旅に出られる。人に会える。

45万部超のヒット作となった『傍聞き』の表題作で、主人公を務めたシングルマザー刑事の啓子と、一人娘の菜月。

私が救ったのは、天使か、悪魔か――。 殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。

今日も個性豊かな住民たちが集う、にぎやかな食卓。 古い建物だが、格安の家賃が魅力の下宿屋「猫目荘」。

昼間は蝙蝠、夜だけ人間。牙がないから血も吸えない。

青春は気まずさでできた密室だ――。 今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。

「ここで始めたい、もう一度」。星がつないだ、心ふるえる大人の青春物語。

ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。

社会派エンターテインメントの雄が贈る衝撃作 「わたしたちの過去も現在も未来も写しとられている。

読めば、本編が100倍楽しめる! 推しキャラのエピソード満載の番外編。

５人の作家が「ありえない出会い」をテーマに描く青春短編集。

「ひとりの生活」をテーマにした6名の女性作家によるオール書き下ろし競作集。物騒なので番犬のレンタルサービスを始めた女性。

御留守居役を勤める五千石の旗本・坂東の側室綾乃は、坂東に酷い仕打ちを受けていたが、雪の降るある夜、意を決して家を飛び出した。

「金がないことがこんなに心細く、息苦しいとは思わなかった」。

六年付き合った彼氏に手酷く裏切られたＯＬ・麻友が出会ったのは「合法復讐屋」エリス。

あなたのお悩み、公民館のヒーローたち(全員お年寄り)が解決します。

お金も場所も伝手もない。

お客さまに夢を与え続けた遊園地――。

いつもいい子を演じてしまい、そんな自分を好きになれないさくら。

島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になることを夢見た僕らの末路は……(「#拡散希望」)。

転校生の彼と出会い、諦めがちだった性格が変わっていく女の子（『ラストメッセージ』望月くらげ）、「月がきれい」と呟き、付き合うことになったふたり（『十六夜の月が見ていた』犬上義彦）、毎日記憶を失ってしまう彼女に真っすぐ向き合う男の子（『こぼれた君の涙をラムネ

付き合って十ヶ月、ずっと交換日記を続けている希美と瀬戸山。

静かな海辺の街で暮らす和佐泉は、日課の海岸散歩中に出会った男の風貌に思わず息を呑む。

警視庁暴力団対策課の刑事の妻であり、娘でもある仲野誓はある日、同じ課で働く夫の賢治が銃撃されてしまう。

他人のものばかり欲しがるあの子。いるはずのない住人の気配。

天久鷹央。天医会総合病院、 統括診断部の部長を務める彼女は、 明晰な頭脳と圧倒的な知識で、あらゆる疾患を看破する。

自分の消費期限は、もう切れているのか── 小学生でデビューし、天才の名をほしいままにしていた小説家・綴喜文彰(つづき・ふみあき)は、ある事件をきっかけに新作を発表出来なくなっていた。

「働くのはキライ」だけど、この賑やかなキッチンで働くのは悪くないかも? 新卒で入った会社を1年で辞め、無気力に過ごしていた28歳の米田亜美。

旅は猫連れ。

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。

いとや手芸用品店を営む木綿子は、35歳になった今も恋人がいたことがない。

二つの傷跡。抜かれた血液。

著名な小説家フローラ・コンウェイの幼い娘がニューヨークの自宅アパートメントから消えた。

その“呪い”に共感しましょう――。

閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。 愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

高齢者が国民の三割を超え、破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法案」を強行採決。

神田川病院に赴任した女医の黒田摩周湖は、二人の末期癌の女性患者をみている。

５２ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一頭だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。

皆が望む、「いい子」を演じていた。 あの家族に出会うまでは――。

ソ連時代のバルト三国・エストニアに生まれたラウリ・クースク。

千葉県松戸市の結婚相談所でアドバイザーとして働くシングルマザーの平山亜紀は、仕事で顧客とトラブルを起こして以降、無言電話などの嫌がらせに苦しめられている。

学生はワンコインで食べられる夜食専門店。

終わらない夏が終わるとき、あなたはきっと、涙する。 時を遡ることができたなら。

『爆弾』『スワン』の気鋭が放つ、超弩級のミステリ短編集 「ぴったりくる隙間」を追い求める広美は、ひとりの男に目を奪われた。