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【笹本稜平】
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偽りの血の評価:
6.00/10点 レビュー 1件。 D ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
偽りの血の感想
一人称のハードボイルドで、終盤は山岳冒険小説のおまけ付き。気取った言い回しが良い雰囲気を出しています。しかし全体としては物凄く勿体なくて、傑作になり損ねた作品だと思います。まず父親、義母の性格設定が行き過ぎ。それから、敵と味方の書き分けがはっきりし過ぎてひねりが無い。登場人物が相互に絡み合わず、バラバラに放って置かれるのでそうなるんでしょうか。終盤の怒涛の展開も強引に幕を引いた感じで、伏線を全部回収する気持ち良さとか、大団円のカタルシスとか、すべて無くした絶望的な哀しさ等の余韻がなにも無い。せめてもう少し冬山でガンガン戦って欲しかった。好きなジャンルなんで本当に残念です。
一人称のハードボイルドで、終盤は山岳冒険小説のおまけ付き。気取った言い回しが良い雰囲気を出しています。しかし全体としては物凄く勿体なくて、傑作になり損ねた作品だと思います。
まず父親、義母の性格設定が行き過ぎ。それから、敵と味方の書き分けがはっきりし過ぎてひねりが無い。登場人物が相互に絡み合わず、バラバラに放って置かれるのでそうなるんでしょうか。終盤の怒涛の展開も強引に幕を引いた感じで、伏線を全部回収する気持ち良さとか、大団円のカタルシスとか、すべて無くした絶望的な哀しさ等の余韻がなにも無い。
せめてもう少し冬山でガンガン戦って欲しかった。好きなジャンルなんで本当に残念です。