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スパイ・シンカー



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【この小説が収録されている参考書籍】
スパイ・シンカー (光文社文庫)

スパイ・シンカーの評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

史上最長のスパイ小説の解決篇

1983年の「ベルリン・ゲーム」から始まった超大河スパイ・ミステリーの完結編。全7冊(「ヴィンター家の兄弟」を含む)、日本語訳400字詰めで約8100枚という「史上最長のスパイ小説」のさまざまな謎が解き明かされている。
本書は、主人公バーナード・サムソンの一人称で語られてきた「ゲーム」「セット」「マッチ」「フック」「ライン」の5作品とは異なり、第三者視点から壮大なスパイ・ストーリーの全貌を明かしているのが最大の特徴。前5作品で展開された作戦の裏側、誰が何を目的に、どう仕掛けていったのか、その過程でどんなドラマが生まれたのかを教えてくれる。
従って、前5作を読んでいないと面白さは半減してしまうが、逆に言うと、前5作を読んでさまざまな疑問を抱えてきた読者は明快な答えが得られて、すっきりするだろう。

iisan
927253Y1

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