でしたが、弁護士になれるだけの要素がやはりあったのかと。
(まあひどい話ですが、そうでなければ魔犬になれるかって話でもあります)

最初ちょっと、1巻で出てきた中村くん(こいつが副会長ってのもすごい)っぽい、エリートイヤミさがあるんですが、一ちゃんの推理には納得で、自分の非は素直に認めるとか、本当、良い子なんです゚゚(゚'Д`゚)゚

…千家くんだけで暴走してしまいましたが事件に関しても少し。

今回は学校怪談ですね。
怪人名は「どくろ先生」で、彼が埋めた桜の木が、遊具設置に伴って切り倒されることになるんですが、彼はそれをよしとせず、学校を脅すような感じに…。と。

しかし一方で、教育実習生としてゲストが3人ほど出てくるのですが、彼らの中に「小学生にして○人を犯してしまった」人がいるというのが本題。例によって怪人そのものは隠れ蓑というか。
ただまあ青い鳥文庫ですし、そうでなくても不穏当な表現なので、それがどういう意味を含んでいるのか、を、じっくり推理していただければと思います。

エンディングはこちらも例のごとく?金田一少年の慈悲溢れる采配なのでご安心ください(笑)
まあ事件そのものも1巻同様…いやうんそれはぜひドキドキハラハラしてください。

そういえば、今回姥捨て山のような逸話とのコラボはなかったなあ。
あれ良かったのに。まあなかなか結びつけるのも大変かと思いますが、3巻以降でまた期待したいです。
金田一くんの冒険 2 どくろ桜の呪い (講談社青い鳥文庫)Amazon書評・レビュー:金田一くんの冒険 2 どくろ桜の呪い (講談社青い鳥文庫)より
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