ニュージャーナリズムの旗手が、バーボングラスを傾けながら贈るスポーツ、贅沢、賭け事、映画などについての珠玉のエッセイ15編。

最強のクライマーとの呼び声も高い山野井泰史。

フォトジャーナリズムの世界でもっとも有名かつ最高峰といわれる「崩れ落ちる兵士」。

「この稀有な旅人のことを、どうしても書きたい」。 「旅」の真髄に迫る、九年ぶりの大型ノンフィクション。

三島由紀夫、モハメッド・アリ、向田邦子、山本周五郎……。

開けてごらん「旅の窓」を 感じてごらん「心の窓」で 私にとってカメラを持つことの最大の効用は、世界に「つまらない場所」というのが存在しなくなったことであるーー。

離婚した夫が連れ去った息子を取り戻してほしい。―スペンサーにとっては簡単な仕事だった。

世界のクライマーから「ホワイト・タワー」と呼ばれ、恐れられた山がある。

デリーからロンドンまで、2万キロの道のりを乗合いバスで旅してやろう!26歳の〈私〉は、ある日思い立つとあり金をかき集め、旅に出た。

カトマンドゥの裏街でカメラマン・深町は古いコダックを手に入れる。

スペンサーとの運命的出会いから十年―自閉症の少年から、ダンサーとしてすっかり成長したポールが新たな問題を抱え、スペンサーの前に現れた。

恋人の命を奪ったK2。男は過去に立ち向かうため、この山へ還ってきた。

川崎で起きた殺人事件の現場に遺されたDNAが指し示すのは、十八年前に代官山で起きたカフェ店員殺人事件の“冤罪”の可能性……。

昭和初期、ヒマラヤ征服の夢を秘め、限られた裕福な人々だけのものであった登山界に、社会人登山家としての道を開拓しながら日本アルプスの山々を、ひとり疾風のように踏破していった“単独行の加藤文太郎”。

スーザンがカウンセリング指導をしている少女エイプリルが姿を消した。

背中から銃撃され、ホークが瀕死の重傷を負った。彼が護衛していた賭け屋一家も殺され、ホークは静かに復讐を誓う。

ボストン北方の町スミスフィールドで建設業を営むロジャー・バートレットの息子が家出して一週間たった。

ボストン郊外のハイスクールでスキーマスクをした二人組による銃乱射事件が発生、生徒の少年二人が逮捕された。

男たちの財産を奪い、殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子。若くも美しくもない彼女がなぜ―。

【スペンサー最後の事件】　ボストンで新作映画を撮影中の人気スター、ジャンボ・ネルソンのホテルの部屋で、若い女性ドーン・ロパタが変死した。

夫の不貞の決定的証拠を掴んでほしい。依頼人の女性マーリーンはスペンサーにこう懇願した。

二十一歳の夏、作家志望の青年ブーンは、ジェニファとの恋を失った。

名門タフト大学の理事会がスペンサーに妙な依頼をしてきた。

名画盗難事件の裏で暗躍する謎の組織。依頼人を殺されたスペンサーがただ一人立ち向かう。

恋人のスーザンたっての願いで、スペンサーは彼女が理事を務める劇団の美術監督を尾ける不審な影の正体を探ることになった。

3月初めの寒い日、ボストンの街は異常な連続殺人の話題でもちきりだった。